JPS5848544B2 - N− チカンマロンサンアミドユウドウタイ ノ セイゾウホウホウ - Google Patents
N− チカンマロンサンアミドユウドウタイ ノ セイゾウホウホウInfo
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- JPS5848544B2 JPS5848544B2 JP4367774A JP4367774A JPS5848544B2 JP S5848544 B2 JPS5848544 B2 JP S5848544B2 JP 4367774 A JP4367774 A JP 4367774A JP 4367774 A JP4367774 A JP 4367774A JP S5848544 B2 JPS5848544 B2 JP S5848544B2
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- acid
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- hydrogen
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は新規なN一置換マロン酸アミド誘導体の製造方
法に関するものである。
法に関するものである。
さらに詳しくいえば、本発明はたとえば医薬品として有
用なN−カルボキシフエニル置換ケイ皮酸アミド誘導体
の製造中間体となるN一カルボキシフエニル置換マロン
酸アミド誘導体の製造方法に関するものである。
用なN−カルボキシフエニル置換ケイ皮酸アミド誘導体
の製造中間体となるN一カルボキシフエニル置換マロン
酸アミド誘導体の製造方法に関するものである。
本発明方法に従うと、
(式中のRは直接または酸素原子を介してベンゼン核に
結合しているアルキレン基、R1 は水素原子または
低級アルキル基、nは零または1である)で表わされる
芳香族アミノカルボン酸誘導体と、一般式 (式中のR2は水素原子または低級アルキル基、R3は
水素原子または低級アルキル基である)で表わされるマ
ロン酸誘導体またはその官能的誘導体とを反応させるこ
とにより、一般式 (式中のR, R1、R2、R3およびnは前記と同じ
意味をもつ) で表わされる新規なN−カルボキシフエニル置換マロン
酸誘導体を製造することができる。
結合しているアルキレン基、R1 は水素原子または
低級アルキル基、nは零または1である)で表わされる
芳香族アミノカルボン酸誘導体と、一般式 (式中のR2は水素原子または低級アルキル基、R3は
水素原子または低級アルキル基である)で表わされるマ
ロン酸誘導体またはその官能的誘導体とを反応させるこ
とにより、一般式 (式中のR, R1、R2、R3およびnは前記と同じ
意味をもつ) で表わされる新規なN−カルボキシフエニル置換マロン
酸誘導体を製造することができる。
本発明において出発原料として用いられる前記一般式(
I )の化合物におげるRのアルキレン基は直鎖状、
分枝状のいずれでもよく、炭素数6までのものの中から
任意に選ぶことができる。
I )の化合物におげるRのアルキレン基は直鎖状、
分枝状のいずれでもよく、炭素数6までのものの中から
任意に選ぶことができる。
このような化合物の中でnが零のものの例としては、ア
ントラニル酸、3−アミノ安息香酸、4−アミノ安息香
酸などを、nが1のものの例としては、2アミノフエニ
ル酢酸、3−アミノフエニル酢酸、4−アミノフエニル
酢酸、2−アミノフエニルプロピオン酸、3−アミノフ
エニルプロピオン酸、4−アミノンエニルプロピオン酸
、α一(4−アミノフエニル)一プロピオン酸、γ一(
4−7ミノフエニル) −n 一酪酸、β一(4−7ミ
ノフェニル)−n一酪酸、α−(4−アミノフエニル)
ーイソ酪酸、ω−(4−アミノフエニル) −n −吉
草酸、ω−(4−アミノフエニル) −n〜カプロン酸
のようなアミノフエニルアルキルヵルボン酸および対応
するアミノフエノキシアルキルカルボン酸などをあげる
ことができる。
ントラニル酸、3−アミノ安息香酸、4−アミノ安息香
酸などを、nが1のものの例としては、2アミノフエニ
ル酢酸、3−アミノフエニル酢酸、4−アミノフエニル
酢酸、2−アミノフエニルプロピオン酸、3−アミノフ
エニルプロピオン酸、4−アミノンエニルプロピオン酸
、α一(4−アミノフエニル)一プロピオン酸、γ一(
4−7ミノフエニル) −n 一酪酸、β一(4−7ミ
ノフェニル)−n一酪酸、α−(4−アミノフエニル)
ーイソ酪酸、ω−(4−アミノフエニル) −n −吉
草酸、ω−(4−アミノフエニル) −n〜カプロン酸
のようなアミノフエニルアルキルヵルボン酸および対応
するアミノフエノキシアルキルカルボン酸などをあげる
ことができる。
また、エステルの例としては上記のカルボン酸のメチル
エステル、エチルエステル、フロビルエステル、フチル
エステルのような低級アルキルエステルをあげることが
できる。
エステル、エチルエステル、フロビルエステル、フチル
エステルのような低級アルキルエステルをあげることが
できる。
次に前記一般式(II)で表わされるマロン酸誘導体の
例としては、マロン酸、メチルマロン酸、エチルマロン
酸などがあげることができ、またエステルの例としては
これらマロン酸の低級アルキルエステルをあげることが
できる。
例としては、マロン酸、メチルマロン酸、エチルマロン
酸などがあげることができ、またエステルの例としては
これらマロン酸の低級アルキルエステルをあげることが
できる。
本発明においてはこれらマロン酸誘導体またはその官能
的誘導体を出発原料として用いるが、このようなものと
しては、酸ハロゲン化物、エステル、酸無水物、混合酸
無水物などをあげることができる。
的誘導体を出発原料として用いるが、このようなものと
しては、酸ハロゲン化物、エステル、酸無水物、混合酸
無水物などをあげることができる。
これらの誘導体は常法に従って一般式(II)のマロン
酸誘導体から容易に誘導することができる。
酸誘導体から容易に誘導することができる。
たとえば、酸クロリドは無溶媒もしくはベンゼン中で、
マロン酸誘導体と塩化チオニルとを数時間加温すること
によって容易に得ることができる。
マロン酸誘導体と塩化チオニルとを数時間加温すること
によって容易に得ることができる。
またエステルは市販のマロン酸ジアルキルエステル誘導
体を用いるか、もしくは一般式(I)のマロン酸誘導体
とアルコール類より得ることができる。
体を用いるか、もしくは一般式(I)のマロン酸誘導体
とアルコール類より得ることができる。
本発明におけるアミド化反応はそれ自体公知の方法に従
って行うことができる。
って行うことができる。
たとえば、一般式(■)のマロン酸誘導体の誘導体とし
て酸ハロゲン化物を用いる場合は、文献記載の方法によ
り酸ハロゲン化物を製造し、このものと、一般式(I)
の芳香族アミノカルボン酸誘導体とを適当な溶媒中、塩
基性物質の存在下に反応させることにより一般式(m)
の目的化合物を製造することができる。
て酸ハロゲン化物を用いる場合は、文献記載の方法によ
り酸ハロゲン化物を製造し、このものと、一般式(I)
の芳香族アミノカルボン酸誘導体とを適当な溶媒中、塩
基性物質の存在下に反応させることにより一般式(m)
の目的化合物を製造することができる。
この場合、塩基性物質としては、トリエチルアミン、ピ
リジン等のような有機第三塩基や、水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等のよ
うな無機塩基が用いられる。
リジン等のような有機第三塩基や、水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等のよ
うな無機塩基が用いられる。
また溶媒としては、水、あるいは、クロロホルム、メチ
レンクロリド、アセトン、ベンゼン、トルエン、テトラ
ヒドロフラン、ジオキサン、ジメチルホルムアミド、な
どの不活性溶媒が用いられる。
レンクロリド、アセトン、ベンゼン、トルエン、テトラ
ヒドロフラン、ジオキサン、ジメチルホルムアミド、な
どの不活性溶媒が用いられる。
また、ピリジンなどの塩基性物質をそのまま溶媒として
用いてもよい。
用いてもよい。
たとえば、一般式(n)のマロン酸誘導体の官能的誘導
体として、マロン酸ジアルキルエステル誘導体を用いる
場合は、過剰量のエステルと一般式(I)の芳香族アミ
ノカルボン酸誘導体とを数時間加熱することによって、
一般式(m)の目的化合物を製造することができる。
体として、マロン酸ジアルキルエステル誘導体を用いる
場合は、過剰量のエステルと一般式(I)の芳香族アミ
ノカルボン酸誘導体とを数時間加熱することによって、
一般式(m)の目的化合物を製造することができる。
本発明を好適に実施するには、一般式(I)の化合物を
当量の水酸化ナトリウム水溶液に溶解し、これに一般式
(I)の化合物に対して1.2〜2.0倍当量の一般式
(II)の化合物の酸クロライドを含有するジオキサン
溶液と、酸クロライドと当量の水酸化ナトリウム水溶液
とを同時に滴下し、その後さらに0.5〜2.0時間か
きまぜた後、減圧下に溶媒を留去し、冷時塩酸酸性とす
ると、一般式(Ill)のマロン酸誘導体が得られる。
当量の水酸化ナトリウム水溶液に溶解し、これに一般式
(I)の化合物に対して1.2〜2.0倍当量の一般式
(II)の化合物の酸クロライドを含有するジオキサン
溶液と、酸クロライドと当量の水酸化ナトリウム水溶液
とを同時に滴下し、その後さらに0.5〜2.0時間か
きまぜた後、減圧下に溶媒を留去し、冷時塩酸酸性とす
ると、一般式(Ill)のマロン酸誘導体が得られる。
この場合、一般式(II)の化合物としては、マロン酸
の半エステルを用いるので、必要に応じ得られた一般式
(■)のマロン酸エステルを常法に従って、たとえば、
アルコール溶液中、水酸化カリウムと数時間加温した後
、アルコールを減圧下に留去し、冷時塩酸酸性とするこ
とにより、一般式(m)のN置換マロン酸アミド誘導体
とする。
の半エステルを用いるので、必要に応じ得られた一般式
(■)のマロン酸エステルを常法に従って、たとえば、
アルコール溶液中、水酸化カリウムと数時間加温した後
、アルコールを減圧下に留去し、冷時塩酸酸性とするこ
とにより、一般式(m)のN置換マロン酸アミド誘導体
とする。
本発明によって得られる一般式(III)のマロン酸誘
導体は新規化合物であり、医薬品の重要な中間体として
、有用な化合物である。
導体は新規化合物であり、医薬品の重要な中間体として
、有用な化合物である。
たとえば、この化合物に置換ベンズアルデヒドを反応さ
せることにより、抗アレルギー性治療剤として重要な芳
香族アミドカルボン酸誘導体を得ることができる。
せることにより、抗アレルギー性治療剤として重要な芳
香族アミドカルボン酸誘導体を得ることができる。
次に実施例によって本発明をさらに詳細に説明する。
なお各実施例における生成物の融点はいずれも未補正で
ある。
ある。
実施例 1
4−アミノフエニル酢酸1.51を0.2Nの水酸化ナ
トリウム水溶液50mlに溶解し、これにマロン酸モノ
エチル半クロライド2.25f?のジオキサン30TL
lの溶液と、2Nの水酸化ナトリウム水溶液6.6ml
とをかきまぜながら、0℃前後で同時にゆっくりと滴下
する。
トリウム水溶液50mlに溶解し、これにマロン酸モノ
エチル半クロライド2.25f?のジオキサン30TL
lの溶液と、2Nの水酸化ナトリウム水溶液6.6ml
とをかきまぜながら、0℃前後で同時にゆっくりと滴下
する。
この際、反応液はほぼ中性に保たれる様注意する。
滴下終了後、更に1時間かきまぜ続け、次いで溶媒を減
圧下に留去し、冷時希塩酸で酸性とすると、結晶が析出
する。
圧下に留去し、冷時希塩酸で酸性とすると、結晶が析出
する。
これを口取し、水洗後乾燥すると、融点122〜124
℃の4−カルボキシメチルマロンアニル酸エチル2.
3 ′?(収率87%)が得られる。
℃の4−カルボキシメチルマロンアニル酸エチル2.
3 ′?(収率87%)が得られる。
このものを、水酸化カリウム0.99Pをエチルアルコ
ール100mgに溶解した溶液に溶解し、室温下、数時
間かきまぜて加水分解を行なう。
ール100mgに溶解した溶液に溶解し、室温下、数時
間かきまぜて加水分解を行なう。
分解後、エチルアルコールを減圧下に留去し、希塩酸で
冷時酸性とし、析出結晶を口取、少量の冷水で洗った後
、乾燥すると、融点192〜194℃の4−カルボキシ
メチルマロンアニル酸1.6 s ? (収率s 2%
)が得られる。
冷時酸性とし、析出結晶を口取、少量の冷水で洗った後
、乾燥すると、融点192〜194℃の4−カルボキシ
メチルマロンアニル酸1.6 s ? (収率s 2%
)が得られる。
このものは、薄層クロマトおよび赤外線吸収スペクトル
、核磁気共鳴スペクトルなどによりほとんど純品であり
、その後の反応においてもなんら支障はない。
、核磁気共鳴スペクトルなどによりほとんど純品であり
、その後の反応においてもなんら支障はない。
このものの特性を以下に示す。
赤外線吸収スペクトル(KBr)
J/C=0 1730CIrL’、1710crrL
−11660crIL ’ VN H 3300cIrL ’ 核磁気共鳴スペクトル(d6−DMSO、90MFIZ
)δ値 3.36(s、2Hメチレン水素)3.48(
s,2Hペンジル位メチレン水素) 7.1 3 ( d, J=8Hz、2H、芳香環水素
) 7.50(d,J=8Hz、2H、芳香環水素) 10.28(s、IH芳香環置換カルボキシル水素) 元素分析値 C11H1105N として C HN 計算値 55.69 4.67 5.91実測値
55,41 4.62 5.80実施例 2 3−アミノフエノキシ酢酸1.67ftを0.2N水酸
化ナトリウム水溶液50mlに溶解し、これに水冷下か
きまぜながら、メチルマロン酸モノエ−f−ル半クロラ
イド2.51のジオキサン30mlの溶液と2N一水酸
化ナトリウム水溶液7. 5 mlとを同時に滴下する
。
−11660crIL ’ VN H 3300cIrL ’ 核磁気共鳴スペクトル(d6−DMSO、90MFIZ
)δ値 3.36(s、2Hメチレン水素)3.48(
s,2Hペンジル位メチレン水素) 7.1 3 ( d, J=8Hz、2H、芳香環水素
) 7.50(d,J=8Hz、2H、芳香環水素) 10.28(s、IH芳香環置換カルボキシル水素) 元素分析値 C11H1105N として C HN 計算値 55.69 4.67 5.91実測値
55,41 4.62 5.80実施例 2 3−アミノフエノキシ酢酸1.67ftを0.2N水酸
化ナトリウム水溶液50mlに溶解し、これに水冷下か
きまぜながら、メチルマロン酸モノエ−f−ル半クロラ
イド2.51のジオキサン30mlの溶液と2N一水酸
化ナトリウム水溶液7. 5 mlとを同時に滴下する
。
滴下終了後更に1時間かきまぜ、次いで溶媒を減圧下に
留去し、冷時塩酸酸性とし析出する油状物をクロロホル
ムで抽出する。
留去し、冷時塩酸酸性とし析出する油状物をクロロホル
ムで抽出する。
クロロホルム液を水洗後無水硫酸ナトリウムで乾燥し、
減圧下クロロホルムを留去、残留物をエーテルーnーヘ
キサンで再結晶すると融点83〜85℃の3一カルボキ
シメトキシーメチルマロンアニル酸エチル2.581(
85%)が得られる。
減圧下クロロホルムを留去、残留物をエーテルーnーヘ
キサンで再結晶すると融点83〜85℃の3一カルボキ
シメトキシーメチルマロンアニル酸エチル2.581(
85%)が得られる。
このものを常法に従って加水分解することにより、融点
174〜176℃の3−カルボキシメトキシーメチルマ
ロンアニル酸2.1♂(収率92%)が得られる。
174〜176℃の3−カルボキシメトキシーメチルマ
ロンアニル酸2.1♂(収率92%)が得られる。
このものの特性は次のとおりである。赤外線吸収スペク
トル(KBr) vc=o 1730CrIl 1710CIrL
’−1 1665C1rL ’ νN−H3300crrL ’ 核磁気共鳴スペクトル( d6−DMSO、9 0 M
Hz )δ値 1.2 6 ( d, J=7Hz 3
Hメチル水素)3.5 0 ( q, J=7Hz
IHメチン水素)4.62(s、2Hメチレン水素) 6.5 0 〜7.3 0 ( m、4H芳香環水素)
10.05(s、1H芳香環置換カルボキシル水素) 元素分析値 C12H1506Nとして C HN 計算値 53.93 4,90 5.24実測値
53.70 4.73 5.09実施例3 アントラニル[1.6?をピリジン1.35f、クロロ
ホルム7. 5 mlの溶液に溶解し、これに水冷下か
きまぜながら、マロン酸モノエチル半クロライド1.3
5fのクロロホルム10〜15mlの溶液を滴下する。
トル(KBr) vc=o 1730CrIl 1710CIrL
’−1 1665C1rL ’ νN−H3300crrL ’ 核磁気共鳴スペクトル( d6−DMSO、9 0 M
Hz )δ値 1.2 6 ( d, J=7Hz 3
Hメチル水素)3.5 0 ( q, J=7Hz
IHメチン水素)4.62(s、2Hメチレン水素) 6.5 0 〜7.3 0 ( m、4H芳香環水素)
10.05(s、1H芳香環置換カルボキシル水素) 元素分析値 C12H1506Nとして C HN 計算値 53.93 4,90 5.24実測値
53.70 4.73 5.09実施例3 アントラニル[1.6?をピリジン1.35f、クロロ
ホルム7. 5 mlの溶液に溶解し、これに水冷下か
きまぜながら、マロン酸モノエチル半クロライド1.3
5fのクロロホルム10〜15mlの溶液を滴下する。
滴下後、0.5〜1時間かきまぜた後、50〜60℃で
1.5〜2.0時間加熱する。
1.5〜2.0時間加熱する。
反応終了後、減圧下溶媒を留去し、残留物を少量のアル
コールに溶解して、塩酸を含む氷水に注ぎ析出する結晶
をロ取、水洗後乾燥し、ベンゼンで再結晶すると融点8
2〜84℃のマロンアントラニル酸エチル2.2?(7
5%)が得られる。
コールに溶解して、塩酸を含む氷水に注ぎ析出する結晶
をロ取、水洗後乾燥し、ベンゼンで再結晶すると融点8
2〜84℃のマロンアントラニル酸エチル2.2?(7
5%)が得られる。
このものを常法により加水分解すると、融点167〜1
68℃のマロンアントラニル酸1.861(95%)が
得られる。
68℃のマロンアントラニル酸1.861(95%)が
得られる。
このものの特性は次のとおりである。
赤外線吸収スペクトル(KBr)
vc=o 1720CTL 1690CTL ’
−1 核磁気共鳴スペクトル(d6−DMSO、9 0 MH
z )δ値 3.5 0 ( s,. 2H,メチレン
水素)7.06 〜3.57(m、4H芳香環水素)1
2.45(s、1H芳香環置換力ルボキシル水素) 元素分析値 C1oH905Nとして C HN 計算値 53.81 4.06 6.28実測値
53.56 4.18 6.16実施例 4 4−アミノ安息香酸6.85fと、マロン酸ジエチル4
1.51との混合物をioo℃から120℃で8時間加
熱し、この間に生戒するエチルアルコールを留出により
反応系から除去する。
−1 核磁気共鳴スペクトル(d6−DMSO、9 0 MH
z )δ値 3.5 0 ( s,. 2H,メチレン
水素)7.06 〜3.57(m、4H芳香環水素)1
2.45(s、1H芳香環置換力ルボキシル水素) 元素分析値 C1oH905Nとして C HN 計算値 53.81 4.06 6.28実測値
53.56 4.18 6.16実施例 4 4−アミノ安息香酸6.85fと、マロン酸ジエチル4
1.51との混合物をioo℃から120℃で8時間加
熱し、この間に生戒するエチルアルコールを留出により
反応系から除去する。
反応終了後、過剰のマロン酸ジエチルを減圧下留去し、
残留物をエタノールーn−ヘキサンで再結晶すると、融
点206〜7℃の4−カルボキシマロンアニル酸エチル
10.01?(収率81%)が得られる。
残留物をエタノールーn−ヘキサンで再結晶すると、融
点206〜7℃の4−カルボキシマロンアニル酸エチル
10.01?(収率81%)が得られる。
このものを常法に従い加水分解することにより、融点2
56〜258℃の4−カルボキシマロンアニル酸7.5
0P(収率83%)が得られる。
56〜258℃の4−カルボキシマロンアニル酸7.5
0P(収率83%)が得られる。
このものの特性を以下に示す。
赤外線吸収スペクトル(KBr)
vc=0 1730CrrL ’ 1690Crf
t ’1670cIrL−1 νN H 3270の−1 核磁気共鳴スペクトル(d6−DMSO、9 0 MH
z )δ値 3.55(8 2Hメチレン水素)7.
7 2 ( d, J=8Hz 2H芳香環水素)7.
9 6 ( d, J=8Hz 2H芳香環水素)10
.44(s IH芳香環置換力ルボキシル水素) 元素分析値 C 1o H,0 =, NとしてC
HN 53.81 4.06 6.2853.52
4,24 6.05計算値 実測値 実施例 5 3−アミノ安息香酸メチル3.21とマロン酸ジエチル
20fとの混合物を160〜180℃まで徐々に温度を
あげながら2時間加熱し、この間に生成するエチルアル
コールを留出により、反応系から除去する。
t ’1670cIrL−1 νN H 3270の−1 核磁気共鳴スペクトル(d6−DMSO、9 0 MH
z )δ値 3.55(8 2Hメチレン水素)7.
7 2 ( d, J=8Hz 2H芳香環水素)7.
9 6 ( d, J=8Hz 2H芳香環水素)10
.44(s IH芳香環置換力ルボキシル水素) 元素分析値 C 1o H,0 =, NとしてC
HN 53.81 4.06 6.2853.52
4,24 6.05計算値 実測値 実施例 5 3−アミノ安息香酸メチル3.21とマロン酸ジエチル
20fとの混合物を160〜180℃まで徐々に温度を
あげながら2時間加熱し、この間に生成するエチルアル
コールを留出により、反応系から除去する。
エタノールがほとんど留出しなくなった後、さらに2時
間加熱し、反応終了後、減圧下で過剰のマロン酸ジエチ
ルを留去すると、3一カルポメトキシマロンアニル酸エ
チルカ無色ノ油状物質として得られる。
間加熱し、反応終了後、減圧下で過剰のマロン酸ジエチ
ルを留去すると、3一カルポメトキシマロンアニル酸エ
チルカ無色ノ油状物質として得られる。
このものを常法により加水分解すると、融点165〜1
67℃の3−カルボキシマロンアニル酸3.3 8 ?
(収率6 5%)が得られる。
67℃の3−カルボキシマロンアニル酸3.3 8 ?
(収率6 5%)が得られる。
このものの特性を以下に示す。赤外線スペクトル(KB
r) J/C=0 1740m ’ 1695C!n ’
1670Cr/L ’ νN=H 329ocrIL−1 核磁気共鳴スペクトル( d6−DMS0,90MHz
)δ値 3.52(s,IHメチレン水素)7.35
〜8.32(m,4H芳香環水素)10.06(s,I
H芳香環置換カルボキシル水素) 元素分析値 C,oH905Nとして C HN 計算値 53.81 4.06 6.28
※※ 実測値 53.50 4.15 6.12実施例
6 前記の実施例と同様の操作を行うことにより、以下の化
合物を製造した。
r) J/C=0 1740m ’ 1695C!n ’
1670Cr/L ’ νN=H 329ocrIL−1 核磁気共鳴スペクトル( d6−DMS0,90MHz
)δ値 3.52(s,IHメチレン水素)7.35
〜8.32(m,4H芳香環水素)10.06(s,I
H芳香環置換カルボキシル水素) 元素分析値 C,oH905Nとして C HN 計算値 53.81 4.06 6.28
※※ 実測値 53.50 4.15 6.12実施例
6 前記の実施例と同様の操作を行うことにより、以下の化
合物を製造した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 (式中のRは直接または酸素原子を介してベンゼン核に
結合しているアルキレン基、R1 は水素原子、または
低級アルキル基、nは零または1である) で表わされる芳香族アミノカルボン酸誘導体と、一般式 (式中のR2は水素原子または低級アルキル基、R3は
水素原子または低級アルキル基である)で表わされるマ
ロン酸誘導体またはその官能的誘導体とを反応させるこ
とを特徴とする、一般式(式中のR, R1、R2、R
3およびnは前記と同じ意味をもつ) で表わされるN一置換マロン酸アミド誘導体の製造方法
.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4367774A JPS5848544B2 (ja) | 1974-04-18 | 1974-04-18 | N− チカンマロンサンアミドユウドウタイ ノ セイゾウホウホウ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4367774A JPS5848544B2 (ja) | 1974-04-18 | 1974-04-18 | N− チカンマロンサンアミドユウドウタイ ノ セイゾウホウホウ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS511424A JPS511424A (en) | 1976-01-08 |
JPS5848544B2 true JPS5848544B2 (ja) | 1983-10-28 |
Family
ID=12670458
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4367774A Expired JPS5848544B2 (ja) | 1974-04-18 | 1974-04-18 | N− チカンマロンサンアミドユウドウタイ ノ セイゾウホウホウ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5848544B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6255648A (ja) * | 1985-09-04 | 1987-03-11 | Ricoh Co Ltd | 感光感熱記録材料および記録方法 |
AU2003298567B9 (en) * | 2002-08-29 | 2009-07-23 | Temple University - Of The Commonwealth System Of Higher Education | Aryl and heteroaryl propene amides, derivatives thereof and therapeutic uses thereof |
-
1974
- 1974-04-18 JP JP4367774A patent/JPS5848544B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS511424A (en) | 1976-01-08 |
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