JPS585087Y2 - トラクタ−におけるスタ−タ−の安全始動装置 - Google Patents

トラクタ−におけるスタ−タ−の安全始動装置

Info

Publication number
JPS585087Y2
JPS585087Y2 JP1978027850U JP2785078U JPS585087Y2 JP S585087 Y2 JPS585087 Y2 JP S585087Y2 JP 1978027850 U JP1978027850 U JP 1978027850U JP 2785078 U JP2785078 U JP 2785078U JP S585087 Y2 JPS585087 Y2 JP S585087Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clutch
clutch pedal
switch
starter
pedal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1978027850U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS53136424U (ja
Inventor
吉井喜平
Original Assignee
ヤンマー農機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ヤンマー農機株式会社 filed Critical ヤンマー農機株式会社
Priority to JP1978027850U priority Critical patent/JPS585087Y2/ja
Publication of JPS53136424U publication Critical patent/JPS53136424U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS585087Y2 publication Critical patent/JPS585087Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はトラクターにおけるスターターの安全始動装置
に関する。
すなわち、この種トラクターにおいては、キースイッチ
によりスターターを駆動してエンジン始動を操作するが
、その場合(ど変速ギヤが中立状態になっておらないで
間違ってそのままスイッチを入れたり、あるいは子供が
いたずらして入れたりすると、機体が発進して危険であ
るとともに機体部分を傷めるといった欠点があうた。
また、長期にわたる非使用蒔番ど、クラッチを接続状態
にしておくと、クラッチ板の吸湿性による湿気でクラッ
チの取付ボトト等に錆付が生じやすくなり、このためク
ラッチ面が解離しにくくなり、使用時にクラッチが切れ
なくなる°という状態が発生し、ムリにクラッチペダル
を踏み込むとクラッチ系統の部品を傷めるという欠点が
あり、本考案のスターター安全始動用のスイッチがつい
ていないものでは、キースイッチを入れると前述のよう
に不用意の機体発進をする危険性もあった。
これを防ぐには、長期の非使用時には、クラッチを断の
位置に保持しておくことが必要であり、従来は本体に常
時取付けられていないで、使用時のみクラッチ操作部に
はめ込んでクラッチを断に保つ方式の掛金が提案されて
いたが、使用時のみその金具をはめるため、保管が面倒
で金具自体を紛失する恐れがあり、その上本体に取付け
られていないのでその金具の存在を忘れ易く、また、ク
ラッチ板の摩耗により掛止距離が変更された場合には確
実に保持できないという欠点があった。
本考案は、それら欠点を解決するもので、クラッチペダ
ルを一定深さに安全に踏込むことができその深さにクラ
ッチペダルを踏込んでからでないとキースイッチを入れ
てもスターターの始動ができないように安全にし、クラ
ッチペダルにより直接にスイッチ体を作動できるととも
に、一定踏込深さに踏込んだクラッチペダルを引掛金具
により係止して非使用時に確実にクラッチを断の状態に
保つことができるよう好適に実施できるようにしたもの
で、とくにそのようにクラッチペダルを作動させること
ができるストツバ−1引掛金具およびクラッチ体を相互
に組付けて、ボルト等の取付部材により機体に取付け、
確実な支持ができるとともにまとめて簡単な取付構造に
し安価に提供できるよう工夫したものである。
次に、図面に示す実施例について説明する。
第1図は農用トラクターの側面図を示し、5は後輪、5
′は前輪、6はハンドル、7はサイドステップである。
1はクラッチペダルを示すが、該ペダル1の支持杆1′
は屈曲して支点Oを中心に回動でき、支持杆1′と同体
的に回動するアーム8にはターンバックル9を有するロ
ッド10の一端を連繋し、その他端をクラッチ作動アー
ム11に連繋して従来構造同様に構成する。
また、クラッチケース3′の後方にケース構造の機体3
部分を延設し、側断面が逆り形の支持金具Aにおける一
面a1側を、支持杆1′の側方における機体3の側面に
合わせてポルN2,12により機体3に固設し、その−
面a1の端部を外方に若干屈曲してストッパー2を形成
し、クラッチペダル1を踏込むとその側部下面がストッ
パー2に当接してそれ以上の踏込みが制限され、クラッ
チ操作ができるように構成する。
前記支持金具Aの他面a2を支持杆1′側へ延出して、
その他面a2に形成した孔13にはスイッチ体Bの支持
部14を挿通するとともにロックナツト15を螺合して
固定するように設け、他面a2より上方のスイッチ体8
.部分の先端にはスイッチ杆4を突設するが、該スイッ
チ杆4の先端部をストッパー2より前後方向に出退する
ように設け、クラッチペダル1が踏込まれてストッパー
2に接合する状態でクラッチペダル1の下面がスイッチ
杆4に接合し退入させてスイッチ作動させるとともにク
ラッチペダル1が離れるとスイッチ杆4が突出してスイ
ッチ作動を解除するように構成する。
また、スイッチ体Bの後部からコード16を延出し、キ
ースイッチによる接点をバッテリーからスターターの間
に接続して構成する公知構造の始動回路に前記コード1
6を接続して、前記スイッチ杆4が退入しスイッチ作動
をしないとキースイッチを入れても始動できないよう断
接する接点構造に構成する。
17は引掛金具で、前記支持金具Aの一面a1と機体3
の側面との間で下方のボルト12に挿通されて該ボルト
12を中心に回動できるように設け、第7図に示すよう
に、ストッパー2およびスイッチ杆4に接触しないがそ
の近傍まで踏込まれるクラッチペダル1に対し、ボルト
12中心に回動する引掛金具17の屈折部17′が上方
から係合して、クラッチペダル1をその位置に固持し、
非使用時に確実にクラッチを断の状態に保持できるよう
に構成する。
しかして、農用トラクターに搭乗するオペレーターがク
ラッチペダル1に足を載せて踏込むと、″クラッチ作動
アーム11が回動されてクラッチを切り作動できるが、
クラッチペダル1の側部がストッパー2に当接するとそ
れ以上踏込みができない制限を受け、各部に無理を生じ
ないクラッチ操作ができる。
エンジン始動に際して、クラッチペダル1を踏込まない
で、キースイッチを入れても、スイッチ杆4が退入操作
を受けていないのでスターターの始動回路は切断状態に
あり、エンジン始動はできない。
したがって、クラッチペダル1を踏込んでストッパー2
に当接するまで踏込むと、第5図および第6図に示すよ
うに、スイッチ杆4の先端をクラッチペダル1の下面が
押して退入させることになり、そこでキースイッチを入
れると、スイッチ4による接点とキースイッチによる接
点とがスターターの始動回路を接続して始してスタータ
ーを起動させることができる。
その場合に、間違って変速ギヤが中立でなくても、クラ
ッチペダル1の踏込みによりクラッチが切れておって安
全に始動させることができる。
このように本考案は、クラッチペダル1を一定踏込深さ
に制限するためのストッパー2部材に、クラッチペダル
1を一定踏込深さに制限した状態で係止させることがで
きる引掛金具1Tと、クラッチペダル1を一定踏込深さ
に踏込むと作動させることができるスイッチ体Bとを、
それぞれ組付けて、ボルト12等の取付部材により機体
3に取付け、前記引掛金具17によりクラッチを断状態
に保つことができるとともに、前記スイッチ体Bの作動
によりスタータ、−の始動回路を断接させるように構成
したから、クラッチペダル1がストッパー2に当るまで
踏込めば正確かつ安全にクラッチ作動をなすことができ
、その深さにクラッチペダル1を踏込んでからでないと
キースイッチを入れてもスターターの始動ができなくて
安全性を確保でき、踏込んで引掛金具1Tによりクラッ
チペダル1を係止しておくことにより、クラッチは、非
常用時には確実に断の状態に保つことができ、その上そ
の操作は本体にもとから取付けられている引掛金具を回
転させてクラッチペダルに嵌合するだげでよいので、極
めて簡単な方式ですぐれた機能性を有したクラッチの係
止装置をうることができ、その実用上の効果は特にすぐ
れている。
また、ストッパー2部材、引掛金具17およびスイッチ
体Bを相互に組付けてボルト12等の取付部材によりま
とめて機体に簡単に取付けることができるとともに確実
に支持ができ、簡単な取付構造にして安価に製作できる
特徴を有する。
【図面の簡単な説明】 図面は本考案の実施例を示し、第1図は農用トラクター
の側面図、第2図はその一部の拡大図、第3図は要部の
側面図、第4図は一部を破断して示す上面図、第5図お
よび第6図は作動説明図、第7図は他の状態の作動説明
図である。 1・・・・・・クラッチペダル、2・・・・・・ストッ
パー、11・・・・・・引掛金具、B・・・・・・スイ
ッチ体、12・・・・・・ボルト、3・・・・・・機体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. クラッチペダル1を一定踏込潔さに制限するためのスト
    ッパー2部材に、クラッチペダル1を一定踏込深さに制
    限した状態で係止させることができる引掛金具1Tと、
    クラッチペダル1を一定踏込深さに踏込むと作動させる
    ことができるスイッチ体Bとを、それぞれ組付けて、ボ
    ルト12等の取付部材により機体3に取付゛げ、前記引
    掛金具17によりクラッチを断状態に保つことができる
    とともに、前記スイッチ体Bの作動によりスターターの
    始動回路を断接させるよ“うに構成してなるトラクター
    におけるスターターの安全始動装置。
JP1978027850U 1978-03-03 1978-03-03 トラクタ−におけるスタ−タ−の安全始動装置 Expired JPS585087Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978027850U JPS585087Y2 (ja) 1978-03-03 1978-03-03 トラクタ−におけるスタ−タ−の安全始動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978027850U JPS585087Y2 (ja) 1978-03-03 1978-03-03 トラクタ−におけるスタ−タ−の安全始動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53136424U JPS53136424U (ja) 1978-10-28
JPS585087Y2 true JPS585087Y2 (ja) 1983-01-28

Family

ID=28872730

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978027850U Expired JPS585087Y2 (ja) 1978-03-03 1978-03-03 トラクタ−におけるスタ−タ−の安全始動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS585087Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5242934B2 (ja) * 1975-06-06 1977-10-27

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5550379Y2 (ja) * 1975-09-19 1980-11-22

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5242934B2 (ja) * 1975-06-06 1977-10-27

Also Published As

Publication number Publication date
JPS53136424U (ja) 1978-10-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4187935A (en) Brake operated shift lock
JP2018099978A5 (ja)
JPS641349B2 (ja)
JPH0545577Y2 (ja)
JPS585087Y2 (ja) トラクタ−におけるスタ−タ−の安全始動装置
US2816633A (en) Automatic parking brake
JPS5922246Y2 (ja) トラクタ−におけるスタ−タ−の安全始動装置
JPH0455889B2 (ja)
US2399835A (en) Brake latch
JPS6144954Y2 (ja)
US2498246A (en) Brake pedal latch
JPH0248605Y2 (ja)
JPS6326454Y2 (ja)
JPS63118272U (ja)
JPH051490Y2 (ja)
JPS642878Y2 (ja)
JPH0440312Y2 (ja)
JPH0236744Y2 (ja)
JPS629148Y2 (ja)
US1638062A (en) Automobile lock
JPS594186Y2 (ja) クラツチペダルロツク装置
JPS5930753Y2 (ja) コンバインにおける主クラッチ及びブレ−キ操作装置
JPS625391Y2 (ja)
JPH0212957U (ja)
JPH0211241Y2 (ja)