JPS5848714B2 - サイドバ−つき錠の解錠方法 - Google Patents
サイドバ−つき錠の解錠方法Info
- Publication number
- JPS5848714B2 JPS5848714B2 JP16485080A JP16485080A JPS5848714B2 JP S5848714 B2 JPS5848714 B2 JP S5848714B2 JP 16485080 A JP16485080 A JP 16485080A JP 16485080 A JP16485080 A JP 16485080A JP S5848714 B2 JPS5848714 B2 JP S5848714B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lock
- keyhole
- par
- operation plate
- spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Packaging For Recording Disks (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はサイドバ一つき錠の解錠方法に関する。
従来、各種構造の錠は、鍵を粉失した場合或いは自動車
のドア錠において車内に鍵を装着したままドア錠をロッ
クしてしまった場合等に対処するため、錠或いは周囲の
構造物を損壊せしめることなく解錠し得る方法が案出さ
れている。
のドア錠において車内に鍵を装着したままドア錠をロッ
クしてしまった場合等に対処するため、錠或いは周囲の
構造物を損壊せしめることなく解錠し得る方法が案出さ
れている。
然し乍ら、一部外国製自動車のドア錠に用いられている
サイドバ一つき錠にあっては、その構造の特殊性から解
錠方法が全く見出されておらず、錠或いは周囲の構造物
を損壊せしめる以外に対処方法のないのが現状であった
。
サイドバ一つき錠にあっては、その構造の特殊性から解
錠方法が全く見出されておらず、錠或いは周囲の構造物
を損壊せしめる以外に対処方法のないのが現状であった
。
本発明は、上記背景の下にサイドバ一つき錠について鍵
のない場合に錠その他の損壊せしめることなく解錠し得
る解錠方法を提供することを目的とする。
のない場合に錠その他の損壊せしめることなく解錠し得
る解錠方法を提供することを目的とする。
本発明の解錠方法を説明するについて、先ずサイドバ一
つき錠の構造を述べると、第1乃至4図において、外筒
1はその内周面上の所定位置に凹溝2を形成している。
つき錠の構造を述べると、第1乃至4図において、外筒
1はその内周面上の所定位置に凹溝2を形成している。
該外筒1内に回転自在に嵌合した内筒3の外周面上には
、前記凹溝2に係脱するサイドパー4を出没可能に設け
、スプリング5によって沈降付勢されている。
、前記凹溝2に係脱するサイドパー4を出没可能に設け
、スプリング5によって沈降付勢されている。
また内筒3に形成された鍵穴6には、各々スプリング7
により降下付勢された昇降可能な複数のディスク8を臨
ませ、各ディスク8の側面9に前記沈降付勢されたサイ
ドパー4の底部を弾接せしめると共に各ディスク8の側
面9上には各々の所定位置にサイドパー4の底部を係入
し得る切欠部10を形成している。
により降下付勢された昇降可能な複数のディスク8を臨
ませ、各ディスク8の側面9に前記沈降付勢されたサイ
ドパー4の底部を弾接せしめると共に各ディスク8の側
面9上には各々の所定位置にサイドパー4の底部を係入
し得る切欠部10を形成している。
上記構造において、所定の鍵山を持つ鍵を鍵穴6に挿入
すると、該鍵の鍵山によって各々のディスク8はスプリ
ングTの付勢力に抗して上昇動して所定位に保持される
。
すると、該鍵の鍵山によって各々のディスク8はスプリ
ングTの付勢力に抗して上昇動して所定位に保持される
。
これにより各ディスク8の側面9上に形成された切欠部
10は各々が相互に一直線状態に整列位置することとな
る。
10は各々が相互に一直線状態に整列位置することとな
る。
ここにおいてサイドパー4はその底部を一直線状態の各
切欠部10{こスプリング5の付勢力によって係入して
、内筒3の外周面下に沈降動せしめられる。
切欠部10{こスプリング5の付勢力によって係入して
、内筒3の外周面下に沈降動せしめられる。
従ってサイドパー4は外筒1の凹溝2との係合を脱し、
内筒3は回転自在な自由状態に置かれることとなる。
内筒3は回転自在な自由状態に置かれることとなる。
次に鍵穴6に鍵を挿入した前記状態の下で円筒3を回転
操作してロック位置で鍵を鍵穴6から抜き出すと、複数
のディスク8は各々スプリング1の付勢力によって強制
的に降下動せしめられる。
操作してロック位置で鍵を鍵穴6から抜き出すと、複数
のディスク8は各々スプリング1の付勢力によって強制
的に降下動せしめられる。
これにより各ディスク8の側面9上の切欠部10は各々
が相互に一直線状態の整列を乱すように移動すると共に
各ディスク8を降下動せしめるスプリング7の付勢力に
よって各ディスク8の側面9はサイドパー4をスプリン
グ5の付勢力に抗して押上げ内筒3の外周面上に突出動
させる。
が相互に一直線状態の整列を乱すように移動すると共に
各ディスク8を降下動せしめるスプリング7の付勢力に
よって各ディスク8の側面9はサイドパー4をスプリン
グ5の付勢力に抗して押上げ内筒3の外周面上に突出動
させる。
従ってサイドパー4は外筒1の凹溝2に係合して施錠状
態とするものである。
態とするものである。
上記構成になるサイドバ一つき錠について本発明の解錠
方法を説明すると、第5図に示す如く前記サイドバ一つ
き錠におけるディスク8及び該ディスク8を降下付勢す
るスプリング7に対応する数のディスク昇降用の凹部1
1とスプリング押上用の凸部12とを形成してなる肉薄
の操作板13を鍵穴6内へ挿入する。
方法を説明すると、第5図に示す如く前記サイドバ一つ
き錠におけるディスク8及び該ディスク8を降下付勢す
るスプリング7に対応する数のディスク昇降用の凹部1
1とスプリング押上用の凸部12とを形成してなる肉薄
の操作板13を鍵穴6内へ挿入する。
(本実施例にあっては、サイドバ一つき錠におけるディ
スク8及ひスプリング7は各々6個であることから、操
作板13の四部11は6ケ所、そして凸部12は各スプ
リング7の前後両端を各々押上げるべく12ケ所形成し
てある。
スク8及ひスプリング7は各々6個であることから、操
作板13の四部11は6ケ所、そして凸部12は各スプ
リング7の前後両端を各々押上げるべく12ケ所形成し
てある。
)ここにおいて鍵穴6内へ挿入する際、操作板13にお
ける前記凹部11及び凸部12の各上端縁を被装し得る
断面逆L字状のカバ一体14を第7図の如く操作板13
に重合せしめて鍵穴6への挿入操作をなせば、操作板1
3における凹部11及び凸部12がディスク8に引掛か
るのを未然に防止でき、該操作板13を円滑に鍵穴6内
へ挿入することができる。
ける前記凹部11及び凸部12の各上端縁を被装し得る
断面逆L字状のカバ一体14を第7図の如く操作板13
に重合せしめて鍵穴6への挿入操作をなせば、操作板1
3における凹部11及び凸部12がディスク8に引掛か
るのを未然に防止でき、該操作板13を円滑に鍵穴6内
へ挿入することができる。
該カバ一体14は操作板13に重合せしめて鍵穴6へ挿
入した後、該カバ一体14のみを引き抜き、鍵穴6内に
操作板13を残存せしめる。
入した後、該カバ一体14のみを引き抜き、鍵穴6内に
操作板13を残存せしめる。
しかる後に第10図に示す如く操作板13の底面と鍵穴
6の底面との間に底上げ体15を挟大して、操作板13
を持上げ鍵穴6内において上昇保持させる。
6の底面との間に底上げ体15を挟大して、操作板13
を持上げ鍵穴6内において上昇保持させる。
これにより操作板13における凸部12は各々対応する
スプリング1をその前後両端から強制的に押上げてこれ
を圧縦保持させることとなる。
スプリング1をその前後両端から強制的に押上げてこれ
を圧縦保持させることとなる。
従つて各ディスク8はスプリング7による降下付勢から
完全に解放されて、操作板13の凹部11に沿って各々
昇降自在な自由状態となる。
完全に解放されて、操作板13の凹部11に沿って各々
昇降自在な自由状態となる。
かかる状態下において、鍵穴6内における操作板13の
側方に生づる空隙から肉薄のピンク16を挿入してその
先端で各ディスク8の底面を各々順次上方へ押上げる如
くなで上げ操作し各ディスク8を昇降作動せしめる。
側方に生づる空隙から肉薄のピンク16を挿入してその
先端で各ディスク8の底面を各々順次上方へ押上げる如
くなで上げ操作し各ディスク8を昇降作動せしめる。
尚、ここにおいて各ディスク8底面のなで上げ操作を引
掛かりを防いで円滑に行うため丸形状とすることが望ま
しい。
掛かりを防いで円滑に行うため丸形状とすることが望ま
しい。
これにより、スプリング5によって沈降付勢されている
サイドパー4はその底面を各ディスク8の側面9に弾接
せしめているため、その弾接力によって各ディスク8の
側面9における切欠部10が各々サイドパー4の底面に
引掛かって順次一直線状態に整列配置させることができ
る。
サイドパー4はその底面を各ディスク8の側面9に弾接
せしめているため、その弾接力によって各ディスク8の
側面9における切欠部10が各々サイドパー4の底面に
引掛かって順次一直線状態に整列配置させることができ
る。
従ってサイドパー4は一直線状態に整列する各ディスク
8の各切欠部10内にその付勢力で係入し、内筒3の外
周面下に沈降動せしめられることとなって、外筒1の凹
溝2との係合を脱し、内筒3は回転自在状態におかれて
解錠することができるものである。
8の各切欠部10内にその付勢力で係入し、内筒3の外
周面下に沈降動せしめられることとなって、外筒1の凹
溝2との係合を脱し、内筒3は回転自在状態におかれて
解錠することができるものである。
本発明は以上説明した如く戒るものであり、極めて簡単
なる器具と操作によって従来不可能視されていたサイド
バ一つき錠に対して鍵を用いることなく解錠することが
できるものである。
なる器具と操作によって従来不可能視されていたサイド
バ一つき錠に対して鍵を用いることなく解錠することが
できるものである。
第1図はサイドバ一つき錠の断面図、第2図は第1図A
−A線の内筒断面図、第3図は内筒右側面図、第4図は
第3図B−B線断面図、第5図は操作板の側面図、第6
図はカバ一体の側面図、第7図は第6図C−C線断面図
、第8図は底上げ体の側面図、第9図はビックの側面図
、第10図は解錠操作過程を示す断面図である。 1・・・・・・外筒、2・・・・・・凹溝、3・・・・
・・内筒、4・・・・・・サイドバー、5・・・・・・
スプリング、6・・・・・・鍵穴、7・・・・・・スプ
リング、8・・・・・・ディスク、9・・・・・・ディ
スクの側面、10・・・・・・切欠部、11・・・・・
・凹部、12・・・・・・凸部、13・・・・・・操作
板、14・・・・・・カバ一体、15・・・・・・底上
げ体、16・・・・・・ピック。
−A線の内筒断面図、第3図は内筒右側面図、第4図は
第3図B−B線断面図、第5図は操作板の側面図、第6
図はカバ一体の側面図、第7図は第6図C−C線断面図
、第8図は底上げ体の側面図、第9図はビックの側面図
、第10図は解錠操作過程を示す断面図である。 1・・・・・・外筒、2・・・・・・凹溝、3・・・・
・・内筒、4・・・・・・サイドバー、5・・・・・・
スプリング、6・・・・・・鍵穴、7・・・・・・スプ
リング、8・・・・・・ディスク、9・・・・・・ディ
スクの側面、10・・・・・・切欠部、11・・・・・
・凹部、12・・・・・・凸部、13・・・・・・操作
板、14・・・・・・カバ一体、15・・・・・・底上
げ体、16・・・・・・ピック。
Claims (1)
- 1 外筒1内に回転自在に嵌合した内筒3の外周面上に
外烏1の内周面と係脱し得るよう出没可能に設けたサイ
ドパー4を沈降付勢して、鍵穴6に臨ませかつスプリン
グ7で降下付勢された昇降可能な複数のディスク8の切
矢部10をもつ側面9に弾接せしめて成るサイドバ一つ
き錠構造において、ディスク昇降用凹部11とスプリン
グ押上用凸部12とを形成して成る操作板13を鍵穴6
へ挿入せしめて後、該操作板13を上昇保持し、前記凸
部12にてスプリング7を各々圧縮保持して各ディスク
8を凹部11内に沿う昇降自在な自由状態となし、しか
る後に各ディスク8を昇降作動させてサイドパー4の沈
降付勢作用により各ディスク8の側面9上の切欠部10
を各々相互に一直線状態に整列位置させ、サイドパー4
を沈降動させることを特徴とするサイドバ一つき錠の解
錠方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16485080A JPS5848714B2 (ja) | 1980-11-21 | 1980-11-21 | サイドバ−つき錠の解錠方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16485080A JPS5848714B2 (ja) | 1980-11-21 | 1980-11-21 | サイドバ−つき錠の解錠方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5789075A JPS5789075A (en) | 1982-06-03 |
JPS5848714B2 true JPS5848714B2 (ja) | 1983-10-29 |
Family
ID=15801099
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16485080A Expired JPS5848714B2 (ja) | 1980-11-21 | 1980-11-21 | サイドバ−つき錠の解錠方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5848714B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61108316U (ja) * | 1984-12-21 | 1986-07-09 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0639015Y2 (ja) * | 1986-02-26 | 1994-10-12 | 株式会社クロ−バ− | 錠装置 |
JP2520692B2 (ja) * | 1988-04-28 | 1996-07-31 | 株式会社アルファ | サイドバ―ロック装置 |
TWM362273U (en) * | 2008-12-05 | 2009-08-01 | Tong Lung Metal Ind Co Ltd | Lock apparatus with repetitive configuration mechanism |
-
1980
- 1980-11-21 JP JP16485080A patent/JPS5848714B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61108316U (ja) * | 1984-12-21 | 1986-07-09 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5789075A (en) | 1982-06-03 |
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