JPS5848670Y2 - 湿式現像装置 - Google Patents

湿式現像装置

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JPS5848670Y2
JPS5848670Y2 JP9780779U JP9780779U JPS5848670Y2 JP S5848670 Y2 JPS5848670 Y2 JP S5848670Y2 JP 9780779 U JP9780779 U JP 9780779U JP 9780779 U JP9780779 U JP 9780779U JP S5848670 Y2 JPS5848670 Y2 JP S5848670Y2
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electrode plate
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JP9780779U
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JPS5616157U (ja
Inventor
幸博 大野
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株式会社リコー
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電子写真複写機の湿式現像装置に関する。
一般に、電子写真複写機の湿式現像装置は、第1図に示
すように、現像液1を収容した現像液タンク2の上位に
おいて、感光体ドラム3が示矢方向に回転しており、こ
の感光体ドラム3の下部に所定の間隙を保って対電極板
4が配置されている。
そして、現像液1はポンプ5によって吸上げられ、給液
管6を通り現像液拡散部7を介して、前記感光体ドラム
3と対電極板との間隙に供給されるように構成されてい
る。
現像液拡散部7は、同図に示されるように、対電極板4
のドラム回転方向遅れ側端部を垂直方向に折曲させた垂
直板4Aと協働して上方開口の箱状に形成され、垂直板
4Aと対向する側板7Aに給液管に接続される管接手7
Bが取着されている。
そして管接手7Bを介して流入する現像液が均一に拡散
されるように給液フィン(図示せず)が内蔵されている
このような湿式現像装置において、給液管6から流入し
た現像液は、対電極板4の垂直板4Aに衝突したあと、
感光体ドラム3の軸方向長さと略同じ長さに均一に拡散
しようとするから流速は低下し、給液フィンで貯溜し溢
れた現像液は、対電極板4上に流れ出ることができる。
従って、感光体ドラム3と対電極板4との間隙を、現像
液が均一のしかも弱い圧力を以て充填し、均一な流速を
以て感光体ドラムと対電極板間を流動しながら現像する
ことができるようになっている。
また現像液拡散部は、第2図に示されるように、対電極
板4の略中央下部に設けることができる。
感光体ドラム3の軸方向に沿って給液管6が配置され、
給液管6の頂部には適宜間隔で孔6Aが多数穿設され、
かつ給液管6の上方には拡散板8が配置されている。
この場合は、給液管6の孔6Aから噴出する現像液を拡
散板8に衝突させて流速を低下させてから対電極板に供
給するようになっている。
しかしながら、これらの現像液拡散部は給液管と接続さ
れているので、現像液拡散部に対して圧力流入されるか
ら各部品の精度を高めて密閉度を向上さす必要があり、
また給液フィン、拡散板等部品点数が多い欠点がある。
その上、給液管と対電極板とは現像液拡散部を介して実
質的に一体に構成されているために、対電極板を清掃や
修理等により、引き出す際、給液管を取外さねばならず
、また装着する際に取付けを忘れると現像液を機外にこ
ぼす危険があり煩しい。
本考案は、上記の不都合を解消すべくなされたもので、
給液管を対電極板から分離させ、対電極板の一端に三方
を側壁に囲んだ蓋付きの現像液拡散部を設け、この現像
液拡散部の底部に対して開口する給液口を配置させるこ
とによって、現像液の拡散が良好に行なわれ、泡沫発生
を防止し、現像液の飛散を防止し、且つ対電極板の保守
を容易ならしめる湿式現像装置を提供することを目的と
する。
かかる目的は、感光体ドラムの下部に所定の間隙を保っ
て配置された対電極板と、装置本体に固定されていて前
記対電極性に現像液を供給するために下方に開口する給
液口と、給液口から供給される現像液の流れに略直交し
ていて、この現像液を略水平方向に拡散させる拡散板;
この拡散板に供給される現像液をドラムに協働して所定
の高さに貯溜させるために前記拡散板に立設した側壁;
この側壁の上部に設けられていて給液口から供給される
現像液の飛沫を抑制する飛沫抑制板とからなる現像液拡
散部とを具備したことを特徴とする湿式現像装置によっ
て達成される。
そして、本考案によれば、給液管を対電極板から分離さ
せ、対電極板の感光体ドラム回転方向遅れ側端部を水平
に延ばし、その水平部を拡散板とし対電極板に向って開
口する箱を形成させ、その箱の蓋部の切欠きには装置本
体に固定された給液口を臨ませるようにしたから、給液
口がら流下する現像液は三方を側壁で囲まれた現像液拡
散部内に貯溜され、速度を低下させられて感光体ドラム
と対電極板との間隙を均一でかつ弱い圧力で充たし、均
一な流速で流動することができ、現像むらをなくすこと
ができる。
また側壁の高さは現像液が貯溜できる高さを有するから
、給液口から流下する現像液の泡沫は貯溜された現像液
の上部に浮上し、対電極板へ供給される現像液は常に泡
沫を含まないから現像性能を低下させることもない。
また側壁の上部には飛沫抑制板たる蓋が取付けられであ
るから、給液口からの流下によって現像液が機内へ飛散
することを防ぐことができる。
給液管を対電極板から分離させたので、ポンプにより押
上げられる現像液圧力は、給液口から排出されることに
よって大気圧に戻るから、部品精度を高めて現像液拡散
部の密閉性を顧慮する必要なく、また給液フィンなどの
部品も不要となりコストダウンの効果があるとともに、
対電極板の本体に対する脱着作業が容易となり、対電極
板の清掃・整備を迅速で安全に行なうことができる。
以下、図示の一実施例につき詳細に説明する。
第3図において、符号3、同5、同6はそれぞれ第1図
における場合と同様に感光体ドラム、ポンプ、給液管を
示している。
本実施例は、給液管6が対電極板10から分離されてい
て、本体ブラケット11に固着された給液口12に接続
され、対電極板10の一部に構成した現像液拡散部10
Aに現像液を流下させており、またディスポーザブル現
像液タンク13を別に設け、対電極板10から溢れ出さ
使用済みの現像液を一旦現像皿14に受は入れて前記デ
ィスポーザブル現像液タンク13に戻すようになってい
る。
更に詳しく説明すれば、テ゛イスポーザブル現像液タン
ク13は、フィルター15を先端に取付けた吸入管16
と、吸入管16の他端が接続される接手部17を含む、
例えばプラスチックからなる使い捨ての容器であって、
前記接手部17には、ポンプ5の吸入部が外から挿入さ
れるようになっている。
ポンプ5は略二重円筒状をなし、内筒は現像液の吸上げ
通路となり図中左側に突出して吸上げ口5Aを形成して
給液管6に接続されている。
また内筒と外筒との間は現像液の戻り通路となり図中右
側に突出して戻り口5Bを形成して排液管118に接続
されている。
略り字形状の給液口12は、本体ブラケット11に固定
的に支持されており、一端は給液管6に接続され、他端
12Aは下向きに位置させられて現像液拡散部10Aの
飛沫抑制板10aの切欠き10aaに臨むようになって
いる。
第4図は現像皿14に止めピン18を介して組立てられ
ている対電極板10を、前記現像皿14から取外した状
態を示している。
本実施例では、感光体ドラム3と所定の間隙を保って曲
面に形成された対電極板10と、対電極板10の一側端
10B+(感光体ドラム回転方向遅れ側端部)に形威さ
れる現像液拡散部10Aとが一体に形成されている。
すなわち対電極板10の側端縁10B1は略水平に延び
て、現像液拡散部10Aの拡散板10bを形威し、拡散
板10Bの前記側端縁10B1を除く三方に側壁10C
,IOC。
10dが立設されている。
これらの側壁10 C,10C,10dの高さは、第3
図に示す感光体ドラム3と対電極板10との間隙りより
充分大きく設定しである。
また側壁10 C,10C,10dの上部に飛沫抑制板
10 aが固定されている。
飛沫抑制板10 aの略中夫には切欠きlQ a aが
形成され、給液口12が臨むようになっている。
すなわち、現像液拡散部10Aは対電極板10に向って
開口する箱状体をなしている。
この対電極板10を現像皿14に固着するために、耳部
19,19が、両端にそれぞれ設けられ、止めピン18
のねじに係合するねし孔が形成されている。
対電極板10を構成する曲面状部材、現像液拡散部10
A及び耳部19,19は一枚の板を成形、折曲、溶着等
によって形成されてもよい。
以上のように構成された湿式現像装置の作用を説明する
再び第3図において、ポンプ5が作動すると、テ゛イス
ポーザブル現像液タンク13内の現像液1は、フィルタ
ー15を通って吸入管16を経て内筒を上昇し、吸上げ
口5Aから給液管6を上昇して給液口12より現像液拡
散部10Aの拡散板に向って流下する。
そして二側壁10 C,10d 、10 Cと感光体ド
ラム3とによって囲まれた現像液拡散部に一旦貯容され
て、感光体ドラム3の下部の間隙りに流れていく。
間隙りを流れる流量よりもポンプ吐出流量を若干大きく
設定して、常に現像液拡散部10A内に現像液が貯容さ
れるようにし、余剰現像液はその両側より溢れ出させ、
現像皿14に受は入れられるようになっている。
従って、間隙り内は現像液で充満され、現像液は自重で
ゆっくり流れ、現像性能を十分発揮することができる。
また現像液拡散部10A内の現像液面より、給液口12
の端部が離間していると、現像に不利な泡沫が発生する
が、貯容液の下部から流出するようになっているから、
貯容液上部に発生する泡沫は間隙り内へ侵入することが
できない。
また三方の側壁と飛沫抑制板とによって囲まれているか
ら現像液の飛沫が機内へ飛散するおそれもない。
かくて、現像液は間隙りを流れ対電極板10の感光体ド
ラム3の回転方向進み側端部から排出され現像皿14に
落下し、排液管118を通りポンプ5の戻り口5Bを経
てタンク13に戻る。
この際内筒の適宜な個所に孔5Cが穿設されてあって、
吸上げられる液の一部を矢印Z方向に噴出させ、その勢
いでタンク13内の現像液を攪拌して拡散作用を行なわ
せている。
次に、第5図〜第7図には、本発明の現像装置における
感光体ドラム3及び対電極板10の取り外しが如何にし
てなされるかが示されている。
すなわち、第5図において、感光体ドラム3は側板20
゜21に回転自在に支持されていて、取扱い側(図中左
側)の側板21には位置決め用の支持板22が図示され
ない手段で密着させられている。
対電極板10は、現像皿14に止めピン18 R,18
Lを介して固着され、止めピン18Rを側板20に取付
けられた位置決め用軸受20Aに嵌合させ、止めピン1
8Lを支持板22に取付けられた軸受22Aに嵌合させ
ることによって、感光体ドラム3下部に所定の間隙を保
って支持されている。
側板21には止めピン18Lを上下動自在ならしめるよ
うな縦長孔21Aが穿設されている。
第6図において、支持板22を側板21から外すと、止
めピン18Lは軸受22Aより離脱し、側板21の縦長
孔21 Aの下端に落下する。
現像液拡散部の飛沫抑制板10 aには切欠き1Q a
aが形成されであるから、本体に固定された給液口1
2と干渉することがない。
図中左下りに対電極板10が傾いた状態で感光体ドラム
3を、ドラム軸3Aに沿ってまず図中左方へ移動させて
、抜き出すことによって、感光体ドラム3は容易に除去
することができる。
次に、同図において、止めピン18Lを取外せば、対電
極板10及び現像皿14は更に左下りに揺動し、側板2
1の下端より対電極板10及び現像皿14の上縁10
K、14 Kが下位に下降するから、この状態で対電極
板10を現像皿14と共に図中左方へ引き抜けば、第7
図に示されるように容易に除去することができる。
この場合、対電極板10と給液管6とが互いに連結され
ていないので、取り外し、取り付けが容易に行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は従来の湿式現像装置を示す一部断面図
、第3図は本考案の湿式現像装置を示す断面図、第4図
は前記装置に適用される対電極板の外観斜視図、第5図
乃至第7図は、前記装置における感光体ドラム及び対電
極板の取外しの説明図である。 3・・・・・・感光体ドラム、4,10・・・・・・対
電極板、6・・・・・・給液管、7,10A・・・・・
・現像液拡散部、10 a・・・・・・蓋部、10b・
・・・・・底部、10 C,10d・・・・・・側壁、
10 a a・・・・・・切欠き、12・・・・・・給
液口、h・・・・・・間隙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 感光体ドラムの下部に所定の間隙を保って配置された対
    電極板と、装置本体に固定されていて前記対電極板に現
    像液を供給するために下方に開口する給液口と、給液口
    から供給される現像液の流れに略直交していて、この現
    像液を略水平方向に拡散させる拡散板;この拡散板に供
    給される現像液をドラムと協働して所定の高さに貯溜さ
    せるために前記拡散板に立設した側壁;この側壁の上部
    に設けられていて給液口から供給される現像液の飛沫を
    抑制する飛沫抑制板とからなる現像液拡散部とを具備し
    たことを特徴とする湿式現像装置。
JP9780779U 1979-07-16 1979-07-16 湿式現像装置 Expired JPS5848670Y2 (ja)

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JP9780779U JPS5848670Y2 (ja) 1979-07-16 1979-07-16 湿式現像装置

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JPS5616157U JPS5616157U (ja) 1981-02-12
JPS5848670Y2 true JPS5848670Y2 (ja) 1983-11-07

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