JPS5850088Y2 - 可動部分を持たない純流体制御素子を用いた流体供給装置 - Google Patents

可動部分を持たない純流体制御素子を用いた流体供給装置

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JPS5850088Y2
JPS5850088Y2 JP16323977U JP16323977U JPS5850088Y2 JP S5850088 Y2 JPS5850088 Y2 JP S5850088Y2 JP 16323977 U JP16323977 U JP 16323977U JP 16323977 U JP16323977 U JP 16323977U JP S5850088 Y2 JPS5850088 Y2 JP S5850088Y2
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JP
Japan
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water
output port
control element
fluid control
pressure
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Expired
Application number
JP16323977U
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JPS5489307U (ja
Inventor
善治郎 田坂
英男 小蔦
賢剛 上原
隆正 川崎
Original Assignee
三菱重工業株式会社
日本鋼管株式会社
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Publication date
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  • Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
  • Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、熱間帯鋼仕上圧延機出側に設けられたストリ
ップ冷却装置のように水流中に空気の混入をきらう設備
への流体供給装置に関するものである。
従来のこの種装置の実例を第1図にて説明する。
本例はテーブルロール1の上に設けられた冷却水へラダ
2から注水して、テーブルロール1の上を走行する熱間
圧延製品3を冷却しようとするものである。
尚ここでの冷却水ヘッダ2からの注水方法としてはスプ
レィノズルを用いた高圧注水でもサイフオンチューブを
用いた低圧注水でもよい。
従来は図示の如く冷却水へラダ2にポンプ源4から配管
5を通じて送られた水を閉止弁6を開き、配管7によっ
て導き注水していた。
勿論配管5、配管7の途中に圧力調整弁を入れた例もあ
る。
この場合閉止弁6を急速に閉止すると、閉止弁6の上流
側配管5にサージ圧が発生して、他の場所で冷却に使用
している設備の圧力を変動させ、冷却制御に悪影響を及
ぼす、又配管5内の流速が下るため管内圧力損失が小さ
くなり閉止弁の一次圧が上昇する原因ともなっている。
この欠点を改善した例を第2図に示す。
第2図において符号11〜15,17の各部材は第1図
の符号1〜5,1の各部材に対応するものである。
本例の特徴は第1図のものの閉止弁60代りに、三方切
換弁16を用い冷却水ヘッダ12に水を送らない場合は
、三方切換弁16を上位置に切換え、ポンプ源14かも
送られて来た水を配管18を通しスケールスルース19
等、水処理設備へ通じた溝に流すようにしたことにある
この方式によれば配管15中のサージ圧発生、一次圧上
昇はまぬがれることができる。
しかし三方切換弁16は接液部に可動部分が多く保守に
多大の時間と人手を要する。
又回路切換に長時間を要し熱延製品の温度制御が行ない
がたいという欠点がある。
この欠点を改善した実例を第3図に示す。
第3図の中で符号21〜25.27〜29の各部材は第
2図の符号11〜15.17〜19の各部材に対応する
ものである。
本例の特徴は第2図の三方切換弁16の代りに流体バル
ブという商品名で販売されている可動部分を持たな(嘴
流体制御素子26を用いたことにある。
この装置によれば回路切換速度は一段と速く好制御を行
なうことが可能である。
純流体制御素子は制御ポー)31に接続されている空気
電磁弁30を閉にし、制御ポート33に接続されている
空気逮※電磁弁32を開にして制御ポート33を大気に
開放すると供給ポート34から送られた水は出力ポート
35を出て冷却水へラダ22に供給される。
空気電磁弁3G、32を逆に開、閉にすれば水はバイパ
ス出力ポート36を出てスケールスルース29に流れこ
む。
しかし本例では水が供給ポート34からバイパス出力ポ
ート36を経てスケールスルース29に流れたとき出力
ポート35側に負圧が発生し冷却水ヘッダ22及び配管
27の中にある水はバイパス出力ポート36を通ってス
ケールスルース29に流れ空気と置換される。
本考案者等の実験によればつぎの表に示すような値の負
圧が発生している。
従って熱間圧延製品を冷却するため出力ポート3!l水
の流れを切り換えても配管27及び冷却水ヘッダ22の
中を水が充満するまでは熱延製品23の上に注水されな
いことになり時間的遅れが生じ熱延製品23の仕上りが
悪くなるという問題点がある。
本考案は上記注水時間遅れを少なくするため、冷却水ヘ
ッダ22及び配管21内の水を減らさないようにしたも
のであり、ランナウトストリップ冷却装置のように注水
遅れが許されない設備に使用して有効なものである。
以下第4図に示す実施例により本考案につき説明すると
、第4図において符号121〜136の各部材は第3図
の符号21〜36の各部材に対応するもので、それら部
材の構成、作用および相互の関係構造は、第3図に示す
ものとほぼ同様である。
本例の特徴は冷却水ヘッダ122及び配管127の中の
水が負圧により減らないように出力ポート135の出側
に逆止弁137を介装したことである。
本考案の第2の実施例を第5図に示すが、第5図中符号
221〜236の各部材は第3図の符号21〜36の各
部材に対応する。
本例の特徴は供給ポート234から送られた水をバイパ
ス出カポ−)236に流した場合に出力ポート235に
負圧を発生させないようにするためバイパス出カポ−)
236に背圧を発生させるのに必要な可変又は固定の配
管抵抗238を配管228中に設けたことである。
ランナウトテーブル121上を走行する熱間圧延製品1
23を効果的に冷却するには、必要なときに冷却水へラ
ダ122かも直ちに注水しなげればならない。
即ち注水の信号を発してから注水までに時間がかかると
熱延製品の温度管理が悪くなり粗悪品となる。
これを防ぐには冷却水ヘッダ122及び配管127に水
を貯えておけば、供給ポート134かもの水を出力ポー
ト135に流れるように切り換えた瞬間から冷却水へラ
ダ122かも直ちに注水できるようになる。
先ず本考案の第1の実施例を第4図にて説明する。
本例は純流体制御素子126の出力ポート135から冷
却水ヘッダ1220間に逆流防止弁137を入れ冷却水
ヘッダ122及び配管127の中の水が出力ポート13
5からバイパス出力ポート136を通ってスケールスル
ース129に逃げださないようにしたものである。
この逆流防止弁137は通常の逆止弁、手動仕切弁、自
動仕切弁のいずれでも良い。
又逆流防止弁137の設置場所は純流体制御素子126
の出力ポート135から冷却水ヘッダ122の注水口に
至る途中に設ける。
本考案の第2の実施例を第5図にて説明する。
本例は純流体制御素子226は供給ポート234からバ
イパス出カポ−)236に水を流す場合(空気電磁弁2
30開、空気電磁弁232閉)供給ポー)234の圧力
とバイパス出力ポート236の圧力との比がある値より
も低い場合には供給ポート234かも入った水は全てバ
イパス出力ポート236に流れる。
しかしバイパス出力ポート236の圧力を人為的手段に
より高くし供給ポート234の圧力とバイパス出力ポー
ト236の圧力との比がある値より高くなると出力ポー
ト235側にも流れだしはじめる。
更にその比を高くするとバイパス出力ポート236側の
流出量は減り出力ポート235側の流出量が増す。
この状況を第6図に示す、本図においてA点は出力ポー
ト235側にも流れるか否かの限界点である。
A点より少し上側の点になるようにバイパス出力ポート
236の圧力を調整すれば出力ポート235から水又は
空気をバイパス出力ポート236側に吸引流出させない
ようにすることができる。
これは出力ポート235側に負圧が発生しない状態であ
る。
即ち純流体制御素子226のバイパス出力ポート236
出側に可変又は固定もしくは両者を組合せた配管抵抗体
238を入れバイパス出力ポート236出側に背圧を発
生させるようにしたものである。
尚背圧発生手段としては手動絞弁、固定オリフィスの設
置、配管径の選定、位置水頭による背圧等いずれでも良
い。
尚切換制御の方法は水を利用したもの又は空気電磁弁に
より切換後間にする方法でも良い。
本考案装置は、上記のような構成、作用を具有するもの
であるから、本考案によれば、冷却水ヘッダ側に逆流防
止弁の取付けおよびまたはスケールスルース側に背圧発
生装置を取付けることにより純流体制御素子の出側から
冷却水ヘッダまでの中の水の流出を防ぎ冷却水注水の応
答性を良くし、良好な性状の熱延製品を得ることができ
るという実用的効果を挙げることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図および第3図は、それぞれ従来装置の路
用的説明図、第4図は本考案装置の一実施例の概略説明
図、第5図は本考案の他の実施例の概略説明図、第6図
はバイパス出力ポート出側流量と供給ポート入側流量の
比と、バイパスポート出側圧力と供給ポート出側圧力と
の比との関係を示すグラフである。 第4図、第5図において、121.221:テーブルロ
ール、122,222:冷却水ヘッダ、123,223
:熱間圧延製品(ストリップ)、124,224:ポン
プ源、126゜226:可動部分を持たない純流体制御
素子、134.234:供給ポート、135,235:
出力ポート、136,236:バイパス出力ポート、1
3T:逆止弁(逆流防止装置)、238:配管抵抗(背
圧発生装置)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 可動部分を持たない純流体制御素子を、流体の流路切換
    弁として用いた流体供給装置において、上記純流体制御
    素子の出力ポート側に逆流防止装置を、およびまたは該
    純流体制御素子のバイパス出力ポート側に背圧発生装置
    を設けたことを特徴とする可動部分を持たない純流体制
    御素子を用いた流体供給装置。
JP16323977U 1977-12-07 1977-12-07 可動部分を持たない純流体制御素子を用いた流体供給装置 Expired JPS5850088Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP16323977U JPS5850088Y2 (ja) 1977-12-07 1977-12-07 可動部分を持たない純流体制御素子を用いた流体供給装置

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JP16323977U JPS5850088Y2 (ja) 1977-12-07 1977-12-07 可動部分を持たない純流体制御素子を用いた流体供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5489307U JPS5489307U (ja) 1979-06-25
JPS5850088Y2 true JPS5850088Y2 (ja) 1983-11-15

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JP16323977U Expired JPS5850088Y2 (ja) 1977-12-07 1977-12-07 可動部分を持たない純流体制御素子を用いた流体供給装置

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