JPS6217121Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6217121Y2 JPS6217121Y2 JP12497682U JP12497682U JPS6217121Y2 JP S6217121 Y2 JPS6217121 Y2 JP S6217121Y2 JP 12497682 U JP12497682 U JP 12497682U JP 12497682 U JP12497682 U JP 12497682U JP S6217121 Y2 JPS6217121 Y2 JP S6217121Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water supply
- nozzle
- water
- cooling
- cooling water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 32
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 19
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 10
- 239000000463 material Substances 0.000 description 8
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 5
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 5
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Nozzles (AREA)
- Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
- Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、熱鋼板の水冷装置における水切装置
に関するものである。
に関するものである。
スプレーノズル或いはラミナーフローノズル等
を有するノズルヘツダーを複数本配置して熱処理
ライン或いは圧延ライン等で熱鋼材の冷却を行う
水冷装置では、通常ノズルからの冷却水噴出開始
と停止とを給水配管途中に設けた給水弁の開閉に
よつて行つていた。
を有するノズルヘツダーを複数本配置して熱処理
ライン或いは圧延ライン等で熱鋼材の冷却を行う
水冷装置では、通常ノズルからの冷却水噴出開始
と停止とを給水配管途中に設けた給水弁の開閉に
よつて行つていた。
この給水弁を閉じて冷却水噴出停止を行つた
際、給水弁の下流側の給水配管内の冷却水が慣性
によりそのまま前方へ移動しノズルから噴出する
ため水切りが瞬時に行えなかつた。
際、給水弁の下流側の給水配管内の冷却水が慣性
によりそのまま前方へ移動しノズルから噴出する
ため水切りが瞬時に行えなかつた。
したがつて、ノズルからの冷却水噴出停止が給
水弁から遠方にあるノズルほど遅くなる現象を生
じる。このため、被冷却材の冷却終了温度を任意
に制御することができず、又各ノズルからの冷却
水噴出停止が不規則であることから著しい冷却ム
ラを生じ、品質低下を来たす原因となつていた。
水弁から遠方にあるノズルほど遅くなる現象を生
じる。このため、被冷却材の冷却終了温度を任意
に制御することができず、又各ノズルからの冷却
水噴出停止が不規則であることから著しい冷却ム
ラを生じ、品質低下を来たす原因となつていた。
前記の冷却水が慣性により移動する原因を研究
した結果、ノズルから空気が侵入するためである
ことが判明した。そして、慣性によつて冷却水が
移動した時に、配管内に生じる負圧に起因する。
したがつて、ノズルから空気が侵入しなければ配
管内で大きな負圧を生じ冷却水の移動を妨げ水切
りを給水弁の締め切りと同時に行うことができ
る。
した結果、ノズルから空気が侵入するためである
ことが判明した。そして、慣性によつて冷却水が
移動した時に、配管内に生じる負圧に起因する。
したがつて、ノズルから空気が侵入しなければ配
管内で大きな負圧を生じ冷却水の移動を妨げ水切
りを給水弁の締め切りと同時に行うことができ
る。
そこで、本考案は各ノズルヘツダーと給水配管
とを接続する接続配管に逆止弁を取り付けること
によりノズルからの空気侵入を阻止し、水切りを
瞬時に行うことができる熱鋼板の水冷却装置にお
ける水切装置を提供するのが目的である。
とを接続する接続配管に逆止弁を取り付けること
によりノズルからの空気侵入を阻止し、水切りを
瞬時に行うことができる熱鋼板の水冷却装置にお
ける水切装置を提供するのが目的である。
本考案の構成を図面に示す実施例に基き詳細に
説明すると、移動ローラ１上を移動する被冷却材
２は、被冷却材２の上下に対向して設置した夫々
複数本のノズルヘツダー３，…，３′，…から噴
出する冷却水によつて冷却される。
説明すると、移動ローラ１上を移動する被冷却材
２は、被冷却材２の上下に対向して設置した夫々
複数本のノズルヘツダー３，…，３′，…から噴
出する冷却水によつて冷却される。
各ノズルヘツダー３，…，３′，…は夫々接続
配管４，…，４′，…を介して給水配管５，５′に
接続し、配管本管６で給水源７に接続されてい
る。
配管４，…，４′，…を介して給水配管５，５′に
接続し、配管本管６で給水源７に接続されてい
る。
又、両給水配管５，５′は夫々最上流側のノズ
ルヘツダー３，３′よりも上流側に給水弁８，
８′を設置して冷却水の噴出及び停止を行う。そ
して、各接続配管４，…、４′，…に夫々逆止弁
９，…を設置して空気の侵入を防止する。
ルヘツダー３，３′よりも上流側に給水弁８，
８′を設置して冷却水の噴出及び停止を行う。そ
して、各接続配管４，…、４′，…に夫々逆止弁
９，…を設置して空気の侵入を防止する。
本実施例は前記のように構成したもので、給水
弁８，８′を開いてノズルヘツダー３，…，３′，
…のノズルから冷却水を噴出し、被冷却材２を冷
却している間は、各逆止弁９，…は給水配管５，
５′内の冷却水の有する正の圧力により開いてお
り、給水配管５，５′からノズルヘツダー３，
…，３′，…には所定流量の冷却水を供給してい
る。
弁８，８′を開いてノズルヘツダー３，…，３′，
…のノズルから冷却水を噴出し、被冷却材２を冷
却している間は、各逆止弁９，…は給水配管５，
５′内の冷却水の有する正の圧力により開いてお
り、給水配管５，５′からノズルヘツダー３，
…，３′，…には所定流量の冷却水を供給してい
る。
給水弁８，８′を閉じると、給水弁８，８′の下
流側の給水配管５，５′内には慣性による冷却水
の移動を生じ、給水弁８，８′に近いノズルヘツ
ダー３，３′から順に空気を吸引しようとし、ノ
ズルヘツダー３，３′と給水配管５，５′との接続
配管４，４′内の冷却水の流れは通常の逆、即
ち、ノズルヘツダー３，３′から給水配管５，
５′へ流れようとする。この時、接続配管４，
４′に設けた逆止弁９，９′が逆流する冷却水の流
れにより管路が閉じられる。
流側の給水配管５，５′内には慣性による冷却水
の移動を生じ、給水弁８，８′に近いノズルヘツ
ダー３，３′から順に空気を吸引しようとし、ノ
ズルヘツダー３，３′と給水配管５，５′との接続
配管４，４′内の冷却水の流れは通常の逆、即
ち、ノズルヘツダー３，３′から給水配管５，
５′へ流れようとする。この時、接続配管４，
４′に設けた逆止弁９，９′が逆流する冷却水の流
れにより管路が閉じられる。
したがつて、ノズルヘツダー３，…，３′，…
からの空気侵入が防止でき、給水配管５，５′内
の冷却水の移動が極めて効果的に妨げられ、ノズ
ルの水切りが瞬時に行われる。
からの空気侵入が防止でき、給水配管５，５′内
の冷却水の移動が極めて効果的に妨げられ、ノズ
ルの水切りが瞬時に行われる。
本考案は前記のような構成、作用を有するか
ら、ノズルの水切りが瞬時に行われるため、被冷
却材の冷却終了温度を極めて精度良く制御でき、
各ノズルの冷却水噴出停止を同時に行うことがで
きるから、冷却ムラを防止できる。
ら、ノズルの水切りが瞬時に行われるため、被冷
却材の冷却終了温度を極めて精度良く制御でき、
各ノズルの冷却水噴出停止を同時に行うことがで
きるから、冷却ムラを防止できる。
更に、ノズルからの冷却水滴下が無くなるの
で、冷却終了後の鋼材を水冷装置外へ搬出した直
後に冷却を要しない鋼材を搬入しても冷却水滴下
による品質低下を生じる危険性が解消され、生産
性を高めることができる。
で、冷却終了後の鋼材を水冷装置外へ搬出した直
後に冷却を要しない鋼材を搬入しても冷却水滴下
による品質低下を生じる危険性が解消され、生産
性を高めることができる。
図は本考案に係る熱鋼板の水冷装置における水
切装置の一実施例の配置図である。 尚、図中３，３′はノズルヘツダー、４，４′は
接続配管、５，５′は給水配管、８，８′は給水
弁、９は逆止弁である。
切装置の一実施例の配置図である。 尚、図中３，３′はノズルヘツダー、４，４′は
接続配管、５，５′は給水配管、８，８′は給水
弁、９は逆止弁である。
Claims (1)
- 給水弁８，８′を設けた上下の給水配管５，
５′と各ノズルヘツダー３，…、３′，…とを連結
する接続配管４，…、４′…，に逆止弁９，…を
設けたことを特徴とする熱鋼板の水冷装置におけ
る水切装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12497682U JPS5930311U (ja) | 1982-08-20 | 1982-08-20 | 熱綱板の水冷装置における水切装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12497682U JPS5930311U (ja) | 1982-08-20 | 1982-08-20 | 熱綱板の水冷装置における水切装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5930311U JPS5930311U (ja) | 1984-02-25 |
| JPS6217121Y2 true JPS6217121Y2 (ja) | 1987-04-30 |
Family
ID=30284715
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12497682U Granted JPS5930311U (ja) | 1982-08-20 | 1982-08-20 | 熱綱板の水冷装置における水切装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5930311U (ja) |
-
1982
- 1982-08-20 JP JP12497682U patent/JPS5930311U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5930311U (ja) | 1984-02-25 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US8318080B2 (en) | Device and method for cooling hot strip | |
| JPS62260022A (ja) | 鋼板の冷却装置 | |
| JPS6217121Y2 (ja) | ||
| JP2009220158A (ja) | 鋼材の冷却装置および冷却方法 | |
| JP2998516B2 (ja) | コンクリートの温度調整用型枠 | |
| JPS59137111A (ja) | 熱鋼板冷却装置 | |
| JPS6232643Y2 (ja) | ||
| JPH01159911U (ja) | ||
| CN110842164A (zh) | 一种可调节连铸二冷水系统 | |
| JPS6043209B2 (ja) | 鋼板の冷却装置 | |
| JPS6321549Y2 (ja) | ||
| JPS6232642Y2 (ja) | ||
| JP2568693B2 (ja) | 圧延ロールの冷却方法 | |
| DE2852895C2 (de) | Fernwärmeübergabeanlage | |
| JPH0327689Y2 (ja) | ||
| JPH0327688Y2 (ja) | ||
| JPS5850088Y2 (ja) | 可動部分を持たない純流体制御素子を用いた流体供給装置 | |
| JPH0137819Y2 (ja) | ||
| JPH08155527A (ja) | 熱間圧延金属帯の冷却装置 | |
| JPS6222244Y2 (ja) | ||
| JP3192322B2 (ja) | ロールクーラント流量制御装置 | |
| JPH04300013A (ja) | 熱間連続仕上圧延機入側デスケーリングヘッダおよびデスケーリング装置 | |
| JPS6320890B2 (ja) | ||
| JPH0515364Y2 (ja) | ||
| US11872615B2 (en) | Cooling device for cooling a material to be cooled |