JPS5849968B2 - ドウデンシ - Google Patents
ドウデンシInfo
- Publication number
- JPS5849968B2 JPS5849968B2 JP11806574A JP11806574A JPS5849968B2 JP S5849968 B2 JPS5849968 B2 JP S5849968B2 JP 11806574 A JP11806574 A JP 11806574A JP 11806574 A JP11806574 A JP 11806574A JP S5849968 B2 JPS5849968 B2 JP S5849968B2
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- JP
- Japan
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- fibers
- weight
- paper
- aromatic
- pulp particles
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Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は強度や機械的特性が良好で、かつ十分な導電性
を有し、しかも耐熱性、難燃性にもすぐれた導電紙に関
するものである。
を有し、しかも耐熱性、難燃性にもすぐれた導電紙に関
するものである。
更に詳しくは、カーボンブラックを含有スるパルプ粒子
と炭素繊維及び/又はステンレス繊維と耐熱性有機繊維
とからなる前記導電紙に関するものである。
と炭素繊維及び/又はステンレス繊維と耐熱性有機繊維
とからなる前記導電紙に関するものである。
従来技術
従来、導電性を有する紙については、天然パルプと炭素
繊維とを混合抄紙した導電紙(特公昭45−32766
号公報参照)、及び天然パルプとステンレス繊維とを混
合抄紙した導電紙(特公昭49−21242号公報参照
)などが知られている。
繊維とを混合抄紙した導電紙(特公昭45−32766
号公報参照)、及び天然パルプとステンレス繊維とを混
合抄紙した導電紙(特公昭49−21242号公報参照
)などが知られている。
しかしながら、かkる導電紙は、炭素繊維、ステンレス
繊維を混抄するため紙としての機械的性質、特に強伸度
等が低下し、また天然パルプを含むため難燃性、耐熱性
も不良である。
繊維を混抄するため紙としての機械的性質、特に強伸度
等が低下し、また天然パルプを含むため難燃性、耐熱性
も不良である。
発明の目的
本発明は従来の導電紙におけるかかる欠点を除去し、機
械的性質、耐熱性、難燃性も良好な導電紙を提供するこ
とを目的とする。
械的性質、耐熱性、難燃性も良好な導電紙を提供するこ
とを目的とする。
発明の構成
本発明者らはかかる目的を達成すべく研究の結果、カー
ボンブラックと耐熱性を有しかつ溶媒可溶性の芳香族系
重合体よりなり、該カーボンブラックを耐熱性を有する
溶媒可溶性の芳香族系重合体で被いかつ連結してなる特
殊なパルプ粒子と、炭素繊維又はステンレス繊維と、耐
熱性を有する有機繊維とを混合抄紙して、紙とすること
により、機械的性質、耐熱性、難燃性のすぐれた導電紙
が得られることを見出し、本発明を完成したものである
。
ボンブラックと耐熱性を有しかつ溶媒可溶性の芳香族系
重合体よりなり、該カーボンブラックを耐熱性を有する
溶媒可溶性の芳香族系重合体で被いかつ連結してなる特
殊なパルプ粒子と、炭素繊維又はステンレス繊維と、耐
熱性を有する有機繊維とを混合抄紙して、紙とすること
により、機械的性質、耐熱性、難燃性のすぐれた導電紙
が得られることを見出し、本発明を完成したものである
。
即ち本発明は、
(A) カーボンブラックと、芳香族ボリア□ド、含
窒素ポリ複素環状化合物及びその前駆体のうちから選ば
れた少くとも1種の耐熱性芳香族系重合体とからなり、
前記カーボンブラックを前記芳香族系重合体で被い且つ
連結してなるパルプ粒子と、 (B) 炭素繊維及び/又はステンレス繊維と、(0
耐熱性有機繊維と、 を混合抄紙して加圧加熱してなる導電紙であって、パル
プ粒子におけるカーボンブラックの含有量が10〜60
0〜60重量%熱性芳香族系重合体の含有量が90〜4
00〜40重量%且つ、導電紙におけるパルプ粒子Aの
含有量が50〜850〜85重量%繊維及び/又はステ
ンレス繊維Bの含有量及び耐熱性有機繊維Cの含有量が
それぞれ5重量%以上であって、且つ両者の合計含有量
が500重量%以下あることを特徴とする、面発熱体と
して特に好適な導電紙である。
窒素ポリ複素環状化合物及びその前駆体のうちから選ば
れた少くとも1種の耐熱性芳香族系重合体とからなり、
前記カーボンブラックを前記芳香族系重合体で被い且つ
連結してなるパルプ粒子と、 (B) 炭素繊維及び/又はステンレス繊維と、(0
耐熱性有機繊維と、 を混合抄紙して加圧加熱してなる導電紙であって、パル
プ粒子におけるカーボンブラックの含有量が10〜60
0〜60重量%熱性芳香族系重合体の含有量が90〜4
00〜40重量%且つ、導電紙におけるパルプ粒子Aの
含有量が50〜850〜85重量%繊維及び/又はステ
ンレス繊維Bの含有量及び耐熱性有機繊維Cの含有量が
それぞれ5重量%以上であって、且つ両者の合計含有量
が500重量%以下あることを特徴とする、面発熱体と
して特に好適な導電紙である。
次に、前記(A)(B)(C)の各成分について説明す
る。
る。
(A) パルプ粒子
本発明においてパルプ粒子製造に使用するカーボンブラ
ックは、一般に導電性ゴムやプラスチックスに応用され
るもので十分であり、ファーネスブラックやアセチレン
ブラック等が用いられる。
ックは、一般に導電性ゴムやプラスチックスに応用され
るもので十分であり、ファーネスブラックやアセチレン
ブラック等が用いられる。
カーボンブラックは粉状体であるため、そのまに紙の中
に抄き込むと、カーボンブラック粒子が抄紙網から漏洩
するため好ましくない。
に抄き込むと、カーボンブラック粒子が抄紙網から漏洩
するため好ましくない。
従って、本発明では予めカーボンブラックをパルプ粒子
中に含有せしめた特殊なパルプ粒子を形成させる。
中に含有せしめた特殊なパルプ粒子を形成させる。
カーボンブラック粒子含量はパルプ粒子全量の10〜6
00〜60重量%とが必要である。
00〜60重量%とが必要である。
100重量%満ではカーボンブラック添加の効果が余り
なく、かかるパルプ粒子を抄紙して得られる紙の導電性
は不良である。
なく、かかるパルプ粒子を抄紙して得られる紙の導電性
は不良である。
一方600重量%越えると、カーボンブラックを添加混
合した溶液の流動性が不良となり、得られるパルプ粒子
の収率が低下するために好ましくない。
合した溶液の流動性が不良となり、得られるパルプ粒子
の収率が低下するために好ましくない。
前記パルプ粒子の使用量は紙の50〜850〜85重量
%ある。
%ある。
500重量%満では紙の導電性が不良であり、一方85
5重量%こえると機械的性質が劣るため好ましくない。
5重量%こえると機械的性質が劣るため好ましくない。
本発明において前記パルプ粒子製造に使用する芳香族系
重合体としては、耐熱性を有し、溶媒に可溶性であって
常温において少くとも3重量幅以上、好ましくは7重量
%以上の溶解性を有し、安定な溶液を形成するフィルム
形成能を有する重合体を意味し、次のものが該当する。
重合体としては、耐熱性を有し、溶媒に可溶性であって
常温において少くとも3重量幅以上、好ましくは7重量
%以上の溶解性を有し、安定な溶液を形成するフィルム
形成能を有する重合体を意味し、次のものが該当する。
a 芳香族ポリアミド:
(1)芳香族環を有するジカルボン酸の、好適には酸ハ
ライド等の、高活性誘導体と、芳香族環を有するジアミ
ンとの縮合ポリアミド: 例えばジカルボン酸として、テレフタル 酸、イソフタル酸等を用い、ジアミンとして、メタフェ
レンジアミン、4.4′−ジアミノジフェニルエーテル
、4.4’−ジアミノジフェニルメタン、キシリレンジ
アミン、N−メチル−パラーフェニレンシア□ン等を用
いた、一種のジカルボン酸と一種のジアミンとからなる
ホモポリアミドであっても良く、ジカルボン酸成分とジ
アミン成分のうち、倒れか一方又は両方が2種以上の化
合物よりなる共重合ポリアミドであっても良い。
ライド等の、高活性誘導体と、芳香族環を有するジアミ
ンとの縮合ポリアミド: 例えばジカルボン酸として、テレフタル 酸、イソフタル酸等を用い、ジアミンとして、メタフェ
レンジアミン、4.4′−ジアミノジフェニルエーテル
、4.4’−ジアミノジフェニルメタン、キシリレンジ
アミン、N−メチル−パラーフェニレンシア□ン等を用
いた、一種のジカルボン酸と一種のジアミンとからなる
ホモポリアミドであっても良く、ジカルボン酸成分とジ
アミン成分のうち、倒れか一方又は両方が2種以上の化
合物よりなる共重合ポリアミドであっても良い。
代表的な芳香族ポリアミドは、例えば、ポリメタフェニ
レンイソフタルアミド、ポリメタキシレンジアミンテレ
フタルアミド、或いはメタフェニレンジアミン、イソフ
タル酸及びテレフタル酸の共重合ポリマー、ポリ(N−
メチルパラフェニレンテレフタルアミド)等があげられ
る。
レンイソフタルアミド、ポリメタキシレンジアミンテレ
フタルアミド、或いはメタフェニレンジアミン、イソフ
タル酸及びテレフタル酸の共重合ポリマー、ポリ(N−
メチルパラフェニレンテレフタルアミド)等があげられ
る。
(2)芳香族環を有するアミノカルボン酸を好適には活
性化して縮合したボリア□ド: 例えば、アミノカルボン酸として、パラ 或いはメタアミノ安息香酸、パラアミノメチル安息香酸
等を使用した一種のアミノカルボン酸のみからのホモポ
リアミドであってもよく、二種以上のアミノカルボン融
の共重合ポリアミドであっても良い。
性化して縮合したボリア□ド: 例えば、アミノカルボン酸として、パラ 或いはメタアミノ安息香酸、パラアミノメチル安息香酸
等を使用した一種のアミノカルボン酸のみからのホモポ
リアミドであってもよく、二種以上のアミノカルボン融
の共重合ポリアミドであっても良い。
代表的なものとしては、例えばパラアミノ安息香酸の縮
合物があげられる。
合物があげられる。
(3)前記(1)[2)を共重合したボリア□ド:代表
的なものとして、例えばメタフェニ レンジアミン、イソフタル酸クロライド、パラアミノ安
息香酸クロライド塩酸塩の三成分を縮合したポリアミド
があげられる。
的なものとして、例えばメタフェニ レンジアミン、イソフタル酸クロライド、パラアミノ安
息香酸クロライド塩酸塩の三成分を縮合したポリアミド
があげられる。
b 含窒素ポリ複素環状化合物:
(1)芳香族ボリア□トイミド;
一般式
%式%
1〜6の炭素原子を有す
るアルキレン、アルキリデン、シクロアルキレン又はシ
クロアルキリデン基、−〇 から選ばれた基、(ただしRぼ、1;−10の炭素原子
を有する有機基)、Y 、 Y’は同−又は異なったも
ので良く、各々は1〜6の炭素原子を有する炭化水素基
、ハロゲン原子、1〜3の炭素原子を有するアルコキシ
基1〜3の炭素原子を有するアリルオキシ(arylo
xy )基、2〜10の炭素原子を有するカルボアルコ
キシ基、1〜5の炭素原子を有するカルボアルコキシ基
、1〜5の炭素原子を有するアルコキシカルボニル基、
から選ばれた少くとも16種である。
クロアルキリデン基、−〇 から選ばれた基、(ただしRぼ、1;−10の炭素原子
を有する有機基)、Y 、 Y’は同−又は異なったも
ので良く、各々は1〜6の炭素原子を有する炭化水素基
、ハロゲン原子、1〜3の炭素原子を有するアルコキシ
基1〜3の炭素原子を有するアリルオキシ(arylo
xy )基、2〜10の炭素原子を有するカルボアルコ
キシ基、1〜5の炭素原子を有するカルボアルコキシ基
、1〜5の炭素原子を有するアルコキシカルボニル基、
から選ばれた少くとも16種である。
mとnは同−又は異なった数で、0〜3
の整数である。
〕上記式のポリアミドイミド繰返し単位少
くとも70モル係、好ましくは85モル係以上で構成さ
れ、 が好ましい。
れ、 が好ましい。
該ポリアミドは、30モル係係迄特に15モル係次の
繰返し単位を含む乏とができる。
〔ここでRは2〜15の炭素原子を有す
るアルキレン基
30モル係係迄に15モル係次の繰返
し単位は、ポリアミドベンツイミダゾール、芳香族ポリ
イミド、芳香族ポリアミド、ポリアゾール(例えばポリ
オキサゾール、ポリオキサジアゾール、ポリチアゾール
、ポリチアジアゾール)ポリベンツアゾール (例えばポリベンツイミダゾール、ポリベンゾチアゾー
ル、ポリベンゾオキサゾール)、ポリヒダントイン・ポ
リパラバン酸、ポリキナゾリンジオン、ポリキナゾロン
、ポリキキノキサリン、ポリオキサジノンを含んでも良
い。
イミド、芳香族ポリアミド、ポリアゾール(例えばポリ
オキサゾール、ポリオキサジアゾール、ポリチアゾール
、ポリチアジアゾール)ポリベンツアゾール (例えばポリベンツイミダゾール、ポリベンゾチアゾー
ル、ポリベンゾオキサゾール)、ポリヒダントイン・ポ
リパラバン酸、ポリキナゾリンジオン、ポリキナゾロン
、ポリキキノキサリン、ポリオキサジノンを含んでも良
い。
(2)ポリアゾール:
例えばポリオキサゾール、ポリオキサジ
アゾール、ポリチアゾール、ポリチアジアゾール、
(3)ポリベンツアゾール;
例工ばポリベンツイミダゾール、ポリベ
ンゾチアゾール、ポリベンゾオキサゾール、(4)ポリ
ヒダントイン、ポリパラバン酸、ポリキナゾリンジオン
、ポリキナゾロン: (5)ポリキノキサリン、ポリオキサジノン:C含窒素
ポリ複素環状化合物の前駆体: (1)式 で表わされる単位を有する重合体(ポリアミドの前駆体
): (2)芳香族ポリアミトイ□ド 式 る単位を有するポリアミドヒドラジド; これらはメチル基、アルコキシル基、ハ ロゲン原子等の不活性の置換基を有しても差し支えない
。
ヒダントイン、ポリパラバン酸、ポリキナゾリンジオン
、ポリキナゾロン: (5)ポリキノキサリン、ポリオキサジノン:C含窒素
ポリ複素環状化合物の前駆体: (1)式 で表わされる単位を有する重合体(ポリアミドの前駆体
): (2)芳香族ポリアミトイ□ド 式 る単位を有するポリアミドヒドラジド; これらはメチル基、アルコキシル基、ハ ロゲン原子等の不活性の置換基を有しても差し支えない
。
(3)芳香族ポリヒドラジド:
これらの前駆体に対し、イソフタル酸、テレフタル酸、
等の芳香族ジカルボン酸、ベンゾフェノンテトラカルボ
ン酸無水物、ピロメリット酸無水物等を共重合せしめた
前駆体も使用することができる。
等の芳香族ジカルボン酸、ベンゾフェノンテトラカルボ
ン酸無水物、ピロメリット酸無水物等を共重合せしめた
前駆体も使用することができる。
本発明において使用するパルプ粒子の製造に際しては前
記重合体を溶解する際にカーボンブラックを添加して得
られた溶液、又は前記重合体の重合に際して予め、溶媒
中にカーボンプラツクを原料と共に混合し、重合して得
た溶液を、沈殿剤中に導入して微細な粒子として沈殿さ
せ、パルプ粒子となす方法を適用できる。
記重合体を溶解する際にカーボンブラックを添加して得
られた溶液、又は前記重合体の重合に際して予め、溶媒
中にカーボンプラツクを原料と共に混合し、重合して得
た溶液を、沈殿剤中に導入して微細な粒子として沈殿さ
せ、パルプ粒子となす方法を適用できる。
芳香族系重合体溶液の製造において使用する溶媒として
は、重合体を溶解し、しかも前記カーボンブラックに作
用しない水可溶性溶媒、例えば硫酸、弗化水素酸、発煙
硫酸、クロル硫酸、フロル硫酸、ポリリン酸等の無機溶
媒又はN−メチル−2−ピロリドン、N、N−ジメチル
アセトアミド、N、N−ジメチルホルムアミド、ジメチ
ルスルホキシド、ヘキサメチルホスホルア□ド、テトラ
メチル尿素等の有機溶媒が好適である。
は、重合体を溶解し、しかも前記カーボンブラックに作
用しない水可溶性溶媒、例えば硫酸、弗化水素酸、発煙
硫酸、クロル硫酸、フロル硫酸、ポリリン酸等の無機溶
媒又はN−メチル−2−ピロリドン、N、N−ジメチル
アセトアミド、N、N−ジメチルホルムアミド、ジメチ
ルスルホキシド、ヘキサメチルホスホルア□ド、テトラ
メチル尿素等の有機溶媒が好適である。
前記無機溶媒又は有機溶媒は必要に応じ2種以上混合し
て用いることができる。
て用いることができる。
また、前記の溶媒に対して、塩化リチウム、塩化カルシ
ウム等の無機塩を添加することによって、重合体に対す
る溶解性を増加せしめた溶媒系を使用することも出来る
。
ウム等の無機塩を添加することによって、重合体に対す
る溶解性を増加せしめた溶媒系を使用することも出来る
。
溶液中の重合体濃度は重合体の種類、重合体の重合度等
によって異なるが、はぼ2〜15重量係重量ましい。
によって異なるが、はぼ2〜15重量係重量ましい。
本発明においてパルプ粒子の製造に使用する沈殿剤とし
ては、重合体溶液の溶媒とは混和性であるが、重合体に
対しては非溶媒である液体又は溶液が望ましい。
ては、重合体溶液の溶媒とは混和性であるが、重合体に
対しては非溶媒である液体又は溶液が望ましい。
このような沈殿剤は使用する溶媒の種類によって異なる
。
。
溶媒として有機溶媒を使用した場合は水単独或いはグリ
セリン、エチレングリコール、グリセリン−水混和物、
エーテル等でもよいし、或いはまたMXnで表わされる
無機塩類の1種又は2種以上を溶解している水溶液であ
っても良い。
セリン、エチレングリコール、グリセリン−水混和物、
エーテル等でもよいし、或いはまたMXnで表わされる
無機塩類の1種又は2種以上を溶解している水溶液であ
っても良い。
(ここでMはLt、Na、に、Mgtca*Sr、Ba
Sn+Zu+A1.N:lxはCt + Br +N0
3t・CH3COO,SCN、nは1〜4の整数を示す
。
Sn+Zu+A1.N:lxはCt + Br +N0
3t・CH3COO,SCN、nは1〜4の整数を示す
。
)これらの無機塩類としては、例えば塩化カルシウム、
塩化リチウム、塩化ナトリウム、塩化マグネシウム、塩
化亜鉛、塩化ストロンチウム。
塩化リチウム、塩化ナトリウム、塩化マグネシウム、塩
化亜鉛、塩化ストロンチウム。
塩化アルミニウム、塩化第2錫、塩化ニッケル、臭化カ
ルシウム、硝酸カルシウム、硝酸亜鉛、硝酸アルミニウ
ム、酢酸ナトリウム、チオシアン酸カリウム、チオシア
ン酸カルシウム等が挙げられ特に塩化カルシウム、塩化
リチウム、塩化アルミニウム、チオシアン酸カルシウム
、酢酸ナトリウム等があげられる。
ルシウム、硝酸カルシウム、硝酸亜鉛、硝酸アルミニウ
ム、酢酸ナトリウム、チオシアン酸カリウム、チオシア
ン酸カルシウム等が挙げられ特に塩化カルシウム、塩化
リチウム、塩化アルミニウム、チオシアン酸カルシウム
、酢酸ナトリウム等があげられる。
これらの中でも塩化カルシウム−水系の沈殿剤は取扱い
が容易であり、安価でもあるので好ましい。
が容易であり、安価でもあるので好ましい。
前記各種の沈殿剤の中で水系のものが特に好適である。
また溶媒として無機溶媒を使用した場合には、使用する
沈殿剤として水単独又は使用した無機溶媒を水で希釈し
た水系沈殿剤を用いるこ′とができる。
沈殿剤として水単独又は使用した無機溶媒を水で希釈し
た水系沈殿剤を用いるこ′とができる。
前記パルプ粒子の製造に際しては、沈殿剤は高速攪拌を
行ない、導入した溶液から脱溶媒すると同時に剪断作用
又は叩解作用を生せしめる。
行ない、導入した溶液から脱溶媒すると同時に剪断作用
又は叩解作用を生せしめる。
このような方法によって製造される本発明のパルプ粒子
は、その粒子中で、カーボンブラック粒子が重合体中に
包埋されるため、カーボンブラックの耐剥離性は極めて
良好である。
は、その粒子中で、カーボンブラック粒子が重合体中に
包埋されるため、カーボンブラックの耐剥離性は極めて
良好である。
本発明におけるパルプ粒子同志のからみ合いが良好とな
るので、得られる合成紙はすぐれた機械的性質を有する
。
るので、得られる合成紙はすぐれた機械的性質を有する
。
(B) 炭素繊維、ステンレス繊維
炭素繊維としては、レーヨン系繊維、ポリアクリロニト
リル系繊維、リグニン系繊維を高温加熱して得たものの
他、ピッチ系のものとして石油アスファルト、石油熱分
解ピッチ、石油スラッジまたはポリ塩化ビニルを焼成し
て得られるピッチ等を溶融紡糸し不融化・焼成して炭素
繊維としたものが含まれる。
リル系繊維、リグニン系繊維を高温加熱して得たものの
他、ピッチ系のものとして石油アスファルト、石油熱分
解ピッチ、石油スラッジまたはポリ塩化ビニルを焼成し
て得られるピッチ等を溶融紡糸し不融化・焼成して炭素
繊維としたものが含まれる。
また、ステンレス繊維としては、通常の直径20μ以下
の太さのものを使用するのが好ましい。
の太さのものを使用するのが好ましい。
金属繊維としては鉄、銅、ステンレスlの繊維があるが
、鉄、銅等は切断強度の点で20μ以下に細くすること
が不可能であるのに対し、ステンレス鋼の繊維は切断強
度が強いため細線化が充分可能であり、 在0.5μの
太さのものまで生産可能と言われている。
、鉄、銅等は切断強度の点で20μ以下に細くすること
が不可能であるのに対し、ステンレス鋼の繊維は切断強
度が強いため細線化が充分可能であり、 在0.5μの
太さのものまで生産可能と言われている。
前記の炭素繊維及び/又はステンレス繊維の使用量は紙
の5重量幅以上が望ましい。
の5重量幅以上が望ましい。
5重量幅未満では炭素繊維、ステンレス繊維添加の効果
が認められず、導電性は不良である。
が認められず、導電性は不良である。
(0耐熱性有機繊維
耐熱性有機繊維としては、後述の各種繊維を用いること
ができるが、該繊維も紙の5重量幅以上含有するのが好
ましく、かつ繊維全体として、紙の50重重量を超えな
いことが必要である。
ができるが、該繊維も紙の5重量幅以上含有するのが好
ましく、かつ繊維全体として、紙の50重重量を超えな
いことが必要である。
このような繊維としては、次のようなものがあげられ、
これらの繊維は、1種又は2種以上配合して用いること
ができる。
これらの繊維は、1種又は2種以上配合して用いること
ができる。
かかる繊維の繊度は0.5〜10デニール、繊維長は1
〜20間であることが望ましい。
〜20間であることが望ましい。
このような耐熱性の繊維を形成せしめるための重合体と
しては種々のものが挙げられるが、例えば下記の繊維が
好ましい。
しては種々のものが挙げられるが、例えば下記の繊維が
好ましい。
a、芳香族ポリアミドからなる短繊維:
芳香族ポリアミドは前記に同じ。
b、含窒素ポリ複素環状化合物からなる短繊維;含窒素
ポリ複素環状化合物は前記に同じ。
ポリ複素環状化合物は前記に同じ。
C0含窒素ポリ複素環状化合物の前駆体からなる短繊維
; 含窒素ポリ複素環状化合物の前1駆体は前記に同じ。
; 含窒素ポリ複素環状化合物の前1駆体は前記に同じ。
d、芳香族ポリエーテルからなる短繊維:芳香族ポリエ
ーテルとしてはポリフェニレンオキサイド、ポリアリー
レンオキサイドがあげられる。
ーテルとしてはポリフェニレンオキサイド、ポリアリー
レンオキサイドがあげられる。
e、芳香族ポリエステルからなる短繊維:芳香族ポリエ
ステルとしては、 (イ)ポリエチレン−2,6−ナフタレート及び/又は
ポリエチレン−2,7−ナフタレート。
ステルとしては、 (イ)ポリエチレン−2,6−ナフタレート及び/又は
ポリエチレン−2,7−ナフタレート。
(ロ)エチレン−2,6−ナフタレート単位及び/又は
エチレン−2,7−ナフタレート単位を85モル係以上
含有する共重合ポリエステル。
エチレン−2,7−ナフタレート単位を85モル係以上
含有する共重合ポリエステル。
共重合ポリエステルの共重合成分として
は、芳香族ジカルボン酸を酸成分として用いた共重合ポ
リエステルが好ましく用いられる。
リエステルが好ましく用いられる。
←→ (j) ポリエチレン−2,6−ナフタレート
及び/又はポリエチレン−2,7−ナ フタレート及び/又は (11)エチレン−2,6−ナフタレート及び/又はエ
チレン−2,7−ナフタレート 単位を85モル係以上含有する共重合ポ リエステルを含有する混合ポリエステル、(−=)
ポリエチレンテレフタレート、(ホ)エチレンテレフタ
レート単位を85モル係以上含有する共重合ポリエステ
ルを含有する混合ポリエステル。
及び/又はポリエチレン−2,7−ナ フタレート及び/又は (11)エチレン−2,6−ナフタレート及び/又はエ
チレン−2,7−ナフタレート 単位を85モル係以上含有する共重合ポ リエステルを含有する混合ポリエステル、(−=)
ポリエチレンテレフタレート、(ホ)エチレンテレフタ
レート単位を85モル係以上含有する共重合ポリエステ
ルを含有する混合ポリエステル。
この場合において共重合ポリエステルの
共重合成分として芳香族ジカルボン酸を酸成分として用
いた共重合ポリエステルが好ましく、用いられる。
いた共重合ポリエステルが好ましく、用いられる。
(へ)(1)ポリエチレンテレフタレート及び(11)
エチレンテレフタレート単位を85モル係以上含有する
共重合ポリエステル、 の混和ポリエステル。
エチレンテレフタレート単位を85モル係以上含有する
共重合ポリエステル、 の混和ポリエステル。
前記パルプ粒子と前記各種短繊維からの抄紙は、従来の
天然パルプから製紙する場合のように、長網式あるいは
円網式の製紙機を用いて湿式法により抄紙するのが良い
。
天然パルプから製紙する場合のように、長網式あるいは
円網式の製紙機を用いて湿式法により抄紙するのが良い
。
前記の如く抄紙して得られたシートは、乾燥後熱プレス
又は熱ロール等の手段によって加圧下加熱することによ
りすぐれた合成紙とすることができる。
又は熱ロール等の手段によって加圧下加熱することによ
りすぐれた合成紙とすることができる。
加圧する温度はパルプ粒子及び短繊維の結晶性重合度等
によって多少異なるが、1408C〜320℃が適当で
ある。
によって多少異なるが、1408C〜320℃が適当で
ある。
加圧圧力は加圧温度と同様に、パルプ粒子及び繊維の結
晶性、重合度等によって多少異なるが、200 Kg/
cm以下が望ましい。
晶性、重合度等によって多少異なるが、200 Kg/
cm以下が望ましい。
発明の効果
本発明による紙は、機械的性質(とくに強伸度)耐熱性
、難燃性にすぐれた導電性を有する紙となり、導電紙の
分野で有効に用いられるばかりでなく、面状発熱体等と
して床暖房、パネルヒーター足温器等の用途にも有効で
あり、また配管の加熱保温材としても好適である。
、難燃性にすぐれた導電性を有する紙となり、導電紙の
分野で有効に用いられるばかりでなく、面状発熱体等と
して床暖房、パネルヒーター足温器等の用途にも有効で
あり、また配管の加熱保温材としても好適である。
上記の面状発熱体としては、厚さによっても異なるが体
積固有抵抗は約1Ω−の以下が望ましい。
積固有抵抗は約1Ω−の以下が望ましい。
実施例
次に、実施例により本発明を詳述する。
実施例における主要な測定値について測定方法を説明す
る。
る。
対数粘度ηinh:
95%硫酸又はN−メチル−2−ピロリドン中で濃度0
.5g/1007?Zlとして30℃で測定した。
.5g/1007?Zlとして30℃で測定した。
体積固有抵抗:
3cm×2cmの大きさの試片を採取し、両端に導電塗
料を5mm巾に塗布して、試料の測定部分を2□□□×
2cmの面積となして、抵抗計により体積固有抵抗を測
定し、Ω−mで表わした。
料を5mm巾に塗布して、試料の測定部分を2□□□×
2cmの面積となして、抵抗計により体積固有抵抗を測
定し、Ω−mで表わした。
引張強度:
JISP8113の方法により測定し、Kり/−で表わ
した。
した。
引張伸度:
JISP8132の方法により測定し、係で表わした。
実施例 1
トリメリット酸無水物、4.4′−ジアミ7ノジフェニ
ルメタン、4.4’−ジフェニルメタンジイソシャネー
トとから得られたポリアミドイミド(N−メチル−2−
ピロリドン中対数粘度0.8)5gを95gのN−メチ
ル−2−ピロリドン中に含む溶液にアセチレンブラック
7.59を添加した混合液を、高速攪拌しているホモミ
キサー中の60重量%N−メチル−2−ピロリドン水溶
液中に導入してパルプ粒子を得た。
ルメタン、4.4’−ジフェニルメタンジイソシャネー
トとから得られたポリアミドイミド(N−メチル−2−
ピロリドン中対数粘度0.8)5gを95gのN−メチ
ル−2−ピロリドン中に含む溶液にアセチレンブラック
7.59を添加した混合液を、高速攪拌しているホモミ
キサー中の60重量%N−メチル−2−ピロリドン水溶
液中に導入してパルプ粒子を得た。
か!るパルプ粒子を充分洗浄した後、0.84gを水に
分散した分散液と、直径10μの市販のPAN系炭素繊
維(東し株式会社製「トレカ」T−300)を5mmの
長さに切断した短繊維0.12g、ポリメタフェニレン
イソフタルア□ドのN−メチル−2−ピロリドン溶液か
ら湿式紡糸し延伸して得た繊維を5mmの長さに切断し
た短繊維0.24gの水分散液とを、混合してステンレ
ス金網上で抄紙して紙状シートを得た。
分散した分散液と、直径10μの市販のPAN系炭素繊
維(東し株式会社製「トレカ」T−300)を5mmの
長さに切断した短繊維0.12g、ポリメタフェニレン
イソフタルア□ドのN−メチル−2−ピロリドン溶液か
ら湿式紡糸し延伸して得た繊維を5mmの長さに切断し
た短繊維0.24gの水分散液とを、混合してステンレ
ス金網上で抄紙して紙状シートを得た。
その結果は第1表に示す通りであるが、該パルプ粒子と
各短繊維は分散液中で極めて均一に分散するので、抄紙
作業は容易であった。
各短繊維は分散液中で極めて均一に分散するので、抄紙
作業は容易であった。
前記シートを1000Cで乾燥し、230°C1200
K9/crttで熱プレスして厚さ約110μの紙が得
られた。
K9/crttで熱プレスして厚さ約110μの紙が得
られた。
この紙の体積固有抵抗は0.1Ω−釧で、引張強度は1
.OK7/mi伸度は3%であり、第1表中実験&1に
示す如く、導電性、機械的性質共に優れていた。
.OK7/mi伸度は3%であり、第1表中実験&1に
示す如く、導電性、機械的性質共に優れていた。
表中ふ実験2.3は夫々アセチレンブラックを2.89
.0.6g添加した混合液から得たパルプ粒子0.84
.9(収率90%)を用いた場合であり、この場合も体
積固有抵抗、強度、伸度ともに良好であった。
.0.6g添加した混合液から得たパルプ粒子0.84
.9(収率90%)を用いた場合であり、この場合も体
積固有抵抗、強度、伸度ともに良好であった。
表中実験層4は比較例であり、アセチレンブラックを0
.26g添加した混合液から得たパルプ粒子を用いた場
合で、強伸度は良好であるが、体積固有抵抗が大きく導
電性は不良であった。
.26g添加した混合液から得たパルプ粒子を用いた場
合で、強伸度は良好であるが、体積固有抵抗が大きく導
電性は不良であった。
なお、アセチレンブラックを8g添加した混合液は(パ
ルプ粒子中のカーボンブラックは62係となる)、混合
液の流動性が劣り、パルプ粒子の収率が低下し、50係
程度となり、好ましくない。
ルプ粒子中のカーボンブラックは62係となる)、混合
液の流動性が劣り、パルプ粒子の収率が低下し、50係
程度となり、好ましくない。
実施例 2
実施例1と同様にしてアセチレンブラックを2.8g添
加して得た混合液から得たパルプ粒子を充分洗浄して後
所定量のポリ−メタフェニレンイソフタルアミド短繊維
及び実施例1と同じ市販炭素繊維の短繊維と抄紙して得
た紙状シートを乾燥し、熱プレスした結果を第2表に示
す。
加して得た混合液から得たパルプ粒子を充分洗浄して後
所定量のポリ−メタフェニレンイソフタルアミド短繊維
及び実施例1と同じ市販炭素繊維の短繊維と抄紙して得
た紙状シートを乾燥し、熱プレスした結果を第2表に示
す。
第2表中実験&6,7は本発明によるものであり、体積
固有抵抗小さく、導電性良好である。
固有抵抗小さく、導電性良好である。
実験&、5はパルプ粒子の量が少な過ぎる場合の比較例
であり、体積固有抵抗大きく、導電性が劣り、しかも引
張強伸度は不良である。
であり、体積固有抵抗大きく、導電性が劣り、しかも引
張強伸度は不良である。
実験に8はポリメタフェニレンイソフタルア□ド繊維を
含ま傘ホない場合の比較例で、導電性は良好であるが、
引張強伸度は低い。
含ま傘ホない場合の比較例で、導電性は良好であるが、
引張強伸度は低い。
実施例 3
実施例2における実験ふ7において炭素繊維の混抄率を
変えて抄紙した紙状シートの物性を第3表に示す。
変えて抄紙した紙状シートの物性を第3表に示す。
第3表中実験煮9は本発明の範囲外であり、体積固有抵
抗が大きく、導電性は不良である。
抗が大きく、導電性は不良である。
実験&、10.11は本発明によるものであり、体積固
有抵抗小さく、強伸度も良好である。
有抵抗小さく、強伸度も良好である。
実施例 4
実施例1の実験点2と同様の条件で炭素繊維の代りに直
径8μのステンレス繊維を5朋の長さに切断して用いた
場合、得られたシートの体積固有抵抗は0.03Ω−□
□□ 引張強度 2.1 Kq/mri’ 引張伸度 3係 であり、導電性は優れており、強伸度等の機械的性質も
良好であった。
径8μのステンレス繊維を5朋の長さに切断して用いた
場合、得られたシートの体積固有抵抗は0.03Ω−□
□□ 引張強度 2.1 Kq/mri’ 引張伸度 3係 であり、導電性は優れており、強伸度等の機械的性質も
良好であった。
実施例 5
実施例1実験雁2の紙の酸素指数をASTMD2863
−70の方法に準じて東洋理化工業製0N−1型燃焼性
試験器を用いて上方着火により測定したところ34、O
で、難燃性は良好であった。
−70の方法に準じて東洋理化工業製0N−1型燃焼性
試験器を用いて上方着火により測定したところ34、O
で、難燃性は良好であった。
比較のため市販の天然パルプ80重量係、炭素繊維20
重重量上りなる導電紙の酸素指数は20.5で難撚性は
劣っていた。
重重量上りなる導電紙の酸素指数は20.5で難撚性は
劣っていた。
実施例 6
実施例5における各試料を21
ところ、第4表の結果となった。
0℃で放置した
実験層2の導電紙は4日間放置した後も殆んど劣化して
いないが、市販導電紙は1日間放置後指に甚しく劣化し
ていた。
いないが、市販導電紙は1日間放置後指に甚しく劣化し
ていた。
実施例 7
実施例1においてポリアミトイ□ドの代りにポリメタフ
ェニレンイソフタルアミド(浸硫酸中対数粘度1.8)
7gを93gのN−メチル−2−ピロリドン中に含む溶
液にアセチレンブラックを3.8g添加した混合液を高
速攪拌しているホモミキサー中の60重量%N−メチル
−2−ピロリドン水溶液中に導入してパルプ粒子を得た
。
ェニレンイソフタルアミド(浸硫酸中対数粘度1.8)
7gを93gのN−メチル−2−ピロリドン中に含む溶
液にアセチレンブラックを3.8g添加した混合液を高
速攪拌しているホモミキサー中の60重量%N−メチル
−2−ピロリドン水溶液中に導入してパルプ粒子を得た
。
このパルプ粒子を充分洗浄した後、0.84.9の水分
散液と実施例1と同じ市販のPAN系炭素炭素繊維02
gとポリメタフェニレンイソフタルアミド繊維((繊度
2 de) 0.24gを5mmの長さに切断した短繊
維の水分散液を混合してステンレス金網上で抄紙してシ
ートを得た。
散液と実施例1と同じ市販のPAN系炭素炭素繊維02
gとポリメタフェニレンイソフタルアミド繊維((繊度
2 de) 0.24gを5mmの長さに切断した短繊
維の水分散液を混合してステンレス金網上で抄紙してシ
ートを得た。
該シートを100℃で乾燥し、230℃、200Kqi
c4で熱プレスして紙が得られた。
c4で熱プレスして紙が得られた。
この紙の体積固有抵抗は0.3Ω−m、引張強度は4に
9/mJ。
9/mJ。
伸度3幅であり、導電性及び機械的性質ともに良好であ
った。
った。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1(A)カーボンブラックと、芳香族ポリアミド、含窒
素環状化合物及びその前駆体のうちから選ばれた少(と
も1種の耐熱性芳香族系重合体とからなり、前記カーボ
ンブラックを前記芳香族系重合体で被い且つ連結してな
るパルプ粒子と、(B) 炭素繊維及び/又はステン
レス繊維と。 (0耐熱性有機繊維と、 を混合抄紙し加圧加熱してなる導電紙であって、パルプ
粒子におけるカーボンブラックの含有量が10〜60重
量%、前期耐熱性芳香族様重合体の含有量が90〜40
重量%であり、且つ、導電紙におけるパルプ粒子にの含
有量が50〜85重量%で、炭素繊維及び/又はステン
レス繊維Bの含有量及び耐熱性有機繊維Cの含有量がそ
れぞれ5重量係以上であって、且つ両者の合計含有量が
50重重量板下であることを特徴とする導電紙。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11806574A JPS5849968B2 (ja) | 1974-10-16 | 1974-10-16 | ドウデンシ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11806574A JPS5849968B2 (ja) | 1974-10-16 | 1974-10-16 | ドウデンシ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5145295A JPS5145295A (ja) | 1976-04-17 |
JPS5849968B2 true JPS5849968B2 (ja) | 1983-11-08 |
Family
ID=14727131
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11806574A Expired JPS5849968B2 (ja) | 1974-10-16 | 1974-10-16 | ドウデンシ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5849968B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20060266486A1 (en) * | 2005-05-26 | 2006-11-30 | Levit Mikhail R | Electroconductive aramid paper |
JP4694909B2 (ja) * | 2005-07-19 | 2011-06-08 | 帝人テクノプロダクツ株式会社 | 耐熱性導電紙およびその製造方法 |
-
1974
- 1974-10-16 JP JP11806574A patent/JPS5849968B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5145295A (ja) | 1976-04-17 |
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