JPS6111757B2 - - Google Patents
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- JPS6111757B2 JPS6111757B2 JP56148967A JP14896781A JPS6111757B2 JP S6111757 B2 JPS6111757 B2 JP S6111757B2 JP 56148967 A JP56148967 A JP 56148967A JP 14896781 A JP14896781 A JP 14896781A JP S6111757 B2 JPS6111757 B2 JP S6111757B2
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- JP
- Japan
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- roll
- film
- coating
- cutting edge
- cuts
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Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B26—HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
- B26F—PERFORATING; PUNCHING; CUTTING-OUT; STAMPING-OUT; SEVERING BY MEANS OTHER THAN CUTTING
- B26F3/00—Severing by means other than cutting; Apparatus therefor
- B26F3/06—Severing by using heat
- B26F3/08—Severing by using heat with heated members
- B26F3/10—Severing by using heat with heated members with heated rollers or discs
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T83/00—Cutting
- Y10T83/04—Processes
- Y10T83/0405—With preparatory or simultaneous ancillary treatment of work
- Y10T83/041—By heating or cooling
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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- Y10T83/0405—With preparatory or simultaneous ancillary treatment of work
- Y10T83/041—By heating or cooling
- Y10T83/0414—At localized area [e.g., line of separation]
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T83/00—Cutting
- Y10T83/283—With means to control or modify temperature of apparatus or work
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10T83/283—With means to control or modify temperature of apparatus or work
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- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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- Mechanical Engineering (AREA)
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- Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は熱可塑性皮膜に、任意の方向に、断続
又は連続した切目を入れる方法に関するものであ
る。
又は連続した切目を入れる方法に関するものであ
る。
本出願人は特願昭53−004509「広幅網状延伸膜
の製法」及び特願昭54−16370「皮膜より横延伸
ウエブの製法」に於いて、未延伸皮膜の縦方向又
は横方向に断続した切目を入れた後で、切目方向
に延伸することにより縦方向又は横方向の網目を
有する広幅網状延伸膜を連続的に製造する方法を
提供したが、未延伸熱可塑性皮膜に、刃先の摩耗
を少く、且つ高倍率の後延伸において切断をもた
らさない精度を恒久的に維持して、並列ピツチの
細かい断続した線状切目を入れることは在来の切
截技術では非常に困難なことを痛感した。即ち、
カミソリ刃、又は高速回転刃のような鋭利な刃先
で皮膜を切り裂く場合、特に未延伸皮膜に於いて
は刃先の摩耗が大で、刃先が鈍化すれば切目にノ
ツチや局部的伸びが出来て、延伸切れの原因とな
り、又、硬質ロール上で刃先を押し付けて切るス
コアカツター方式では刃先及ロールの摩耗が極端
に大であり、又上刃と下刃で剪み切るシエヤーカ
ツトでは、切目端部にノツチが出来、又単なる加
熱刃によるヒートカツトでは刃先に溶融樹脂が融
着したり、切目周縁が不規則な形状を示し、時に
は切目が部分的に融着したりして満足な切目が得
がたく、何れの方法も夫々に難点を有している。
の製法」及び特願昭54−16370「皮膜より横延伸
ウエブの製法」に於いて、未延伸皮膜の縦方向又
は横方向に断続した切目を入れた後で、切目方向
に延伸することにより縦方向又は横方向の網目を
有する広幅網状延伸膜を連続的に製造する方法を
提供したが、未延伸熱可塑性皮膜に、刃先の摩耗
を少く、且つ高倍率の後延伸において切断をもた
らさない精度を恒久的に維持して、並列ピツチの
細かい断続した線状切目を入れることは在来の切
截技術では非常に困難なことを痛感した。即ち、
カミソリ刃、又は高速回転刃のような鋭利な刃先
で皮膜を切り裂く場合、特に未延伸皮膜に於いて
は刃先の摩耗が大で、刃先が鈍化すれば切目にノ
ツチや局部的伸びが出来て、延伸切れの原因とな
り、又、硬質ロール上で刃先を押し付けて切るス
コアカツター方式では刃先及ロールの摩耗が極端
に大であり、又上刃と下刃で剪み切るシエヤーカ
ツトでは、切目端部にノツチが出来、又単なる加
熱刃によるヒートカツトでは刃先に溶融樹脂が融
着したり、切目周縁が不規則な形状を示し、時に
は切目が部分的に融着したりして満足な切目が得
がたく、何れの方法も夫々に難点を有している。
本発明は上記のごとく、在来の技術では困難で
あつた熱可塑性皮膜特に未延伸皮膜に、後延伸可
能な程度の精度を有する断続又は連続した線状切
目を入れることを可能ならしめると共に、切截具
の長期連続的使用を可能ならしめることを目的と
するものであり、その要旨は、走行する熱可塑性
皮膜の速度に等しいか又はやや速い周速で回転す
るロールの外周にそつて皮膜を進行せしめ、該ロ
ール上でロールと略等しい周速で回転する回転刃
の刃先を圧押して皮膜に切目を入れるに当り、回
転刃の刃先を皮膜の溶融開始温度以上の温度に加
熱し、上記ロールの表面を高分子物質層となし、
且つロールと皮膜との接触面に液体を付着せしめ
て冷却するものである。
あつた熱可塑性皮膜特に未延伸皮膜に、後延伸可
能な程度の精度を有する断続又は連続した線状切
目を入れることを可能ならしめると共に、切截具
の長期連続的使用を可能ならしめることを目的と
するものであり、その要旨は、走行する熱可塑性
皮膜の速度に等しいか又はやや速い周速で回転す
るロールの外周にそつて皮膜を進行せしめ、該ロ
ール上でロールと略等しい周速で回転する回転刃
の刃先を圧押して皮膜に切目を入れるに当り、回
転刃の刃先を皮膜の溶融開始温度以上の温度に加
熱し、上記ロールの表面を高分子物質層となし、
且つロールと皮膜との接触面に液体を付着せしめ
て冷却するものである。
回転刃を回転ロールに圧押して皮膜を切ること
は、特公昭35−10885にも記載され、又スコアカ
ツターが用いられていることより、従来から公知
であるが、回転刃の刃先を加熱する点、ロール表
面を高分子物質層となし、且つロールと皮膜との
接触面を液体で冷却する点が、本願の従来の方法
と異り、全く新規な点である。
は、特公昭35−10885にも記載され、又スコアカ
ツターが用いられていることより、従来から公知
であるが、回転刃の刃先を加熱する点、ロール表
面を高分子物質層となし、且つロールと皮膜との
接触面を液体で冷却する点が、本願の従来の方法
と異り、全く新規な点である。
ロール表面の高分子物質層としてはエラストマ
ーが、硬度を適宜に選ぶことが出来、かつ製作も
容易であるので最も良く使用されるが、ある程度
の弾性変形が可能なプラスチツクスでもよい。又
皮や布に樹脂を含浸させたもの、或いは稀に皮や
布そのものも用いられる。
ーが、硬度を適宜に選ぶことが出来、かつ製作も
容易であるので最も良く使用されるが、ある程度
の弾性変形が可能なプラスチツクスでもよい。又
皮や布に樹脂を含浸させたもの、或いは稀に皮や
布そのものも用いられる。
熱可塑性皮膜のごとく柔軟な薄層体を常温の回
転刃を圧押して切る場合のロール面は硬度の高い
ことが必要で又圧押力も大なるを要し、刃先の摩
耗、ロールに生じる傷も大きいが、本発明の方法
では、刃先が皮膜の溶融開始温度以上の温度に加
熱されているので、刃先が皮膜に接するだけで之
を貫通する故、刃先の圧押力は非常に小さく、ロ
ール表面は比較的軟質の高分子物質層が用いら
れ、刃先の摩耗は少く、長期に亘つて極めて鋭利
に保つことが出来、更に皮膜はロールとの接触面
から液体で冷却されているので、貫通した刃に接
する極少部分しか溶けず、貫通した刃先もこの液
体により直ちに冷却されて、之が皮膜から抜け去
るとき、その面に溶融樹脂の付着することもな
く、皮膜の切目は刃の厚み幅の細い線状で恰も鋭
利な刃先で切り裂いたと同様の切目となり、断続
切目の場合も切目両端にノツチの入る慮れは全く
ない。又ロール表面の高分子物質層は軽く圧押さ
れる刃先により多少の傷跡が付くが、冷却されて
いるので刃先の熱の影響を受けて老化することは
なく、弾性は変らず長時間使用可能であり、又刃
先が多少摩耗して鈍化しても、本願の方法は刃先
で切り裂くものでない故、支障は少く、長期に亘
り良好な切れ味を維持する。
転刃を圧押して切る場合のロール面は硬度の高い
ことが必要で又圧押力も大なるを要し、刃先の摩
耗、ロールに生じる傷も大きいが、本発明の方法
では、刃先が皮膜の溶融開始温度以上の温度に加
熱されているので、刃先が皮膜に接するだけで之
を貫通する故、刃先の圧押力は非常に小さく、ロ
ール表面は比較的軟質の高分子物質層が用いら
れ、刃先の摩耗は少く、長期に亘つて極めて鋭利
に保つことが出来、更に皮膜はロールとの接触面
から液体で冷却されているので、貫通した刃に接
する極少部分しか溶けず、貫通した刃先もこの液
体により直ちに冷却されて、之が皮膜から抜け去
るとき、その面に溶融樹脂の付着することもな
く、皮膜の切目は刃の厚み幅の細い線状で恰も鋭
利な刃先で切り裂いたと同様の切目となり、断続
切目の場合も切目両端にノツチの入る慮れは全く
ない。又ロール表面の高分子物質層は軽く圧押さ
れる刃先により多少の傷跡が付くが、冷却されて
いるので刃先の熱の影響を受けて老化することは
なく、弾性は変らず長時間使用可能であり、又刃
先が多少摩耗して鈍化しても、本願の方法は刃先
で切り裂くものでない故、支障は少く、長期に亘
り良好な切れ味を維持する。
回転刃は、縦方向に切目を入れる場合は丸刃を
軸上に所定の並列ピツチで組合せればよく、断続
切目の場合は丸刃外周に切欠きをもうければよ
く、横方向切目の場合は軸の外周を分割して軸方
向の溝を切り、これに帯状の刃を植え込む方法が
一般に用いられ、断続切目の場合は該刃の刃先に
切欠きをもうければよい。刃先の加熱は、軸の内
部からの加熱でもよく、外部からの輻射又は油浴
加熱も用いられる。ロールと皮膜接触面の冷却液
体は、通常は水が用いられ、ロール下半を水槽に
浸すか、皮膜面に水を付着せしめればよい。
軸上に所定の並列ピツチで組合せればよく、断続
切目の場合は丸刃外周に切欠きをもうければよ
く、横方向切目の場合は軸の外周を分割して軸方
向の溝を切り、これに帯状の刃を植え込む方法が
一般に用いられ、断続切目の場合は該刃の刃先に
切欠きをもうければよい。刃先の加熱は、軸の内
部からの加熱でもよく、外部からの輻射又は油浴
加熱も用いられる。ロールと皮膜接触面の冷却液
体は、通常は水が用いられ、ロール下半を水槽に
浸すか、皮膜面に水を付着せしめればよい。
以下図面により本発明の方法を説明すると、第
1図及び第2図は熱可塑性皮膜に縦方向の切目を
入れる場合の一例を示し、軸1上にスペーサー2
を挾んで同じ外径の薄い鋭利な刃先を有する丸刃
3を所定のピツチに並列して組立てた回転刃4
を、表面が軟質ゴムからなるロール5に軽く圧押
し、該ロール5と略等しい周速で回転せしめ、第
1図に示すごとく皮膜6はロール5の外周にそつ
て該圧押部を通り、該部で切截されてピンチロー
ル7,7′で引取られる。回転刃4は下方にもう
けた加熱槽8内でヒーター9で加熱されたシリコ
ン油浴10中に下部を浸漬されて刃先を皮膜の溶
融開始温度以上の適温に加熱されて回転しロール
5は下方にもうけた水槽11内の水12に下部を
浸漬され、表面に水を付着してロールと皮膜の接
触面を冷却して回転する。回転刃4の刃先はロー
ル5との圧押部で先づ皮膜6に接して、之を溶融
貫通するが、皮膜はロール5に接する裏面から水
で冷却されているので刃先に接する極少部分しか
溶けず、又この水で、貫通した刃先も冷却され
て、刃先が皮膜から抜け去るとき溶融樹脂が付着
することもない。冷却された刃先は、回転して下
方の高温シリコン油浴で再度加熱され、皮膜に接
するときは常に皮膜を直ちに溶かし得る適温を保
たしめ、刃に付着したシリコン油は布又はスポン
ヂ13で拭きとられ、飛散、皮膜への付着を防止
される。
1図及び第2図は熱可塑性皮膜に縦方向の切目を
入れる場合の一例を示し、軸1上にスペーサー2
を挾んで同じ外径の薄い鋭利な刃先を有する丸刃
3を所定のピツチに並列して組立てた回転刃4
を、表面が軟質ゴムからなるロール5に軽く圧押
し、該ロール5と略等しい周速で回転せしめ、第
1図に示すごとく皮膜6はロール5の外周にそつ
て該圧押部を通り、該部で切截されてピンチロー
ル7,7′で引取られる。回転刃4は下方にもう
けた加熱槽8内でヒーター9で加熱されたシリコ
ン油浴10中に下部を浸漬されて刃先を皮膜の溶
融開始温度以上の適温に加熱されて回転しロール
5は下方にもうけた水槽11内の水12に下部を
浸漬され、表面に水を付着してロールと皮膜の接
触面を冷却して回転する。回転刃4の刃先はロー
ル5との圧押部で先づ皮膜6に接して、之を溶融
貫通するが、皮膜はロール5に接する裏面から水
で冷却されているので刃先に接する極少部分しか
溶けず、又この水で、貫通した刃先も冷却され
て、刃先が皮膜から抜け去るとき溶融樹脂が付着
することもない。冷却された刃先は、回転して下
方の高温シリコン油浴で再度加熱され、皮膜に接
するときは常に皮膜を直ちに溶かし得る適温を保
たしめ、刃に付着したシリコン油は布又はスポン
ヂ13で拭きとられ、飛散、皮膜への付着を防止
される。
第3図は熱可塑性皮膜に横方向の切目を入れる
場合の一例を示し、軸21の外周を等分割して軸
方向に刻んだ溝に、皮膜の巾よりも短い長さの薄
く鋭利な刃先を有する帯状の刃22を植込んだ回
転刃23を、皮膜と等しい周速で回転する軟質ゴ
ムロール24に軽く圧押し、回転刃23は軸21
の中心に穿つた孔に嵌め込んだ電熱ヒーター25
により刃先が皮膜の溶融開始温度以上の適温に加
熱され、ロール24は下方にもうけた水槽26の
水中に下部を浸漬され表面に水を付着して回転す
る。皮膜27はロール24の外周にそつて、刃先
の圧押部を通り、該部で左右耳端部を残して横方
向の切目を入れられて、ピンチロール28,2
8′にて引取られる。切截時の機能は前記の縦方
向切目の場合と同様である。
場合の一例を示し、軸21の外周を等分割して軸
方向に刻んだ溝に、皮膜の巾よりも短い長さの薄
く鋭利な刃先を有する帯状の刃22を植込んだ回
転刃23を、皮膜と等しい周速で回転する軟質ゴ
ムロール24に軽く圧押し、回転刃23は軸21
の中心に穿つた孔に嵌め込んだ電熱ヒーター25
により刃先が皮膜の溶融開始温度以上の適温に加
熱され、ロール24は下方にもうけた水槽26の
水中に下部を浸漬され表面に水を付着して回転す
る。皮膜27はロール24の外周にそつて、刃先
の圧押部を通り、該部で左右耳端部を残して横方
向の切目を入れられて、ピンチロール28,2
8′にて引取られる。切截時の機能は前記の縦方
向切目の場合と同様である。
上述の如く本発明の方法は、加熱刃による溶融
切截であるにかゝわらず、鋭利な刃先で切り裂い
たと全く同様の切目が得られる点、切目の並列ピ
ツチを細かくし、且つ断続切目、特に従来の方法
では殆ど不可能に近かつた皮膜横方向の断続切目
も、切目方向の高倍率の後延伸過程で切断をもた
らすごとき支障を伴うことのない精度で切截し得
ることから、縦方向又は横方向に細かい網目の高
品質の広幅網状延伸膜を、容易且つ経済的に製造
することを可能ならしめた点、又切截具の摩耗、
損傷も少く、その長期連続的な使用を可能ならし
めた点等、本発明の方法によつて得られる効果は
極めて大きいものである。
切截であるにかゝわらず、鋭利な刃先で切り裂い
たと全く同様の切目が得られる点、切目の並列ピ
ツチを細かくし、且つ断続切目、特に従来の方法
では殆ど不可能に近かつた皮膜横方向の断続切目
も、切目方向の高倍率の後延伸過程で切断をもた
らすごとき支障を伴うことのない精度で切截し得
ることから、縦方向又は横方向に細かい網目の高
品質の広幅網状延伸膜を、容易且つ経済的に製造
することを可能ならしめた点、又切截具の摩耗、
損傷も少く、その長期連続的な使用を可能ならし
めた点等、本発明の方法によつて得られる効果は
極めて大きいものである。
第1図は本発明の方法により熱可塑性皮膜の縦
方向に切目を入れる場合の一例を示す装置断面略
図で、第2図はその平面図であり、第3図は皮膜
横方向に切目を入れる場合の一例を示す装置断面
略図である。 第1図及第2図、4……回転刃(縦方向切目
用)、5……軟質ゴムロール、6……皮膜、8…
…加熱槽、11……水槽。 第3図、23……回転刃(横方向切目用)、2
4……軟質ゴムロール、25……電熱ヒーター、
26……水槽、27……皮膜。
方向に切目を入れる場合の一例を示す装置断面略
図で、第2図はその平面図であり、第3図は皮膜
横方向に切目を入れる場合の一例を示す装置断面
略図である。 第1図及第2図、4……回転刃(縦方向切目
用)、5……軟質ゴムロール、6……皮膜、8…
…加熱槽、11……水槽。 第3図、23……回転刃(横方向切目用)、2
4……軟質ゴムロール、25……電熱ヒーター、
26……水槽、27……皮膜。
Claims (1)
- 1 走行する熱可塑性皮膜の速度と等いか又はや
や速い周速で回転する高分子層よりなるロールの
外周に沿つて皮膜を進行せしめ、このロール上
で、ロールとほぼ等い周速で回転する回転刃の刃
先を皮膜の熔融開始点以上の温度に加熱し、回転
刃の刃先を押圧して皮膜に切目を入れ、その後そ
の皮膜を延伸して延伸ウエブを製造する方法に於
て、皮膜に切目を入れるに当り、ロールと皮膜と
の接触面に液体を付着せしめて冷却することを特
徴とする熱可塑性皮膜に切目を入れる方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56148967A JPS5851114A (ja) | 1981-09-21 | 1981-09-21 | 熱可塑性皮膜に切目を入れる方法 |
US06/419,563 US4489630A (en) | 1981-09-21 | 1982-09-17 | Method and apparatus for slitting thermoplastic films |
DE8282304942T DE3277765D1 (en) | 1981-09-21 | 1982-09-20 | Method and apparatus for slitting thermoplastic films |
EP82304942A EP0075474B1 (en) | 1981-09-21 | 1982-09-20 | Method and apparatus for slitting thermoplastic films |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56148967A JPS5851114A (ja) | 1981-09-21 | 1981-09-21 | 熱可塑性皮膜に切目を入れる方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5851114A JPS5851114A (ja) | 1983-03-25 |
JPS6111757B2 true JPS6111757B2 (ja) | 1986-04-04 |
Family
ID=15464664
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56148967A Granted JPS5851114A (ja) | 1981-09-21 | 1981-09-21 | 熱可塑性皮膜に切目を入れる方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4489630A (ja) |
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