JPS5850086B2 - 4 ヘンケイキヨリケイデンキ - Google Patents

4 ヘンケイキヨリケイデンキ

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JPS5850086B2
JPS5850086B2 JP48099054A JP9905473A JPS5850086B2 JP S5850086 B2 JPS5850086 B2 JP S5850086B2 JP 48099054 A JP48099054 A JP 48099054A JP 9905473 A JP9905473 A JP 9905473A JP S5850086 B2 JPS5850086 B2 JP S5850086B2
Authority
JP
Japan
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voltage
current
vector
distance relay
detection
Prior art date
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Expired
Application number
JP48099054A
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English (en)
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JPS5048440A (ja
Inventor
実 岩崎
■泰 古瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Tokyo Electric Power Co Holdings Inc
Original Assignee
Meidensha Corp
Tokyo Electric Power Co Inc
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Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Tokyo Electric Power Co Inc filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP48099054A priority Critical patent/JPS5850086B2/ja
Publication of JPS5048440A publication Critical patent/JPS5048440A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はディジタル式の4辺形距離継電器に関する。
従来の4辺形距離継電器はアナログ式のものであって、
第1図に示すように抵抗Rとリアクタンスjxとで表わ
される平面上の平行4辺形内を動作範囲とし、線路イン
ピーダンスがこの範囲に入る場合に系統の故障区間をし
ゃ断するものである。
この平行4辺形を決定するには、まず、第2図より明ら
かなように、補助変流器1で得た電流iを基準にし、こ
の電流と、線路のインピーダンス角にほぼ等しい角を有
する整定インピーダンス2゜とで電流iより進んだイン
ピーダンス降下1z□を設定する。
更に、補助変圧器2で得た電圧■と12□との差ベクト
ル1zo−■と、電圧Vと電流iとの差ベクトルv−i
求める。
すると、辺aはベクトル1z□ Vが電流iに対し0
〜180°進んだ範囲内にあるという条件で決定され、
辺a′はベクトルv−iがiに対しO〜180°進んだ
範囲内にあるという条件で決定される。
また、辺すはベクトルv−iが1z□に対しO〜180
°進んだ範囲内にあるという条件により決定され、辺b
′は120 Vが’zOに対し0〜180°進んだ範
囲内にあるという条件により決定される。
従って、第1図においてVが平行4辺形の中にあるため
には、ベクトル1z□ Vとv−iを原点0が基点に
なるよう平行移動した場合、ベクトルIZ□Vとv−i
が角度α内に存在することが必要になる。
これを瞬時波形で示すと、第3図のようになり、このα
内に1zOVとv−iが入る場合に距離継電器を動作さ
せている。
しかしながら、この従来の距離継電器は本質的にアナロ
グ式のものであり、小エネルギのディジタル情報を扱い
得るものではない。
また、従来の距離継電器は一般に電流iを基準にして整
定インピーダンスzoとの積により電流iより進んだ量
1z□を作るものであるが、進み量はディジクル的に作
ることは困難である。
例えば、電流iを微分して進みベクトルを作ることも考
えられるが、電流波形に高調波が含まれる場合は微分波
形データの信頼度が低く誤差が大きくなるので好ましく
ない。
本発明は、このような従来技術の問題点にかんがみ、進
みベクトルの問題を解決し得るディジタル式の4辺形距
離継電器を提供することを目的とする。
このための本発明の距離継電器の特徴は、進みベクトル
を作る代りに検出電圧に対し遅れ電圧を作り、これら両
型圧により作られる平行4辺形の中に電流ベクトルが存
在するか否かを見る点にある。
以下、本発明の1実施例を第4図以下の図面について説
明する。
一般にディジタル回路では前述のように進み量を得るこ
とは困難であるが、遅れ量は例えばシフトレジスタなど
により容易に作ることができる。
そして、第1図の場合には電流iを基準にしてそれより
進んだ量IZoを作ったが、本発明の場合は電圧特に検
出電圧U−Vsinωtより幾分遅れた、例えば1サン
プル遅れた電圧vo1=Vsin (ωを十〇。
1)を基準にするとともに検出電圧Vより数サンプル遅
れた電圧V。
2=Vsin(ωt+θ。
2)を設定し、検出電流iに適当な定数(基準ベクトル
定数)をかけたベクトルi−に−Esin(ωt+θ)
を利用して第1図の場合と同様に4辺形の各辺を決定す
る。
すなわち、辺aは電圧ベクトルV。
2と電流ベクトルi−にとの差V。2−i−kが■。
1に対してO〜180度遅れた範囲内にある条件により
決定され、辺a′は電流ベクトルi−にと電圧ベクトル
Vとの差がVOIに対して0〜180度遅れた範囲内に
ある条件により決定される。
また、辺すはi、に−vがVO2に対して0〜180度
遅れた範囲内にある条件により決定され、辺b′は■。
2−1−kがV。2に対してO〜180度遅れた範囲内
にある条件により決定される。
そして、第5図に瞬時値で示すように■。1とYo2の
なす角(θo2−θ。
1)を180度よりマイナスした角度α=180度−(
θo2−θ。
1)内に2つの差ベクトルi−に一■、vo2−1−k
がある場合、インピーダンスは辺a 、 a’、b 、
b’よりなる4辺形内にあると判断できる。
第4図の場合、注意すべきは基準電圧が検出電圧■より
幾分(例えば1サンプル)遅れた電圧■o1であり、か
つ1つの差電圧がi−に−vであってi−に−v。
1でないことである。この場合、その差ベクトルをi”
k volであるように選ぶとベクトルi−kが4辺形
の境界となるベクトルV 01上にくる場合、周波数、
温度、定数の変化により距離継電器が動作したり動作し
なかったり、すなわち不完全動作をすることがあるので
、この不完全動作を避けi。
1上にi−kがくる場合をも完全動作範囲とするように
するために、差ベクトルをi−に−volでなくi−に
−■に選び、そして、V () tと■。
2のなす角(θo2−001)を180度よりマイナス
した角度α=180°−(θo2−θ。
1)内に(Vと■。
2のなす角θ。2を180度よりマイナスした角度18
0−θ。
2ではない)2つの差ベクトルi−に一■、vo2−1
−kがあるかどうかを見るようにしたのである。
この場合の動作判定はV。
1×vo2のサインビットかのであってV。
2−i −k 、 i −k−vのサインビットが両方
とも変化した時はじめて行なわれる。
例えば第5図の場合、vo1×Vo2のサインビットか
のであるα領域で時間がtl、t2の時それぞれ■。
2−1−に、i−に−■のサインビットが変わるが、時
間t2に至ってはじめて距離継電器が動作されることに
なる。
また、vo1×vo2の極性変化と同時に各差電圧のサ
インビットが変化した場合も動作と判定する。
以上の本発明の4辺形距離継電器の回路は第6図に示さ
れる。
すなわち、補助変流器、変圧器および高調波除去用のア
クティブ・フィルタ(いずれも図示せず)を介してそれ
ぞれ得られた電流11電圧VはそれぞれA/D変換器1
,11でディジタル化される。
A/D変換された電流iは係数器2でl−にとなり減算
器3へ入れられる。
一方、A/D変換器1′でディジタル化された出力は並
列のメモリ(例えばシフト・レジスタ) 4 、4’へ
送られる。
これらのメモIJ 4 、4’の出力はそれぞれに1゜
k2個前の遅れたサンプルである。
メモリ4′の出力vn−に2は減算器3へ入力され、そ
こでvn −に2−1−kが計算されその出力は■とし
て示される。
また、A−/D変換器1′の電圧出力は減算器3′にお
いて係数器2の出力i−kから減算され、i・k−vn
が出力■となる。
一方、メモIJ 4 、4’の出力vn klとvn
−に2は乗算器5で乗算される。
極性判別器6は乗算器5からの出力の極性が■の場合、
すなわち、第5図の範囲α(VOlと■0□が共に正の
とき)にある場合、減算器3,3′の出力は共にeから
■にサインビットが変化し、また(Volと■o2が共
に負のとき)減算器3,3′の出力は共に■からeにサ
インビットが変化したとき動作出力を発生する。
以上説明したように、本発明の距離継電器は検出電流、
検出電圧をディジタル符号に変換し、乗算器、減算器お
よび極性判別器を用いてディジクル演算を行うものであ
るから、従来のアナログ方式に比べ、装置を作動させる
電力が少なくてすむ外に、ノイズによる誤動作の除去が
容易であると共に、高速度の演算処理が可能となり、事
故発生を短時間に、正確に検出して、すばやく防止対策
の処理ができるという実用上重要な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の4辺形距離継電器の動作範囲のグラフ
、第2図は第1図に示したそれぞれの差電圧を得る回路
、第3図は第1図のベクトルの各々を波形で示したグラ
フ、第4図は本発明の距離継電器のベクトルの設定方法
を示すグラフ、第5図は第4図のベクトルを波形で示し
たグラフ、第6図は本発明の距離継電器の回路図である
。 1.1′・・・・・・A/D変換器、2・・・・・・係
数器、3゜3′・・・・・・減算器、4,4′・・・・
・・メモリ、5・・・・・・乗算器、6・・・・・・極
性判別器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 検出電圧より1サンプル遅れた電圧■。 、を基準にするとともに前記検出電圧より数サンプル遅
    れた電圧■。 2を設定し、この電圧■。2から検出電流と基準ペルト
    ル定数との乗算値を減算し、かつ前記検出電流と基準ペ
    ルトル定数の乗算値から前記検出電圧を減算し、しかも
    前記1サンプル遅れた電圧■。 1と数サンプル遅れた電圧■。2が共に正のときには前
    記両減算結果が共に負から正に、また電圧■。 1と■。2が共に負のときには前記両減算結果が共に正
    から負にサインビットが変化したときに動作出力を発生
    させるようにしたことを特徴とす、る4辺形距離継電器
JP48099054A 1973-09-03 1973-09-03 4 ヘンケイキヨリケイデンキ Expired JPS5850086B2 (ja)

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JPS5048440A JPS5048440A (ja) 1975-04-30
JPS5850086B2 true JPS5850086B2 (ja) 1983-11-08

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ID=14236906

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6085988U (ja) * 1983-11-19 1985-06-13 株式会社 サクラクレパス シヤ−プペンシル

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4117454Y1 (ja) * 1965-12-29 1966-08-13

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JPS6085988U (ja) * 1983-11-19 1985-06-13 株式会社 サクラクレパス シヤ−プペンシル

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