JPS5849979Y2 - 菓子包装体 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は形崩れしやすい生菓子（以下菓子という）等を
不織布等による内装包装体内に収容し、該内装包装体を
包装箱に収容した後、用済後壁掛用の状差し等に利用可
能な不織布等による外装包装体により包装し、帯状紐に
より締結する、内装包装体、包装箱及び外装包装体の組
合せによりなる菓子包装体に関するもので、次にその構
成を図に示す実施例によって説明する。

第１図は本考案の内装包装体Ａで、適宜模様で細長長方
形状の不織布を長手方向の片側部に折曲被覆布部１を残
して折重ね、折重ね部の両側縁部を夫々封着２，２シて
菓子収容袋部３とする。

第２図は前記菓子収容袋部３内に菓子に、Ｋ・・・・・
・を収容した内装包装体Ａを収納する適厚の紙等による
包装箱Ｂである。

第３図は、前記の内装包装体Ａと同−又は異なる模様で
細長長方形状の不織布を長手方向の片側部に折曲蓋布部
４を残して折重ね、折重ね部の両側縁部を夫々封着５，
５シて、内部を包装箱Ｂが収容可能な大きさの包装箱収
納袋部６とした外装包装体Ｃであり、該収納袋部６に包
装箱Ｂを収納した後、折曲蓋布部４を折曲げて、包装箱
収納袋部６の開口部を被蓋し、外装包装体Ｃの中央部を
帯状紐７より締結するものである。

本考案は叙述の構成よりなるものであって、以下その作
用及び効果を説明する。

先づ内装包装体Ａの菓子収容袋部３内に菓子に、Ｋ・・
・・・・を収容して、折曲被覆布部１を折曲げて、該袋
部３の開口部を被蓋した後、包装箱Ｂ内に収納し、更に
これを外装包装体Ｃの包装箱収容袋部６内に収納し、折
曲蓋布部４を折曲げて該収容袋部６の開口部を被蓋し、
中央部を帯状紐７により締結して販売に供するものであ
る。

即ち本考案は先づ内装包装体Ａの菓子収容袋部３内に菓
子に、Ｋ・・・・・・を収容して後、包装箱Ｂに収納し
、更に外装包装体Ｃに収容して帯状紐７により締結する
ので、収容した菓子は持運び中の振動等による形崩れ等
が防止され、かつ模様入りの不織布等による外装包装体
Ｃによる外装及び帯状紐７の締結により非常に体裁のよ
い外観を呈し、高級菓子のイメージを高める等の効果を
有すると共に、用済後の外装包装体Ｃは第４図の如く郵
便物８や領収書９等の書類を収容する壁掛は用状差しと
して再利用出来る等の優れた実用的効果を有する考案で
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は菓子を収容した状態の内装包装体の斜視図、第
２図は包装箱の斜視図、第３図は菓子を収容した内装包
装体を包装箱に収納し、更に外装包装体内に収容した帯
状紐で締結した状態の斜視図、第４図は用済後の外装包
装体を壁掛は用状差しとして利用した状態の正面図であ
る。 Ａ・・・・・・内装包装体、Ｂ・・・・・・包装箱、Ｃ
・・・・・・外装包装体、Ｋ・・・・・・菓子、１・・
・・・・折曲被覆布部、２・・・・・・封着、３・・・
・・・菓子収容袋部、４・・・・・・折曲蓋布部、５・
・・・・・封着、６・・・・・・包装箱収納袋部、７・
・・・・・帯状紐。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 菓子を収容する菓子収容袋部３と一体に形成した該袋部
   ３の開口部を被蓋する新曲被覆布部１を有する内装包装
   体Ａと、菓子を収容した前記内装包装体Ａを収納する包
   装箱Ｂ、及び該包装箱Ｂを収容する包装箱収容袋部６と
   一体に成形した該袋部６の開口部を被蓋する折曲蓋布部
   ４を有する外装包装体Ｃより成り、外装包装体Ｃの中央
   部を帯状紐７により締結可能とした菓子包装体。