JPS5850179B2 - 特殊シ−トの連続製造法 - Google Patents
特殊シ−トの連続製造法Info
- Publication number
- JPS5850179B2 JPS5850179B2 JP50073789A JP7378975A JPS5850179B2 JP S5850179 B2 JPS5850179 B2 JP S5850179B2 JP 50073789 A JP50073789 A JP 50073789A JP 7378975 A JP7378975 A JP 7378975A JP S5850179 B2 JPS5850179 B2 JP S5850179B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- special
- peripheral surfaces
- resin
- sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
- Packaging Frangible Articles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、農産物、水産物等の包装に好適な多数の通風
孔を有するプラスチック製長尺シートを連続製造する方
法に係わる。
孔を有するプラスチック製長尺シートを連続製造する方
法に係わる。
厚さ0.2〜0.5 mmのプラスチック製長尺シート
は、一般に、Tダイ押出成形、カレンダー成形等の方法
により製造されるが、これらの方法により得られたシー
トは一般に通風孔を有しないため、このシートで農産物
、水産物等を包装するとムレが起こる。
は、一般に、Tダイ押出成形、カレンダー成形等の方法
により製造されるが、これらの方法により得られたシー
トは一般に通風孔を有しないため、このシートで農産物
、水産物等を包装するとムレが起こる。
これを避けるために、通風孔を有するプラスチック製シ
ートが案出されているが、これらはプラスチック製の網
の両縁に一般の無孔プラスチック製シートを接着するこ
とによりつくられたもので、従って、その製造法も、網
と無孔シートを別々に一旦成形し、更にそれらを接合せ
しめるための煩雑な工程を要するものである。
ートが案出されているが、これらはプラスチック製の網
の両縁に一般の無孔プラスチック製シートを接着するこ
とによりつくられたもので、従って、その製造法も、網
と無孔シートを別々に一旦成形し、更にそれらを接合せ
しめるための煩雑な工程を要するものである。
本発明は、上記問題点を解消したものであり、その目的
は、主として中央部に多数の通風孔が穿たれた厚さ0.
2〜0.5 ynmの一様な長尺プラスチック製シート
を連続的に、しかも簡易かつ能率的に製造する方法を提
供することにある。
は、主として中央部に多数の通風孔が穿たれた厚さ0.
2〜0.5 ynmの一様な長尺プラスチック製シート
を連続的に、しかも簡易かつ能率的に製造する方法を提
供することにある。
本発明の製造法は、軸に対し直角方向断面の径が一定で
ある平滑ロールから両端に耳部連続周面と中央部に多数
の不連続周面とが残るようにロールの他の周面を0.2
〜0.5 mmの範囲の一定深さに削り落したときに得
られる表面形状を有する特殊ロールと、平滑周面を有し
かつ軸に対し直角方向断面の径が一定である平滑ロール
とを押し付け、両ロールを冷却下互に逆方向に回転させ
てなるロール成形機に、溶融樹脂をほぼ一定の適当量の
樹脂溜りがロール成形機の成形部上に形成維持されるよ
うに連続的に供給し、送り出される成形固化された有孔
シートを連続的に引き取ることを特徴とする。
ある平滑ロールから両端に耳部連続周面と中央部に多数
の不連続周面とが残るようにロールの他の周面を0.2
〜0.5 mmの範囲の一定深さに削り落したときに得
られる表面形状を有する特殊ロールと、平滑周面を有し
かつ軸に対し直角方向断面の径が一定である平滑ロール
とを押し付け、両ロールを冷却下互に逆方向に回転させ
てなるロール成形機に、溶融樹脂をほぼ一定の適当量の
樹脂溜りがロール成形機の成形部上に形成維持されるよ
うに連続的に供給し、送り出される成形固化された有孔
シートを連続的に引き取ることを特徴とする。
本発明のシート製造法は、特殊なロール成形機を用いる
ものであり、先ずこれを添付図面に基いて説明する。
ものであり、先ずこれを添付図面に基いて説明する。
第1図は、本発明の実施に用いられる装置0一例を示す
概略側面図であり、また、第2図は、その概略底面図で
ある。
概略側面図であり、また、第2図は、その概略底面図で
ある。
図に於いて、押出機1から押出された溶融樹脂は、互に
逆方向に回転する平滑ロール2と特殊ロール3との圧接
により形成される成形部上に、はぼ一定の適量の樹脂溜
り12が形成維持されるように連続的に供給され、成形
固化された有孔シート5は、案内ロール4を経て引き取
り装置8により引き取られる。
逆方向に回転する平滑ロール2と特殊ロール3との圧接
により形成される成形部上に、はぼ一定の適量の樹脂溜
り12が形成維持されるように連続的に供給され、成形
固化された有孔シート5は、案内ロール4を経て引き取
り装置8により引き取られる。
第4図は、本発明に用いられる特殊ロール3の一例につ
いてその断面図を示したものである。
いてその断面図を示したものである。
この特殊ロールは特殊な表面形状を有するが、その加工
方法は伺ら限定されるものではない。
方法は伺ら限定されるものではない。
この特殊ロール3の表面形状は、3a、3b及び3cの
部分からなり、軸に対し直角方向断面の径が一定である
周面平滑なロールから、その両端に耳部となる連続周面
と、また、中央部には多数の不連続周面とが残るように
、ロールの他の周面を0.2〜0.5mmの範囲の一定
法さに削り落したときに形成される形状である。
部分からなり、軸に対し直角方向断面の径が一定である
周面平滑なロールから、その両端に耳部となる連続周面
と、また、中央部には多数の不連続周面とが残るように
、ロールの他の周面を0.2〜0.5mmの範囲の一定
法さに削り落したときに形成される形状である。
従って、3aは両端の連続周面形状の耳部を、3cは中
央部の多数の不連続凸状周面の形状を有する部分を、そ
して3bは一定法さに段落している形状の部分をそれぞ
れ表わす。
央部の多数の不連続凸状周面の形状を有する部分を、そ
して3bは一定法さに段落している形状の部分をそれぞ
れ表わす。
かかる特殊ロール3は、上記の如く径が一定の平滑ロー
ルから切削加工によってつくることもできるが、第4図
に示した如く、3a、3b及び3cとなる要素部材を組
立てることによってもつくることができる。
ルから切削加工によってつくることもできるが、第4図
に示した如く、3a、3b及び3cとなる要素部材を組
立てることによってもつくることができる。
平滑ロール2は、軸に対し直角方向断面の径が一定であ
り、溶融樹脂をシートに成形する際の成形性を一層良好
ならしめるためにはテフロンコテイングを施したものが
よい。
り、溶融樹脂をシートに成形する際の成形性を一層良好
ならしめるためにはテフロンコテイングを施したものが
よい。
ロール2と3をハンドル7により圧接せしめると、ロー
ル2の周面にロール3の耳部3aと凸状部3cとが当接
し、3cの溝部と3bはロール2に当接しないので間隙
が形成されることとなる。
ル2の周面にロール3の耳部3aと凸状部3cとが当接
し、3cの溝部と3bはロール2に当接しないので間隙
が形成されることとなる。
ローレル2と3を圧接したときこの間隙を形成する部分
がロール成形様の成形部である。
がロール成形様の成形部である。
従って、ロール2と3を押し付け、両ロールを冷却下に
互に逆回転させながら上記成形部に溶融樹脂を供給する
と有孔シート5が連続的に成形され、送り出されること
となる。
互に逆回転させながら上記成形部に溶融樹脂を供給する
と有孔シート5が連続的に成形され、送り出されること
となる。
ロール2と3の冷却は、内部に冷却水を導通することに
より容易に行ない得る。
より容易に行ない得る。
また、押出機1の先端に付設される押出ダイは、図には
示されていないが、上記成形部になるべく平均して樹脂
が供給されるようにTダイ型式のものが好ましい。
示されていないが、上記成形部になるべく平均して樹脂
が供給されるようにTダイ型式のものが好ましい。
更に、ロール2と3の互に逆方向の回転は、ロールの軸
にとりつけられた歯車6のかみ合せにより、一方の歯車
を、駆動させることにより容易に行ない得る。
にとりつけられた歯車6のかみ合せにより、一方の歯車
を、駆動させることにより容易に行ない得る。
本発明のシート製造法は、上記の如く構成されたロール
成形機の成形部に、溶融樹脂を連続的に供給することに
より有孔シートを連続的に成形する方法であるが、その
際溶融樹脂の供給量は成形部上にほぼ一定の適量の樹脂
溜りが形成維持されるように調節される。
成形機の成形部に、溶融樹脂を連続的に供給することに
より有孔シートを連続的に成形する方法であるが、その
際溶融樹脂の供給量は成形部上にほぼ一定の適量の樹脂
溜りが形成維持されるように調節される。
この樹脂溜りの量が不足又は多過ぎると均一かつ円滑な
成形が困難となり易い。
成形が困難となり易い。
この樹脂溜りの適当量は、樹脂の種類に応じ、押出温度
、冷却ロールの温度、ロールの径及び回転速度等を運転
しながら適宜選定することにより容易に行ない得る。
、冷却ロールの温度、ロールの径及び回転速度等を運転
しながら適宜選定することにより容易に行ない得る。
かくして、はぼ一定の適量に形成維持された樹脂溜りの
溶融樹脂が、回転する特殊ロールと平滑ロールの表面に
接しながら成形部に引き込まれ、成形が行われる。
溶融樹脂が、回転する特殊ロールと平滑ロールの表面に
接しながら成形部に引き込まれ、成形が行われる。
ロールは冷却されているので、回転する特殊ロール上に
保持された上記成形後の樹脂は冷却固化され、特殊ロー
ルが約半回転すると、特殊ロールから有孔シートとなっ
て連続的に離型され、案内ロールを経て引き取られる。
保持された上記成形後の樹脂は冷却固化され、特殊ロー
ルが約半回転すると、特殊ロールから有孔シートとなっ
て連続的に離型され、案内ロールを経て引き取られる。
本発明の方法により得られる有孔シートは、用いられる
特殊ロールの形状に応じて種々のものが得られる。
特殊ロールの形状に応じて種々のものが得られる。
第3図a −dは、それらの例について平面図で示した
ものである。
ものである。
a図のシートは、大根、葱、午勢等細長い物を、b図の
シートは玉葱、馬鈴薯時を、C図のシートは小さい物を
、また、d図のシートはきやべつ、なす等を包装するの
に好適である。
シートは玉葱、馬鈴薯時を、C図のシートは小さい物を
、また、d図のシートはきやべつ、なす等を包装するの
に好適である。
かかる種々の形状の有孔シートを成形するには、特殊ロ
ールの表面形状をそれらに対応すべく変えねばならない
が、特殊ロールの構造を第4図の例に示す如く、3a、
3b、3c等の形状を有する部材を用意しておき、必要
に応じ適宜取り替えて組立てられるようにすることによ
って容易に行ない得る。
ールの表面形状をそれらに対応すべく変えねばならない
が、特殊ロールの構造を第4図の例に示す如く、3a、
3b、3c等の形状を有する部材を用意しておき、必要
に応じ適宜取り替えて組立てられるようにすることによ
って容易に行ない得る。
第4図に示すロールは、3a 、3b 、3c等の形状
を有する部材が、ロル軸にキー9、止めピン10及びス
トッパー11により固定され組立てられたものである。
を有する部材が、ロル軸にキー9、止めピン10及びス
トッパー11により固定され組立てられたものである。
本発明の方法は、簡易かつ能率的であり、実用性極めて
犬である。
犬である。
第1図及び第2図は、本発明の実施に用いられる装置の
一例を示す概略図であり、第1図はその側面を、また第
2図はその底面図を示す。 第3図は、本発明の方法により得られるシートの例の平
面図と、また、第4図は、本発明に用いられる特殊ロー
ルの一例の断面図を示す。 1・・・・・・押出機、2・・・・・・平滑ロール、3
・・曲特殊ロール、3a・・・・・・特殊ロールの連続
周面形状の耳部、3b・・・・・・特殊ロールの3aと
30以外の削り落された形状の部分、3c・・曲特殊ロ
ール中央部の多数の不連続局面形状の部分、4・・・・
・・案内ロール、5・・・・・・成形された特殊シート
、6・・曲歯車、7・・・・・・バンドル、8・・曲引
き取り装置、9・・曲キ、10・・・・・−止メヒン、
11・・曲ストッパー12・・・・・・樹脂溜り。
一例を示す概略図であり、第1図はその側面を、また第
2図はその底面図を示す。 第3図は、本発明の方法により得られるシートの例の平
面図と、また、第4図は、本発明に用いられる特殊ロー
ルの一例の断面図を示す。 1・・・・・・押出機、2・・・・・・平滑ロール、3
・・曲特殊ロール、3a・・・・・・特殊ロールの連続
周面形状の耳部、3b・・・・・・特殊ロールの3aと
30以外の削り落された形状の部分、3c・・曲特殊ロ
ール中央部の多数の不連続局面形状の部分、4・・・・
・・案内ロール、5・・・・・・成形された特殊シート
、6・・曲歯車、7・・・・・・バンドル、8・・曲引
き取り装置、9・・曲キ、10・・・・・−止メヒン、
11・・曲ストッパー12・・・・・・樹脂溜り。
Claims (1)
- 1 軸に対し直角方向断面の径が一定である平滑ロール
から両端に耳部連続周面と中央部に多数の不連続周面と
が残るようにロールの他の周面を0.2〜0.5mmの
範囲の一定深さに削り落したときに得られる表面形状を
有する特殊ロールと、平滑周面を有しかつ軸に対し直角
方向断面の径が一定である平滑ロールとを押し付け、両
ロールを冷却下互に逆方向に回転させてなるロール成形
機に、溶融樹脂をほぼ一定の適当量の樹脂溜りがロール
成形機の成形部上に形成維持されるように連続的に供給
し、送り出される成形固化されたシートを連続的に引き
取ることを特徴とする特殊シートの連続製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50073789A JPS5850179B2 (ja) | 1975-06-19 | 1975-06-19 | 特殊シ−トの連続製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50073789A JPS5850179B2 (ja) | 1975-06-19 | 1975-06-19 | 特殊シ−トの連続製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS51150574A JPS51150574A (en) | 1976-12-24 |
JPS5850179B2 true JPS5850179B2 (ja) | 1983-11-09 |
Family
ID=13528298
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50073789A Expired JPS5850179B2 (ja) | 1975-06-19 | 1975-06-19 | 特殊シ−トの連続製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5850179B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60156831A (ja) * | 1984-01-25 | 1985-08-17 | 松下電器産業株式会社 | トイレ用衛生洗浄システム |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5931109A (ja) * | 1982-08-13 | 1984-02-20 | フクビ化学工業株式会社 | セメント板等のエンボス成型装置 |
-
1975
- 1975-06-19 JP JP50073789A patent/JPS5850179B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60156831A (ja) * | 1984-01-25 | 1985-08-17 | 松下電器産業株式会社 | トイレ用衛生洗浄システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS51150574A (en) | 1976-12-24 |
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