JPS5850025Y2 - カロ−ト - Google Patents

カロ−ト

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Publication number
JPS5850025Y2
JPS5850025Y2 JP2007779U JP2007779U JPS5850025Y2 JP S5850025 Y2 JPS5850025 Y2 JP S5850025Y2 JP 2007779 U JP2007779 U JP 2007779U JP 2007779 U JP2007779 U JP 2007779U JP S5850025 Y2 JPS5850025 Y2 JP S5850025Y2
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JP
Japan
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ceramic block
ceramic
foundation
concrete
block
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JP2007779U
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JPS55119858U (ja
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征也 井上
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はカロート(納骨室)に関する。
従来のカロートは、コンクリート製が一般的であるが、
コンクリートそのものは通気性がほとんどなく、又吸水
性が高いため、カロート1が第1図に示す如く基石2の
前の地盤3に埋設される使用状態において雨水が内部に
流れ込むと遺骨が水につかることになるから、従来は底
に水抜き孔を設けたり、又は、底を抜いて侵入水を地中
に流下させるようにしている。
しかし、設置場所によっては水が浸透し難い地盤もあり
、このような場所では流れ込んだ雨水が排出されずに貯
留されたよ・となったり、又排水されたとしても、コン
クリートの上述特性により内部が高湿度となって、内壁
面に苔がつく等の難点があった。
そこで本考案は上述従来の難点に鑑みて検討の結果、カ
ロートを適切な材質を用いて特異構造にすることにより
、雨水の侵入を積極的に防止できて常に内部を乾燥状態
に保つことができるようにしたものである。
以下本考案の実施例を示した図面について詳述すれは′
、第2図において、11はカロートを構成する為のセラ
ミックブロックで゛、その名のとおり、セラミックによ
り任意所望の縦、横寸法と肉厚を有して且つ厚さ方向中
心線上に複数個の縦長貫通孔12.12・・・・・・を
設けて形成されている。
而してカロートAは上記セラミックブロック11をユニ
ット部材として構成されるもので、以下に施工順に説明
する。
第3図、第4図において、所定地盤Gを所定深さに掘削
し、その掘削底部にコンクリート基礎13を所望の平面
形状に打設する。
このコンクリート等の基礎13は無底に形成してあって
、当該基礎13に開成される地盤gの上部には砂などの
吸水部材g′が所望厚さに、且つ同基礎13の上面と同
一面を形成するように敷設しである。
養生後、コンクリート等の基礎13上には、セラミック
ブロック11・・・・・・を縦方向として順次積み重ね
並設し、各セラミックブロック11.11・・・・・・
相互の目地部14.14・・・・・・を第5図に示す如
く接着材15により水密的に接合処理して一体的に形成
する。
又、上記基礎13から適宜間隔毎に鉄筋16・・・・・
・を立設させておき、該鉄筋16・・・・・・を縦長貫
通孔12・・・・・・に挿通してセラミックブロック1
1.11・・・・・・を上述のように積み重ねた後、配
筋された縦長貫通孔12内にモルタル17を充填して、
コンクリート等の基礎13に複数個のセラミックブロッ
ク11.11・・・・・・を適当間隔毎に固定するが、
他の部分は第7図に示す如く、基礎13の上面13′と
、セラミックブロック11.11・・・・・・の下側端
面18とを接着することなく単に突き合状態としておき
、後述するようにして縦長貫通孔12.12内に侵入し
た雨水が図示の矢印a、a’方向に排除されるように考
慮しである。
このようにしてカロートAは構成されるが、更に第3図
、第4図に示すように棚板受はコンクリート基礎19を
、前記基礎13より内側に突出させて左右両側後方向部
に且つ所望高さに打設形成しておき、これに図示しない
骨壷の棚板20を架設しである。
又、前記セラミックロック11は、第3図に示す如く、
平壁部を構成する平盤状セラミックブロック11 aと
、隅角部を構成する平面路り形状セラミックブロック1
1 bを形成して、それらを組合せることにより図示例
の平面矩形状に構成してもよく、又は、平盤状セラミッ
クブロック11 aのみを用いて、隅角部で一方セラミ
ックブロック11 aの側面に、他方セラミックブロッ
ク11 aの端面を突き合せ、接着材15により目地部
14を接合処理して構成される。
そして更に各セラミックブロック11は、上側端面21
に夫々の縦長貫通孔12.12・・・・・・を相互に連
通する凹溝22・・・・・・が設けてあって、第6図に
示す如くセラミックブロック11と蓋23との間から矢
印すが示すように雨水が侵入した際、雨水を凹溝22に
導いて、縦長貫通孔12に流下させ、図示の矢印C方向
、即ちカロー)Aの内部に侵入しないようにしてあり、
又縦長貫通孔12内を流下した水は第7図に示す矢印a
、a’方向に排出されて吸水部材14と、地中に浸透さ
せるのである。
又上記蓋23はセラミックにより形成して第4図、第6
図に示すように下問周縁24を設け、セラミックブロッ
ク11との間から雨水が可及的に侵入し難いよう配慮し
てなるものである。
以上説明したように本考案に係るカロートによれば、縦
長貫通孔12.12・・・・・・を具備してセラミック
ブロック11.11・・・・・・を形威し、そのブロッ
ク11゜11・・・・・・の下側端面18を基礎13の
上面13′と突き合状態にして、かつ、該セラミックブ
ロック11゜11・・・・・・をコンクリート等の基礎
13上へ無底の中空箱形状に構成して各セラミックブロ
ック11゜11・・・・・・相互の目地部14.14・
・・・・・を接着材15により接合処理しセラミックブ
ロック11.11の上側端面21には夫々の縦長貫通孔
12.12・・・・・・を相互に連通ずる凹溝22を設
け、各セラミックブロック11.11により構成された
中空箱形状構造物の上面を、そのセラミックブロック1
1.11の上側端面21と接触する構造物で覆ってなる
がら、従来のコンクリート製品との材質特性を比較する
と、吸水率は低く、通気率が高いから、土中の水分が内
壁面まで吸水されることはなくなり、又仮りに蓋23と
の隙間から雨水が侵入しても、セラミックブロック11
の縦長貫通孔12・・・・・・を通して地盤Gや、内部
に敷設される吸水部材g′に浸透排除できるので、内部
に雨水が貯留されることは全くなくなるばかりか、通気
率が高いことから常に内部を乾燥(自然)状態に保ち得
、更にセラミックスブロック11は軽量であるから現場
への搬入は容易であると共に施工性にも優れるのみなら
ず、内壁面などに簡単に絵模様などを焼付けて施すこと
が可能であり、又、二重壁により通気空間を形成するも
ののごとく、多数のブロックを要するとか、手間がかか
りすぎるといったことがなく、かなりのコストダウンが
はかれる。
【図面の簡単な説明】
第1図はカロートの一使用例を示した正面図、第2図は
本考案に係るカロートの構成ユニット部材であるセラミ
ックブロックの斜視図、第3図は同カロートの開蓋状態
を示す平面図、第4図は同カロートの縦断正面図、第5
図は同カロートにおけるセラミックブロック相互の接合
状態を示した平面図、第6図は同カロートにおけるセラ
ミックブロック上側端と蓋との関係を示した縦断面図、
第7図は同カロートにおけるセラミックブロックとコン
クリート基礎との構成状態を示す縦断面図である。 A・・・・・・カロート、11・・・・・・セラミック
ブロック、12・・・・・・縦長貫通孔、13・・・・
・・コンクリート等の基礎、13′・・・・・・基礎の
上面、14・・・・・・セラミックブロック相互の目地
部、15・・・・・・接着剤、18・・・・・・セラミ
ックブロックの下側端面、23・・・・・・蓋(カロー
ト上面を覆う構造物)、21・・・・・・セラミックブ
ロックの上側端面、22・・・・・・凹溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 縦長貫通孔を具備してセラミックブロックを形威し、そ
    のブロックの下側端面を基礎の上面と突き合状態にして
    、かつ、該セラミックブロックをコンクリート等の基礎
    上へ無底の中空箱形状に構成して各々セラミックブロッ
    ク相互の目地部を接着材により接合処理し、セラミック
    の上側端面には夫々の縦長貫通孔を相互に連通ずる凹溝
    を設け、各セラミックブロックにより構成された中空箱
    形状構造物の上面を、そのセラミックブロックの上側端
    面と接触する構造物で覆ってなるカロート。
JP2007779U 1979-02-19 1979-02-19 カロ−ト Expired JPS5850025Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007779U JPS5850025Y2 (ja) 1979-02-19 1979-02-19 カロ−ト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007779U JPS5850025Y2 (ja) 1979-02-19 1979-02-19 カロ−ト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55119858U JPS55119858U (ja) 1980-08-25
JPS5850025Y2 true JPS5850025Y2 (ja) 1983-11-15

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ID=28850366

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007779U Expired JPS5850025Y2 (ja) 1979-02-19 1979-02-19 カロ−ト

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JP6465491B2 (ja) * 2016-02-15 2019-02-06 株式会社第一石材 防水構造を備えた墓

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JPS55119858U (ja) 1980-08-25

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