JPS6122997B2 - - Google Patents
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- JPS6122997B2 JPS6122997B2 JP13987883A JP13987883A JPS6122997B2 JP S6122997 B2 JPS6122997 B2 JP S6122997B2 JP 13987883 A JP13987883 A JP 13987883A JP 13987883 A JP13987883 A JP 13987883A JP S6122997 B2 JPS6122997 B2 JP S6122997B2
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- JP
- Japan
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- leather
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- natural
- natural leather
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 25
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 24
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Landscapes
- Treatment And Processing Of Natural Fur Or Leather (AREA)
- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、皮革製品の開口縁加工方法に係り、
とくに貼り合せ構造の素材を利用した皮革製品の
開口縁加工方法に関する。
とくに貼り合せ構造の素材を利用した皮革製品の
開口縁加工方法に関する。
一般に、カバンやバツグ、ケース等の材料とし
ては、木綿等の天然繊維あるいはナイロン等の合
成繊維をはじめ、合成皮革や天然皮革など種々の
ものが使用されている。これらの材料は、その多
くがいくつか組合され貼り合せ構造のものとして
使用されているが、この場合の芯材としては、従
来より天然皮革が最も多く使用されている。これ
は、天然皮革が伸縮性に優れており、又決して割
れないという個有の性質を備えていることから、
とくに絞り加工には不可欠のものとなつているこ
とに由来する。
ては、木綿等の天然繊維あるいはナイロン等の合
成繊維をはじめ、合成皮革や天然皮革など種々の
ものが使用されている。これらの材料は、その多
くがいくつか組合され貼り合せ構造のものとして
使用されているが、この場合の芯材としては、従
来より天然皮革が最も多く使用されている。これ
は、天然皮革が伸縮性に優れており、又決して割
れないという個有の性質を備えていることから、
とくに絞り加工には不可欠のものとなつているこ
とに由来する。
一方、従来の貼り合せ皮革製品の多くは、その
周端縁が第1図に示す如く切断されたままとなつ
ており、縫い取り3又は接着剤による加圧接着が
なされても、切断面は露出されたままの状態とな
つている。ここで1は天然皮革の芯材を示し、2
は表面材を示す。このため、使用中、周縁部が第
2図に示す如く剥離を起こすという不都合が生
じ、美観を損ねることはもとより、耐久性も悪い
といいう欠点があり、これがため、昨今において
は、第3図に示すようなへり返えし・くるみ加工
が比較的多く使用されるようになつている。
周端縁が第1図に示す如く切断されたままとなつ
ており、縫い取り3又は接着剤による加圧接着が
なされても、切断面は露出されたままの状態とな
つている。ここで1は天然皮革の芯材を示し、2
は表面材を示す。このため、使用中、周縁部が第
2図に示す如く剥離を起こすという不都合が生
じ、美観を損ねることはもとより、耐久性も悪い
といいう欠点があり、これがため、昨今において
は、第3図に示すようなへり返えし・くるみ加工
が比較的多く使用されるようになつている。
しかしながら、第3図に示すへり返えし・くる
み加工は、全体が平面的な箇所に対しては極く容
易に加工し得るが、その端縁が絞り加工等によつ
て円弧等の曲線を画いている場合には、その芯材
1のみのカツテングに手間が掛り、表面材2を傷
つけることなく正確に作業を行うには多くの時間
と労力を要するという不都合があり、生産性が悪
く、従つて出来上つた製品も高価なものとならざ
るを得ないという不都合があつた。
み加工は、全体が平面的な箇所に対しては極く容
易に加工し得るが、その端縁が絞り加工等によつ
て円弧等の曲線を画いている場合には、その芯材
1のみのカツテングに手間が掛り、表面材2を傷
つけることなく正確に作業を行うには多くの時間
と労力を要するという不都合があり、生産性が悪
く、従つて出来上つた製品も高価なものとならざ
るを得ないという不都合があつた。
本発明の目的は、かかる従来技術の有する不都
合を改善し、しかも複雑な絞り加工による端縁で
あつても、とくに熟練を要することなく短時間に
極く容易に、へり返えし・くるみ加工をなし得る
皮革製品の開口縁加工方法を提供することにあ
る。
合を改善し、しかも複雑な絞り加工による端縁で
あつても、とくに熟練を要することなく短時間に
極く容易に、へり返えし・くるみ加工をなし得る
皮革製品の開口縁加工方法を提供することにあ
る。
そこで、本発明は、天然皮革とその表面に貼着
される表面材とにより少なくとも二層構造もしく
はそれを形成するための皮革部材を設け、この皮
革部材の重層構造にて所定の皮革製品を形成した
場合にその開口端を形成する部分の前記天然皮革
の端部を、前記表面材の延設端部をもつてくるみ
加工する皮革製品の開口縁加工方法において、前
記皮革部材上の略中央部分に開口部の端縁を想定
するとともに、この想定した開口部の端縁に沿つ
て前記天然皮革部分のみに所定間隔をおいて2本
の切込みを入れ、しかるのち当該皮革部材を所定
の絞り加工に付し、その後、前記2本の切込みの
間に位置する所定幅の前記天然皮革部分を除去す
るとともに、その除去した部分に露出した表面材
の略中央部分を通り前記開口部用端縁線に沿つて
当該絞り加工された皮革部材全体を分割するとい
う構成を採用し、これによつて前記目的を達成し
ようとするものである。
される表面材とにより少なくとも二層構造もしく
はそれを形成するための皮革部材を設け、この皮
革部材の重層構造にて所定の皮革製品を形成した
場合にその開口端を形成する部分の前記天然皮革
の端部を、前記表面材の延設端部をもつてくるみ
加工する皮革製品の開口縁加工方法において、前
記皮革部材上の略中央部分に開口部の端縁を想定
するとともに、この想定した開口部の端縁に沿つ
て前記天然皮革部分のみに所定間隔をおいて2本
の切込みを入れ、しかるのち当該皮革部材を所定
の絞り加工に付し、その後、前記2本の切込みの
間に位置する所定幅の前記天然皮革部分を除去す
るとともに、その除去した部分に露出した表面材
の略中央部分を通り前記開口部用端縁線に沿つて
当該絞り加工された皮革部材全体を分割するとい
う構成を採用し、これによつて前記目的を達成し
ようとするものである。
以下、本発明の一実施例を第4図ないし第13
図に基づいて説明する。
図に基づいて説明する。
第4図はメガネケース10を示す斜視図であ
る。このメガネケース10は、その蓋11側の開
口端11Aおよびケース本体12側の開口端12
Aの各端部がへり返えし・くるみ加工され、同時
に縫い取り3がなされた状態となつている。13
は内部仕切部材を示し、又14A,14Bは各々
対応する止メ金具を示す。
る。このメガネケース10は、その蓋11側の開
口端11Aおよびケース本体12側の開口端12
Aの各端部がへり返えし・くるみ加工され、同時
に縫い取り3がなされた状態となつている。13
は内部仕切部材を示し、又14A,14Bは各々
対応する止メ金具を示す。
前記蓋11とケース本体12は、各々同一の皮
革部材20に基づいて絞り加工されたものが使用
されている。これを更に具体的に説明すると、ま
ず皮革部材20としては第5図に示すように、芯
材である天然皮革30と表面材である人工皮革3
1とを相互に張り合わせたものが使用されてい
る。この場合、本実施例では前記第4図の開口端
11A,12Aを予めデザインし、その端縁線を
前記天然皮革30上に想定し、この端縁線に沿つ
て当該天然皮革30にナイフ等による切込みを入
れ、これによつて予め切断線Aを形成しておく。
次に第6図の如く貼着した皮革部材20を第7図
の形状に示す如く絞り加工をする。この絞り加工
は、第8図に示すような皮革製品に対して通常な
されるのと同様のオス型40のみによるプレス加
工によつて行われる。41は台座部分に使用され
る抜型を示す。次に、前記切込みA,Aの各線に
て囲まれた所定幅の天然皮革部分30Aを第9図
に示す如く除去し、しかるのち第10図の矢印B
−B線に沿つて絞り加工された皮革部材20を切
断する。具体的には、前記第9図で除去された所
定幅の天然皮革部分30Aの表面材31部分の略
中央部を通り、当該除去され露出した端縁線に沿
つて皮革部材20を切断する。このようにして切
断された一方の絞り加工部材を第11図に示す。
そして第12図では絞り加工の絞り端の天然皮革
部分をカツトした状態を示してある。
革部材20に基づいて絞り加工されたものが使用
されている。これを更に具体的に説明すると、ま
ず皮革部材20としては第5図に示すように、芯
材である天然皮革30と表面材である人工皮革3
1とを相互に張り合わせたものが使用されてい
る。この場合、本実施例では前記第4図の開口端
11A,12Aを予めデザインし、その端縁線を
前記天然皮革30上に想定し、この端縁線に沿つ
て当該天然皮革30にナイフ等による切込みを入
れ、これによつて予め切断線Aを形成しておく。
次に第6図の如く貼着した皮革部材20を第7図
の形状に示す如く絞り加工をする。この絞り加工
は、第8図に示すような皮革製品に対して通常な
されるのと同様のオス型40のみによるプレス加
工によつて行われる。41は台座部分に使用され
る抜型を示す。次に、前記切込みA,Aの各線に
て囲まれた所定幅の天然皮革部分30Aを第9図
に示す如く除去し、しかるのち第10図の矢印B
−B線に沿つて絞り加工された皮革部材20を切
断する。具体的には、前記第9図で除去された所
定幅の天然皮革部分30Aの表面材31部分の略
中央部を通り、当該除去され露出した端縁線に沿
つて皮革部材20を切断する。このようにして切
断された一方の絞り加工部材を第11図に示す。
そして第12図では絞り加工の絞り端の天然皮革
部分をカツトした状態を示してある。
第13図は、以上のようにして同時に形成され
た蓋11部分とケース本体12部分の最終組合せ
加工を示す説明図である。この状態に至る前に、
前述した各開口端縁11A,12Aに相当する部
分は、へり返えし・くるみ加工がなされ、同時に
縫い取りがなされている。また、この最終組合せ
加工においては、その背面部分に硬質の紙などか
らなる背面芯材46が挿入されて前記蓋11およ
びケース本体12の端部に貼付され、同時にその
外側には人工皮革47が貼着されるようになつて
いる。11B,12Bは各々折返えし固定部を示
す。
た蓋11部分とケース本体12部分の最終組合せ
加工を示す説明図である。この状態に至る前に、
前述した各開口端縁11A,12Aに相当する部
分は、へり返えし・くるみ加工がなされ、同時に
縫い取りがなされている。また、この最終組合せ
加工においては、その背面部分に硬質の紙などか
らなる背面芯材46が挿入されて前記蓋11およ
びケース本体12の端部に貼付され、同時にその
外側には人工皮革47が貼着されるようになつて
いる。11B,12Bは各々折返えし固定部を示
す。
ここで、前述した絞り端の天然皮革30C部分
は、第14図に示す如く絞り加工後に行われる切
込線A,Aで囲まれた部分の除去作業と同時に行
つてもよい。また、上記実施例では、天然皮革3
0への切込み作業を天然皮革30と表面材31と
の張り合せ前に行う場合について例示したが、本
発明は必ずしもこれに限定されず、絞り加工前で
あれば張り合せ加工後であつてもよい。この場
合、皮革部材20は平坦面であることから天然皮
革30のみに切込みを入れることは極く容易に行
い得る。さらに、上記実施例は、とくにメガネケ
ースを例にとつて説明したが、本発明は必ずしも
メガネケースに限定されるものではなく、天然皮
革を芯材とした張り合せ絞り加工品のすべを対象
として適用し得るものである。
は、第14図に示す如く絞り加工後に行われる切
込線A,Aで囲まれた部分の除去作業と同時に行
つてもよい。また、上記実施例では、天然皮革3
0への切込み作業を天然皮革30と表面材31と
の張り合せ前に行う場合について例示したが、本
発明は必ずしもこれに限定されず、絞り加工前で
あれば張り合せ加工後であつてもよい。この場
合、皮革部材20は平坦面であることから天然皮
革30のみに切込みを入れることは極く容易に行
い得る。さらに、上記実施例は、とくにメガネケ
ースを例にとつて説明したが、本発明は必ずしも
メガネケースに限定されるものではなく、天然皮
革を芯材とした張り合せ絞り加工品のすべを対象
として適用し得るものである。
第15図ないし第17図は、第2実施例を示す
ものである。皮革部材20は、前述した第1実施
例の場合と同様に天然皮革30を芯材とし表面材
に人工皮革31が使用されている。そして、この
第2実施例は、一枚の皮革部材20から同一の曲
面加工の製品素材50,51を二個同時に形成し
ようとするもので、第15図は切込み線Aの切込
みパターンを示し、第16図はプレス加工がなさ
れたのちの形状等を示す。これら一連の加工工程
は、前述した第1実施例と同一となつている。第
17図は、上記のようにして形成された製品素材
50,51を、中間に仕切板52をはさんで単一
製品(小型バツグ)として形成した場合を示すも
ので、53は蓋部を示す。なお、この第2実施例
で形成した製品素材50,51を各々別々の製品
に使用しても良いことはいうまでもない。
ものである。皮革部材20は、前述した第1実施
例の場合と同様に天然皮革30を芯材とし表面材
に人工皮革31が使用されている。そして、この
第2実施例は、一枚の皮革部材20から同一の曲
面加工の製品素材50,51を二個同時に形成し
ようとするもので、第15図は切込み線Aの切込
みパターンを示し、第16図はプレス加工がなさ
れたのちの形状等を示す。これら一連の加工工程
は、前述した第1実施例と同一となつている。第
17図は、上記のようにして形成された製品素材
50,51を、中間に仕切板52をはさんで単一
製品(小型バツグ)として形成した場合を示すも
ので、53は蓋部を示す。なお、この第2実施例
で形成した製品素材50,51を各々別々の製品
に使用しても良いことはいうまでもない。
以上のように、本発明によると、天然皮革と、
その表面に貼着される表面材とによる少なくとも
二層構造もしくはそれを形成するための皮革部材
を設け、この皮革部材の重層構造にて所定の皮革
製品を形成した場合にその開口端を形成する部分
の前記天然皮革の端部を、前記表面材の延設端部
をもつてくるみ加工する皮革製品の開口縁加工方
法において、前記皮革部材上の略中央部分に開口
部の端縁を想定するとともに、この想定した開口
部の端縁に沿つて前記天然皮革部分のみに所定間
隔をおいて2本の切込みを入れ、しかるのち当該
皮革部材を所定の絞り加工に付し、その後、前記
2本の切込みの間に位置する所定幅の前記天然皮
革部分を除去するとともに、その除去した部分に
露出した表面材の略中央部分を通り前記開口部の
端縁線に沿つて当該絞り加工された皮革部材全体
を分割するという構成を採用したので、たとえ複
雑な絞り加工による開口端に対しても、何ら熟練
を要することなく短時間にかつ極く容易にへり返
えし・くるみ加工をなし得ることができ、これが
ため生産性を著しく向上させることができ、耐久
性増大を図ることができるという従来にない優れ
た皮革製品の開口縁加工方法を提供することがで
きる。
その表面に貼着される表面材とによる少なくとも
二層構造もしくはそれを形成するための皮革部材
を設け、この皮革部材の重層構造にて所定の皮革
製品を形成した場合にその開口端を形成する部分
の前記天然皮革の端部を、前記表面材の延設端部
をもつてくるみ加工する皮革製品の開口縁加工方
法において、前記皮革部材上の略中央部分に開口
部の端縁を想定するとともに、この想定した開口
部の端縁に沿つて前記天然皮革部分のみに所定間
隔をおいて2本の切込みを入れ、しかるのち当該
皮革部材を所定の絞り加工に付し、その後、前記
2本の切込みの間に位置する所定幅の前記天然皮
革部分を除去するとともに、その除去した部分に
露出した表面材の略中央部分を通り前記開口部の
端縁線に沿つて当該絞り加工された皮革部材全体
を分割するという構成を採用したので、たとえ複
雑な絞り加工による開口端に対しても、何ら熟練
を要することなく短時間にかつ極く容易にへり返
えし・くるみ加工をなし得ることができ、これが
ため生産性を著しく向上させることができ、耐久
性増大を図ることができるという従来にない優れ
た皮革製品の開口縁加工方法を提供することがで
きる。
第1図は従来例の一部を示す斜視図、第2図は
第1図の説明図、第3図はへり返えし・くるみ加
工方法を示す説明図、第4図は本発明の一実施例
により形成されたメガネケースを示す斜視図、第
5図は皮革部材の張り合せの手順を示す斜視図、
第6図は皮革部材を示す斜視図、第7図は第6図
の部材を絞り加工した場合を示す斜視図、第8図
は絞り加工の状態を示す断面図、第9図ないし第
12図は各々加工手順を示す説明図、第13図は
最終組立加工の状態を示す断面図、第14図は他
の実施例を示す断面図、第15図ないし第16図
は第2実施例を示す斜視図、第17図は第16図
により形成された素材の使用例を示す断面図であ
る。 1,30……天然皮革、2,31……表面材、
20……皮革部材、30A……切込み線の間の皮
革部分、A……切込み。
第1図の説明図、第3図はへり返えし・くるみ加
工方法を示す説明図、第4図は本発明の一実施例
により形成されたメガネケースを示す斜視図、第
5図は皮革部材の張り合せの手順を示す斜視図、
第6図は皮革部材を示す斜視図、第7図は第6図
の部材を絞り加工した場合を示す斜視図、第8図
は絞り加工の状態を示す断面図、第9図ないし第
12図は各々加工手順を示す説明図、第13図は
最終組立加工の状態を示す断面図、第14図は他
の実施例を示す断面図、第15図ないし第16図
は第2実施例を示す斜視図、第17図は第16図
により形成された素材の使用例を示す断面図であ
る。 1,30……天然皮革、2,31……表面材、
20……皮革部材、30A……切込み線の間の皮
革部分、A……切込み。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 天然皮革とその表面に貼着される表面材とに
よる少なくとも二層構造もしくはそれを形成する
ための皮革部材を設け、この皮革部材の重層構造
にて所定の皮革製品を形成した場合にその開口端
を形成する部分の前記天然皮革の端部を、前記表
面材の延設端部をもつてくるみ加工する皮革製品
の開口縁加工方法において、前記皮革部材上の略
中央部分に開口部の端縁を想定するとともに、こ
の想定した開口部の端縁に沿つて前記天然皮革部
分のみに所定間隔をおいて2本の切込みを入れ、
しかるのち当該皮革部材を所定の絞り加工に付
し、その後、前記2本の切込みの間に位置する所
定幅の前記天然皮革部分を除去するとともに、そ
の除去した部分に露出した表面材の略中央部分を
通り前記開口部の端縁線に沿つて当該絞り加工さ
れた皮革部材全体を分割したことを特徴とする皮
革製品の開口縁加工方法。 2 前記天然皮革部分への切込みを、当該天然皮
革に表面材を張り合せる前に加工形成することを
特徴とした特許請求の範囲第1項記載の皮革製品
の開口縁加工方法。 3 前記天然皮革への切込みを、当該天然皮革と
表面材とを張り合せたのちで絞り加工前に加工形
成することを特徴とした特許請求の範囲第1項記
載の皮革製品の開口縁加工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13987883A JPS6032900A (ja) | 1983-07-30 | 1983-07-30 | 皮革製品の開口縁加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13987883A JPS6032900A (ja) | 1983-07-30 | 1983-07-30 | 皮革製品の開口縁加工方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6032900A JPS6032900A (ja) | 1985-02-20 |
JPS6122997B2 true JPS6122997B2 (ja) | 1986-06-03 |
Family
ID=15255668
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13987883A Granted JPS6032900A (ja) | 1983-07-30 | 1983-07-30 | 皮革製品の開口縁加工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6032900A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61173900U (ja) * | 1985-04-19 | 1986-10-29 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62255799A (ja) * | 1986-04-30 | 1987-11-07 | 結城 憲昭 | 警棒ケ−スの製造方法 |
US20090211394A1 (en) * | 2005-04-27 | 2009-08-27 | Midori Anzen Co., Ltd. | Leather And Manufacturing Method Of Leather |
-
1983
- 1983-07-30 JP JP13987883A patent/JPS6032900A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61173900U (ja) * | 1985-04-19 | 1986-10-29 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6032900A (ja) | 1985-02-20 |
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