JPS6020845B2 - 温度補償用磁器誘電体組成物 - Google Patents
温度補償用磁器誘電体組成物Info
- Publication number
- JPS6020845B2 JPS6020845B2 JP52092781A JP9278177A JPS6020845B2 JP S6020845 B2 JPS6020845 B2 JP S6020845B2 JP 52092781 A JP52092781 A JP 52092781A JP 9278177 A JP9278177 A JP 9278177A JP S6020845 B2 JPS6020845 B2 JP S6020845B2
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- JP
- Japan
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- temperature compensation
- weight
- dielectric composition
- composition
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- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
- Inorganic Insulating Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は高誘電率でしかも温度係数が小さく損失角の小
さい温度補償用磁器誘電体組成物に関する。
さい温度補償用磁器誘電体組成物に関する。
本発明の目的は３００以上の誘電率を有し温度係数が±
２５０瓜地′。
２５０瓜地′。
Ｃ以下で嫌結性の優れた温度補償用磁器誘電体組成物を
得る事である。従来温度補償用磁器誘電体組成物として
ＭｇＴｉ０３、ＣａＴｉ０３、ＳｒＴｉ０３、Ｔｉ０２
等が使用されているが、これらは温度係数が小さくなる
と高い誘電率が得られず、損失角も悪化する欠点を有し
ている。なおＣａＴｉ０３は誘電率１６戊量度係数−１
６００脚／℃でありＳｒＴｉ０３は誘電率３６の高度係
数−４５００脚′ｑＣの特性を有し「 これらの改良と
してＢｉ２０３、あるいはＢｉ２０３とＴｉＱを同時に
添加して温度係数を４・さくする方法等があるが、誘電
率及び温度特性の両特性を充分満足する組成は得られて
いない。本発明はかかる欠点を除去するものでＣａＴｉ
０３６０〜８８ｈｏｌ％残部がＢａＴｉ０３からなる組
成、及び前記基本組成１００重量部に対し、Ｓｊ０２を
０〜５重量％（但し０を含まず）添加する組成、及び更
にＭｎ０２、Ｂｊ２０３、山２０３、Ｆｅ２０３、Ｔｉ
０２、Ｓｎ０２、Ｃび○、Ｃｏｏのうち１種又は２種以
上を複合し０〜３重量部（但し０は含まず）添加してな
る温度補償用磁器譲電体組成物に関する。
得る事である。従来温度補償用磁器誘電体組成物として
ＭｇＴｉ０３、ＣａＴｉ０３、ＳｒＴｉ０３、Ｔｉ０２
等が使用されているが、これらは温度係数が小さくなる
と高い誘電率が得られず、損失角も悪化する欠点を有し
ている。なおＣａＴｉ０３は誘電率１６戊量度係数−１
６００脚／℃でありＳｒＴｉ０３は誘電率３６の高度係
数−４５００脚′ｑＣの特性を有し「 これらの改良と
してＢｉ２０３、あるいはＢｉ２０３とＴｉＱを同時に
添加して温度係数を４・さくする方法等があるが、誘電
率及び温度特性の両特性を充分満足する組成は得られて
いない。本発明はかかる欠点を除去するものでＣａＴｉ
０３６０〜８８ｈｏｌ％残部がＢａＴｉ０３からなる組
成、及び前記基本組成１００重量部に対し、Ｓｊ０２を
０〜５重量％（但し０を含まず）添加する組成、及び更
にＭｎ０２、Ｂｊ２０３、山２０３、Ｆｅ２０３、Ｔｉ
０２、Ｓｎ０２、Ｃび○、Ｃｏｏのうち１種又は２種以
上を複合し０〜３重量部（但し０は含まず）添加してな
る温度補償用磁器譲電体組成物に関する。
以下本発明につき実施例をあげ具体的に詳述する。実施
例市販のＣａＣ０３、ＢａＣ０３とＴｉ０２を等モルに
配合し、１１００〜１２００℃×２日の仮焼成及び微粉
砕を行ないＣａＴｉ０３、ＢａＴｊ０３を作成する。
例市販のＣａＣ０３、ＢａＣ０３とＴｉ０２を等モルに
配合し、１１００〜１２００℃×２日の仮焼成及び微粉
砕を行ないＣａＴｉ０３、ＢａＴｊ０３を作成する。
次にこれらの原料を第１表に示す成分割合となる様調合
しウレタン内張ポットミルを用いて湿式混合を行ない水
分を蒸発させた後バインダーとして、ＰＶＡ（ポリビニ
ルアルコール）の水溶液を添加し乾燥後直径１仇舷厚さ
２帆の円板を約１〜２ｔ／地の圧力で加圧成形し所定の
嫌給条件で暁給を行なう。得られた磁器素体にＰｄ−Ａ
ｇペーストを焼付けて完成体とし、電気特性を測定し第
２表の結果を得た。
しウレタン内張ポットミルを用いて湿式混合を行ない水
分を蒸発させた後バインダーとして、ＰＶＡ（ポリビニ
ルアルコール）の水溶液を添加し乾燥後直径１仇舷厚さ
２帆の円板を約１〜２ｔ／地の圧力で加圧成形し所定の
嫌給条件で暁給を行なう。得られた磁器素体にＰｄ−Ａ
ｇペーストを焼付けて完成体とし、電気特性を測定し第
２表の結果を得た。
約１表 誘電体組成
第２表 暁結条件及び電気特性
上記電気特性はＩＫ舷の周波数に於ける測定値を示し誘
電率、ｔａｎ６は２ぴ０に於ける値又温度係数は温度に
よる譲鰭率の変化が一方向の変化ではないため−２０〜
十８０℃に於ける最大値を示してある。
電率、ｔａｎ６は２ぴ０に於ける値又温度係数は温度に
よる譲鰭率の変化が一方向の変化ではないため−２０〜
十８０℃に於ける最大値を示してある。
表中試料Ｎｏ．２〜９の結果よりＣａＴｉ０３が８靴ｏ
ｌ％を越えると所定の誘電率が得られず、又６仇ｈｏｌ
％禾満では温度特性が悪化する事、及び試料Ｎｏ．３０
３９、５９６リ７３、７４７５の結果より、添加物を加
えても誘電率、温度特性のいずれも好ましい特性が得ら
れない事から主成分のＣａＴｉ０３の６０〜８８ｈｏｌ
％残剤由ａＴｉ０３とし、試料ＮＯ．２２〜３２の結果
よりＳｉ０２は焼絹性を向上させぬｎ６を低下させるが
基本組成１０の重量部に対して５重量部を越えて添加す
ると逆に焼結性が悪化しジルコニアセッターと反応し易
くなり、しかも誘電率が低下するため０〜５重量部（但
し０を含まず）に限定する。
ｌ％を越えると所定の誘電率が得られず、又６仇ｈｏｌ
％禾満では温度特性が悪化する事、及び試料Ｎｏ．３０
３９、５９６リ７３、７４７５の結果より、添加物を加
えても誘電率、温度特性のいずれも好ましい特性が得ら
れない事から主成分のＣａＴｉ０３の６０〜８８ｈｏｌ
％残剤由ａＴｉ０３とし、試料ＮＯ．２２〜３２の結果
よりＳｉ０２は焼絹性を向上させぬｎ６を低下させるが
基本組成１０の重量部に対して５重量部を越えて添加す
ると逆に焼結性が悪化しジルコニアセッターと反応し易
くなり、しかも誘電率が低下するため０〜５重量部（但
し０を含まず）に限定する。
又試料Ｎｏ．４１〜４８の結果より他の酸化物も焼結性
を向上させｔａｎ６を低下させると同時に機械的強度を
高める働きを有する基本組成１０の重量部に対して３重
量部を越えて添加すると逆に暁絹性が悪化し譲軽率が低
下する事から０〜３重量部（但し０を含まず）に限定す
る。上記実施例は本発明の一部を成すもので乾式混合で
製造した試料も同様の煩向を示した。
を向上させｔａｎ６を低下させると同時に機械的強度を
高める働きを有する基本組成１０の重量部に対して３重
量部を越えて添加すると逆に暁絹性が悪化し譲軽率が低
下する事から０〜３重量部（但し０を含まず）に限定す
る。上記実施例は本発明の一部を成すもので乾式混合で
製造した試料も同様の煩向を示した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 主成分としてＣａＴｉＯ＿３が６０〜８５ｍｏｌ％
残部がＢａＴｉＯ＿３からなることを特徴とする温度補
償用磁器誘電体組成物。 ２ 主成分としてＣａＴｉＯ＿３が６０〜８５ｍｏｌ％
残部がＢａＴｉＯ＿３からなる基本組成１００重量部に
対してＴｉＯ＿２が０を越えて５重量部まで添加したこ
とを特徴とする温度補償用磁器誘電体組成物。 ３ 主成分としてＣａＴｉＯ＿３が６０〜８５ｍｏｌ％
残部がＢａＴｉＯ＿３からなる基本組成１００重量部に
対してＳｉＯ＿２を０を越えて５重量部まで添加し、更
に、ＭｎＯ＿２、Ｂｉ＿２Ｏ＿３、Ａｌ＿２Ｏ＿３、Ｆ
ｅ＿２Ｏ＿３、ＴｉＯ＿２、ＳｎＯ＿２、ＣｕＯ、Ｃｏ
Ｏ、のうち１種又は２種以上を複合して０を越えて３重
量部まで添加したことを特徴とする温度補償用磁器誘電
体組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52092781A JPS6020845B2 (ja) | 1977-08-02 | 1977-08-02 | 温度補償用磁器誘電体組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52092781A JPS6020845B2 (ja) | 1977-08-02 | 1977-08-02 | 温度補償用磁器誘電体組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5427999A JPS5427999A (en) | 1979-03-02 |
| JPS6020845B2 true JPS6020845B2 (ja) | 1985-05-24 |
Family
ID=14063949
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP52092781A Expired JPS6020845B2 (ja) | 1977-08-02 | 1977-08-02 | 温度補償用磁器誘電体組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6020845B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60109104A (ja) * | 1983-11-17 | 1985-06-14 | ティーディーケイ株式会社 | 誘電体磁器組成物 |
| JP4782551B2 (ja) * | 2005-11-28 | 2011-09-28 | 京セラ株式会社 | 誘電体磁器 |
-
1977
- 1977-08-02 JP JP52092781A patent/JPS6020845B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5427999A (en) | 1979-03-02 |
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