JPS5849776Y2 - 混合装置 - Google Patents

混合装置

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JPS5849776Y2
JPS5849776Y2 JP15373179U JP15373179U JPS5849776Y2 JP S5849776 Y2 JPS5849776 Y2 JP S5849776Y2 JP 15373179 U JP15373179 U JP 15373179U JP 15373179 U JP15373179 U JP 15373179U JP S5849776 Y2 JPS5849776 Y2 JP S5849776Y2
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JP
Japan
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mixing
stirring
container
conveying
conveying member
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JP15373179U
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JPS5669923U (ja
Inventor
恒静 柴田
Original Assignee
株式会社 細川粉体工学研究所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は混合装置に関するものであり、詳しくは断面円
形で上方拡開する円錐内面の混合容器と該混合容器内面
に沿って公転し、同時に自転させる伝動機構を備えた混
合部材からなる混合装置の改良である。
この種の混合装置は、たとえば特公昭37−6780号
公報などのように混合部材としてらせん状条片からなる
搬送部材を用い、該搬送部材を混合容器内壁面に沿って
公転させると同時に自転させ、被混合材料(以下単に材
料という)に複合的な攪拌運動を付与させて混合させる
ものである。
しかし、該混合装置においては、容器内全域に対し付加
される混合作用域が狭小であり、混合性能の面からすれ
ば混合完了時間が多くかかるなど満足のできるものでは
なかった。
そのため、たとえば特公昭51−13911号公報など
のように前記搬送部材を複数本設け、これらの公転に伴
う旋回軌跡を異らせて配設したもの、あるいは、たとえ
ば特公昭43−21336号公報などのように混合部材
を内側搬送部材と外側搬送部材との二重構造とし、それ
ぞれの搬送方向が互いに逆になるように構成させたもの
などがある。
しかし、前記のものは、構造的にはきわめて複雑になる
ため価格上昇と故障等保守面における不利な面を有して
いる。
他方、後記の場合、上方への搬送量としては実質上外側
搬送部材と内側搬送部材とによる搬送量の差し引き分の
みであり、混合効果を高める上で重要な要素である材料
粒子の転勤を促すための材料自体の移動量を増大させる
にも限度があること。
また、それを補うため公転速度を上げることは後述する
動力面での影響が大きく、ともすれば当該動力伝達部を
損傷するおそれすらあるため、混合容器内全体から見れ
ば特殊な材料以外のものに対しては直接混合能力の向上
に貢献するもので゛はないこと。
さらに相反する搬送向きを持つ材料同士を強性的に接触
させるため、材料に対しての剪断力の付加に伴い駆動動
力が増大され、機構的にも堅牢さが必要とされるもので
ある。
そこで本考案は、混合部材に掛かる負荷動力を軽減させ
て該混合部材自体の公転速度を上げることができるよう
にして容器全体としての混合完了時間を短縮せしめ、混
合の精度、能力の両面において総合的な混合性能の向上
を計ることを目的とするものである。
即ち、断面円形で上方拡開する円錐内面の混合容器1と
、該混合容器1内壁面2に沿って公転し、かつ同時に自
転する混合部材9を備えた混合装置において、前記混合
部材9は上向きに搬送する、らせん状条片12からなる
搬送部材10と、該搬送部材10の回転外周囲に対して
比較的狭幅の翼片15を具備させた攪拌部材13とを以
って構成させた混合装置である。
次に本考案の構成を第1図に示す実施例により説明する
円形断面および上方拡開する円錐内面を有する容器1内
上部には材料の供給口4が、下部底面3には排出口5が
具備されるほか容器1上端部には架橋部材6を配し、電
動機24、変速機構部7を配置、固定させている。
8は支持アームであり、一端は前記変速機構部7に連結
され、該変速機構部7からの動力を伝達されて自由端と
しての他端を容器1内壁面2に沿って旋回動させるもの
であり、該自由端部には、容器1内における混合部材9
の構成部材である一端を底面3中心部に具備された突起
26によって支受された搬送部材10と攪拌部材13と
がそれぞれ軸受16.17を介して支受、連結されてい
る。
そして、これら搬送部材10、および攪拌部材13に対
しては、その両軸11,14に歯車22.23がそれぞ
れ嵌合されており、支持アーム8内を貫通配設され、前
記変速機構部7と連結された軸19に固着の歯車21と
接合させ、共に同方向に回転駆動させられるものである
また、これら搬送部材10、および攪拌部材13につい
て詳述すれば、搬送部材10は、軸11と該軸11外周
にらせん状条片12を付設させて構成させたものであり
、他方、攪拌部材13は搬送部材10に沿った回転外周
囲に比較的狭幅の翼片15を具備させて構成し、その両
端は搬送部材10側の軸11とは別個に回転する軸14
に取付保持されている。
該攪拌部材13の数については翼片15の数や回転数、
その他材料の性状等に合わせ設定される。
また、翼片15の取付に際してもこれを幾分傾斜させて
取付け、回転に伴い材料に上方への移送作用を付与させ
て搬送量をふやしたり、搬送部材10の負荷をより軽減
させることも有効である。
殊に、本実施例のように搬送部材10と攪拌部材13と
が別々に回転するように構成させることによって、攪拌
部材13による攪拌作用に加え、これら両部材10.1
3の搬送力差に伴う材料間に生じる剪断作用を以って混
合効果を高め、混合精度を向上させるなど、材料の性状
に合わせた適切な混合作用を付与させられるので、当該
混合装置の適用範囲を拡大させる上では有効である。
しかし、これら搬送部材10、攪拌部材13を二つのそ
れぞれ別個の軸11.14によって構成しないで、その
形状の変更に応しては一軸とすることも可能である。
また、該攪拌部材13、および翼片15の形状について
も、前記構成の他、第2図に示すように種々の形式、形
状のものへの設計変更が可能であるが、本考案の要旨と
するところは、回転軸芯部の搬送部材10に対しその回
転外周囲にあって、該攪拌部材13によって材料の流動
攪拌作用をあらかじめ生起させることである。
そして、これに伴い翼片15の幅や数は設定されるもの
である。
また、前記突起9と接合支受される軸14の端面は球面
状軸受18として構成されているが、当該支受部に関し
ては種々の形式のものが適用可能である。
25は仕切弁で排出口5より製品として混合の完了した
材料を切出す際に用いられるものである。
以下の構成により電動機24、変速機構部7からの動力
を受けると支持アーム8を回転、該支持アーム8と前記
底面3の突起26とにより支持された混合部材9、即ち
搬送部材10、および攪拌部材13は容器1内を内壁面
2に沿って比較的ゆっくりと旋回させられると共に、こ
れら搬送部材10、および攪拌部材13は支持アーム8
内を貫通配設された軸19、歯車21を介して共に同一
回転方向に回転駆動される。
つまり容器1内において搬送部材10と攪拌部材13と
は共に内壁面2に沿って自転しつつ、かつ公転するわけ
で該容器1内に材料が投入されると、まず攪拌部材13
による攪拌作用によって材料中の凝集塊粒子は、その凝
結を解かれ流動性の良好な状態、あるいは浮遊状態とさ
れたのち、搬送部材10による搬送作用を受けて上方へ
と移行される。
他方、こうした上方への移行によって搬送部材10およ
び攪拌部材13の直接作用の及ばない領域における材料
は上方移行に伴う材料の相当分量として下降し、旋回移
動する両部材10.13による搬送作用を受けて再び上
方へと引き上げられる。
このように攪拌、移行の循環作用を繰り返し、かつ連続
させ、容器1内を隈なく掻きまぜることにより効率よく
混合がなされるものである。
特に、これは搬送作用に加え複合させて攪拌作用を付加
させたことによって材料粒子間の付着力、又は動的摩擦
が減少され、これにより粒子の移動が円滑になり、結果
として混合速度自体が早められて効率よい混合が行える
また攪拌部材13の形状を変更、たとえば翼片15によ
る上方への搬送成分を付加させた場合、後述する搬送部
材10の搬送に伴う駆動負荷を軽減させることができる
つまり、本考案における攪拌部材13の作用は、その攪
拌作用によって材料の凝集を解きほぐし、流動性の良好
な状態にすることによって次工程の搬送部材10による
搬送時の負荷動力や公転に伴う攪拌、搬送の両部材13
.10にかかる負荷の軽減を計り、公転速度を可能とし
、容器1内全体としての混合をまず均一に行わせつつ次
第にその混合精度を高めていくことである。
その結果、運転開始後、きわめて短時間である程度まで
の混合状態を得ることができるので、材料の性状、種類
、製品の混合程度などに応じて適宜混合時間の設定をす
ることも可能となった。
以上のように本考案によれば混合部材9を主に攪拌作用
により材料粒子を浮遊状態にする攪拌部材13と、該粒
子を上方に移行させる搬送部材10との組合せで構成さ
せ、これら混合部材9にかかる駆動負荷と負荷動力とを
軽減させて公転旋回速度を速めることが可能となり、容
器1内全体としての混合が推進され、きわめて短時間で
ほぼ平均した混合状態が得られる。
また、混合の効率化と不必要な過剰混合を抑えられる点
や、混合装置全体としての所要動力を小さくできる経済
的効果を有する点など本考案は工業上有益である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案における実施例を示す要部断面図、第2
図は攪拌部材13の他の実施例である。 図において、1・・・・・・容器、2・・・・・・内壁
面、9・・・・・・混合部材、10・・・・・・搬送部
材、12・・・・・・らせん状条片、13・・・・・・
攪拌部材、である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 断面円形で上方拡開する円錐内面の混合容器1と、該混
    合容器1内壁面2に沿って公転し、かつ同時に自転する
    混合部材9を備えた混合装置において、前記混合部材9
    は上向きに搬送するらせん状条片12からなる搬送部材
    10と、該搬送部材10の回転外周囲に対して比較的狭
    幅の翼片15を具備した攪拌部材13とを以って構成し
    たことを特徴とする混合装置。
JP15373179U 1979-11-05 1979-11-05 混合装置 Expired JPS5849776Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15373179U JPS5849776Y2 (ja) 1979-11-05 1979-11-05 混合装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP15373179U JPS5849776Y2 (ja) 1979-11-05 1979-11-05 混合装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5669923U JPS5669923U (ja) 1981-06-09
JPS5849776Y2 true JPS5849776Y2 (ja) 1983-11-14

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ID=29384456

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