JPS5849992A - 自動演奏装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は鍵盤部の複数の鍵をそれぞれ駆動する複数の
ソレノイドを有し、これらＯソレノイドを押鍵強さを表
わす情報に対応し九電力で駆動することによシ、楽音を
自動的に発生させる自動演奏装置に関するものである。

従来、演奏者による楽音演奏時の鍵情報および押鍵強さ
を表わす情報等を演奏情報としてメモリに予め記憶させ
ておき、その後このメモリに記憶され九演奏情報を貌出
し、この演奏情報に基づき鍵盤部の各鍵に設けられ九ソ
レノイドを駆動することにより自動的に演奏音を得るよ
うにし九自動演奏装置がある。

ところで、このような自動演奏装置においては、ソレノ
イドの駆動力を演奏者による鍵の押鍵強さと等価に制御
するため、押鍵強さを表わす情報に応じてソレノイド駆
動信号のパルス幅（あるいはデユーティ比）を変えるパ
ルス幅変調回路が設けられている。すなわち、押鍵強さ
を表わす情報の値が大きく、押鍵強さが強いことを示し
ている場合にはパルス幅変調回路から第１図（ａ）Ｋ示
すようにパルス幅Ｏ広い繰シ返し信号をソレノイド駆動
信号として出力し、逆に押鍵強さを表わす情報の籠が小
さく、押鍵強さが弱いことを示して―る場合には第１図
（ｂ）に示すようにパルス幅の狭い繰り返し信号をソレ
ノイド駆動信号として出力し、これによって単位時間を
当シの駆動電力を変え鍵に対するソレノイドの駆動力が
押鍵強さを表わす情報に対応し九ものとなるように制御
し、打弦による音量が演奏者による演奏音量と等価にな
るように構成されている。

ところが、このようにしてソレノイドの駆動電力を制御
した場合、ソレノイドの立上９応答速度も駆動電力にほ
ぼ比例して早くなる。このため、押鍵強さの弱い音と強
い音とを第２図葎）　、　（ｂ）に示すようＫｔ１時間
の時間差をもって演奏してこの時の演奏情報を記憶して
おき、その後この演奏情報を読出して再生した場合には
、押鍵強さの強い音のソレノイドの立上り応答速度が早
いため、弱い音と強い音とは第２図（ｃ）　、　（ｄ）
Ｋ示すようにｔ１時間よシも−だけ短い時間差となって
発音されてしまう。すなわち、打鍵強さの強弱によって
自動演奏音の発音タイミングが演奏情報Ｏ記鍮時と異な
ってしまい、音楽的に好ましくな−という不都合が生じ
て−る。

この発明はこのような不都合に鑑みなされたもので、そ
の目的は予め記憶した演奏情報に忠実なタイ建ングで自
動演奏音を発音し得るようにした自動演奏装置を提供す
ることにちる。

この丸めにこの発明は押鍵強さを表わす情報の内容（値
→に応じてソレノイドの駆動開始タイミングを補正する
タイミング補正手段を設けるようにしたものである。

以下、図示する実施例に基づきこの発明の詳細な説明す
る。

第３図はこの発明の一実施例を示すブロック図であって
、プロセッサ１．演奏情報メモリ２．デコーダ３．タイ
電ング補正デンタメモリ４．ソレノイド駆動回路５−Ｉ
〜５−Ｎ、ソレノイド６−Ｉ〜６−Ｎとから構成されて
いる。また、Ｎ個のソレノイド駆動回路５−Ｉ〜５−Ｎ
ハ、ｖシスｐ５０および５１．パルス幅変調回路５２．
遅延回路５３．アンドゲート５４およびトランジスタ５
５とから構成されている。そして、Ｎ＠Ｏソレノイド６
−Ｉ〜６−Ｎはそれぞれのプランジャ（図示せず）に鍵
盤部の鍵が１鍵づつ対応して配設された各鍵を駆動する
ように構成されている。

このような構成において、演奏情報メモリ２には、演奏
者による演奏鍵の音高を表わす鍵情報ＫＤと演奏鍵Ｏ押
鍵強さを表わすタッチデータＴＤととからなる演奏情報
が演奏順序に従りて予め記憶されているが、自動演奏の
開始指令がプロセッサｌｌｃ与、ｔられると、プロセッ
サｌはこの演奏情報を順次読出し、この演奏情報のうち
タッチデータＴＤｔ−ｆｉｆｆ報ＫＤに対−したソレノ
イド駆動回路（５−Ｉ〜５−Ｎのうち１つ）に転送する
。すなわち、プロセッサｌは演奏情報メモリ２から演奏
情報（ＫＤ、ＴＤ）を読出すと、このうちタッチデータ
ＴＤをデータバスラインＤＢ、を介してＮ個のソレノイ
ド駆動回路５−Ｉ〜ｓ　−Ｎに並列に供給する。一方、
鍵情報ＫＤに９いてはデコーダ３に供給する。すると、
デコーダ３ｔｉ鍵情報ＫＤがＮ個のソレノイド６−Ｉ〜
６−Ｈに対応して配設された鍵のいずれに対応するかを
解読し、情報ＫＤに対応するソレノイド番号を示すデコ
ード信号８Ｉ〜８Ｎを出力する。例えば、鍵情報ＫＤが
ソレノイド６−Ｉに連結されている鍵の音高を表わすも
のテする場合、ソレノイド６−Ｉのソレノイド番号を示
すデコード信号８Ｉを出力する。このデコーダ３から出
力されるＮ個のデコード信号８Ｉ−８Ｎはそれぞれ対応
するソレノイド駆動回路５−Ｉ〜５−Ｎに供給される。

ここで、ソレノイド駆動回路５−Ｉ〜５−Ｎハデータバ
スラインＤＢ、を介して供給されるタッチデータＴＤを
自己の回路に対応するデコード信号８Ｉ−８ＮＫよって
レジスタ５０に読込むように構成されている。従って、
演奏情報メモリ２から鍵情報ＫＤとタッチデータＴＤと
からなる演奏情報が読出されると、この演奏情報のうち
鍵情報Ωに対応し九デコード信号８ｉ（ｉ＝ｌ〜Ｎ）が
デコーダ３から発生し、この場合の鍵情報ＫＤと対にな
ったタッチデータＴＤは鍵情報ＫＤに対応したソレノイ
ド駆動回路５−ｉ（ｉ＝ｌ〜Ｎ）のレジスタ５０に読込
まれる。なお、ソレノイド駆動回路５−Ｉ〜５−Ｎに転
送されるタッチデータＴＤに対しては発音制御を行う丸
めのキーオン信号ＫＯＮが付加される。

このようにしてタッチデータＴＤは鍵情報ＫＤに対応し
たソレノイド駆動回路５−１（１＝＝ｌ　−Ｎ）に分配
供給されるが、同時にタイミング補正データメモリ４に
アドレス信号として供給される。

タイ之ング補正データメモリ４はタッチデータＴＤの筐
に応じてソレノイド駆動開始タイミングを補正する九め
のタイミング補正データＴＯＤ　＝）記憶しているもの
で、例えば第４図（１）に示すように押鍵強さの最小値
に対応するタッチデータＴＤを基準としてタッチデータ
ＴＤの値が増大するに従って比例的に増大するタイミン
グ補正データＴＯＤを記憶している。従って、プロセッ
サｌからタッチデータＴＤがアドレス信号として供給さ
れると、このタッチデータＴＤの値に対応し九タイ電ン
グ補正データＴＯＤが読出される。このようにしてメモ
リ４から読出され九タイずング補正データＴＯＤは８個
のソレノイド駆動１ｍ１ｌｓ−ｘ〜５−Ｎに並列に供給
される。そして、このタイミング補正データＴＯＤはデ
コーー信号５Ｉ−８Ｎによって各ソレノイド駆動回路５
−１〜５−ＮＯレジスタ５１に読込まれる。

これによって、各ソレノイド駆動回路５−Ｉ〜５−Ｎに
おいては自己の出力段に接続されたツレ／イド６−Ｉ〜
６−Ｎの駆動力を指定するタッチデータＴＤとその駆動
開始タイミングの補正量を指定するタイミング補正デー
タＴＯＤとが与えられた仁とになる。すると、各ソレノ
イド駆動回路５−Ｉ〜５−Ｎにおいては次のようにして
ソレノイドの駆動力および駆動開始タイミングの補正が
行なわれる。

゛　すなわち、レジスタ５ｏに読込まれたタッチデータ
ＴＤおよびキーオン信号ＫＯＮは、タッチデータＴＤの
みパルス幅変調回路５２に供給される。

すると、パルス幅変調回路５２は、繰シ返しパルス信号
のパルス幅をレジスタ５ｏがら供給されたタッチデータ
ＴＤの値に対応したパルス幅に変調し、この変調出力信
号を第１図で示したようなソレノイド駆動信号８Ｄとし
て出力する。

一方、レジスタ５１に読込まれたタイミング補正データ
ＴＯＤは遅延回路５３に遅延時間αを指定するデータと
して供給される。ここで、遅延回路５３にはレジスタ５
０から出力されるキーオン信号ＫＯＮが遅延すべき信号
として入力されている。従って、レジスタ５０にタッチ
データＴＤと共に読込まれたキーオン信号ＫＯＮは、遅
延回路５３においてタイミング補正データＴＯＤに対応
した時間だけ遅延される。そして、この遅延されたキー
オン信号ＫＯＮ’はアンドゲート５４にゲート開信号と
して供給され、ソレノイド駆動信号８Ｄをキーオン信号
ＫＯＮ’が発生している時のみトランジスタ５５に供給
するように構成されている。

従って、レジスタ５０にタッチデータＴＤが読込まれ九
後このタッチデータＴＤに対応したパルス幅のソレノイ
ド駆動信号８Ｄがパルス幅変調回路５２からただちに発
生したとしても、このソレノイド駆動信号８Ｄはキーオ
ン信号ＫＯＮ’が発生するまでの間アンドゲート５４に
おいて待機させられる。

そして、タイミング補正データＴＯＤによシ指定される
遅れ時間の後はじめてトランジスタ５５に供給される。

この結果、トランジスタ５５の出力に接続されたソレノ
イド６−Ｉ〜６−Ｎは、タッチデータＴＤに対応した電
力で駆動されると共に１その駆動開始タイミングがタイ
ミング補正データＴＯＤによシ指定される時間だけ補正
されて駆動される。すなわち、押鍵強さの弱い音と強い
音との押鍵タイミング差が第２図（ａ）　、　ｔｂ）に
示したようにｔ、である場合、その自動演奏音のタイミ
ング差もｔｌとなって発音される。

このようにこの実施例の自動演奏装置においては予め記
録し九演奏情報に忠実なタイミングで自動演奏音を発音
することができる。

なお、実施例においてタイミング補正データＴＯＤとタ
ッチデータＴＤとの関係は第４図（ａ３に示すような関
係としたが、ソレノイドと鍵との結合関係等に応じて第
４図（ｂ）の記号Ａ、Ｂで示すような関係にするように
しても＾い。を九、タイミング補正データＴＯＤをメモ
リに予め記憶しておく代わりに、押鍵強さに応じた時間
補正量を演算によって求め、この演算値を各ソレノイド
駆動回路に転送するようにしても嵐い。この演算処理は
基準の押鍵強さに対応する時間補正量を定数として予め
用意してお亀、任意の押鍵強さを表わすりツテデータＴ
Ｄが与えられ九時にこのタッチデータＴＤと前記定数と
の比例演算などにより求めることができる。

以上の説明から明らかなようにこの発明によれば、予め
記録した演奏情報に忠実なタイミングで自動演奏音を再
生することができ、ピアノの自動演奏装置等に用−た場
合、音楽的に好ましい結果が得られるなど優れた効果を
有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は自動演奏装置におけるソレノイド駆動信号波形
を示す図、第２図は従来における自動演奏装置の欠点を
説明するためのタイムチャート、第３図はこの発明の一
実！Ｉａ？１を示すブロック図、第４図は第３図の実ｍ
例におけるタイミング補正データメモリの内容を示す図
である。 １・争・番プロセッサ、２１・・績奏情報メモリ、３・
・＠ｅデコーダ、４・・・・タイミング補正データメモ
リ、５−■〜５　”Ｎ・・・・ソレノイド駆動回路、６
−Ｉ〜６−Ｎ・・・・ソレノイド。 第１図 ｔ４ 第２図 −１ 第４図 （０） 一一−ＴＯ （ｂ） 手続補正書（自発） 特許庁長官殿　　　　　　　”“”″５６．１’ｌ・２
０“１、事件の表示 昭和５６年　特　許　願第１４７３０２号２、発明の名
称 自動演奏装置 ３、補正をする者 事件との関係　　特許　　　　出願人 名称（氏名）　　（４０７）日本楽器製造株式会社＋１
１　　明細書の発明の詳細な説明の欄（２）明細書の図
面の簡単な説明の欄 （３）図　面 ６、補正の内容 （１１明細書第（頁第１６行〜第１７行の「−動演奏装
置」を「ピアノ畔の自動演奏装置」と補正する。 （２）同書第２Ｊ［第３行〜第４行の「自動演奏装置」
を「ピアノの自動演奏装置」と補正する。 （３）同書第４頁第２０行〜第５ｊｊ第３行の「演奏者
による拳・・・いるが」を次の通り補正する。 「例えば特開昭５３−１３９５２０号公株に開示され九
技術、すなわち第５図に示すような鍵情報発生回路によ
って得られた演奏者による演奏鍵の音高を表わす鍵情報
ＫＤと演奏鍵の押鍵強さを表わすタッチデータＴＤとか
らなる演奏情報が演奏順序に従って予め記憶されており
、」 （４）同書第１０頁第６行の「発音される。」の後に次
の文を加入する。 「表お、第５図中７０は鍵の押下げ動作に関連して比較
的浅い押下げ位置で動作する第１のキースイッチに１と
、このキースイッチに１よシ深い押下げ位置で動作する
第２のキースイッチに２とからなる鍵操作検出回路、Ｔ
１は鍵操作検出回路７０の出力を受けて抑圧操作された
鍵番号を判別して対応する２進化コ一ド信号でなるキー
コード信号ＫＣを送出するキーコーダ、７２はこのキー
コーダＴ１の出力信号を任意数の発音チャンネルのいず
れかに対して割当て処理することＫよシ鍵情報ＫＤを送
出するチャンネルプロセッサ、７３は温時論理回路１２
Ａ、変換回路７３Ｂ等から構成され、チャンネルプロセ
ッサ１２の出力に基づいて押鍵操作速度を判別してこれ
を２進化コ一ド信号でなるタッチデータＴＤとして送出
するタッチコントルール回路である。」 （５）同書第１１頁第１５行の「示す図である。」を次
の通シ補正する。 「示す図、第５図は鍵情報発生回路の一例を示すブロッ
ク図である。」 （６）第５図を別紙の通り追加する。 以　　上 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 鍵盤部ＯＩｌ数の鍵をそれぞれ駆動する複数のソレノイ
   ドを有し、これらのソレノイドを押鍵強さを表わす情報
   に対応し九電力で駆動するようにし九自動演奏装置にお
   いて、前記押鍵強さを表わす情報Ｏ内容に応じて前記各
   ソレノイドの駆動開始タイに／グを補正するタイミング
   補正手段を設は九ことを特徴とする自動演奏装置。