JPS5849468A - 静電塗装方法 - Google Patents
静電塗装方法Info
- Publication number
- JPS5849468A JPS5849468A JP14208981A JP14208981A JPS5849468A JP S5849468 A JPS5849468 A JP S5849468A JP 14208981 A JP14208981 A JP 14208981A JP 14208981 A JP14208981 A JP 14208981A JP S5849468 A JPS5849468 A JP S5849468A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- wiping
- coating
- ionized
- cloth
- Prior art date
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- Pending
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- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は静電塗装方法に係り、特に良好な仕上り外観品
質を得ることのできる静電塗装方法に関するものである
。
質を得ることのできる静電塗装方法に関するものである
。
゛静電塗装方法は、周知の如く、正負の電荷は互に吸引
し合うという電気的性質を利用した塗装方法であって、
一般に、接地した被塗装物を陽極とし、塗料粒子をコロ
ナ放電又は接触帯電によって負に帯電させ、その負に帯
電した塗料粒子を陽極たる被塗装物に吸引させて、その
表面に塗膜を形成せしめる方法である。
し合うという電気的性質を利用した塗装方法であって、
一般に、接地した被塗装物を陽極とし、塗料粒子をコロ
ナ放電又は接触帯電によって負に帯電させ、その負に帯
電した塗料粒子を陽極たる被塗装物に吸引させて、その
表面に塗膜を形成せしめる方法である。
期かるh%L塗装方法は自動車塗装に為し、また高い電
着効率が得られて塗料の節約ができるなどの利点を有す
るところから、省資源、省エネルギー化が要語される近
時、塗装方法における主流となりつつある。ところで、
このfIp’m塗装方法は他の塗装方法におけると同様
、塗装工程に先立って、被塗装物の表面清浄化が行なわ
れることとなるが、こねに関連して次のような欠点を有
していたのである。F!JJち、被塗装物の表向に付着
した油、シリコン系物質、埃、ゴミ等を除くべく、ホワ
イトガソリン等有機溶剤を含んだガーゼ等の布で被塗装
物の表面を払拭した場合において、その後の塗装工程に
おいて塗料成分としてのメタルが被塗装物表向に不均一
に配向したり、塗膜表面か布の拭き跡に沿って不均一と
なり、その部分がH6となって(以下、この現象を拭き
跡凹凸揚象と略称する)、外観品質を損なうという#1
電塗装特有の現象を生じていたのである。
着効率が得られて塗料の節約ができるなどの利点を有す
るところから、省資源、省エネルギー化が要語される近
時、塗装方法における主流となりつつある。ところで、
このfIp’m塗装方法は他の塗装方法におけると同様
、塗装工程に先立って、被塗装物の表面清浄化が行なわ
れることとなるが、こねに関連して次のような欠点を有
していたのである。F!JJち、被塗装物の表向に付着
した油、シリコン系物質、埃、ゴミ等を除くべく、ホワ
イトガソリン等有機溶剤を含んだガーゼ等の布で被塗装
物の表面を払拭した場合において、その後の塗装工程に
おいて塗料成分としてのメタルが被塗装物表向に不均一
に配向したり、塗膜表面か布の拭き跡に沿って不均一と
なり、その部分がH6となって(以下、この現象を拭き
跡凹凸揚象と略称する)、外観品質を損なうという#1
電塗装特有の現象を生じていたのである。
このような事情の下において、斯かる仕上り肌の不良・
メタルの偏向を生じない仕上り良好な静寛塗装方法の開
発が要望されたのであり、そこで本発明者等はその新た
な静電塗装方法を得るべく、先ず上記現象を生せしめる
原因についての考察を試みた゛。
メタルの偏向を生じない仕上り良好な静寛塗装方法の開
発が要望されたのであり、そこで本発明者等はその新た
な静電塗装方法を得るべく、先ず上記現象を生せしめる
原因についての考察を試みた゛。
上述したように、静電塗装方法は負に帯電した塗料粒子
の陽極たる被塗装物への電気的吸引力を利用するもので
ある。そして、上記現象が静電塗装に特有のものである
こと、及び塗膜の凹凸、メタルの偏向等はガーゼ等の布
の拭き跡に沿って生じる事実を併わせ鑑み、斯かる現象
に被塗装物における表面電位の不均一が間係していると
考えた。
の陽極たる被塗装物への電気的吸引力を利用するもので
ある。そして、上記現象が静電塗装に特有のものである
こと、及び塗膜の凹凸、メタルの偏向等はガーゼ等の布
の拭き跡に沿って生じる事実を併わせ鑑み、斯かる現象
に被塗装物における表面電位の不均一が間係していると
考えた。
即ち、塗装工程に先立って布で被塗°装動を払拭するこ
りにより、その拭き跡に沿った部分の表面電位が他の部
分のそれと相異することとなり、その結果帯電した塗料
環子に対する吸引力に差を生じて、上記現象を惹起する
ものと考えたのである。
りにより、その拭き跡に沿った部分の表面電位が他の部
分のそれと相異することとなり、その結果帯電した塗料
環子に対する吸引力に差を生じて、上記現象を惹起する
ものと考えたのである。
そうだとすれば、被塗装物における表面電位のむらを塗
装工程の前に何等かの方法で−消し得るならば、この問
題の解訣が可能であると考えられる。
装工程の前に何等かの方法で−消し得るならば、この問
題の解訣が可能であると考えられる。
本発明は、このような着眼点のもとに種々研究を重ねた
結果到達し得たものであって、その要旨とするところは
、被塗装物の表面を、有機溶剤を含んだガーゼ等の布に
て払拭し、該表向上の油分等の付着物を除去した後、該
表面にイオン化された空気を接触ゼしぬ、しかる後t#
電払装を行なうようにしたととにある。
結果到達し得たものであって、その要旨とするところは
、被塗装物の表面を、有機溶剤を含んだガーゼ等の布に
て払拭し、該表向上の油分等の付着物を除去した後、該
表面にイオン化された空気を接触ゼしぬ、しかる後t#
電払装を行なうようにしたととにある。
そして、斯かる本発明に従ってha塗装方法を実施する
ことにより、前述の如き拭き跡凹凸現象を全く生じない
、仕上り肌の良好な塗装が可能となって、外観品質にお
いて著しぐ優れた美しい塗装物が得られることとなった
のである。
ことにより、前述の如き拭き跡凹凸現象を全く生じない
、仕上り肌の良好な塗装が可能となって、外観品質にお
いて著しぐ優れた美しい塗装物が得られることとなった
のである。
このような本発明においては、先ず、従来の静電塗装手
法におけると同様、被塗装物の表面処理(塗装前処理)
としてこれに付着した油分、挨等を除去するため、有機
溶剤を含ませたガーゼ等の布によって被塗装物表面を払
拭する。ことが行なわれる。ここで、かかる含浸せしめ
られる有機溶剤としては、各種の有機溶剤が使用可能で
あるか、被塗装物表面上の油を容易に溶解でき、且つ蒸
発の速いものが望ましく、なかでもホワイトガソリンが
最も望ましいのである。
法におけると同様、被塗装物の表面処理(塗装前処理)
としてこれに付着した油分、挨等を除去するため、有機
溶剤を含ませたガーゼ等の布によって被塗装物表面を払
拭する。ことが行なわれる。ここで、かかる含浸せしめ
られる有機溶剤としては、各種の有機溶剤が使用可能で
あるか、被塗装物表面上の油を容易に溶解でき、且つ蒸
発の速いものが望ましく、なかでもホワイトガソリンが
最も望ましいのである。
なお、このようにして表面を払拭される上記被塗装物は
、研岸、エツチング、化成処理、下塗り、中塗り等、静
電塗装の目的に応じて各種の処理が施されているもので
あり、その後に有−溶剤含浸布で払拭されることによっ
て前述した凹凸を生ぜしめるような被塗装物はいずれも
本発明の適用対そして、被塗装物の表面が清浄化寄れる
と、従来の静電塗装方法においては続いて所要の工程を
経て塗装工程へと移行せしめられることとなるのである
が、本発明においては、塗装工程に先立って、該被塗装
物の表面に、プラズマ状にイオン化された空気を吹き付
ける等によって該イオン化空1との接触が行なわれる。
、研岸、エツチング、化成処理、下塗り、中塗り等、静
電塗装の目的に応じて各種の処理が施されているもので
あり、その後に有−溶剤含浸布で払拭されることによっ
て前述した凹凸を生ぜしめるような被塗装物はいずれも
本発明の適用対そして、被塗装物の表面が清浄化寄れる
と、従来の静電塗装方法においては続いて所要の工程を
経て塗装工程へと移行せしめられることとなるのである
が、本発明においては、塗装工程に先立って、該被塗装
物の表面に、プラズマ状にイオン化された空気を吹き付
ける等によって該イオン化空1との接触が行なわれる。
ここで、プラズマ状にイオン化された空気とは、正イオ
ン、負イオンが混合して存在する空気を指すものであり
、通常空気中に一対の針状電極を挿入し、この電極間に
空気の絶縁破壊電圧又はそれより大きな電圧を印加する
ことによって得ることができる。こうして得られたプラ
ズマ状の空気は、次いで送風機等により被塗装物表面に
吹き付けられて、これと接触せしめられるのである。尚
、このとき空気をイオン化する装りと!!!1.塗装物
との間に電界が形成されないように注意しなければなら
ない、。もし外部電界があると、正または負のイオンの
いずれかが選択的に被塗装物に付着し、除電することが
出来ないかへである。
ン、負イオンが混合して存在する空気を指すものであり
、通常空気中に一対の針状電極を挿入し、この電極間に
空気の絶縁破壊電圧又はそれより大きな電圧を印加する
ことによって得ることができる。こうして得られたプラ
ズマ状の空気は、次いで送風機等により被塗装物表面に
吹き付けられて、これと接触せしめられるのである。尚
、このとき空気をイオン化する装りと!!!1.塗装物
との間に電界が形成されないように注意しなければなら
ない、。もし外部電界があると、正または負のイオンの
いずれかが選択的に被塗装物に付着し、除電することが
出来ないかへである。
このようにしてイオン化された空気との接触が行なわれ
たところで、次にW寛塗装が常法に従って施さitsそ
してこの塗装において後の実施例で具体的に記述するよ
うに、凹凸のない、仕上り外観の美しい塗膜が形成され
得るのである。
たところで、次にW寛塗装が常法に従って施さitsそ
してこの塗装において後の実施例で具体的に記述するよ
うに、凹凸のない、仕上り外観の美しい塗膜が形成され
得るのである。
このように、本発明は、被塗装物を所定の有機溶剤を含
んだ布で払拭する払拭工程と該被塗装物を静電塗装する
塗装工程との間に1.イオン化された空気に接触せしめ
る工程を挿入することをその骨子とするものであるが、
これによ、つて塗膜の外観品質が高められるのは前述し
た理由によるものと推察される。即ち、該イオン化空気
との接触工程に先立つ払拭処理によ2て被塗装管表面に
局部的に発生せしめられた電荷が、イオン化された空気
と接触させられることにより、中和、除電され、以て該
被塗装物の表面各部の電位が均等化せしめられることに
より、それに続く塗装工程において負に雫電した塗料粒
子が均等な゛強さで吸引されて。
んだ布で払拭する払拭工程と該被塗装物を静電塗装する
塗装工程との間に1.イオン化された空気に接触せしめ
る工程を挿入することをその骨子とするものであるが、
これによ、つて塗膜の外観品質が高められるのは前述し
た理由によるものと推察される。即ち、該イオン化空気
との接触工程に先立つ払拭処理によ2て被塗装管表面に
局部的に発生せしめられた電荷が、イオン化された空気
と接触させられることにより、中和、除電され、以て該
被塗装物の表面各部の電位が均等化せしめられることに
より、それに続く塗装工程において負に雫電した塗料粒
子が均等な゛強さで吸引されて。
凹凸のない、きれいな塗、膜が形成されることとなるも
のと考え免れるのである。
のと考え免れるのである。
なお、本発明において、上記イオン化された空気による
接触処理の後、塗装工程に先立って被塗装物表門を、粘
着性を有するガーゼ等の布で払拭する工程を挿入しても
良く、コれによって塗膜におけるブツの発生等、その外
観品質を損ねる欠陥部分0発生力”更″。効果的ゝ抑制
され得るo’rある・この粘着性の布による払拭処理は
、従泉0普電塗装においても採用されているものである
が、従来法における同丁稚は一般に有機溶剤による清浄
化工程の後に行なわれるのに対し、こ二叫述べるそれは
イオン化された空気を吹き付ける接触処理の後に行なわ
れることを特徴としている。先に述べたように、人助清
浄化処理が為される前の被重装物ば、゛その表面に油分
等の他、埃、ゴミ等の異物か付層した状態にある。釉層
性ガーゼ等による払拭処理は専゛らこれらの異物を除去
することを目的とするものであるが、このような埃等が
被塗装物に強く付着しているときは、斯かる処理によっ
ては埃等を十分に除去し得ない。そのため、これらが塗
装1柳の段階においても被塗装物に付着したまま残り、
前記ブツの発生の原因にがるものと解り。
接触処理の後、塗装工程に先立って被塗装物表門を、粘
着性を有するガーゼ等の布で払拭する工程を挿入しても
良く、コれによって塗膜におけるブツの発生等、その外
観品質を損ねる欠陥部分0発生力”更″。効果的ゝ抑制
され得るo’rある・この粘着性の布による払拭処理は
、従泉0普電塗装においても採用されているものである
が、従来法における同丁稚は一般に有機溶剤による清浄
化工程の後に行なわれるのに対し、こ二叫述べるそれは
イオン化された空気を吹き付ける接触処理の後に行なわ
れることを特徴としている。先に述べたように、人助清
浄化処理が為される前の被重装物ば、゛その表面に油分
等の他、埃、ゴミ等の異物か付層した状態にある。釉層
性ガーゼ等による払拭処理は専゛らこれらの異物を除去
することを目的とするものであるが、このような埃等が
被塗装物に強く付着しているときは、斯かる処理によっ
ては埃等を十分に除去し得ない。そのため、これらが塗
装1柳の段階においても被塗装物に付着したまま残り、
前記ブツの発生の原因にがるものと解り。
されるのである。
ところか、本発明に従って、被塗装物にイオン化した空
気を吹き付けた後に、前記粘着性の布に ゛よる払
拭処理を施した場合には、斯かる挨等の異物は効果的に
除去され得、以て前dピブツの発生が抑制されることが
確認されたのである。その理由については、現段階では
推察の域、を出ないが、静電引力、その他の要因によっ
て被塗装物表面に強く付着した埃等は、イオン化された
空気の吹き付は等の接触操作によってその荷電か中和さ
れ、これによって被塗装物に対する付着力が弱められた
ところで、前述の粘着性の布で払拭されることによ・つ
て、これが被塗装物表面から効果的に除去されることに
なるものと考えられる。
気を吹き付けた後に、前記粘着性の布に ゛よる払
拭処理を施した場合には、斯かる挨等の異物は効果的に
除去され得、以て前dピブツの発生が抑制されることが
確認されたのである。その理由については、現段階では
推察の域、を出ないが、静電引力、その他の要因によっ
て被塗装物表面に強く付着した埃等は、イオン化された
空気の吹き付は等の接触操作によってその荷電か中和さ
れ、これによって被塗装物に対する付着力が弱められた
ところで、前述の粘着性の布で払拭されることによ・つ
て、これが被塗装物表面から効果的に除去されることに
なるものと考えられる。
ここにおいて、粘着性を有する布とは、一般にタックラ
グワニスガーゼと呼ばれる。樹脂を含浸させたガーゼ等
の布をいい、含浸させる材料とし・では、トルエン、キ
シレン、メチルイソプチルクトン等の有機溶剤に溶解さ
せた、ポリ′エステル樹脂、エポキシ樹脂等が好適であ
る。
グワニスガーゼと呼ばれる。樹脂を含浸させたガーゼ等
の布をいい、含浸させる材料とし・では、トルエン、キ
シレン、メチルイソプチルクトン等の有機溶剤に溶解さ
せた、ポリ′エステル樹脂、エポキシ樹脂等が好適であ
る。
゛かくの如き粘着性の布による払拭工程は、本発明の価
値を増大するように作用する点で大きな意義を有するも
のであるが、この工程は本発明において必ずしも必要な
工程ではなく、倹等の付着が少なく或いは弱く付2着し
ており、有機溶剤による清浄化処理で十分に除去される
場合等においては、・斯かる工程を挿入する必要はない
。
値を増大するように作用する点で大きな意義を有するも
のであるが、この工程は本発明において必ずしも必要な
工程ではなく、倹等の付着が少なく或いは弱く付2着し
ており、有機溶剤による清浄化処理で十分に除去される
場合等においては、・斯かる工程を挿入する必要はない
。
さて、これらの工程に続いて、次に被塗装物に静電塗装
が施されるのであるが、該静電塗装の方法としては液体
静1塗装、粉体静電塗装等、塗料粒子を帯電させて被塗
装物に付着させる1手法であればいずれも本発明を適用
し得るものであり、また用いられる装置もエア霧化式静
電塗装装置、エアレス霧化式静i!塗装装置、回転霧化
式静電塗装装置、粉体静電塗装装置等、一般のf#電塗
装に用いられる各種のものが使用可能である。なお、こ
れらの装置は、その種類によって塗着効率、被塗装”鐘
8均等GCm ! t aか否か″′!″′塗装ゞT塗
装具T1る。このうち、エア霧化式、エアレス霧化式に
おいては、塗料粒子は静電吸引力に霧化粒子の飛行エネ
ルギがプラスさ、れて被塗装物に塗着されるため、・該
被塗装物の凹凸部を゛はじめとする各部に比較的均一に
塗着されるが、回転霧化式静電塗装装置においては、塗
着エネルギが静電引力のみのため塗料粒子が被塗装物の
静電引力の大きいところに偏り易し特徴を看している。
が施されるのであるが、該静電塗装の方法としては液体
静1塗装、粉体静電塗装等、塗料粒子を帯電させて被塗
装物に付着させる1手法であればいずれも本発明を適用
し得るものであり、また用いられる装置もエア霧化式静
電塗装装置、エアレス霧化式静i!塗装装置、回転霧化
式静電塗装装置、粉体静電塗装装置等、一般のf#電塗
装に用いられる各種のものが使用可能である。なお、こ
れらの装置は、その種類によって塗着効率、被塗装”鐘
8均等GCm ! t aか否か″′!″′塗装ゞT塗
装具T1る。このうち、エア霧化式、エアレス霧化式に
おいては、塗料粒子は静電吸引力に霧化粒子の飛行エネ
ルギがプラスさ、れて被塗装物に塗着されるため、・該
被塗装物の凹凸部を゛はじめとする各部に比較的均一に
塗着されるが、回転霧化式静電塗装装置においては、塗
着エネルギが静電引力のみのため塗料粒子が被塗装物の
静電引力の大きいところに偏り易し特徴を看している。
而して、この回転に化成静電塗装装置は、塗着効率が高
く、従って塗料損失か他の装置に比べて少ないとともに
、公害対箒上も有利であることから、自動塗装ラインに
多く使用されているが、同装置は冒頭に詳述した拭き跡
口凸現象を顕著に化合しめるのである。同装置を用いる
塗装では、上述のように静電引力の影響を受は易いこと
、また上記凹凸現象が被塗装物における静電引力のバラ
ツキにあると推察されることを考え合せれば、この現象
は肯けるものであるが、本発明に従って行なわれた後述
の実施例にも示されるように、同装置を用いる塗装手法
に対して本発明を適用した場合に、上記拭き跡凹凸現象
が効果的に解消されることが確認されており、それ数本
発明は斯かる装置を用いる静電塗装に適用して特にその
効果が大きいと言えるのである。
く、従って塗料損失か他の装置に比べて少ないとともに
、公害対箒上も有利であることから、自動塗装ラインに
多く使用されているが、同装置は冒頭に詳述した拭き跡
口凸現象を顕著に化合しめるのである。同装置を用いる
塗装では、上述のように静電引力の影響を受は易いこと
、また上記凹凸現象が被塗装物における静電引力のバラ
ツキにあると推察されることを考え合せれば、この現象
は肯けるものであるが、本発明に従って行なわれた後述
の実施例にも示されるように、同装置を用いる塗装手法
に対して本発明を適用した場合に、上記拭き跡凹凸現象
が効果的に解消されることが確認されており、それ数本
発明は斯かる装置を用いる静電塗装に適用して特にその
効果が大きいと言えるのである。
また、静電塗装に際して用いられる塗料としては、一般
に塗膜形成要素(11μ脂等)、塗膜側要素(添加剤等
)、顔料(チタン白、アルミニウム、カーボンブラック
等)等の塗膜成分と塗膜形成助要素としての溶剤とから
構成されるが、従来の静電塗装において用いられるもの
はそのまま本発明においても使用可能である。尤も、顔
料として、アルミニウム等、金鵬粉を含むメタリツー塗
料は、011述のようにメタルの偏向を生じ易く、本発
明適用の効果は非メタリツク塗料に比べて大きいといえ
るb 以上、本発明の構成について詳述してきたが、次に斯か
る本発り」の理解を更に容易にするために、杢光ゆjに
従って行なった実施例のいくつかについて以下に記述す
る。しかじな〃1ら、本発明がこれらの実施秒11によ
って何隻限定されるものでないことは言うまでもないと
ころである。
に塗膜形成要素(11μ脂等)、塗膜側要素(添加剤等
)、顔料(チタン白、アルミニウム、カーボンブラック
等)等の塗膜成分と塗膜形成助要素としての溶剤とから
構成されるが、従来の静電塗装において用いられるもの
はそのまま本発明においても使用可能である。尤も、顔
料として、アルミニウム等、金鵬粉を含むメタリツー塗
料は、011述のようにメタルの偏向を生じ易く、本発
明適用の効果は非メタリツク塗料に比べて大きいといえ
るb 以上、本発明の構成について詳述してきたが、次に斯か
る本発り」の理解を更に容易にするために、杢光ゆjに
従って行なった実施例のいくつかについて以下に記述す
る。しかじな〃1ら、本発明がこれらの実施秒11によ
って何隻限定されるものでないことは言うまでもないと
ころである。
実[MIi flll 1
500朋X50xMX0.8酎の軟鋼板であるパネル4
枚(A、B、CXDとする)をそれぞれアルカリ脱脂後
、リン酸塩による化成処理を施し、史にエポキシ樹脂系
電着塗料で電着塗装を行ない、厚さ糸:+ 20μの%
1着塗膜を形成した。ついで、このようにして得られた
電着塗装材を、被塗装物として、第1表にその成分を示
す塗料を用いて、第2表に示す処理手順にて静電塗装を
行なった。そして、得られたtJt+電塗装物の外観性
状を観察し、その結果を第3表に示した。
枚(A、B、CXDとする)をそれぞれアルカリ脱脂後
、リン酸塩による化成処理を施し、史にエポキシ樹脂系
電着塗料で電着塗装を行ない、厚さ糸:+ 20μの%
1着塗膜を形成した。ついで、このようにして得られた
電着塗装材を、被塗装物として、第1表にその成分を示
す塗料を用いて、第2表に示す処理手順にて静電塗装を
行なった。そして、得られたtJt+電塗装物の外観性
状を観察し、その結果を第3表に示した。
第 1 表
*l: 商品名 エッソ溶剤
第 2 表
(、tE) 第2表中○印は々処理を施したことを意
味し、(イ)〜(ホ)の各処理は以下の内容である。
味し、(イ)〜(ホ)の各処理は以下の内容である。
(イ):パネルに僅かな油反び微小なゴミを付着させた
。
。
(ロ):ホワイトガソリンを含んだガーゼでパネルを拭
いた。
いた。
(ハ):竹内電機製作所製デスタッ)1000AIRで
パネルにイオン化空気を吹キ 付けた。
パネルにイオン化空気を吹キ 付けた。
に):結上性を有するtri (タックラグクニスガー
ゼ)でパネルを払拭した。
ゼ)でパネルを払拭した。
(ホ):第1表に示す塗料を、回転霧化式静電塗装装置
(ランズバーグ社製ミニベル、印加′屯++:、−90
KV >にて30μの厚さに塗装した。
(ランズバーグ社製ミニベル、印加′屯++:、−90
KV >にて30μの厚さに塗装した。
以上の結果をみると、本発明に従って被塗装物にイオン
化された空気を吹き付けたパネルA、 Hについては拭
き跡凹凸現象を生じないが、同処理が胤されていないパ
ネルC/〆についてはvlPl凹凸現象を生じているこ
とがわかる。また、に)処理、即ち粘着性の布での払拭
処理を施さないバ。
化された空気を吹き付けたパネルA、 Hについては拭
き跡凹凸現象を生じないが、同処理が胤されていないパ
ネルC/〆についてはvlPl凹凸現象を生じているこ
とがわかる。また、に)処理、即ち粘着性の布での払拭
処理を施さないバ。
ネルBについては若干のプツが発生しているのに対し、
同処理を施したパネルAについてはこれが発生せず、同
処理が外観品質の向上に効果的であることがわかる。尚
、パネルDについては凹凸現象が生じていないが、これ
は(イ)処理、即ち有機溶剤による払拭を行なっていな
いためである。そのため、パネルDについては付着油分
によるハジキか発生している。
同処理を施したパネルAについてはこれが発生せず、同
処理が外観品質の向上に効果的であることがわかる。尚
、パネルDについては凹凸現象が生じていないが、これ
は(イ)処理、即ち有機溶剤による払拭を行なっていな
いためである。そのため、パネルDについては付着油分
によるハジキか発生している。
実施例2
fh11JL塗装における塗装装置と前記拭き跡凹凸現
象との関係をみるために、実施例1と同様の方法で1i
着塗装まで施したパネルを4枚用意し、これをホワイト
ガソリンを含んだガーゼで拭いた後、以下に示す各柚装
檻′を用いて塗装を行なった。結果を第4表に示す。
象との関係をみるために、実施例1と同様の方法で1i
着塗装まで施したパネルを4枚用意し、これをホワイト
ガソリンを含んだガーゼで拭いた後、以下に示す各柚装
檻′を用いて塗装を行なった。結果を第4表に示す。
I・: 岩田m!4i製W−7oエアスプレーガン(非
f4j−箪塗装) Il:ランズバーグ社岬REAカン、印加’& Fl−
、−5Q KV (エア霧化式静和η、装)抽;ランズ
バーグ社製1(EJIガン、印加電圧=60に■(エア
レス霧化式静電塗装) ■=ランズバーグ社製ミニベル、印加電圧−9QKN(
回転靜′tki霧化式曝装) 第 4 衣 第4表から、静電顔装においてに、大なり小なり、拭き
跡凹凸現象が生しるとともに、その凹凸現象は1vのl
ai転静電霧化式C4:yヤ・1自において顕著である
ことが認められる。尚、本実施例では塗料として非メタ
リックのものが用いられており、この場合において装置
i、uでは明確な凹凸現象を生じないが、後述のように
メタリック塗料を用いた場合には、アルミが拭き跡に沿
って配向する等の欠陥か詔められる。
f4j−箪塗装) Il:ランズバーグ社岬REAカン、印加’& Fl−
、−5Q KV (エア霧化式静和η、装)抽;ランズ
バーグ社製1(EJIガン、印加電圧=60に■(エア
レス霧化式静電塗装) ■=ランズバーグ社製ミニベル、印加電圧−9QKN(
回転靜′tki霧化式曝装) 第 4 衣 第4表から、静電顔装においてに、大なり小なり、拭き
跡凹凸現象が生しるとともに、その凹凸現象は1vのl
ai転静電霧化式C4:yヤ・1自において顕著である
ことが認められる。尚、本実施例では塗料として非メタ
リックのものが用いられており、この場合において装置
i、uでは明確な凹凸現象を生じないが、後述のように
メタリック塗料を用いた場合には、アルミが拭き跡に沿
って配向する等の欠陥か詔められる。
実施例3
実施例1と同様に、電着塗装まで施tたパネル2枚(A
、B)を第5表に示すメタリック塗料を用いて第6表に
示す処理を施し、得られた塗装物の外観を観察した。そ
の結果を第7表に示す。
、B)を第5表に示すメタリック塗料を用いて第6表に
示す処理を施し、得られた塗装物の外観を観察した。そ
の結果を第7表に示す。
第 5 表
′¥:、l:商品名、エッソ溶剤
第 6 表
(註)表中O印は処理を施したことを意味し、各処・理
(イ)〜(ニ)の内容は次の通りである。
(イ)〜(ニ)の内容は次の通りである。
(イ):ホワイトガソリンを含んだガーゼでパネルを拭
いた。
いた。
(ロ):竹内電機製作所製テスタッ)1000AIKで
パネルにイオン化空気を吹き 付けた。
パネルにイオン化空気を吹き 付けた。
(ハ)−粘着性の布(タックラグワニスガーゼ)でパネ
ルを拭いた。
ルを拭いた。
に):第5表に示す塗料をランズパーグ社製REAガン
(エア霧化式)でJνさ35μに塗装した。
(エア霧化式)でJνさ35μに塗装した。
第 7 表
この結果から、メタリック塗装においては、工。
ア霧化式の装置においても、メタルの偏向が生じるとと
もに、イオン化空気の吹き付けによってこれが解消する
ことが理解される。
もに、イオン化空気の吹き付けによってこれが解消する
ことが理解される。
実施例4
自動車々体の通常の連続塗装ラインで脱脂、化成処理、
ii珊塗装、中塗り、水研を施した自動車車体50台(
A、B、C,DSEの各10台)をポリエステル系白色
上塗り塗料で、第8表に示す手順に従って塗装した。結
果を第9表に示す。
ii珊塗装、中塗り、水研を施した自動車車体50台(
A、B、C,DSEの各10台)をポリエステル系白色
上塗り塗料で、第8表に示す手順に従って塗装した。結
果を第9表に示す。
第 8 表
(註)表中Q印は処理を打なったことを意味し、各(イ
)〜((ホ)の処理内容は次の通りである。
)〜((ホ)の処理内容は次の通りである。
的:ホワイトガソリンを含んだガーゼで車体を拭いた。
(ロ):粘滑性の布(タックラグワニスガーゼ)で車体
を拭いた。
を拭いた。
(ハ):竹内電機製作所製デスタツ)1000AIRで
イオン化空気を吹き付けた。
イオン化空気を吹き付けた。
に);(ロ)と同様
(ホ):ランズバーグ社製ミニベル(回転静電霧化式)
で40μの厚さに塗装した。
で40μの厚さに塗装した。
第9表
(註)表中、○は良好、■ははぼ良好、△は問題有り、
×は不良を夫々表わす。
×は不良を夫々表わす。
第9表に示す結果からも、イオン化空気を接触せしめた
ものが良好であること、車体群ASB!。
ものが良好であること、車体群ASB!。
Cの比較において認められるように、粘滑性の布で払拭
する処理を施したものものはプツの発生が抑えられるこ
と、そして同処理はイオン化空気に灼する接触処理を施
した後に行なうとその効果か大きいことが理解される。
する処理を施したものものはプツの発生が抑えられるこ
と、そして同処理はイオン化空気に灼する接触処理を施
した後に行なうとその効果か大きいことが理解される。
以上、いくつかの実施例について記述したが、これらの
実施例から、本発明が塗装表面の外観品寅の同一トに大
きく寄与することが理解されよう。
実施例から、本発明が塗装表面の外観品寅の同一トに大
きく寄与することが理解されよう。
Claims (1)
- 被塗装物の表面を、有機溶剤を含んだガーゼ等の布に1
払拭し、該表面上の油分、ホコリ、ゴミ゛等の付着物を
除去した後、該表面にイオン化された空気を接触せしめ
、しかる後静電塗装を行なうことを特徴とする静電塗装
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14208981A JPS5849468A (ja) | 1981-09-09 | 1981-09-09 | 静電塗装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14208981A JPS5849468A (ja) | 1981-09-09 | 1981-09-09 | 静電塗装方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5849468A true JPS5849468A (ja) | 1983-03-23 |
Family
ID=15307169
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14208981A Pending JPS5849468A (ja) | 1981-09-09 | 1981-09-09 | 静電塗装方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5849468A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62108347U (ja) * | 1985-12-27 | 1987-07-10 |
-
1981
- 1981-09-09 JP JP14208981A patent/JPS5849468A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62108347U (ja) * | 1985-12-27 | 1987-07-10 |
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