JPS594186Y2 - クラツチペダルロツク装置 - Google Patents

クラツチペダルロツク装置

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Publication number
JPS594186Y2
JPS594186Y2 JP17162378U JP17162378U JPS594186Y2 JP S594186 Y2 JPS594186 Y2 JP S594186Y2 JP 17162378 U JP17162378 U JP 17162378U JP 17162378 U JP17162378 U JP 17162378U JP S594186 Y2 JPS594186 Y2 JP S594186Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clutch
pedal
locking member
clutch pedal
rod
Prior art date
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Expired
Application number
JP17162378U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5586131U (ja
Inventor
宏 永井
嘉夫 沢田
Original Assignee
株式会社クボタ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社クボタ filed Critical 株式会社クボタ
Priority to JP17162378U priority Critical patent/JPS594186Y2/ja
Publication of JPS5586131U publication Critical patent/JPS5586131U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS594186Y2 publication Critical patent/JPS594186Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、移動車輛の長期格納の際、クラッチに錆付き
が発生するのを防止するようにしたクラッチペダルロッ
ク装置に関する。
周知のように農用トラクタ等は、農閑期には長期格納が
なされるもので、この期間中、トラクタのクラッチが摩
擦面間で錆付いて作動不良を生じ易いのである。
このため、従来では木片を用意し、これを踏込状態のク
ラッチペダルとトラクタ機体側のステップとの間に介在
させ、この介在によりクラッチを切断状態に保持して前
記のようなりラッチの錆付きを防止していた。
しかしながら、このような木片による場合は、不使用時
、これを工具箱等に保管するとしても紛失するおそれが
多く、又使用の都度捜出さなければならないという甚だ
煩わしい手数を要するのである。
また、木片をこのようにクラッチペダルとステップとの
間に単にかませておくだけでは脱落し易く、不安定、不
確実であった。
本考案は従来の上記問題点を改善し、紛失のおそれなく
、必要な時は何時でも使用できるよう取扱い至便なもの
とし、しかもクラッチ切断状態を簡単な操作で安定、確
実に保持することのできるクラッチペダルロック装置を
提供することを目的とし、その特徴とするところは、ク
ラッチペダルの踏込・解除動作に連動して前後方向に移
動し、クラッチを接・断状態とするクラッチロッドが、
ステップの下方でかつ機体に沿って前後方向に配置され
たものに於いて、ステップの下側に、クラッチペダルの
踏込位置を規制するためのペダルストッパーが設けられ
、クラッチロッドに係合片が設けられ、クラッチペダル
の踏込み状態で該係合片に係脱自在に係合してクラッチ
ロッドの復帰移動を阻止する係止部材が上下動自在にス
テップとペダルストッパーとに挿支され、かつ該係止部
材上端はステップから上方に突出し、更に、この係止部
材を上方に付勢するバネが設けられた点にある。
以下本考案の実施例を図面に基き説明すれば、第1図に
おいて、1はトラクタ機体、2は同機体1の横側部に水
平状に取着したステップ、3はクラッチペダルで、L形
のプダルレバ−4とこの上端に固着したペダル板5で構
成され、ペダルレバー4の下端のボス部6を機体1の下
腹部に横設したペダル軸7の一端に回動自在に支持し、
ボス部6には連動アーム8を一体的に結合しである。
9は連動アーム8とステップ2間に張設した戻ばねで、
クラッチペダル4をペダル軸7廻りに一旦踏込んだ後こ
の踏込みを解くと、クラッチペダル3がそのばね9の力
により、ペダルレバー4の屈曲近傍部をステップ2の前
面壁10の下縁に接当するまで戻るようにしである。
11はクラッチレバ−で、機体1の横側部に突出する軸
12回りに揺動自在に取付けられ、このレバー11の下
端部と上記連動アーム8とをステップ2下方を前後方向
に通るクラッチロッド13で連結しである。
クラッチレバ−11は、クラッチペダル3を上記したよ
うに踏込むことにより、クラッチロッド13の前方移動
を介して軸12を中心として一方向に押動され、この揺
動により機体1内のクラッチの切断状態が得られ、クラ
ッチペダル3の踏力を解くと戻ばね9により前記と反対
方向に引き戻されてクラッチの接続状態を得るのである
14はペダルストッパーで、第2図及び第3図に示す如
く前端部が外方に折曲したL字形の板形状であって、上
下方向の略中夫には方形板状の水平な補強板15を備え
る。
このペダルストッパー14は連動アーム8の前方に位置
してステップ2の内壁に固着されており、クラッチペダ
ル3を踏込んだ際、第1図に二点鎖線で示す如く連動ア
ーム8の前端縁部がこれに当接することにより、クラッ
チペダル3の踏込位置を規制して、過度の踏力がクラッ
チレバ−11に連動するのを防止する。
16は上端に大径の頭部17を有する丸棒状の係止部材
で、第2図及び第3図に示す如くステップ2と補強板1
5とに上下方向に移動自在に挿入されており、ステップ
2と係止部材16の頭部17との間に設けられたコイル
バネ1Bによりクラッチロッド13に対して後退するよ
うに上方へ付勢され、係止部材16をこのコイルバネ1
8に抗して下方に押圧することにより、その下端部がク
ラッチロッド13より下方に突出するように進出する。
係止部材16の中途部にはこれが補強板15がら上方へ
抜脱しないようにするための止ピン19が挿入され、ま
た係止部材16の下端部はその先端が徐々に細くなるよ
うにテーパー状に形成されている。
20は保合片で、クラッチペダル3をクラッチ切断状態
に踏込んだ際、前記係止部材16に対応するクラッチロ
ッド13の下端部に、第2図及び第3図に示す如く係止
部材16に達するように内方に突出状として固着されて
いる。
上記実施例の構成によれば、現在クラッチペダル3はク
ラッチ接続位置にあり、係止部材16はクラッチロッド
13に対して後退し、また係合片2゜は係止部材16よ
り後方に位置しているが、トラクタ機体1を長期格納す
る場合、クラッチペダル3を踏込み、係合片20を係止
部材16の前方に位置させた後、係止部材16を第2図
に2点鎖線で示す如くコイルバネ18に抗して下方に押
圧して進出させ、クラッチペダル3の踏力を解除すれば
、第3図に二点鎖線で示す如く係合片2oが係止部材1
6に係止され、係止部材16が上方へ戻らなくなると共
に、クラッチロッド13が後方へ戻らなくなって、クラ
ッチペダル3はクラッチ切断状態に保持される。
従って、簡単な取扱いによりクラッチ切断状態を長期に
わたり確実に保持できる。
しがも、係合片20を係止部材16に係止させる際に、
クラッチペダル3の踏込みが不完全で、係合片2゜が係
止部材16の前方に完全には位置されていなくても、係
止部材16の下端部がその先端が徐々に細くなるように
テーパー状に形成されているので、係止部材16を強制
的に下方に押圧することにより、そのテーパー面により
保合片20を前方に移動させることができ、保合片20
の係止を容易に行うことができる。
次にこのクラッチ切断状態がらトラクタ機体1を運転す
る場合には、クラッチペダル3を少し踏込んでやれば、
係合片20の係止部材16への係止が解除され、係止部
材16はコイルバネ18の付勢力により元のようにクラ
ッチロッド13に対して上方へ後退し、通常のクラッチ
操作が行なえるようになる。
なお、第4図に示す如く、クラッチペダル3を切断位置
まで踏込んでおき、続いて係止部材16の上端突出部を
踏込んで、係止部材16を下降させることにより、該係
止部材16でクラッチロッド13の係合片20を切断位
置で係止でき、また解除時にはクラッチペダル3を踏込
めば、バネ18が係止部材16が上昇するので、一連の
操作が非常に容易であり、操作性に優れている。
また部品の紛失等の惧れもない。
さらに、ステップ2の下側にペダルストッパー14があ
るので、機体1への乗降の際等にペダルストッパー14
が邪魔になることもなくペダル3の踏込位置を規制でき
るし、また係止部材16がステップ2とペダルストッパ
ー14とに挿支されているので、ステップ2とペダルス
トッパー14との両者間で係止部材16を上下動自在に
確実に支持でき、しかも係止部材16を支持するための
支持部材をペダルストッパー14で兼用できて、特別の
支持部材が不要となり、従って構造も極力簡単になり、
製造容易でかつ安価に提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す側面図、第2図は第1
図のA−A線断面図、第3図は第1図のB−B線断面図
、第4図は他の実施例を示す要部の側面図である。 2・・・・・・ステップ、3・・・・・・クラッチペダ
ル、13・・・・・・クラッチロッド(連動部材)、1
4・・・・・・ペダルストッパー、16・・・・・・係
止部材、20・・・・・・係合片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. クラッチペダル3の踏込・解除動作に連動して前後方向
    に移動し、クラッチを接・断状態とするクラッチロッド
    13が、ステップ2の下方でかつ機体1に沿って前後方
    向に配設されたものに於いて、ステップ2の下側に、ク
    ラッチペダル3の踏込位置を規制するためのペダルスト
    ッパー14が設けられ、クラッチロッド13に係合片2
    0が設けられ、クラッチペダル3の踏込み状態で該保合
    片20に係脱自在に係合してクラッチロッド13の復帰
    移動を阻止する係止部材16が上下動自在にステップ2
    とペダルストッパー14とに挿支され、かつ該係止部材
    16上端はステップ2から上方に突出し、更に、この係
    止部材16を上方に付勢するバネ8が設けられたことを
    特徴とするクラッチペダルロック装置。
JP17162378U 1978-12-12 1978-12-12 クラツチペダルロツク装置 Expired JPS594186Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17162378U JPS594186Y2 (ja) 1978-12-12 1978-12-12 クラツチペダルロツク装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17162378U JPS594186Y2 (ja) 1978-12-12 1978-12-12 クラツチペダルロツク装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5586131U JPS5586131U (ja) 1980-06-13
JPS594186Y2 true JPS594186Y2 (ja) 1984-02-06

Family

ID=29175697

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17162378U Expired JPS594186Y2 (ja) 1978-12-12 1978-12-12 クラツチペダルロツク装置

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JPS5586131U (ja) 1980-06-13

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