JPH0639015Y2 - 錠装置 - Google Patents

錠装置

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JPH0639015Y2
JPH0639015Y2 JP1986028026U JP2802686U JPH0639015Y2 JP H0639015 Y2 JPH0639015 Y2 JP H0639015Y2 JP 1986028026 U JP1986028026 U JP 1986028026U JP 2802686 U JP2802686 U JP 2802686U JP H0639015 Y2 JPH0639015 Y2 JP H0639015Y2
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JP
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outer cylinder
cylinder
inner cylinder
side bar
guard plate
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JP1986028026U
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JPS62140161U (ja
Inventor
初夫 中井
Original Assignee
株式会社クロ−バ−
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、種々の物品の自動販売機,ゲーム機,現金
自動支払機,両替機などに適用される錠装置に関する。
〈考案の背景〉 出願人は、以前、第12図に示す如く、外筒9と内筒10と
の間にサイドバー91、内筒10中にサイドバー91の動作を
規制する複数のディスクタンブラー92を配備し、鍵の挿
入操作により各ディスクタンブラー92が設定量宛変位し
たとき、サイドバー91がシャーラインより退避して内筒
10の軸回動を許し、内筒10に軸止されたデットボルト93
が動作する錠装置を提案した。
前記外筒9は、フェイスプレートに相当する前壁94に軸
孔95が開設された後面開口の筒状体であって、後面開口
よりガードプレート96、サイドバー91および複数のディ
スク92が組み込まれた内筒10を装填し、外筒9の後部の
開口部に止め環97を嵌着して組立て状態を保持してい
る。
ところが、斯る錠装置では、ガードプレート96の内側面
は、組立ての構成上、外筒9に支持されておらず、単に
内筒10の端面およびディスク92に接合しているだけであ
るため、錠の外側よりガードプレート96のボス部に叩打
力を加えると、内筒10およびディスク92が変形または破
壊し、以後の円滑な施錠、解錠に支障をきたすことが判
った。
〈考案の目的〉 この考案は、外筒を前面開口且つ開口部に内径を拡大し
た嵌合部を形成し、この嵌合部にガードプレートを回転
可能に嵌着することにより、従来の問題を解消し、耐破
壊性に優れ、円滑な施錠、解錠動作を実現する錠装置を
提供することを目的とする。
〈実施例の説明〉 第1図〜第3図は、この考案の一実施例である錠装置の
内部構造を示す。
この錠装置は、錠本体を構成する外筒1と、外筒1中に
回転可能に配備され、後端にデットボルト25に取付けた
内筒2と、外筒1と内筒2との間に設けられ、シャーラ
インに出没して両筒間を一体結合または解放するサイド
バー3と、このサイドバー3に直交して内筒2中に積層
配備され、サイドバー3の動作を規制する複数のディス
ク4とから構成される。
前記外筒1は、第4図に示すように、前面が開口した有
底の円筒状をなし、底壁11には、円形の軸孔12を開設す
ると共に、筒内には内筒装填部13、および筒開口部の内
径を拡大したガードプレートの嵌合部14を形成してい
る。内筒装填部13には、筒内面に筒軸方向に沿って1条
または、直径線上に2条のV字状サイドバー係合溝15
が、また嵌合部14には1周する凹溝16がそれぞれ凹設さ
れ、この外筒1に対し、前面開口より内筒2を嵌装して
いる。
内筒2は、第6図に示す如く、外筒1に適合する外径の
主体に対し、軸方向に沿い且つ直径方向に連通したディ
スク装填部21、この装填部21に直交して連通し且つ外筒
1内に形成した係合溝15の幅と一致する幅のサイドバー
係合部22および復帰バネ装填部23が形成されており、基
端の取付軸24を外筒1の底壁11の軸孔12より突出してデ
ットボルト25を軸止している。この内筒2には、サイド
バー係合部22にサイドバー3を、ディスク装填部21にリ
テーナ5を介して複数のディスク4を、バネ装填部23に
各ディスク4を付勢する復帰バネ6を、それぞれ係合す
る。
前記サイドバー3は、外筒1に対応する側辺にV状作動
部31を、ディスク4に対応する側辺に側面に段部33を設
けて幅を細めた作動部32を、それぞれ形成したもので、
内筒2の装填部22に適合配備される。一方の作動部31は
外筒1の係合溝15に係合し、他方の作動部32は各ディス
ク4の側辺に対応させると共に、エンドリテーナ5aに屈
曲形成した係止片51を段部33に係合してその間にバネ52
を配備することにより、サイドバー3を外筒1の係合溝
15に弾圧付勢している。
前記ディスク4は、内筒1の装填部21に適合する幅およ
び内筒2の直径より摺動分だけ短い長さの金属製平板で
あり、前記装填部21中へサイドバー3に直交してそれぞ
れ往復可能に配備される。各ディスク4の面内には、第
7図に示すように、鍵軸断面と一致するスリット状の鍵
孔41および鍵孔41のコーナ部に、鍵を挿入したとき、対
応する鍵の傾斜刻みに適合する高さおよび傾斜角の突部
42を形成している。また各ディスク4のサイドバー3と
対応する側辺には、突部42の高さに応じて鍵孔方向に位
置をずらせたサイドバー3の適合する凹部43と、該凹部
43の側方に多数のV状凹凸部45とを形成している。更
に、他の側辺には凹部44を形成して内筒2のバネ装填部
23に係合したU字状の復帰バネ6の両バネ片61を係合
し、各凹部43をサイドバー3の位置からずらせている。
前記復帰バネ6は、第8図に示す如く、1枚のバネ板を
U字状に曲げ、対向する壁面に第9図のリテーナ5を係
合する係合溝62を列設して、隣接する係合溝62間に対向
するバネ片61を形成しており、内筒2の装填部23に係合
してバネ片61の先端部に対応する各ディスク4の凹部44
に係合する。
ガードプレート7は、外筒1の前面開口に形成された嵌
合部14に適合する外径および厚みの金属プレートであっ
て、第5図に示すように、中央部には、鍵軸断面と一致
する鍵孔71を穿設すると共に、外周には、外筒1の凹溝
16と対向する凹溝72が周設してある。両溝間にスナップ
リング73を係合し、ガードプレート7を外筒1の嵌合部
14に対し回転自在に嵌着する。
上記錠に用いる鍵8は、第10図および第11図に示す如
く、ガードプレート7およびディスク4の鍵孔71,41に
適合する軸断面の鍵片81を有し、対角線上に位置したコ
ーナ部に対し、ディスク4の間隔を存して上,下交互に
傾斜刻み82を切削形成したもので、各刻み82は、対応す
るディスク4の突部42に合わせて深さを大,小に違えて
ある。
然して、ロック状態では第1図,第2図に示す如く、サ
イドバー3は一辺の作動部31が外筒1の係合溝15に係合
し、且つバネ52により弾圧付勢され、他の辺は各ディス
ク4の側辺に対応してロック状態を保っている。この状
態において、仮に、ガードプレート7に対し衝撃力が加
えられたとしても、ガードプレート7は外筒1の嵌合部
14に支持されているため、その衝撃力は内筒2およびデ
ィスク4に全く作用せず、変形、破壊から保護される。
解錠に際して、鍵8を鍵孔71,41に挿入することによ
り、各ディスク4は、復帰バネ6のバネ力に抗して往復
動し、鍵8を定位置まで挿入すると、鍵孔コーナの傾斜
突部42が鍵辺81の傾斜刻み82に合致する。このとき、各
ディスク4の凹部43は一列に揃い且つサイドバー3に対
応する。この状態において、サイドバー3を含む内筒2
に回転力を加えるとき、サイドバー3は、その作動部31
が係合孔15の斜面に対し変位することにより、復帰バネ
52のバネ力に抗して外筒1のシャーラインより退避し、
作動部32がディスク4の凹部43に係合して、サイドバー
3およびディスク4を含む内筒2の回動を許し、デット
ボルト25は解錠側へ作動する。
再びロックする場合、鍵8を解錠時と逆方向に回動する
ことにより、前述と同様にサイドバー3、ディスク4を
含む内筒2が一体回動し、サイドバー3が外筒1の係合
溝15に対応して弾圧係合し、内外筒間を固定する。この
状態において鍵8を鍵孔から引き抜くとき、各ディスク
4は、傾斜突部42に対する傾斜刻み82の脱出および復帰
バネ6のバネ力によりサイドバー3と直交方向に摺動し
て、各ディスクの凹部43をサイドバー3の位置からずら
せている。
〈考案の効果〉 この考案は上記の如く、外筒の前面開口に内径を拡大し
た嵌合部を形成してガードプレートを回転自在に嵌着し
たから、ガードプレートに対し外部から衝撃力を加えら
れても、内筒およびディスクには全く外力は作用せず、
耐破壊性が向上され、円滑な動作が実現されるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案にかかる錠装置の一実施例を示す断面
図、第2図は第1図II-II線断面図、第3図は作動状況
を示す図、第4図は外筒の断面図、第5図はガードプレ
ートの断面図、第6図は内筒の斜視図、第7図はディス
クの正面図、第8図は復帰バネの斜視図、第9図はリテ
ーナの正面図、第10図はこの発明に用いる鍵の斜面図、
第11図は第10図中XI-XI線断面図、第12図は従来例の断
面図である。 1……外筒、2……内筒、3……サイドバー、4……デ
ィスク、7……ガードプレート、8……鍵

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外筒と、外筒内に回転可能に配備される内
    筒と、内筒と外筒との間に介在させるサイドバーと、内
    筒内に装填され前記サイドバーの動作を規制する複数の
    ディスクとを備えた錠装置において、 前記内筒は、後端にデットボルトの取付軸が突設され、 前記外筒は、前面が開口した有底の円筒状をなし、底壁
    の中央部には、内筒の前記取付軸を貫通する軸孔が設け
    られ、前面開口には、内径を拡大した嵌合部が形成され
    ており、 前記外筒の嵌合部には、嵌合部に適合する外径および厚
    みのガードプレートを回転自在に嵌着して成る錠装置。
  2. 【請求項2】ガードプレートの外周面と外筒の嵌合部の
    内周面とに、互いに対向しかつ一周する凹溝を周設し
    て、両凹溝間にスナップリングを係合している実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の錠装置。
JP1986028026U 1986-02-26 1986-02-26 錠装置 Expired - Lifetime JPH0639015Y2 (ja)

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JP1986028026U JPH0639015Y2 (ja) 1986-02-26 1986-02-26 錠装置

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JPS62140161U JPS62140161U (ja) 1987-09-04
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JPS5844831A (ja) * 1981-09-11 1983-03-15 Nec Corp 光フアイバ伝送システム

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