JPH069971Y2 - 液体定量排出容器 - Google Patents

液体定量排出容器

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JPH069971Y2
JPH069971Y2 JP1987094309U JP9430987U JPH069971Y2 JP H069971 Y2 JPH069971 Y2 JP H069971Y2 JP 1987094309 U JP1987094309 U JP 1987094309U JP 9430987 U JP9430987 U JP 9430987U JP H069971 Y2 JPH069971 Y2 JP H069971Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、内容液を所定量ずつ間欠的に注出する定量排
出容器に関するものである。
「従来の技術」 第9図は、従来の液体定量排出容器を示すものである。
この液体定量排出容器は、サイホンの原理を応用したも
のである。
この液体定量排出容器は、内容液を収容する容器本体1
と、この容器本体1の口部1aに設けられた定量排出栓
2とからなるものである。この定量排出栓2は、底部3
a、胴部3bおよび天板部3cからなるケース体3によ
って計量室4が形成されてなるものである。この計量室
4内には、ケース体3の底部3aから天板部3c近傍に
延びるリブ5により仕切られてサイホン空間6が形成さ
れている。ケース体3の天板部3cには、その一端が外
気に連通しその他端がサイホン空間6内に延びる排出パ
イプ7が貫設されている。
上記ケース体3の底部3aには、外気を容器本体1内に
導くための空気孔8と、容器本体1内の内容液を計量室
4に流入せしめるための液流入口9が設けられている。
また、ケース体3の胴部3bに沿っては、計量室4と外
気とを連通する通気孔10が設けられている。
次に、この定量排出容器の正常時の動作について説明す
る。
この定量排出容器を倒立させると、まず第9図に示すよ
うに、計量工程が開始される。計量工程では、容器本体
1の内容液が液流入口9を介して計量室4内に流入す
る。この計量工程においては、容器本体1から流出する
液量に相当する外気が排出パイプ7−空気孔8を介して
容器本体1内に補充される。
ついで、計量室4内に流入した内容液が排出パイプ7の
開口端部7aからオーバーフローしてパイプ7を閉塞す
ると、第10図に示すように、排出工程が開始される。
排出工程ではサイホン空間6内が負圧となり、通気孔1
0を介して計量室4に加わる外気圧に押され、サイホン
の原理により内容液が排出パイプ7から急速に外部に排
出される。この際、この例の容器では容器本体1への外
気補充が遮断されるので、容器本体1から計量室4への
内容液流入は停止する。
上記排出工程が終了すると、排出パイプ7を介して再び
外気が容器本体1内に供給されるようになる。そして、
容器本体1の内容液が液流入口9から計量室4に流入
し、前記計量工程が再開される。以下同様の動作が繰り
返されて、容器の内容液が間欠的に所定量ずつ注出され
る。
「考案が解決しようとする問題点」 ところで、このような液体定量排出容器にあっては、排
出パイプ7が細いと、計量室4に一旦計量した内容液を
排出パイプ7から排出する際の速度が遅く、計量室4か
らの内容液の注出に時間がかかる問題がある。また、排
出パイプ7が細いと排出パイプ7が詰まり易い問題があ
る。
この問題に対処するためには、排出パイプ7の口径をで
きるだけ大きいすることが好ましいが、口径の大きな排
出パイプ7を用いると、前述の計量工程で計量室4に内
容液を流入させていて、計量室4の内容液量を増加させ
て排出パイプ7の開口端部7aをオーバーフローさせて
閉塞する際に、排出パイプ7の開口端部7aの面積の大
きさの割に内容液の液面上昇率が小さいのでこの開口端
部7aの全面を内容液で一気に覆うことができなくな
り、図11に示すように内容液が排出パイプ7の内周面
に沿って流れ落ち、排出パイプ7の中央部にトンネルA
が生じてしまう問題があった。
このように排出パイプ7にトンネルAが生じると、サイ
ホン空間6と外気が連通して、サイホン空間6内の圧力
が低下しないため、計量室4内の内容液がサイホン空間
6内へ強制的に吸引されない。
その結果、容器本体1から計量室4に流入した内容液が
そのまま連続して排出パイプ7から流出する状態とな
り、計量が不能となる。
このように、従来の液体定量排出容器にあっては、排出
パイプ7の口径を拡大して容器の排出能力を増大させよ
うとすると、内容液の計量が不可能になる問題があっ
た。
そこで、このよな問題に対処するため、液流入口9を拡
大して計量室4に流入する流量を増やして、排出パイプ
7にトンネルAが生じるのを防止しようとすると、単位
時間に計量室に流入する内容液の量が大となって、計量
精度が低下する問題が新たに生じる。
本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、排出パイプ
の径を大きくして計量工程から排出工程に移行する際に
排出パイプの内部にトンネルを生じることを防止できて
サイホン空間を確実に負圧にすることができ、内容液の
定量排出を確実に行うことができるとともに、内容液の
排出速度を速くできて排出パイプの詰まりもなく、正確
な計量ができる液体定量排出容器を提供することを目的
とする。
「問題点を解決するための手段」 そこで、本考案の液体定量排出容器にあっては、内容液
を収容する容器本体と、この容器本体の口部に設けられ
た定量排出栓とからなり、この定量排出栓を、底部、胴
部、天板部からなるケース体により形成された計量室
と、該計量室内にケース体の底部から天板部近傍側に延
びるリブで仕切られて形成されたサイホン空間と、ケー
ス体の天板部を貫通するように設けられその一端が外気
に連通しその他端がサイホン空間内に延びる排出パイプ
と、この排出パイプのケース体底部側の開口端部よりケ
ース体底部側に開口されて計量室と外気とを連通する通
気孔と、サイホン空間と容器本体内とを連通して設けら
れた空気孔と、ケース体の底部に形成されて計量室と容
器本体内を連通する液流入孔とから構成してなる液体定
量排出容器であって、上記排出パイプのケース体底部側
の開口端部を含んで少なくともその開口端部よりケース
体天板部側の部分における排出パイプ開口端部近傍にお
いて、計量室とサイホン空間の少なくとも一方の横断面
積を天板部側の横断面積よりも小さくしてなる構造にす
ることにより上記問題点の解決を図った。
ここで、横断面積とは、排出パイプの中心軸に対して略
直交する方向の断面の面積を示す。
「作用」 容器を倒立させると、容器本体の内容液が液流入口を介
して計量室内に流入するが、本考案の容器では排出パイ
プのケース体底部側の開口端部を含んで少なくともその
開口端部よりケース体天板部側の部分における排出パイ
プ開口端部近傍の部分で計量室の横断面積が狭められて
いるので、計量室に流入する内容液の液位上昇速度が、
排出パイプの開口端部近傍で速くなる。
そして、内容液は、排出パイプの開口端部を急激にオー
バーフローして開口端部を一気に覆う。その結果、排出
工程開始時に排出パイプの開口端部が内容液によって確
実に閉塞され、以降の排出工程が正常に行なわれる。
「実施例」 以下、図面を参照して本考案の液体定量排出容器を詳し
く説明する。
なお、説明に際して、上記従来例と同一構成部分には同
一符号を付して説明を簡略化する。
(実施例1) 第1図および第2図は本考案の液体定量排出容器の第一
実施例を示すもので、図中符号22は空間減縮体であ
る。この空間減縮体22は、サイホン空間6を形成する
リブ5の外周面から膨出するように形成されている。
そして、この空間減縮体22によって、計量室4の横断
面積が部分的に狭められている。計量室4の横断面積を
狭める範囲は、少なくとも排出パイプ7のサイホン空間
6側の開口端部7aの高さ位置から排出工程時のサイホ
ン空間6内の液位Bまでの間を含むことが望ましい。
そこで、この例の容器では空間減縮体22が、排出パイ
プ7の開口端部7aより若干ケース天板部3c側の位置
からケース底部3aの位置にかけて設けられている。ま
た、この空間減縮体22は、容器本体1から計量室4へ
の内容液の流入の障害とならないように、液流入口9側
で一部切り欠かれている。
この空間減縮体22によって狭められた部分の計量室4
の横断面積は、後述するように内容液が排出パイプ7の
開口端部7aを一気にオーバーフローして開口端部7a
を確実に閉止し得るような液位上昇速度が達成されるよ
うに設定されている。
加えて、この例の定量排出栓21にあっては、空気孔8
が太く形成されている。そして、この空気孔8を形成す
る空気パイプ8aはサイホン空間6を形成する円筒状の
リブ5と一体に形成されている。この空気パイプ8aの
端部は閉止部8bによって閉止されている。この閉止部
8bには、容器本体1内に連通する小孔8cが穿設され
ている。この小孔8cは閉止部8bの中央に設けられて
おり、閉止部8bは小孔8cの周壁面を幅狭くするため
に薄肉に形成されている。また、小孔8cは、内容液が
通過し難く、空気は通過し易い大きさに形成されてい
る。
次に、この液体定量排出容器の動作について説明する。
この容器を倒立させると計量工程が始まり、まず、容器
本体1の内容液が液流入口9から計量室4に流入する。
そして、容器本体1には、排出パイプ7−空気孔8を介
して外気が補充される。そして、計量室4に流入した内
容液の液位が上昇して排出パイプ7の開口端部7aに近
付くと、計量室4の横断面積が空間減縮体22によって
狭められているので、内容液の液位が急速に上昇して、
排出パイプ7の開口端部7aを一気にオーバーフローす
る。その結果、排出パイプ7の開口端部7aは一気にオ
ーバーフローした多量の内容液によって確実に閉塞され
次の排出工程始まる。
このように本考案の液体定量排出容器にあっては、排出
パイプ7の開口端部7aの位置で内容液の液位が急激に
上昇し、短時間で多量の内容液がオーバーフローして開
口端部7aが確実に閉塞されるので、排出工程時にサイ
ホン空間6内が確実に負圧となりサイホン機能が適確に
働き、内容液の間欠的な注出が確実に行なわれて正確な
計量が行なわれることとなる。
そしてこのように、本考案の液体定量排出容器では、計
量室4を所定の位置で狭めて排出パイプ7をオーバーフ
ローする直前に、液面の上昇スピードが増加して一気に
内容液が排出パイプ7に流れ込むようにしたので、排出
パイプ7の口径を大きくしても排出パイプ7のトンネル
化を防止できる。よって、本考案の液体定量排出容器で
は、排出パイプ7を太く形成して内容液の排出スピード
を速めること、および排出パイプ7の詰まりを防止する
ことができる。
また、本考案の液体定量排出容器は排出パイプ7の開口
端部7a近傍の部分が狭められたもので、実質的に内容
液の計量を行う計量室4の天板部3c側の部分は広く形
成されている。従って、本考案の液体定量排出容器で
は、定量排出栓21を小型に設計することができる。
さらに、本考案の液体定量排出容器にあっては、液流入
口9が小さくとも排出パイプ7の開口端部7aを内容液
がオーバーフローする速度を速めることができるので、
単位時間に計量室4に流入する内容液量を少なくして計
量精度を高めることができる。
また、この例の容器では、計量室4の横断面積が排出パ
イプ7の開口端部7a近傍から底部3aにかけての広い
範囲に亙って狭められているので、内容液を計量注出す
る際に容器の倒立状態が多少不正確でも、排出パイプ7
の開口端部7aをオーバーフローする際の内容液の液位
上昇速度が確実に速められる。よって、この例の液体定
量排出容器は実用的なものとなる。
(実施例2) 第3図および第4図は、本考案の液体定量排出容器の第
二実施例を示すものである。
この第二実施例の容器では、ケース体3の胴部3bの内
周面から膨出するように形成された空間減縮体22によ
って、計量室4の横断面積が狭められている。この空間
減縮体22は、計量室4への内容液の流入と外気の流入
の障害とならないように、ケース体3の液流入口9の部
分と、通気孔10の上部の位置で切り欠かれている。
この例の容器にあっても、上記第一実施例のものと同様
の作用効果を得ることができる。
(実施例3) 第5図および第6図は、本考案の第三実施例を示すもの
である。
この例の容器にあっては、空間減縮体22が、サイホン
空間6を形成するリブ5の内面に設けられている。この
空間減縮体22は、円筒状のもので、リブ5の先端と排
出パイプ7の開口端部7a間との略中間位置から排出パ
イプ7の開口端部7aとケース体3の底部3a間の略中
間位置にかけて設けられている。
この例の容器にあっても、上記第一実施例のものと同様
の作用効果を得られる。
(実施例4) 第7図は、本考案の第四実施例を示すものである。この
例の容器が上記第一実施例のものと異なる点は、空気孔
8の形状および液流入口9の形状にある。
この例の容器では、ケース体3の底部3aにサイホン空
間6を形成するリブ5が立設されており、この底部3a
にサイホン空間6に連通する空気孔8をなす小孔が穿設
されている。
さらに、この例の容器の液流入口9は、流入管9aによ
って形成されている。この流入管9aは、ケース体3の
底部3aから天板部3cに向けて設けられている。この
流入管9aの先端は、排出工程終了時に計量室4に残留
する内容液の液面レベルよりもケース体3の天板部3c
に接近した位置に設けられている。
この例の定量排出容器では、排出工程が終了して計量工
程が再開するまでの間、計量室4内の残留液によって流
入管9aが液封されるので、液流入口9から容器本体1
内への外気流入およびその結果としての容器本体1から
計量室4への内容液流出が確実に防止される。
この例の液体定量排出容器にあっても、上記第一実施例
と同様、空間減縮体22によって計量室4の横断面積が
狭められており、これにより排出工程時の排出パイプ7
のトンネル化が防止されるので、間欠的な内容液の注出
が確実に行なわれる。
(実施例5) 第8図は、本考案の第五実施例を示すものである。
この第五実施例の排出容器は、空気孔8が計量室4のサ
イホン空間6以外の部分に連通するように設けられてい
る。さらに、排出パイプ7からの内容液排出能力が、液
流入口9からの内容液流入量よりも大に設定されてい
る。
この例の容器では、排出パイプ7が計量室4のサイホン
空間6以外の場所に連通されているので、容器を倒立さ
せると、通気孔10−空気孔8を介して容器本体1には
常に外気が補充される。その結果、計量室4には容器本
体1から常時内容液が流入する。そして、計量室4に流
入した内容液が排出パイプ7からオーバーフローを始め
ると、排出工程が開始され、サイホンの働きにより計量
室4内の内容液が排出される。排出パイプ7からの排出
能力は液流入口9からの流入量よりも大に設定されてい
るので、計量室4内の内容液量は漸次減少して、所定位
置まで液面が低下した時排出工程が終了する。
この例の定量排出容器にあっても、計量室4を形成する
リブ5の内周面に設けられた空間減縮体22によって、
計量室4の横断面積が部分的に狭められているので、排
出パイプ7の開口端部7aをオーバーフローする際の液
位上昇速度が大となり、排出パイプ7のトンネル化が防
止される。
なお、本考案の液体定量排出容器は、上記実施例に限ら
れるものではない。例えば、ケース体3の胴部3bを部
分的に内側に凹ませるなどケース体3の形状を工夫し
て、計量室4の横断面積を所定部分で狭めることもでき
る。
また、第一〜第五実施例に示した空間減縮体22を種々
に組み合わせて計量室4の横断面積を狭めても良いこと
は勿論である。
「考案の効果」 以上説明したように、本考案の液体定量排出容器では、
排出パイプのサイホン空間側開口端部近傍の部分で、計
量室の横断面積を天板部側の部分よりも小としたので、
計量室に流入する内容液の液位上昇速度が、排出パイプ
の開口端部近傍で急激に速くなり、その結果、排出パイ
プの開口端部は短時間で多量にオーバーフローする内容
液により一気に覆われて閉塞される。その結果、排出パ
イプのトンネル化が防止される。
従って、本考案の液体定量排出容器にあっては排出工程
時、サイホン空間内が確実に負圧となり、サイホン機能
が適確に働き、内容液の間欠的な排出が確実に行なわれ
る。
そしてこのように、本考案の液体定量排出容器では排出
パイプをオーバーフローする際の液位上昇速度が速いの
で、排出パイプの口径を大きくして、内容液の排出スピ
ードを速めることができ、また排出パイプ7の詰まりを
防止することができる。
また、本考案の液体定量排出容器は排出パイプの開口端
部近傍の部分が狭められたもので、実質的に内容液の計
量を行う計量室の天板部側の部分は広く形成されている
ので、定量排出栓を小型に設計することができる。
さらに、本考案の液体定量排出容器にあっては、液流入
口が小さくとも内容液が排出パイプの開口端部をオーバ
ーフローする際の液位上昇速度を速めることができるの
で、単位時間に計量室に流入する内容液量を少なくして
計量精度を高めることができる。
よって、本考案によれば、内容液の排出速度が速く、詰
まりが少なく、正確な計量を行えかつ小型の液体定量排
出容器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の液体定量排出容器の第一実施例を示す
縦断面図、第2図は第1図中II−II線に沿う横断面図、
第3図は本考案の第二実施例を示す縦断面図、第4図は
第3図中IV−IV線に沿う横断面図、第5図は本考案の第
三実施例を示す縦断面図、第6図は第5図中VI−VI線に
沿う横断面図、第7図および第8図はそれぞれ本考案の
第四および第五実施例を示す縦断面図、第9図および第
10図はいずれも従来の液体定量排出容器を示すもの
で、第9図は計量工程時の状態を示す縦断面図、第10
図は排出工程時の状態を示す縦断面図、第11図は同従
来の定量排出容器の問題点を説明するための縦断面図で
ある。 1……容器本体、1a……口部、3……ケース体、3a
……底部、3b……胴部、3c……天板部、4……計量
室、5……リブ、6……サイホン空間、7……排出パイ
プ、7a……開口端部、8……空気孔、9……液流入
口、10……通気孔、21……定量排出栓、22……空
間減縮体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内容液を収容する容器本体と、この容器本
    体の口部に設けられた定量排出栓とからなり、この定量
    排出栓が、底部、胴部、天板部からなるケース体により
    形成された計量室と、該計量室内にケース体の底部から
    天板部近傍側に延びるリブで仕切られて形成されたサイ
    ホン空間と、ケース体の天板部を貫通するように設けら
    れその一端が外気に連通しその他端がサイホン空間内に
    延びる排出パイプと、この排出パイプのケース体底部側
    の開口端部よりケース体底部側に開口されて計量室と外
    気とを連通する通気孔と、サイホン空間と容器本体内と
    を連通して設けられた空気孔と、ケース体の底部に形成
    されて計量室と容器本体内を連通する液流入口とからな
    る液体定量排出容器であって、 上記排出パイプのケース体底部側の開口端部を含んで少
    なくともその開口端部よりケース体天板部側の部分にお
    ける排出パイプ開口端部近傍において、計量室とサイホ
    ン空間の少なくとも一方の横断面積を天板部側の横断面
    積よりも小さくしてなることを特徴とする液体定量排出
    容器。
JP1987094309U 1987-06-19 1987-06-19 液体定量排出容器 Expired - Lifetime JPH069971Y2 (ja)

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