JPS581506Y2 - 和菓子用木製フオ−ク等の包装用ケ−ス - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は和菓子用木製フォーク等の包装用ケースに関す
るもので、和菓子用木製フォー久その他この種商品に属
する棒状商品の包装を簡易に実施し得るとともにこれら
の商品の特徴、デザイン等に適応した包装を実施し得る
包装用ケースの提供を目的とする。

以下本考案の具体的な実施例を図面とともに説明する。

３はケース本体で、折目１，２を介して台板４上側に上
板８を折り畳み自在に形成しである。

またこのケース本体３は厚紙の長方形状シートにて一体
に形成した場合を示したが、被包装品の種類やデサ゛イ
ン、その他の被包装品の感覚に応じた適在の材料を選択
しつつ実施することができる。

例えば合成樹脂型シートあるいは台板４と上板８とを別
のシート例えば、台板４を厚紙シート、上板８を透明の
合成樹脂シートにて夫々形成し、折目１．２部分にて両
者を折り畳み自在に構成して形成する等の実施例を挙げ
ることができる。

さらに、ケース本体３の台板４と上板８の外側面には着
色したり、遍在の模様等を施しつつ、被包装品との包装
効果を助長すべく配慮した実施を行なうことも勿論であ
る。

９はケース本体３の台板４内側面に形成した被包装品た
る和菓子用木製フォークの包装部で、この包装部９は台
板４の内側面に被包装品の背紙５を台板４内側面の略全
面を被覆すべく貼着するとともに台板４の下側部に被包
装品たる和菓子用木製フォークの下端部を覆いかつ保護
する等の目的を以た覆片６を貼着し、さらに台板４の上
側部に被包装品たる和菓子用木製フォークの上端部を掛
は止めるための掛止ループ１を台板４の横幅方向間に列
設することにより形成しである。

また、当該包装部９の上記構成については被包装品との
適応性を考慮しつつ適在設計変更を施しつつ実施するも
のであって、上記実施例の場合には特に和菓子用木製フ
ォークを対象として構成したもので、背紙５については
木製フォークにマツチした色彩を備える紙シートの上下
を接着剤にて接着１１ａ、１１ｂすることにより貼着す
ることにより形成したが紙製のシートに限らず、他の布
製、合成樹脂型シート等のシートにより実施すれば良く
、覆片６についてもか〜る背紙５下端部の接着１１ｂと
同時にその下端部６ａを台板４と背紙５間に介装しつつ
接着せしめて貼着してあり、材質についても背紙５を同
様に種々の設計変更を施しつつ実施する。

さらに掛止ループ７については背紙５の上側部に予め通
孔１２を穿設して置き、か〜る通孔１２中に紐を挿通す
ることにより複数のループを形成しつつ実施した場合を
示すが、各掛止ループ７を独立して台板４に列設しつつ
構成することも可能である。

１０は被包装品たる和菓子用木製フォークを包装部９に
包装した後、ケース本体３の上板８を折目１，２を介し
て折り畳んだ状態を維持し、封着するための封着ループ
であって、帯状の紙ル・−プにより構成したが、材質に
ついてはこれに限られず上記他の構成に応じが種々の設
計変更を施しつつ実施し得る。

本考案の包装用ケースは以上のような構成かも成るもの
で、これを使用する場合には第３図に示す如くケース本
体１の包装部９の掛止ループ７に和菓子用木製フォーク
２０の柄の端部を掛は止めフォーク部分を包装部９の下
端に至らしめつつ載置し、以下同様に他のフォーク２０
を包装部９に載置した後、折り返してあった覆片６をフ
ォーク２０の下端を覆いつつ区営の位置に折り返すとと
もに上板８を包装部９上側に折目１．２を介して折り畳
んだ後、封着ループ１０を下端側より装着して封着する
（第４図参照）ことによりフォーク２０の包装を完ｒす
ることができるものである。

尚以上の説明については和菓子用木製フォーク２０の包
装について具体的な説明をしてきたのであるが、これに
類する他の商品の包装も同様にして実施し得るものであ
る。

以上の説明から明らかなように本考案の包装ケースはケ
ース本体と包装部並びに封着ループとい５簡単な構成か
ら成り、木製フォー久その他のこの種商品の包装を簡易
に実施し得る効果を奏しさらにバラにて販売して居たフ
ォーク等の販売を本考案の包装ケースに包装して販売す
ることにより商品価値を向上することができると同時に
需要者の購買意欲を促進することができるものである。

しかも、構成の簡易性から安価に提供し得る利点と相俟
って紙製にて構成することにより和菓子用木製フォーク
の包装に当ってはその商品自体の趣向を凝らすことがで
きる等の他の商品についても好適なる趣向を以て実施し
得る利点をも発揮し得るものである。

さらに、本考案の包装用ケースは合板に背紙を投げるこ
とにより商品をひきた〜せることかできるとともに掛止
ループおよび覆片によって簡易な包装状態にも拘らず堅
固な包装状態を発揮し、特に覆片は被包装品の下部の保
護ならびに被包装品の落下を防止し得る効果を奏するも
のである。

【図面の簡単な説明】

第１図ａは本考案包装用ケースの平面図、第１図すは同
Ａ−Ａ線断面図、第２図ａはケース本体の上板を開いた
状態の平面図、第２図すは封着用ループの平面図、第３
図は包装部に和菓子用木製フォークを包装した状態を示
す平面図で上板を省略して示し第４図は同側面図を示す
ものである。 １．２は折目、３はケース本体、４は台板、５は背紙、
６は覆片、７は掛止ルーフミ ８は上板、９は包装部、
１０は封着用ループ。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 長方体の台紙に折目１，２を設けて折曲自在にしたケー
   ス本体３０台板４内側面□被包装品の背紙５を貼着する
   とともにこの台板４の下側部に被包装品の覆片６を貼着
   し、さらにこの台板４の横幅方向間に列設して被包装品
   の包装部９を形成するとともにケース本体３の上板８を
   折目１，２を介して台板４上側に折り畳みつつ被包装品
   の被包状態を維持する封着ループ１０を備えることによ
   り構成したことを特徴とする和菓子用木製フォーク等の
   包装用ケース。