JPS585043A - 単信通話のマルチチヤネルアクセス無線電話方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は単信通話の無線回線にマルチチャネルアクセス
方式を適用した場合、同時発呼に対する接続方式の改良
に関するものである。

従来無線回線を有効に利用し、端末局の呼損率を低減さ
せるため、多数の端末局に幾つかの回線を共有させたマ
ルチチャネルアクセス方式が実用されてきた。従来の実
用例では同送回線に適用しているが、単信回線に適用し
た場合、空回線に空線信号を常時送出したのでは、端末
局からの発呼が不可能になるので空線信号を間欠的に送
出し。

空線信号が断になった時点で端末局から発呼できるよう
にしても、複数の端末局の発呼が重なりやすく、また電
波の弱い端末局が発呼した場合つながりにくい等の問題
が発生する。

本発明はこれらの欠点を解決するため、どの端末局から
発呼した場合でも発呼接続の条件が均等になるよ、うに
したものである。

第１図は本発明の実施例におけるタイムチャートで、ヒ
）は親局がら空回線に対して空線信号ａを送出するタイ
ミングを示す。（ロ）、←１はそれぞれ端末局Ａの受信
信号と送信信号のタイミングを示すもので、端末局Ａで
発呼の操作をすると空線信号ａｆ受信しているチャネル
に走査を停止し、空線信号の断を検出してからｔｌの時
間経過後に発呼信号ｂ１’に送出する。に）、（ホ）は
それぞれ端末局Ｂの受信信号と送信信号のタイミングを
示すもので、端末局Ｂで発呼の操作をすると、空線信号
ａｆ検出してそのチャネルに走査を停止し、空線信号断
から１２の時間経過後に発呼信号ｂｚ’ｉｒ送出する。

同様に（へ）、（ト）の端末局Ｃは発呼の操作をすると
、空線信号断からｔ３の時間経過後に発呼信号ｂ３ヲ送
出する。従って複数端末局の発呼の操作が同時に行われ
、同一チャネルを捕捉し友場合でも端末局側で空線信号
の断を検出してから１発呼信号を送出するタイミングを
制御するので９発呼信号が重なり端末局間で妨害される
確率を低減することができる。

発呼信号を送出するタイミング’ｌｅ　’２＋　’３は
３種類に限らないものとし、端末局側で＊　ｔｌｙ　１
２・・・ｔｎｔｌ”ランダムに変えるか、あるいは−回
発呼する毎に’ｌｅ　’２＋　・・・ｔｎ、　　ｔｌ・
・・と順次循環するように制御してもよい。第１図の点
線で示したＣは端末局から発呼が無かった場合１周期的
に空線信号を送出することを示すものである。

第２図は第１図に示した端末局の系統図である。

無線機１ｆｔ介して緩衝増幅器２で受信した信号は信号
検出回路３で検出されて制御部４に送られる。

端末局で発呼するとその制御信号４ａを制御部４で検出
し、信号検出回路３からの信号４ｂで空線信号を受信し
たチャネルに走査を停止し、空線信号が断になったら信
号発生回路５に制御部４から発呼信号の送出信号４ｃを
出し１発呼信号をスイッチング及び緩衝増幅器６を介し
て無線機の変調入力に接続する。７は送受切替器、８は
送受器である。

以上説明したごとく本発明によれば、単信回線にマルチ
チャネルアクセス方式が適用でき、端末局から親局向の
電波の強弱に関係なく、均等に端末局が発呼できる機会
が与えられ、同時発呼による端末局の妨害も格段に軽減
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例における端末局からの発呼信号
送出のタイミングを示すタイムチャート。 第２図は本発明の実施例による端末局の構成例を示すブ
ロック図である。 １：無線機、２：緩衝増幅器、３：信号検出回路、４：
制御部、５：信号発生回路、６：スイッチング及び緩衝
増幅器、７：送受切替器、８：送受器。 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 親局と多数の端末局で構成され、この端末局は複数の電
   波を共有して単信通話を行う無線電話システムにおいて
   、前記親局から空回線に一定時間の空線信号を周期的に
   送出し、前記端末局から発呼する場合、空線信号を受信
   したらそのチャネルに走査を停止して空線信号断を検出
   し、この空線信号断から発呼信号の送出タイミングをラ
   ンダムに、あるいは発呼の操作毎に周期的に変えるよう
   にし、前記多数の端末局の同時発呼による障害を軽減し
   たことを特徴とする単信通話のマルチチャネルアクセス
   無線電話方式。