JPS5850085Y2 - 2ポンプ式油圧回路 - Google Patents

2ポンプ式油圧回路

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Publication number
JPS5850085Y2
JPS5850085Y2 JP1977115774U JP11577477U JPS5850085Y2 JP S5850085 Y2 JPS5850085 Y2 JP S5850085Y2 JP 1977115774 U JP1977115774 U JP 1977115774U JP 11577477 U JP11577477 U JP 11577477U JP S5850085 Y2 JPS5850085 Y2 JP S5850085Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
pipe
oil cooler
valve
hydraulic
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977115774U
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JPS5442892U (ja
Inventor
清 高橋
吉則 山岸
Original Assignee
三菱重工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 油圧式掘削機等に使用される油圧機器駆動装置に於いて
は、一般に良好な効率を保つためこれに使用される油は
運転中適温に保たれていなければならない。
又始動に際しては短時間に適温寸で上昇させる必要があ
る。
更に冬期低温時は油の粘度が高くなり、始動時配管系1
g圧にさらされてオイルクーラの破損、配管の破裂に至
る虞れがあり、又油温の上昇に長時間を要し作業能率の
著しい低下を生じる欠点があった。
そこで従来も前記の欠点を改良した第1図に示す回路が
使用されている。
即ち、2個のバルブユニ”:’ ) 1.2のうちの一
方のユニット2の戻す管3なポンプ4,5の吸込管6,
7を連通するマニホルド8に通じさせ、他方のバルブユ
ニット1の戻り管9をオイルクーラ10を経て油槽11
に連通させると共に、同戻り管9から分岐した分岐管1
2をチェックバルブ13を介してマニホルド8に連通さ
せている。
そしてこの回路を使用することにより、低温時の油の粘
度が高い時はオイルクーラ10の抵抗が増大してチェッ
クバルブ13が開き、バルブユニット1の戻り油はマニ
ホルド8に通じてオイルクーラ10等への過度の圧力負
荷をを防止すると共に、油の還流速度が増大して作動油
温の急速な上昇を図ることができる。
しかし第1図の回路ではバルブユニット2の戻り油はオ
イルクーラ10を通らずにポンプ4,5の吸込側へ直接
連通しているため、作動油温上昇後はオイルクーラ10
の放熱量はバルブユニット1の戻り油のみで全回路の発
熱量とバランスさせる必要があり、大容量のオイルクー
ラ10を選定する必要があった。
又特にバルブユニット1,2の中立時にポンプ4,5の
吐出量を最少に絞る流量制御方式を採用したシステムに
於いては、バルブユニット2のみを連続して作動させる
とポンプ5、バルブユニット2、マニホルド8の間での
み油が循環し、作動油温の異常な上昇を招く虞れがあっ
た。
本考案は前記従来の欠点を解消するために提案されたも
ので、2つのバルブユニットからの戻り油を合流させ、
オイルクーラに入る手前でその1部をオイルクーラ、油
槽を通さずに直接2つのポンプに共通の吸込管へ再循環
させる2ポンプ式油圧回路を提供せんとするものである
以下図面の実施例について本考案を説明すると、第2図
に於いて14,15はそれぞれ複数の油圧機器を制御す
るバルブユニット、16はポンプ17.18を備える油
圧ポンプであり、同ポンプ17.18Q壮出側は管19
,20によりそれぞれバルブユニソH4,15に通じて
いる。
21は油圧ポンプ16を駆動する原動機、22,23は
ポンプ17,18の吸込管で、間管22,23はマニホ
ルド24によって連通されている。
25゜26はバルブユニツH4,15の戻り管で、合流
して管27によりオイルクーラ28に通じ、同オイルク
ーラ28は油槽29に連結されている。
又W27の途中の分岐管30はマニホルド24への流れ
を許容する方向に作動すると共に、オイルクーラ28を
流れる作動油の流路抵抗が増大しなければ開かない逆止
弁31を介してマニホルド24に通じている。
次に作用を説明すると、ポンプ17,18の吐出圧油は
バルプユニツ)14.15により油圧動作機器への供給
を制御され、バルブユニット14゜15からの戻り油は
管25,26を通って管27に合流し、オイルクーラ2
8を通って油槽29に戻される。
温度の低下によって油の粘度が増し、オイルクーラ28
を流れる作動油の流路抵抗が増大スると、バルブユニッ
ト14.15からの戻り油はその1部が分岐管30より
逆止弁31を通ってマニホルド24に流れ、オイルクー
ラ28、油槽29を通らずに直接ポンプ17.18に再
循環される。
以上詳細に説明した如く本考案は構成されているので低
温始動時に於いては2つのバルブユニットの戻り柚はオ
イルクーラの抵抗が増大することにより2つのポンプに
共通の吸込管への流れを許容する方向に作動する逆止弁
を介装せるバイパス管をその1部が通って同吸込管に流
れ、油温を短時間で上昇させることができる。
又油温の上昇後に於いては戻り油は必ずオイルクーラを
通るので、回路の1部分に於いて作動油の異常過熱を招
くような虞れは全くない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の2ポンプ式油圧回路の回路図、第2図は
本考案の実施例を示す2ポンプ式油圧回路の回路図であ
る。 図の主要部分の説明、14,15・・・・・・バルブユ
ニソ)、17,18・・・・・・ボン7”、24・・・
・・・マニホルド(吸込管)、25,26・・・・・・
戻り管、27・・・・・・合流管、28・・・・・・オ
イルクーラ、29・・・・・・油槽、30・・・・・・
分岐管(バイパス管)、31・・・・・・逆止弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 吐出側にそれぞれバルブユニットを備えた2つのポンプ
    に共通の吸込管と、それぞれの前記バルブユニットから
    の低圧戻り油を合流させてオイルクーラを経て油槽に戻
    す低圧戻り管とを設けると共に、同戻り管より前記オイ
    ルクーラの前にて前記吸込管への流れを許容する方向に
    作動するが、前記オイルクーラを流れる作動油の流路抵
    抗が増大しなければ開かない逆止弁を介装せるバイパス
    管を分岐させて前記吸込管に連通させたことを特徴とす
    る2ポンプ式油圧回路。
JP1977115774U 1977-08-31 1977-08-31 2ポンプ式油圧回路 Expired JPS5850085Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5442892U JPS5442892U (ja) 1979-03-23
JPS5850085Y2 true JPS5850085Y2 (ja) 1983-11-15

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59151271U (ja) * 1983-03-30 1984-10-09 岡 健一郎 語学学習器

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS457780Y1 (ja) * 1965-06-25 1970-04-14

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JPS61561Y2 (ja) * 1975-03-17 1986-01-10

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JPS457780Y1 (ja) * 1965-06-25 1970-04-14

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JPS5442892U (ja) 1979-03-23

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