JPS5849551A - 自動車のエア・サ−ビス・ブレ−キ系統 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、自動車のエア・サービス・ブレーキ系統に
関する。

一４’に、自動車のエア・サービス・ブレーキ系統ハ、
エア・タンク、そのエア・タンクに圧縮空気を供給する
コンプレッサ、そのエア・タンクとブレーキ・チャンバ
側とを接続するブレーキ配管に設けられたブレーキ・バ
ルブ、そのエア・タンクとそのコンプレッサの吸込み側
とを接続する空気圧制御配管に設けられたプレッシャ・
レギュレータなどよりなり、そのエア・タンク内の圧力
は、常に、はぼ一定に維持されるように構成されてきて
いる。

すなわち、そのエア・タンク内の圧力が所定の圧力以上
の場合は、その圧力がそのプレッシャ・レギュレータを
経由して、そのコンプレッサのアンローグ・バルブに作
用し、そのコンプレッサのザクジョン・バルブを開放し
て、エア・タンクへの送気が停止され、まだ、そのエア
・タンク内の圧力が所定の圧力以下の場合は、上述と逆
に４、そのプレッシャ・レギュレータが閉じられ、さら
に、そのコンプレッサのサク／ヨン・バルブが閉じられ
て、そのエア・タンクへの送気がなされるように構成さ
れてきている。

従って、そのコンプレッサの送気運転、す々わち、その
エア・タンクへの圧縮空気の充填は、自動車の運転によ
って圧縮空気が消費され、そのエア・タンク内の圧力が
所定の圧力以下になると、行なわれる。

しかし、そのようなエア・タンクへの圧縮空気の充填が
なされる場合には、そのコンプレッサを駆動させるだめ
に要求される動力が、その自動車の内燃機関から奪われ
ることから、自動車の走行時、特に、加速時に、そのコ
ンプレッサが駆動されると、その内燃機関の出力が低下
して、加速不良の要因となり、また燃料消費率に悪影響
を及ぼす虞れがあった。

この発明の目的は、自動車の走行時、特に、加速時にお
いて、二Ｉンプレソザの駆動に伴なう内燃機関の＋Ｊ＋
力低下を回避して、加速性能を良好にし、かつ、燃料消
費率を向」−シ、さらに、制動時には、エンジン・ブレ
ーキとしての制動力を向」ニし、確実な制動がなされる
自動車のエア・サービス・ブレーキ系統の提供にある。

そのだめに、この発明の自動車のエア・サービス・ブレ
ーキ系統は、エア・タンクと、そのエア・タンクに空気
圧供給配管を介して接続されたコンプレッサと、そのエ
ア・タンクとブレーキ・チャンバ側とを接続するブレー
キ配管に設けられたブレーキ・バルブと、そのエア・タ
ンクとそのコ／フ０レツザの吸込み側とを接続する空気
圧制御配管に設けられたプレッシャ・レギュレータと、
そのブレーキ・バルブ側に設けられ、そのブレーキ・・
ぐルブのブレーキ・被ダルが踏み込捷れるときに付勢さ
れるブレーキ・ペダル・スイッチト、ソノ空気圧制御配
管におけるそのプレッシャ・レギュレータの下流側に設
けられた電磁型三方向制御弁と、そのブレーキ・ペダル
・スイッチとその電磁型三方向制御弁のソレノイド・コ
イルとを接続する電気回路とを備えている。

以下、この発明に係る自動車のエア・サービス・ブレー
キ系統の望ましい具体例について、図面を参照して説明
する。

図は、トラックに適用されたこの発明の自動車のエア・
サービス・ブレーキ系統の具体例１Ｏを示している。

その自動車のエア・サービス・ブレーキ１０は、エア・
タンク１１と、そのエア・タンク１１に空気圧供給配管
２０を介して接続されたコンプレッサ１２と、そのエア
・タンク１１とブレーキ・チャンバ（図示せず）側とを
接続するブレーキ配管２１に設けられたブレーキ・バル
ブ１３と、そのエア・タンク１１とそのコンプレッサ１
２の吸込み側とを接続する空気圧制御配管２２に設けら
れたプレツンヤ・レギュレータ１４と、そのブレーキ・
バルブ１３に組み付けられ、そのブレーキ・（５） バルブ１３のブレーキ・被ダル１５が踏み込まれるとき
に伺勢されるブレーキ・ペダル・スイッチとしての圧力
スイッチ１６と、その空気圧制制量　　゛管２２におけ
るゾレツンヤ・レギュレータ１４の下流側に設けられた
電磁型三方向制御弁１７と、その圧力スイッチ１６とそ
の電磁型三方向制御弁１７のソレノイド・コイルとを接
続する電気回路２４とを備え、さらに、排気ブレーキ配
管２３を介してそのエア・タンク１１に接続された排気
ブレーキ装置１８と、その排気ブレーキ配管２３に設け
られ、かつ、排気ブレーキ・スイッチ２６によって開閉
制御される電磁弁１９と、その電磁弁１９のソレノイド
・コイルを上述した電気回路２４に接続する排気ブレー
キ用電気回路２５とを備えている。

そのエア・タンク１１は、圧縮空気を蓄え、かつ、その
圧縮空気に含１れた水分を分離、凝縮させるように構成
されたもので、詳細な構成については、既存のエア・タ
ンクと同様であるため、説明を省略する。勿論、そのエ
ア・タンク１１は、（６） そのエア・タンク１１内の圧力が極端に高くなることを
防止するだめのセフティ・バルブ（図示せず）を備えて
いる。

そのエア・タンク１１に圧縮空気を供給するコンプレッ
サ１２は、既存のコンプレッサと同様に、そのトラック
に搭載された内燃機関（図示せず）によって駆動される
もので、吸込み側にアンローダ・バルブ（図示せず）、
および、サクション・バルブ（図示せず）が内蔵されて
いる。

勿論、そのコンプレッサ１２において、その吸込み側に
作用する圧力が、所定の圧力以上に達すると、そのアン
ローダ・バルブが押し下げられ、そのサクション・バル
ブが開放されて、送気を停止し、また、その吸込み側に
作用する圧力が、所定の圧力以下の場合には、そのアン
ローダ・バルブが持ち上げられ、そのサクション・バル
ブが閉じられて、吐出側から送気を行うように構成され
ている。

そのように構成されたコンプレッサ１２の吐出側は空気
圧供給配管２０を介して、そのエア・タンク１１に接続
されている。

その空気圧供給配管２０には、そのエア・タンク１１か
らそのコンプレッサ１２側への圧縮空気の逆流を防止す
るだめのチェック・バルブ３６が設けられていること勿
論である。

また、そのエア・タンク１１は、ブレーキ配管２１を介
して、ブレーキ・チャンバ（図示せず）側に接続される
が、そのブレーキ配管２１　Ｋ　Ｉｄ、、ブレーキ・＜
　タル１９の踏込みに応じて、そのブレーキ・チャンバ
側への圧縮空気の供給量を制御するブレーキ・バルブ１
３が設けられている。

そのブレーキ・バルブ１３は、既存のエア・サービス・
ブレーキ系統におけるブレーキ・バルブと同様に構成さ
れるため、その構成の説明は省略する。

さらに、そのブレーキ・バルブ１３には、ブレーキ・被
ダル・スイッチとしてのｊ王カスイッチ１６が組み付け
られている。

その圧力スイッチ１６は、そのプレーヤ・被ダル１５が
踏み込１れるときに、圧縮空気によって電気接点が付勢
されるように常開型に構成されている。

勿論、その圧力スイッチ１６は、そのブレーキ・被ダル
１５の踏み込みによって、電気接点が付勢される常開型
のものであれば、形態は任意であり、例えば、ブルドン
管型の圧力スイッチや、各種のマイクロ・スイッチを適
用することも可能である。

さらに、上述したエア・タンク１１とそのコンプレッサ
１２の吸込み側は、空気圧制御配管２２によって接続さ
れているが、その空気圧制御配管２２には、プレッシャ
・レギュレータ１４が設けられている。

そのプレッシャ・レギュレータ１４は、主として、入口
側ポート、および、出口側ポートを備えるケーシングと
、そのケーシング内に往復摺動可能に配置され、その入
口側ポートと出口側ポートとの連絡を制御するバルブ本
体と、その入口側ポートと出口側ポートとを、常態にお
いて遮断するように、そのケーシング内でそのバルブ本
体をその入口側ポートに押し付けるように配置されたり
（９） ターン・スプリングなどより構成されている。

勿論、その空気圧制御配管２２において、そのフ０レツ
７ヤ・レギュレータ１４０入口側ポートは、そのエア・
タンク１１側に、捷だ、出口側ポートは、そのコンプレ
ッサ１２の吸込み側に、それぞれ接続されている。

従って、そのエア・タンクｌｌ内の圧力が所定の圧力以
上の場合には、そのプレッシャ・レギュレータ１４にお
けるバルブ本体が、そのリターン・スプリングに抗して
押し上げられ、その入口側ポートと出口側ポートは連結
され、そのエア・タンク１１内の圧縮空気は、そのコン
プレッサ１２の吸込み側に戻される。

勿論、そのようにしてコンプレッサ１２の吸込み側に圧
縮空気が戻されると、そのコンプレッサ１２のアンロー
ダ・・ぐルブは押し下げられ、さらに、ザクジョン・バ
ルブが開放される。すなわち、そのコンプレッサ１２は
、送気停止状態に置かれる。

また、そのエア・タンクｌｌ内の圧力が所定以（１０） 下の場合には、上述した動作と逆の動作によって、その
プレッシャ・レギュレータ１４の入口側ポートと出口側
ポートが遮断され、そのコンプレッサ１２のアンローダ
・バルブが持ち上げられ、さらに、サクンヨン・バルブ
が閉じられる。す々わち、そのコンプレッサ１２は、送
気状態に置かれる。

さらに、上述した空気圧制御配管２２におけるプレッシ
ャ・レギュレータ１４の下流側には電磁型三方向制御弁
１７が設けられている。

その電磁型三方向制御弁１７は、入口側ポート、出口側
ポート、および、排気ポートを備えるバルブ・ケーシン
グと、その入口側ポートと出口側ポート、および、その
出口側ポートと排気ホードとの連絡を制御するように、
そのバルブ・ケーシング内に往復摺動可能に配置された
スプールと、そのスプールを摺動させるように、その・
ぐルブ・ケーシングに設けられたソレノイド・コイルな
どよりなり、常態において、その入口側ポートと出口側
ポートとを連絡し、また、そのソレノイド・コイルに電
流が流れると、その出口側ポートと排気ポートとを連絡
するように構成されている。

勿論、その空気圧制御配管２２において、その電磁型三
方向制御弁１７の入口側、＜−トは、そのプレッシャ・
レギュレータ１４側に接続され、捷だ、出口側ポートは
、そのコンプレッサ１２の吸込み側に接続される。

その電磁型三方向制御弁１７のソレノイド・コイルは、
電気回路２４を介して、上述したブレーキ・ペダル・ス
イッチとしての圧力スイッチ１６の電気接点に接続され
ている。

その電気回路２４には、バッテリー３３が挿入され、さ
らに、ダイオード３４が挿入されていること勿論である
。

従って、上述したブレーキ・ノクルブ１３において、ブ
レーキ・４ダル１５が踏み込まれるならば、圧力スイッ
チ１６が伺勢され、その電磁型三方向制御弁１７のソレ
ノイド・コイルに電流が流れ、その電磁型三方向制御弁
１７の出口側、Ｉ？　　ｌ、と排気、＋９　　）とが連
絡される。

すなわち、その空気圧制御配管２２において、その電磁
型三方向制御弁１７よりも下流側の圧縮空気が、その排
気ポートから排気され、そのコンプレッサ１２は、送気
状態に置かれる。

さらに、上述したエア・タンク１１には、排気ブレーキ
配管２３を介して排気ブレーキ装置１８が接続されてい
る。

その排気ブレーキ装置１８は、そのトラックに搭載され
た内燃機関における排気管３２を開閉し得るように、そ
の排気管３２内に回転可能に配置されたバタフライ・バ
ルブ３１と、そのバタフライ・バルブ３１をその排気管
３２の外側から回転させるレバー３０と、そのレバー３
０を回転させる空気圧動作型シリンダ２７とより構成さ
れている。

勿論、そのシリンダ２７内にはピストン２８が往復摺動
可能に配置され、そのピストン２８に固定された操作ロ
ッド２９の先端が、そのレバー３０にピン連結されてい
る。

そのように構成された排気ブレーキ装置１８のシリンダ
２７は、排気ブレーキ配管２３を介して、（１３） そのエア・タンク１１に接続され、その排気ブレーキ配
管２３には、電磁弁１９が設けられている。

その電磁弁１９のソレノイド・コイルハ、排気ブレーキ
用電気回路２５を介して、上述した電気回路２４に接続
されている。

その排気ブレーキ用電気回路２５には、トラックのアク
セル・ペダル（図示せず）における踏圧が解除されると
きに付勢されるマイクロ・スイッチ２６、パッチＩＪ　
−３３’１および、ダイオード３５が挿入されているこ
と勿論である。

この発明の自動車のエア・サービス・ブレーキ系統ｌＯ
において、上述した以外の構成は、既存のトラックにお
けるエア・サービス・ブレーキ系統と同様であるだめ、
それらの説明は省略する。

次に、この発明に係る自動車のエア・サービス・ブレー
キ系統ｌＯの動作について説明する。

先ず、トラックの走行中において、アクセル・波ダルの
踏圧が解除されると、マイクロ・スイッチ２６が伺勢さ
れ、電磁弁１９が開放される。

その電磁弁１９が開放されると、エア・タンク（１４） １１からの圧縮空気が、排気ブレーキ装置１８のシリン
グ２７に送られ、内燃機関の排気管３２は、バタフライ
・バルブ３１によって閉塞され、排気ブレーキが動作さ
れる。

寸だ、その電磁弁１９と上述した電磁型三方向制御弁１
７とは、直列接続されていることから、その電磁型三方
向制御弁１７のソレノイド・コイルにも電流が流れ、そ
の電磁型三方向制御弁１７における入口側ポートと出口
側ポートが遮断され、かつ、その出口側ポートと排気ポ
ートとが連絡される。

すなわち、空気圧制御配管２２において、その電磁型三
方向制御弁１７よりも下流側の圧縮空気が、その排気ポ
ートから排気されて、コンプレッサ１２のアンローダ・
バルブが持ち上げられ、さらに、サクション・バルブが
閉じられることから、そのコンプレッサ１２は送気状態
に置かれ、そのコンプレッサ１２からの圧縮空気が、エ
ア・タンク１１内に充填される。

従って、上述したような排気ブレーキの動作中においで
、そのコンプレッサ１２を駆動させるために要求される
動力が、内燃機関から奪われ、そノ排気ブレーキと共に
エンノン・ブレーキとしての制動力が向上される。

また、そのトラックの走行中において、ブレーキ・バル
ブ１３のブレーキ・波ダル１５が踏み込まれるならば、
車輪を制動させるように、そのブレーキ・バルブ１３か
らの圧縮空気がブレーキ・チャンバ側に送られ、同時に
、圧力スイッチ１６が付勢される。

その圧力スイッチ１６が付勢されると、その電磁型三方
向制御弁１７のソレノイド・コイルに電流が流れ、その
電磁型三方向制御弁１７における入口側ポートと出口側
ポートが遮断され、かつ、その出口側ポートと排気ポー
トとが連絡される。

すなわち、上述した場合と同様に、その空気圧制御配管
ｚ２において、その電磁型三方向制御弁１７よりも下流
側の圧縮空気が、その排気ポートから排気されて、コン
プレッサ１２のアンローダ・バルブが持ち」−げられ、
さらに、ザクノヨン・バルブが閉じられることから、そ
のコンプレッサ１２は送気状態に置かれ、そのコンプレ
ッサ１２からの圧縮空気が、そのエア・タンク１１内に
充填される。

従って、上述したようなブレーキ・ペダル１５の踏み込
みによる車輪の制動中において、そのコンプレッサ１２
を駆動させるために要求される動力が、内燃機関から奪
われ、制動力が向上される。

上述のような動作において、そのコンク０レツサ１２の
駆動、すなわち、そのエア・タンク１１への圧縮空気の
充填は、排気ブレーキ、および、ブレーキ・４ダル１５
の踏込みによるトラックの制動時に行なわれるだめ、そ
のトラックの走行時、特に、加速時における内燃機関の
出力低下が回避され、燃料消費率が向上される。

勿論、そのトラックが高速道路を長時間走行し、その走
行中に、制動を行なうことなく、そのエア・タンクｌｌ
内の空気圧が所定の圧力以下に低下する場合には、既存
のエア・ザービス・ブレーキ系統と四ｗに、そのフ０レ
ツンヤ・レギュレータ１４（１７） の入口側ポートと出口側ポートが遮断され、そのコンプ
レッサ１２のアンローダ・パルフカ持チ」二げられ、さ
らに、ザクジョン・バルブが閉じられるため、そのコン
プレッサ１２が送気状態に置かれ、そのエア・タンク１
１への圧縮空気の充填が行なわれる。

如上の構成になるこの発明によれば、自動車の走行時、
特に、加速時においてコンプレッサの駆動に伴なう内燃
機関の出力低下が回避され、加速性能が良好になり、か
つ、燃料消費率が向上され、さらに、制動時には、エン
ノン・ブレーキとしての制動力が向上し、確実な制動が
なされる自動車のエア・ザーピス・ブレーキ系統が得ら
れる。

【図面の簡単な説明】

図はトラックに適用されたこの発明の自動車のエア・ザ
ービス・ブレーキ系統の具体例を示す概説図である。 １０・・・自動車のエア・ザービス・ブレーキ系統、１
１　・エア・タンク、１２・・コンルッザ、１３・・ブ
レーキ・バルブ、１４・・ルッ／ヤ・レギュ（１８） レータ、１５・・・ブレーキ・ペダル、１６・・・ブレ
ーキ・被ダル・スイッチ、１７−・・電磁型三方向制御
弁、２０・・空気圧供給配管、２１　・ブレーキ配管、
２２・・空気圧制御配管、２４−・・電気回路。 （１９）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 エア・タンクと、 そのエア・タンクに空気圧供給配管を介して接続された
   コンプレ、ツサと、 そのエア・タンクとブレーキ・チャンバ側とを接続する
   ブレーキ配管に設けられたブレーキ・バルブと、 そのエア・タンクとそのコンプレッサの吸込み側とを接
   続する空気圧制御配管に設けられたプレッシャ・レギュ
   レータと、 そのブレーキ・バルブ側に設けられ、そのブレーキ・バ
   ルブのブレーキ・被ダルが踏み込壕れるときに付勢され
   るブレーキ・ペダル・スイッチト、その空気圧制御配管
   におけるそのプレッシャ・レギュレータの下流側に設け
   られた電磁型三方向制御弁と、 そのブレーキ・波ダル・スイッチとその電磁型三方向制
   御弁のソレノイド・コイルとを接続する電気回路 とを備える自動車のエア・サービス・ブレーキ系統。