JPS5850722B2 - 2個のリングに分割し得る金属製指輪の製造法 - Google Patents
2個のリングに分割し得る金属製指輪の製造法Info
- Publication number
- JPS5850722B2 JPS5850722B2 JP9169281A JP9169281A JPS5850722B2 JP S5850722 B2 JPS5850722 B2 JP S5850722B2 JP 9169281 A JP9169281 A JP 9169281A JP 9169281 A JP9169281 A JP 9169281A JP S5850722 B2 JPS5850722 B2 JP S5850722B2
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- JP
- Japan
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- ring
- rings
- divided
- shape
- manufacturing
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は2個のリングに分割でき且つ両リングは分割し
た状態で分離しないように互に鎖状に絡み合って連結さ
れるとともに、随時両リングを一個のリングに合体でき
るようにした趣味感のある指輪の製造法に関するもので
ある。
た状態で分離しないように互に鎖状に絡み合って連結さ
れるとともに、随時両リングを一個のリングに合体でき
るようにした趣味感のある指輪の製造法に関するもので
ある。
この指輪は趣味感があり且つ縁起ものとして従来若者の
間で賞用されていたもので、これを造るには次のような
手段が採られていた。
間で賞用されていたもので、これを造るには次のような
手段が採られていた。
先ず、第4図イに示すような所望厚さの金属平板aから
、同図口で示すように中間に■状屈曲部Cを有する所定
長さの線杆すを截り出し、その形状のもの2本を一組と
して、各線杆す、bを同図へに示すように鎖状に互に絡
み合せた状態で夫々の線杆すの両端dを継着してリング
に形成し、次いで同図二に示すようにリング状とした両
線杆す。
、同図口で示すように中間に■状屈曲部Cを有する所定
長さの線杆すを截り出し、その形状のもの2本を一組と
して、各線杆す、bを同図へに示すように鎖状に互に絡
み合せた状態で夫々の線杆すの両端dを継着してリング
に形成し、次いで同図二に示すようにリング状とした両
線杆す。
bの各■状屈曲部Cに対し、同図ホに示すように対称的
にその内外面に斜方向の条溝eをやすり加工により削成
し、両■状屈曲部c、cにより互に螺合し得る結絡部f
を形成し、次いで同図へに示すようにその結絡部fの螺
合により2個のリング状線杆す、bを同心的に重合して
一体に合体したものの断面形状を、これまたやすりによ
る研削加工により、同図ホで示すような甲丸型或いは平
材型等任意の意匠的形状に構成したのち表面仕上げを施
して製品とするか、または上記した断面形状および結絡
部fを形成するため、リング状線杆す。
にその内外面に斜方向の条溝eをやすり加工により削成
し、両■状屈曲部c、cにより互に螺合し得る結絡部f
を形成し、次いで同図へに示すようにその結絡部fの螺
合により2個のリング状線杆す、bを同心的に重合して
一体に合体したものの断面形状を、これまたやすりによ
る研削加工により、同図ホで示すような甲丸型或いは平
材型等任意の意匠的形状に構成したのち表面仕上げを施
して製品とするか、または上記した断面形状および結絡
部fを形成するため、リング状線杆す。
b同志が鎖状に絡み合った状態で、夫々のリング状線杆
す、bを研削加工したのち表面仕上げをするようにして
いた。
す、bを研削加工したのち表面仕上げをするようにして
いた。
このように従来の方法は、材料金属板から■状屈曲部C
を有する線杆すの截り出し、該■状屈曲部Cに対し条溝
eを施す結絡部fの成形、さらには製品指輪の意匠的断
面形状の成形などのやすり加工による工作が非常に面倒
であり、特に結絡部fの加工には熟練を要するばかりで
なく多大な労力と時間を費し、従って作業能率が悪く、
これに伴ない製品のコスト高は避けられなかった。
を有する線杆すの截り出し、該■状屈曲部Cに対し条溝
eを施す結絡部fの成形、さらには製品指輪の意匠的断
面形状の成形などのやすり加工による工作が非常に面倒
であり、特に結絡部fの加工には熟練を要するばかりで
なく多大な労力と時間を費し、従って作業能率が悪く、
これに伴ない製品のコスト高は避けられなかった。
本発明は上記したような欠点を解消しようとするもので
、2個の分割し得る前記指輪の製作を、特に熟練を要す
ることなく極めて容易に行なうことができる方法を提供
しようとするものである。
、2個の分割し得る前記指輪の製作を、特に熟練を要す
ることなく極めて容易に行なうことができる方法を提供
しようとするものである。
即ち本発明は指輪の径に応じた所定長さの金属線杆の2
本を引揃え、これを中間で1回転捻回して一体に合体し
たものを所望の断面形状に形成したのち、各線杆毎にそ
の両端を互に継着してリング状に形成し、次いで各リン
グ毎に表面仕上研磨を施すことを特徴とする2個のリン
グに分割し得る金属製指輪を製造する方法である。
本を引揃え、これを中間で1回転捻回して一体に合体し
たものを所望の断面形状に形成したのち、各線杆毎にそ
の両端を互に継着してリング状に形成し、次いで各リン
グ毎に表面仕上研磨を施すことを特徴とする2個のリン
グに分割し得る金属製指輪を製造する方法である。
本発明方法の実施態様を図面について説明すれば次の通
りである。
りである。
本発明において対象とする指輪Aは第1図で示すように
、2個のリング1a、ibを同心的に重合し、両リング
の中間部に形成した螺旋状の結絡部2a 、2bの組合
せにより、みだりに分離しないように互に結着させ、該
結絡部2a 、2bの解離により見掛は上1個の指輪A
が、第2図に示すように2個のリングIa、lbに分離
し且つ両リングが互に鎖状に絡み合って連結するもので
ある。
、2個のリング1a、ibを同心的に重合し、両リング
の中間部に形成した螺旋状の結絡部2a 、2bの組合
せにより、みだりに分離しないように互に結着させ、該
結絡部2a 、2bの解離により見掛は上1個の指輪A
が、第2図に示すように2個のリングIa、lbに分離
し且つ両リングが互に鎖状に絡み合って連結するもので
ある。
この指輪Aを得るには、予め指輪Aの径に応じて丸形又
は角形断面の金属線条材料から所定の長さに断裁した同
長2本の線杆1,1を、第3図イに示すように引揃え、
これを同図口に示すように中間部で1回転つまり略36
0°捻回させて絡み合せ、次いでこれをプレス、型打等
の一般的機械工作で同図二に示すように、その結絡部2
a、2bを含む全長にわたっての断面を、指輪としての
所望形状例えばかまぼこ形即ち甲丸型或いは平材型に成
形し、且つ両線杆1,1の結絡部2a 、 2b以外の
接合面を互に平坦面で重合させる。
は角形断面の金属線条材料から所定の長さに断裁した同
長2本の線杆1,1を、第3図イに示すように引揃え、
これを同図口に示すように中間部で1回転つまり略36
0°捻回させて絡み合せ、次いでこれをプレス、型打等
の一般的機械工作で同図二に示すように、その結絡部2
a、2bを含む全長にわたっての断面を、指輪としての
所望形状例えばかまぼこ形即ち甲丸型或いは平材型に成
形し、且つ両線杆1,1の結絡部2a 、 2b以外の
接合面を互に平坦面で重合させる。
次いでこの材料をリング状に彎曲させて各線杆1毎にそ
の両端の突合せ部3a 、3bを溶接或は鑞付により継
着して各線杆1,1で夫々リング1a、1bを形成し、
最後に両リング1a、、1bの表面に研磨仕上げを施す
ことにより指輪Aを得るものであるが、上記した各線杆
1,1をリング状に彎曲して継着することおよび両リン
グ1a、Ibの表面研磨仕上げは、両線杆をリング状と
して鎖状に絡み合せた状態で施すのが好ましい。
の両端の突合せ部3a 、3bを溶接或は鑞付により継
着して各線杆1,1で夫々リング1a、1bを形成し、
最後に両リング1a、、1bの表面に研磨仕上げを施す
ことにより指輪Aを得るものであるが、上記した各線杆
1,1をリング状に彎曲して継着することおよび両リン
グ1a、Ibの表面研磨仕上げは、両線杆をリング状と
して鎖状に絡み合せた状態で施すのが好ましい。
なお図中4a、4bは両リング1a、lbを互に平坦面
で重合させたとき、その接合を確実にするため平坦面に
設けた小凸起とそれに嵌合する小孔を示す。
で重合させたとき、その接合を確実にするため平坦面に
設けた小凸起とそれに嵌合する小孔を示す。
前記したように、本発明によれば、指輪Aを構成する2
個のリングの結合部即ち結絡部および指輪Aの断面形状
の成形は、単に引揃えた2本の線杆を中間部で1回転捻
回したものを一般的機械加工で甲丸型、平型等所望の形
状に形成するだけで得られ、その成形手段は極めて簡単
であるばかりでなく、結絡部fにおける螺旋結合も緊密
に行なわれ、従来の加工手段に比べて作業能率は著しく
向上し、従って安価に量産することができる。
個のリングの結合部即ち結絡部および指輪Aの断面形状
の成形は、単に引揃えた2本の線杆を中間部で1回転捻
回したものを一般的機械加工で甲丸型、平型等所望の形
状に形成するだけで得られ、その成形手段は極めて簡単
であるばかりでなく、結絡部fにおける螺旋結合も緊密
に行なわれ、従来の加工手段に比べて作業能率は著しく
向上し、従って安価に量産することができる。
第1図は本発明の対象とする指輪の斜視図、第2図は2
個のリングに分割した状態の指輪の斜視図、第3図は本
発明方法による指輪の製造過程を示す図、第4図は従来
法による製造過程を示す図である。 A・・・・・・指輪、1・・・・・・線杆、1a、1b
・・・・・・リング、2a、2b・・・・・・結絡部、
3a、3b・・・・・・継着端部。
個のリングに分割した状態の指輪の斜視図、第3図は本
発明方法による指輪の製造過程を示す図、第4図は従来
法による製造過程を示す図である。 A・・・・・・指輪、1・・・・・・線杆、1a、1b
・・・・・・リング、2a、2b・・・・・・結絡部、
3a、3b・・・・・・継着端部。
Claims (1)
- 1 指輪の径に応じた所定長さの金属線杆の2本を引揃
え、これを中間で1回転捻回して一体にしたものを所望
の断面形状に成形した後、各線杆毎にその両端を互に継
着してリング状に形威し、次いで各リング毎に表面仕上
研磨を施すことを特徴とする2個のリングに分割し得る
金属製指輪の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9169281A JPS5850722B2 (ja) | 1981-06-15 | 1981-06-15 | 2個のリングに分割し得る金属製指輪の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9169281A JPS5850722B2 (ja) | 1981-06-15 | 1981-06-15 | 2個のリングに分割し得る金属製指輪の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57206403A JPS57206403A (en) | 1982-12-17 |
JPS5850722B2 true JPS5850722B2 (ja) | 1983-11-12 |
Family
ID=14033555
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9169281A Expired JPS5850722B2 (ja) | 1981-06-15 | 1981-06-15 | 2個のリングに分割し得る金属製指輪の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5850722B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6217916U (ja) * | 1985-07-19 | 1987-02-03 | ||
JPWO2022009299A1 (ja) * | 2020-07-07 | 2022-01-13 |
-
1981
- 1981-06-15 JP JP9169281A patent/JPS5850722B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57206403A (en) | 1982-12-17 |
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