JPS5847802B2 - コウユウデンリツジキソセイブツ - Google Patents
コウユウデンリツジキソセイブツInfo
- Publication number
- JPS5847802B2 JPS5847802B2 JP50096992A JP9699275A JPS5847802B2 JP S5847802 B2 JPS5847802 B2 JP S5847802B2 JP 50096992 A JP50096992 A JP 50096992A JP 9699275 A JP9699275 A JP 9699275A JP S5847802 B2 JPS5847802 B2 JP S5847802B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dielectric constant
- temperature
- respect
- change
- rate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
- Ceramic Capacitors (AREA)
- Inorganic Insulating Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は高い誘電率と小さい誘電率温度変化率を有する
高誘電率磁器組成物に関するものである。
高誘電率磁器組成物に関するものである。
従来より高誘電率磁器組成物としては、BaTi03系
磁器組成物が用いられているが、その副成分として錫化
合物(CaSn03,BaSn03,SrSn03,M
gSn03)、ジルコン化合物(CaZr03,B a
Z r03 , S rZ r03 ,MgZ r03
)及びチタン化合物(CaTi03,SrTi03,
MgTi03)等を添加したもので、これらはいずれも
その誘電率を3500〜4000と高くすると、温度に
対する誘電率の変化率が+20〜−60%と太き〈なる
欠点があり,焼結温度も1380〜1400℃と高い。
磁器組成物が用いられているが、その副成分として錫化
合物(CaSn03,BaSn03,SrSn03,M
gSn03)、ジルコン化合物(CaZr03,B a
Z r03 , S rZ r03 ,MgZ r03
)及びチタン化合物(CaTi03,SrTi03,
MgTi03)等を添加したもので、これらはいずれも
その誘電率を3500〜4000と高くすると、温度に
対する誘電率の変化率が+20〜−60%と太き〈なる
欠点があり,焼結温度も1380〜1400℃と高い。
1た温度に対する誘電率変化率を±20%以内にすると
、その誘電率は約2000と低くなる欠点を有している
。
、その誘電率は約2000と低くなる欠点を有している
。
本発明はかかる欠点に鑑みて改善されたもので、高い誘
電率3500〜4000を有すると共に温度に対して小
さい誘電率の変化率(±10係以内)を有し、しかも比
較的低温の1260〜1360℃で焼結できることによ
り工業的にも量産性に富む利点を有する高誘電率磁器組
或物を提供しようとするものである。
電率3500〜4000を有すると共に温度に対して小
さい誘電率の変化率(±10係以内)を有し、しかも比
較的低温の1260〜1360℃で焼結できることによ
り工業的にも量産性に富む利点を有する高誘電率磁器組
或物を提供しようとするものである。
本発明はかかる諸特性を同時に満足させる高誘電率磁器
組成物に関するものであり、その組或ぱB aT i
O s・・・・・・・・・・・・・・・97,2〜98
.7モル係B i2( Sn03 ) 3−=−−−−
0. 4 〜0.9 %/1/%BaSn03・・・
・・・・・・・・・・・・0.5〜0.9モル俤L a
2 ( Z r03 ) 3・・・・・・− 0. 4
〜I. 0モ/I/%の組戒からなることを特徴とす
るものである。
組成物に関するものであり、その組或ぱB aT i
O s・・・・・・・・・・・・・・・97,2〜98
.7モル係B i2( Sn03 ) 3−=−−−−
0. 4 〜0.9 %/1/%BaSn03・・・
・・・・・・・・・・・・0.5〜0.9モル俤L a
2 ( Z r03 ) 3・・・・・・− 0. 4
〜I. 0モ/I/%の組戒からなることを特徴とす
るものである。
上記組戒範囲決定に関してはS i2(Sn03 )
sの含有量が0.4モル係未満であれば、磁器の焼結が
困難となるばかりでなく誘電正接( tanδ)が大き
くなる。
sの含有量が0.4モル係未満であれば、磁器の焼結が
困難となるばかりでなく誘電正接( tanδ)が大き
くなる。
オた0.9モル係を越えると、誘電率が極めて小さくな
り実用上支障がある。
り実用上支障がある。
BaSnO3ぱBaTi03のキューり点を移動させる
のに用いるが、この場合0.5モル係未満であれば、誘
電正接(tanδ)が高〈温度に対する誘電率の変化率
が大きくなり、目標とする特性が得られないこと、1た
0.9モル%よりその含有量が増加すれば、温度に対す
る誘電率変化率が犬となる欠点がある。
のに用いるが、この場合0.5モル係未満であれば、誘
電正接(tanδ)が高〈温度に対する誘電率の変化率
が大きくなり、目標とする特性が得られないこと、1た
0.9モル%よりその含有量が増加すれば、温度に対す
る誘電率変化率が犬となる欠点がある。
そしてLa2(Z r03 ) sの含有量が0.4モ
ル係以下であれば、温度に対する誘電率が大きくなる。
ル係以下であれば、温度に対する誘電率が大きくなる。
1.0モル幅を越えると、誘電正接( tanδ)が高
くなり、磁器の結晶化が進んで温度に対する誘電率の変
化率が犬となる。
くなり、磁器の結晶化が進んで温度に対する誘電率の変
化率が犬となる。
BaTi03は97.2モル係未満では、磁器が焼或に
より融着する現象が生じる。
より融着する現象が生じる。
筐た98.7モル係を越えると、磁器化温度が高〈なり
過ぎ好1しくない。
過ぎ好1しくない。
以下、本発明を実施例について詳細に説明する。
試料はつぎのようにして作或した。
即ち、等モル比のB ac0 3とTi02とを混合し
て、1150℃で2時間仮焼し、この反応物を粉砕して
BaTi03を作成する。
て、1150℃で2時間仮焼し、この反応物を粉砕して
BaTi03を作成する。
Bi2(SnO3)3もBi2Q3 とSnO2を、B
aSn03 もBaCO3とS n02を、L a
2’( Z r O3) 3 もLa203 とZr
02をそれぞれ準備する。
aSn03 もBaCO3とS n02を、L a
2’( Z r O3) 3 もLa203 とZr
02をそれぞれ準備する。
そして、これらをつぎの表に示す組成比となるように秤
量する。
量する。
これを混合したのちバインダー**を加えて、7 0
0 kq/cr?rの圧力で直径11閣φ、厚み0.6
閣の円板に成形する。
0 kq/cr?rの圧力で直径11閣φ、厚み0.6
閣の円板に成形する。
これを1260〜1360℃で2時間焼成する。
こうして得られた焼結体に銀電極を付与して試料を作成
した。
した。
上記方法により作戒された試料の特性を測定した値をつ
ぎの表に示す。
ぎの表に示す。
なお試料の特性測定に際し誘電率は20℃,I KHz
p 3Vr. m. sにて測定し、誘電正接(
tanδ)は25℃s IKHzt 3Vr.m.
sで測定し、温度に対する誘電率の変化率は20℃を基
準として−25℃と+85℃における変化率を示したも
のである。
p 3Vr. m. sにて測定し、誘電正接(
tanδ)は25℃s IKHzt 3Vr.m.
sで測定し、温度に対する誘電率の変化率は20℃を基
準として−25℃と+85℃における変化率を示したも
のである。
試料番号1〜10ぱ本発明にかかるものである。
試料番号11〜16は本発明以外のもので温度に対する
誘電率の変化率が犬きてなるか、あるいは誘電率が小さ
くなり本発明のコ的から逸脱する。
誘電率の変化率が犬きてなるか、あるいは誘電率が小さ
くなり本発明のコ的から逸脱する。
本組成物系にち・いて、通常一般に鉱化剤として用いら
れている粘度(カオリン)、あるいはAl203.8i
O2等のいずれかを0. 1 〜1 wt%添加しても
良く、これらの鉱化剤を加えることによって焼成温度を
若干低下させることができ、焼戒温度巾を広くすること
が可能となり、焼成した磁器体の電気的特性のバランキ
を少なくすることが可能である。
れている粘度(カオリン)、あるいはAl203.8i
O2等のいずれかを0. 1 〜1 wt%添加しても
良く、これらの鉱化剤を加えることによって焼成温度を
若干低下させることができ、焼戒温度巾を広くすること
が可能となり、焼成した磁器体の電気的特性のバランキ
を少なくすることが可能である。
前述のように本発明の高誘電率磁器材料は上表から明ら
かなように高い誘電率と温度に対して小さい誘電率の変
化率を有し、しかも誘電正接( tanδ)が小さく、
従来のチタン酸バリウム系磁器で得られなかった優れた
特性が得られ工業的価値大なるものがある。
かなように高い誘電率と温度に対して小さい誘電率の変
化率を有し、しかも誘電正接( tanδ)が小さく、
従来のチタン酸バリウム系磁器で得られなかった優れた
特性が得られ工業的価値大なるものがある。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 I BaTi0 97.2 〜98.7モル’% −
B 1 2(S no3) a3 0.4 〜0.9モル%, BaSn030、5〜0,
9モル係,La2(zrO3)30.4〜1.Oモ/1
/%の或分範囲よりなることを特徴とする高誘電率磁器
組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50096992A JPS5847802B2 (ja) | 1975-08-08 | 1975-08-08 | コウユウデンリツジキソセイブツ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50096992A JPS5847802B2 (ja) | 1975-08-08 | 1975-08-08 | コウユウデンリツジキソセイブツ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5220300A JPS5220300A (en) | 1977-02-16 |
JPS5847802B2 true JPS5847802B2 (ja) | 1983-10-25 |
Family
ID=14179686
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50096992A Expired JPS5847802B2 (ja) | 1975-08-08 | 1975-08-08 | コウユウデンリツジキソセイブツ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5847802B2 (ja) |
-
1975
- 1975-08-08 JP JP50096992A patent/JPS5847802B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5220300A (en) | 1977-02-16 |
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