JPS6379651A - 義歯の製造方法 - Google Patents
義歯の製造方法Info
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- JPS6379651A JPS6379651A JP61224107A JP22410786A JPS6379651A JP S6379651 A JPS6379651 A JP S6379651A JP 61224107 A JP61224107 A JP 61224107A JP 22410786 A JP22410786 A JP 22410786A JP S6379651 A JPS6379651 A JP S6379651A
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61C—DENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
- A61C13/00—Dental prostheses; Making same
- A61C13/12—Tools for fastening artificial teeth; Holders, clamps, or stands for artificial teeth
- A61C13/18—Presses for flasks
Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は義歯の製造方法およびその装置に関するもので
ある。
ある。
[従来技術]
歯を喪失したときは、それに代る義歯を使用しないと食
物を咬み砕くことができない。
物を咬み砕くことができない。
義歯は少なくとも次の要件を満足させるものでなければ
ならない。
ならない。
(a)装着したときに痛くないこと、
(b)食物を十分に咬み砕くことができること、(C)
装着したときに異和感がないこと、(d)発音に支障が
ないこと、即ち筋肉の動きを邪魔しないこと、 (e)食物を飲み込むときに支障がないこと、である。
装着したときに異和感がないこと、(d)発音に支障が
ないこと、即ち筋肉の動きを邪魔しないこと、 (e)食物を飲み込むときに支障がないこと、である。
従来このような義歯を製作するための方法は次の通りで
ある。
ある。
■患者の口腔に合わせて、製作しようとする義歯床と同
形の蝋原型を作り、その顎堤上に人工歯を配列する。
形の蝋原型を作り、その顎堤上に人工歯を配列する。
■一方、上下二個の金属枠と底蓋及び上蓋の四部分に分
割できる金属製容器(以下フラスコという)の下部分の
金属枠と底蓋を組合わせたものに、水で泥状に混和した
石膏練和物を充填し、その中にwA原型をその表面が没
入しない程度に埋没させる。
割できる金属製容器(以下フラスコという)の下部分の
金属枠と底蓋を組合わせたものに、水で泥状に混和した
石膏練和物を充填し、その中にwA原型をその表面が没
入しない程度に埋没させる。
0)石膏練和物が乾燥固化するのを待ってその表面に分
離剤を塗布し、これにフラスコの上部金属枠を重ね、更
にその中に同じく泥状の石膏練和物を一杯に注入して蝋
原型を完全に埋没させ、その後上蓋を被せてフラスコの
四部分を止め金等で固く閉じ、暫くそのままの状態で置
いておく。
離剤を塗布し、これにフラスコの上部金属枠を重ね、更
にその中に同じく泥状の石膏練和物を一杯に注入して蝋
原型を完全に埋没させ、その後上蓋を被せてフラスコの
四部分を止め金等で固く閉じ、暫くそのままの状態で置
いておく。
■石膏練和物が乾燥固化するのを待ってフラスコを熱湯
中に沈没させて内部の蝋を軟化させ、フラスコを熱湯か
ら取り出して上下に開くと配列した人工歯は固化した石
膏中に立った状態で固着しており、蝋原型は軟化して形
を失い、蝋を熱湯で洗い流すと固化した石膏中に蝋原型
と同形同寸の窪みが残る。
中に沈没させて内部の蝋を軟化させ、フラスコを熱湯か
ら取り出して上下に開くと配列した人工歯は固化した石
膏中に立った状態で固着しており、蝋原型は軟化して形
を失い、蝋を熱湯で洗い流すと固化した石膏中に蝋原型
と同形同寸の窪みが残る。
[有])この窪みに合成樹脂のモノマー液とポリマー粉
末を柔らかい餅状に練和して充填し、再度フラスコの上
下二組を合わせて固く閉じ、再びこれを熱湯中に沈没さ
せるとフラスコ内部の合成樹脂練和物は熱湯の熱伝導を
受けて化学反応を促進し、その中に含まれる七ツマ−と
ポリマーは完全に重合して硬化する。その後、フラスコ
を熱湯中より取り出しフラスコ中から固化した石膏の塊
を取り出し、これを破壊すると硬化した合成樹脂の義歯
°床に人工歯が固着した義歯が得られる。
末を柔らかい餅状に練和して充填し、再度フラスコの上
下二組を合わせて固く閉じ、再びこれを熱湯中に沈没さ
せるとフラスコ内部の合成樹脂練和物は熱湯の熱伝導を
受けて化学反応を促進し、その中に含まれる七ツマ−と
ポリマーは完全に重合して硬化する。その後、フラスコ
を熱湯中より取り出しフラスコ中から固化した石膏の塊
を取り出し、これを破壊すると硬化した合成樹脂の義歯
°床に人工歯が固着した義歯が得られる。
[本発明が解決しようとする問題点]
第3図は、従来方法における合成樹脂練和物による義歯
の製造状態を示している。
の製造状態を示している。
上記したように従来法は、フラスコ内の石膏練和物中に
蝋原型を埋没し、石膏練和物を乾燥固化して下石膏型2
0を形成した後、下石膏型20の表面に分離剤を塗布し
、これにフラスコの上部金属枠を重ね、更にその中に同
じく石膏練和物を注入して蝋原型を完全に埋没させ、石
膏練和物を乾痛固化させて上石膏型24を形成した後フ
ラスコを上下に開くようにしている。この為、上下の石
膏型20,24に蝋原型によって形成された凹部22及
び凸部26と、該凹部22及び凸部2Bの周囲に形成さ
れた境界面202.240とが必然的に形成されること
になり、前記凹部22に合成樹脂練和物28を充填して
上下の石膏型20.24を合わせて義歯床を作る場合、
重合の際の膨張によって合成樹脂練和物の一部が上下の
石膏型20.24の境界面の間隙32には入り込み石膏
型20.24の間隔32を広げる為正確な義歯床を作る
ことが困難であった。
蝋原型を埋没し、石膏練和物を乾燥固化して下石膏型2
0を形成した後、下石膏型20の表面に分離剤を塗布し
、これにフラスコの上部金属枠を重ね、更にその中に同
じく石膏練和物を注入して蝋原型を完全に埋没させ、石
膏練和物を乾痛固化させて上石膏型24を形成した後フ
ラスコを上下に開くようにしている。この為、上下の石
膏型20,24に蝋原型によって形成された凹部22及
び凸部26と、該凹部22及び凸部2Bの周囲に形成さ
れた境界面202.240とが必然的に形成されること
になり、前記凹部22に合成樹脂練和物28を充填して
上下の石膏型20.24を合わせて義歯床を作る場合、
重合の際の膨張によって合成樹脂練和物の一部が上下の
石膏型20.24の境界面の間隙32には入り込み石膏
型20.24の間隔32を広げる為正確な義歯床を作る
ことが困難であった。
第2の問題点は、重合時に膨張によって義歯床を作る合
成樹脂練和物自体に生じるひずみを防ぐために上下のフ
ラスコに強圧を加える必要が生じるが、この強圧を加え
る装置は高価である。
成樹脂練和物自体に生じるひずみを防ぐために上下のフ
ラスコに強圧を加える必要が生じるが、この強圧を加え
る装置は高価である。
[問題点を解決するための手段]
上記問題点を解決するために講じた本発明の手段は次の
通りである。
通りである。
義歯の製造方法の発明については。
合成樹脂練和物または蝶で作られた精密仮義歯を石膏に
没入した後該精密仮義歯を除去して得られた、義歯が立
設している凹部に仕上り用合成樹脂練和物を充填し、該
仕上り用合成樹脂練和物を患者の顎の形状を陰象剤で取
って得られた陰型の凹部に石膏練和物を注入し乾燥固化
して得られた顎模型で押圧成形する義歯の製造方法であ
る。
没入した後該精密仮義歯を除去して得られた、義歯が立
設している凹部に仕上り用合成樹脂練和物を充填し、該
仕上り用合成樹脂練和物を患者の顎の形状を陰象剤で取
って得られた陰型の凹部に石膏練和物を注入し乾燥固化
して得られた顎模型で押圧成形する義歯の製造方法であ
る。
義歯の製造装置については、
基板と;基板に設置されるフラスコと;患者の顎模型を
保持する模型ホルダーと;模型ホルダーを着脱自在に取
りつける押圧板と;基板と押圧板との間隔を固定保持す
る固定保持手段と;を有するものである。
保持する模型ホルダーと;模型ホルダーを着脱自在に取
りつける押圧板と;基板と押圧板との間隔を固定保持す
る固定保持手段と;を有するものである。
精密仮義歯は、患者の■の形状を陰象剤で取って得られ
た陰型に石膏練和物を注入し乾燥固化して得られた顎模
型の上に合成樹脂練和物を盛ってR歯床を形成し、これ
に人工歯を並べて仮義歯を得、この義歯に粘膜調整剤を
充填して実際に顎に装着使用して得られるものである。
た陰型に石膏練和物を注入し乾燥固化して得られた顎模
型の上に合成樹脂練和物を盛ってR歯床を形成し、これ
に人工歯を並べて仮義歯を得、この義歯に粘膜調整剤を
充填して実際に顎に装着使用して得られるものである。
上記精密仮義歯には合成樹脂練和物の代りに蝋を使用す
ることもできるが、蝋は合成樹脂練和物にように強度が
ない為実際に使用して自然な状態を再現するのに十分と
はいえないうらみはある。
ることもできるが、蝋は合成樹脂練和物にように強度が
ない為実際に使用して自然な状態を再現するのに十分と
はいえないうらみはある。
しかし1合成樹脂練和物の場合は精密仮義歯床と人工歯
とを取り外し、更に再度精密仮親歯床と人工歯とを蝶で
接合する工程が必要であるが、当初から蝶で精密仮義歯
を作成した場合はその工程が不要となるために製造時間
が短縮できる効果がある。
とを取り外し、更に再度精密仮親歯床と人工歯とを蝶で
接合する工程が必要であるが、当初から蝶で精密仮義歯
を作成した場合はその工程が不要となるために製造時間
が短縮できる効果がある。
[実施例]
本発明の実施例を図面を参照しながら更に詳細に説明す
る。
る。
第1図は義歯の製造装置の斜視図、第2図Aは製造状態
を示す断面図、第2図BはX部拡大図である。
を示す断面図、第2図BはX部拡大図である。
本発明では義歯を作る工程は、A、仮義歯を作る工程と
、B、仮義歯から本義歯を作る工程とに大別できる。
、B、仮義歯から本義歯を作る工程とに大別できる。
A、仮義歯を作る工程
■患者の顎(歯茎)の形状を陰象剤でとって陰型を取り
、この陰型の凹部に石膏練和物を流し込み、1模型(患
者の顎と同じ形状の1模型)を作る。
、この陰型の凹部に石膏練和物を流し込み、1模型(患
者の顎と同じ形状の1模型)を作る。
■顎模型に歯茎状に合成樹脂練和物を盛り、仮義歯床を
作り、仮義歯床の上に所定の配置に人工歯を並べて植設
して仮義歯を作る。
作り、仮義歯床の上に所定の配置に人工歯を並べて植設
して仮義歯を作る。
■顎模型を取り除いて得られた仮義歯床の凹部に所要量
(患者によって異なる)の粘膜調整剤を充填して仮義歯
を患者に実際に使用してもらい、顎との当接面を自然な
状態で密着するように調整して正確な口腔及び1形を再
現形成する。以下これを精密仮義歯と称する。
(患者によって異なる)の粘膜調整剤を充填して仮義歯
を患者に実際に使用してもらい、顎との当接面を自然な
状態で密着するように調整して正確な口腔及び1形を再
現形成する。以下これを精密仮義歯と称する。
本義歯は、この精密仮義歯と可能な限り物理的に同一な
ものでなければならない。
ものでなければならない。
B、精密仮義歯から本義歯を作る工程
精密仮義歯から本a南を作る工程を、第1図。
第2図A、第2図Bを参照しながら説明する。
■精密仮義歯の凹部に石膏練和物を充填し正確な患者の
1模型40を作ると共に精密仮義歯を備えた1模型40
を模型ホルダー9に固定し、模型ホルダー9を装着ネジ
7で押圧板4に装着する。
1模型40を作ると共に精密仮義歯を備えた1模型40
を模型ホルダー9に固定し、模型ホルダー9を装着ネジ
7で押圧板4に装着する。
この1模型40は後述する石膏型44との境界面が形成
されていない。
されていない。
(ΦフラスコFの下面には三角形の頂点の位置に配置さ
れた三本の挿入ピンPが突設しである。−方義歯製造装
置の基板lには挿入ピンPを挿入する固定穴10,10
a、10bが形成してあり、フラスコFを基板1に固定
できるようにしである。又、基板1には、後述する精密
仮義歯を支えておく石膏台50を固定し、及び重合完了
後に叩いて石膏台50や石膏型44等を取外しやすくす
る為の貫通孔12が設けである。
れた三本の挿入ピンPが突設しである。−方義歯製造装
置の基板lには挿入ピンPを挿入する固定穴10,10
a、10bが形成してあり、フラスコFを基板1に固定
できるようにしである。又、基板1には、後述する精密
仮義歯を支えておく石膏台50を固定し、及び重合完了
後に叩いて石膏台50や石膏型44等を取外しやすくす
る為の貫通孔12が設けである。
そこでまず、石膏練和物を基板lの貫通孔12及びその
周囲に載せて石膏台50を作り、次いで石膏台50が固
まる前に押圧板4の両側に設けである貫通孔を形成しで
あるカラー5.5aに、支柱2,2aの上端に突設され
ているネジを刻設しであるガイドピン3,3aを貫通さ
せて装着し、止めネジ6.6aで押圧板4を固定し、石
膏台50の中に精密仮義歯の義歯46の先部を埋没させ
て乾燥固化する。その後押圧板4をガイドビン3.3a
から取除くと石膏台50の上には義14Bの型の窪みだ
けが残る。
周囲に載せて石膏台50を作り、次いで石膏台50が固
まる前に押圧板4の両側に設けである貫通孔を形成しで
あるカラー5.5aに、支柱2,2aの上端に突設され
ているネジを刻設しであるガイドピン3,3aを貫通さ
せて装着し、止めネジ6.6aで押圧板4を固定し、石
膏台50の中に精密仮義歯の義歯46の先部を埋没させ
て乾燥固化する。その後押圧板4をガイドビン3.3a
から取除くと石膏台50の上には義14Bの型の窪みだ
けが残る。
■一方取り外した精密仮義歯床を加熱して義歯46を取
除き、この義tN148を石膏台50の上の窪みに復元
固定した後、再度押圧板4をガイドピン3,3aに装着
して元の状態に復帰させる。その後精密仮義歯床と義歯
46との境目に溶かした蝋を僅かに落として精密仮義歯
床と義歯4Bとの空隙に目詰を行なう、このように精密
仮義歯床から義歯4Bを取除くのは■の工程で石膏型4
4に義歯46のみを残しやすくする為であり、精密仮義
歯床と義@4Elどの空隙に目詰を行なうのは、同工程
で石膏練和物に精密仮義歯を埋没させる際に石膏練和物
が精密仮義歯床と義歯46との間に入り込まないように
する為である。
除き、この義tN148を石膏台50の上の窪みに復元
固定した後、再度押圧板4をガイドピン3,3aに装着
して元の状態に復帰させる。その後精密仮義歯床と義歯
46との境目に溶かした蝋を僅かに落として精密仮義歯
床と義歯4Bとの空隙に目詰を行なう、このように精密
仮義歯床から義歯4Bを取除くのは■の工程で石膏型4
4に義歯46のみを残しやすくする為であり、精密仮義
歯床と義@4Elどの空隙に目詰を行なうのは、同工程
で石膏練和物に精密仮義歯を埋没させる際に石膏練和物
が精密仮義歯床と義歯46との間に入り込まないように
する為である。
次いで押圧板4をガイドピン3.3aから取り外した後
石膏台50を囲むようにしてフラスコFt−基板lに固
定し、精密仮義歯が取付けである押圧板4を再度ガイド
ピンク、3aに装着して精密仮義歯の義歯46の先部を
石膏台50の窪みに嵌合して元の状態に復帰させる。
石膏台50を囲むようにしてフラスコFt−基板lに固
定し、精密仮義歯が取付けである押圧板4を再度ガイド
ピンク、3aに装着して精密仮義歯の義歯46の先部を
石膏台50の窪みに嵌合して元の状態に復帰させる。
■フラスコF内に水で泥状に混和した石膏練和物を充填
し、石膏練和物の中に精密仮義歯を埋没させて乾燥固化
し、仮義歯の外形の凹部42を有する石膏型44を得、
石膏型44に義歯46のみを残した状態で精密仮義歯床
を構成している合成樹脂練和物及び粘膜調整剤を完全に
取除く。
し、石膏練和物の中に精密仮義歯を埋没させて乾燥固化
し、仮義歯の外形の凹部42を有する石膏型44を得、
石膏型44に義歯46のみを残した状態で精密仮義歯床
を構成している合成樹脂練和物及び粘膜調整剤を完全に
取除く。
■止めネジ6.6aを緩めて押圧板4を取除き石膏型4
4の凹部42で形成される空間部47に仕上り用合成樹
脂練和物52を余分に充填して再度押圧板4を取りつけ
1模型40の凸部48と凹部42との間にある仕上り用
合成樹脂練和物52を重合させる。
4の凹部42で形成される空間部47に仕上り用合成樹
脂練和物52を余分に充填して再度押圧板4を取りつけ
1模型40の凸部48と凹部42との間にある仕上り用
合成樹脂練和物52を重合させる。
この場合は第2図Bに示すように1模型40の凸部48
と凹部42で形成される空間部47に仕上り用合成樹脂
練和物52を余分に充填して重合させる場合、余剰の合
成樹脂練和物54は石膏型44と1模型40との当接部
49からはみ出すだけで1模型40を押し上げる作用は
しない。
と凹部42で形成される空間部47に仕上り用合成樹脂
練和物52を余分に充填して重合させる場合、余剰の合
成樹脂練和物54は石膏型44と1模型40との当接部
49からはみ出すだけで1模型40を押し上げる作用は
しない。
また、重合によって仕上り用合成樹脂練和物52が膨張
し1模型40を押し上げようとしても止めネジEt、E
taよって押圧板4は動かず1模型40も押し上げられ
ず、凸部48と凹部42の間隔は一定であり、内外面共
訳差のない義歯を得ることができる。
し1模型40を押し上げようとしても止めネジEt、E
taよって押圧板4は動かず1模型40も押し上げられ
ず、凸部48と凹部42の間隔は一定であり、内外面共
訳差のない義歯を得ることができる。
[発明の効果]
(1)従来方法の場合は、フラスコ内の石膏練和物中に
蝋原型を埋没し、石膏練和物を乾燥固化して下石膏型を
形成した抜工石膏型の表面に分離剤を塗布し、これにフ
ラスコの上部金属枠を重ね、更にその中に同じく石膏練
和物を注入して蝋原型を完全に埋没させ、石膏練和物を
乾燥固化させて上石膏型を形成した後フラスコを上下に
開くようにしている。この為、上下の石膏型に蝋原型に
よって形成された凹部及び凸部と、該凹部及び凸部の周
囲に形成された境界面とが必然的に形成されることにな
り、前記凹部に合成樹脂練和物を充填して上下の石膏型
を合わせて義歯床を作る場合1重合の際の膨張によって
合成樹脂練和物の一部が上下の石膏型の境界面の間隙に
は入り込み石膏型の間隔を広げる為正確な義歯床を作る
ことが困難であった。
蝋原型を埋没し、石膏練和物を乾燥固化して下石膏型を
形成した抜工石膏型の表面に分離剤を塗布し、これにフ
ラスコの上部金属枠を重ね、更にその中に同じく石膏練
和物を注入して蝋原型を完全に埋没させ、石膏練和物を
乾燥固化させて上石膏型を形成した後フラスコを上下に
開くようにしている。この為、上下の石膏型に蝋原型に
よって形成された凹部及び凸部と、該凹部及び凸部の周
囲に形成された境界面とが必然的に形成されることにな
り、前記凹部に合成樹脂練和物を充填して上下の石膏型
を合わせて義歯床を作る場合1重合の際の膨張によって
合成樹脂練和物の一部が上下の石膏型の境界面の間隙に
は入り込み石膏型の間隔を広げる為正確な義歯床を作る
ことが困難であった。
しかし本発明では上石膏型の代りに、患者の顎の形状を
陰象剤で取って得られた陰型の凹部に石膏練和物を注入
し、乾燥固化して得られた1模型を使用する為、従来方
法では必ず存在していた上下の石膏型の境界面がなくな
る。したがって重合の際の膨張によって合成樹脂練和物
の一部が蝋原型によって形成された凹部と1模型との間
から出てきても1模型を押し上げることがないので正確
な義歯床を有する義歯を作ることができる。
陰象剤で取って得られた陰型の凹部に石膏練和物を注入
し、乾燥固化して得られた1模型を使用する為、従来方
法では必ず存在していた上下の石膏型の境界面がなくな
る。したがって重合の際の膨張によって合成樹脂練和物
の一部が蝋原型によって形成された凹部と1模型との間
から出てきても1模型を押し上げることがないので正確
な義歯床を有する義歯を作ることができる。
(2)熱重合時の合成樹脂練和物の一部を積極的に外部
に逃がすことができるため、強圧をかけるプレス機械が
不必要であり、通常の技巧用プレス程度のプレス器が使
用でき、高価な装置を購入する必要がない。
に逃がすことができるため、強圧をかけるプレス機械が
不必要であり、通常の技巧用プレス程度のプレス器が使
用でき、高価な装置を購入する必要がない。
(8)低温かつ長時間の重合を行う為に仕上った義歯の
密度は大きく強度も従来法に比較して劣らない。
密度は大きく強度も従来法に比較して劣らない。
第1図は義歯の製造装置の斜視図、
第2図Aは製造状態を示す断面図、
第2図BはX部拡大図
第3図は従来方法における合成樹脂練和物による義歯床
の製造状態を示す説明図である。 (1):基板 (F): フラスコ (8)二枚型ホルダー (4):押圧板
の製造状態を示す説明図である。 (1):基板 (F): フラスコ (8)二枚型ホルダー (4):押圧板
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、合成樹脂練和物または蝶で作られた精密仮義歯を石
膏に没入した後該精密仮義歯を除去して得られた、義歯
が立設している凹部に仕上り用合成樹脂練和物を充填し
、該仕上り用合成樹脂練和物を患者の顎の形状を陰象剤
で取って得られた陰型の凹部に石膏練和物を注入し乾燥
固化して得られた顎模型で押圧成形する義歯の製造方法
。 2、基板(1)と;基板(1)に設置されるフラスコ(
F)と;患者の顎模型を保持する模型ホルダー(8)と
;模型ホルダー(8)を着脱自在に取りつける押圧板(
4)と;基板(1)と押圧板(4)との間隔を固定保持
する固定保持手段と; を有する義歯の製造装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61224107A JPS6379651A (ja) | 1986-09-22 | 1986-09-22 | 義歯の製造方法 |
US07/095,239 US4846682A (en) | 1986-09-22 | 1987-09-11 | Method of fabricating artificial dentures |
DE19873731610 DE3731610A1 (de) | 1986-09-22 | 1987-09-19 | Verfahren und einspannvorrichtung zum herstellen eines kuenstlichen gebisses |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61224107A JPS6379651A (ja) | 1986-09-22 | 1986-09-22 | 義歯の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6379651A true JPS6379651A (ja) | 1988-04-09 |
JPH0345654B2 JPH0345654B2 (ja) | 1991-07-11 |
Family
ID=16808647
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61224107A Granted JPS6379651A (ja) | 1986-09-22 | 1986-09-22 | 義歯の製造方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4846682A (ja) |
JP (1) | JPS6379651A (ja) |
DE (1) | DE3731610A1 (ja) |
Cited By (1)
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- 1986-09-22 JP JP61224107A patent/JPS6379651A/ja active Granted
-
1987
- 1987-09-11 US US07/095,239 patent/US4846682A/en not_active Expired - Fee Related
- 1987-09-19 DE DE19873731610 patent/DE3731610A1/de not_active Withdrawn
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Also Published As
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DE3731610A1 (de) | 1988-04-07 |
US4846682A (en) | 1989-07-11 |
JPH0345654B2 (ja) | 1991-07-11 |
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