JPS5847067A - アニオン型粉体電着塗装方法 - Google Patents

アニオン型粉体電着塗装方法

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JPS5847067A
JPS5847067A JP14548681A JP14548681A JPS5847067A JP S5847067 A JPS5847067 A JP S5847067A JP 14548681 A JP14548681 A JP 14548681A JP 14548681 A JP14548681 A JP 14548681A JP S5847067 A JPS5847067 A JP S5847067A
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JP
Japan
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water
powder
paint
coating
particle size
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JP14548681A
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English (en)
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Naoki Shibata
柴田 直紀
Kazuo Shimura
志村 和夫
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、アニオン型粉体電オフ塗装方法−特に粉体塗
装工程より回収される粉体塗料軸力)ら製造される水分
散型塗料によるアニオン型粉体’i!、tz塗装方法に
関する。
粉体電着塗装方法は、帯電ノくインダーを被覆してなる
粉体粒子を水中に懸濁させてなる水性塗1’)中に被塗
物を陰極または陽極として浸漬し、大寸枠との間に通電
して行なわれる塗装法であり、通常の電着塗装法に比べ
て極めて短時間で厚し)膜力)?;fられ乙ばかりでな
く、その塗膜性能が高く\し力)も有機溶剤等をほとん
ど含まないので、その排11′lによる汚染問題も実質
的になく、このため最近各種工業製品の塗装に広く使用
され乙ようになってきた。しかして、′前記水性塗料に
おし1て粉体粒子を被覆する帯電バインダーとしては、
アニオン性のものは粒子の泳動性が良くなしまため、通
常カチオン性の水溶性のものが使用されてし)る。しだ
力55つて、通常カチオン型粉体電着塗装法のみ力)工
業的に行な力ねている。このようなカチオン粉体′Iu
着塗装に使用される塗料としては、エポキシ系、アクリ
ル系、ウレタン系等があるが、実用土は主としてエポキ
シ系である。しかしなから、このエポキシ塗料は、粉体
および帯電バインダーがともにエポキシ系樹脂であるた
め極めて高価であるという欠点がある。
一方、粉体塗料は、有機溶剤、水等の揮発性溶剤を使用
せず、空気を媒体として粉末を被塗物の表面に塗装融着
させる塗料であうため、有機溶剤に起因する大気汚染、
作業環境の悪化および省資源の面からみても理想的なも
のである。したがって、自動車車体、電気冷蔵庫、電気
洗濯機等の各種工業製品の塗装に広く使用されている。
このような粉体塗料を用いての塗装方法としては種々あ
るが、前記のごとき大量生産による工業製品を塗装する
には、通常静電塗装法が使用されている。
しかしながら、スプレーガンより噴精された塗料は、そ
の全社が被塗物に付着するわけではなく、かなりの量は
空中に飛散して損失となる。この損失塗料は、通常水シ
ャワー等により湿式捕集され、塗料粕として粕池に集め
られたのち、定期的に取出され、産業廃棄物として土中
に埋没さね乙かまたは焼却されている。
また、粉体塗料粕の再生利用法としては、フラスチツク
成形材料、テドナー、ゴム等の他の製品の増量材として
しか使用されていないの゛か現状である。
しかして、本発明者らは、自動車車体のトラフコート用
塗装工程より同数される粉体塗料粕か、グリシジル基を
有するアクリル樹脂を多価カルボン酸で硬化させる開環
反応を利用して熱硬化させ6タイプのものであることお
よび元来粉体塗料の価格が高価であることに着目して、
f→加価値の高い塗料に再生利用することを試みカルボ
キシル基含有の水溶性樹脂を前記粉体塗料粕100東量
部に対して1〜1000重量部の範囲で配合し、さらに
中和剤でpHを7〜9に調整して水分散型の塗料を&I
造し、その浸漬塗装方法について検討を行なってみた。
しかしながら、このような浸漬法による塗装方法では、
所定の焼付硬化後における被塗物の外観において[タレ
」および該[タレ部」から生じる多量の「ワキ」が非常
に目立ち、塗膜の美感か損われるという欠点がある。特
に、小型トラックのシャシ−フレームに塗装した場合等
では、最近の底床化構造への設計移行のために外部より
目視されるようになったので、美感上好ましいものでは
なく、シたかつて、外観1優れた塗膜を与え得る塗装法
の開発か望まれてきた。
そこで、本発明者らは、さきに帯電バインダーとして前
記熱硬化性アクリル粉体塗料粕と、該粉体塗料粕と相溶
性がよくかつ分散安定性も比較的良好な水溶性ポリブタ
ジェン樹脂および水溶性アクリル樹脂よりなる群から選
ばれた少なくとも1種のものを用い、また膜厚が15μ
m゛以上でかつ塗膜抵抗が100にΩcJ未満にならな
いような電着塗料とするために、水性塗料中の粉体塗料
/帯電バインダーの重量比が3 / 1〜4/1の範囲
内にあるアニオン型粉体電着塗料を使用する塗装法を提
案した(特願昭55−100.520号)。
しかしながら、このようなアニオン型粉体電着塗装方法
にあっては、電着塗料として第1に斐求されるべき特性
であるつき廻り性が充分でなく、またクーロン効率も未
だ満足すべきものではないため、この方法を比較的形状
の複雑な被塗物、例エバ小型トラックのシャシ−フレー
ム、/クンジョー等に塗装した場合、部分的に膜厚か設
定値より薄くなってしまい、特にシャシ−フレームや/
くンジョーの内面、電着塗装時に対極から離れてい乙部
分および対極に対して水平となる部分では著しくなると
いう問題点かあった。
本発明は、叙上の点に鑑みてなされたものであり、その
目的とするところは前記欠点を解消するにあり、イの特
徴とするところは、熱硬化性アクリル粉体塗料に水溶性
ポリブタジェンおよび水溶性アクリル樹脂よりなる群か
ら選ばれた少なくとも1&の帯電バインダーを配合し、
かつ水性塗料中の前記粉体塗料の粒径を粒度分布におい
て30μm以下かつ50体積%平均粒径を15μm以1
に微粉砕調整し3得られる水性塗料中に、被塗物を陽極
として浸漬し、対極との間に通電して塗装を行うアニオ
ン型粉体電看塗装方法である。
本発明において水性塗料の調製に使用される熱硬化性ア
クリル粉体塗料とは、耐候性、保色性、耐汚染性、密着
性等の塗膜性能か優れていることから外部美装用の分野
、例えば自転車車体のトップコート、家庭用電気製品、
カラートタン等の用途に広く使用されているものであり
、熱硬化性アクリル樹脂は非官能性単量体と1能性単量
体との共重合体に架橋剤を配合してなるもので、これら
の単量体の組合わせおよび架橋剤の柾類により長細多様
のものが得られ乙。
非官能性軟質単量体としては、エチルアクリレート、イ
ソプロピルアクリレート、ローブチルアクリレート、2
−エチルへキシルアクリレート、ラウリルアクリレート
、2−エチルへキシルメタクリレート、ビニルグロピオ
ネート等があり、非官能性硬質単量体としては、メチル
メタクリレート、エチルメタクリレート、イソブチルメ
タクリレート、n−ブチルメタクリレート、イソブチル
メタクリレート、スチレン、アクリロニトリル・等があ
る。また、官能性単り体としては、アクリル#、メタク
リル酸、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒド
ロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシプロピル
メタクリレート、グリシジルメタクリレート等がある。
このような単一体の組合わせにより合成さオ]る共重合
体の架橋形式については、数多くの提案がなされている
が、基本的には共重合体のイj′する1イ能基の種類に
より架橋形式および架橋剤が決まる。
共重合体官能基がヒドロキシル基の場合の架橋剤として
は、メラミン樹脂(特公昭48−38618号)、酸給
水物(特開昭48−29842号)、ブロックイソシア
ネート(特開昭47−4086号)、アルコキシメチル
イソシアネート(特FI48f’(46−1036号)
、カルボキシル基含有アクリル樹脂(特公昭47−10
220 号) ’Iかあり、カルボキシル基の場合の架
橋剤としては、ジェポキシ化合物(特公昭48−377
48号)、多価オキサゾリン(特開昭48−34239
号)、多価オキサゾン(特開昭48−55232号)5
等があり、またグリシジル基の場合の架橋剤としては、
多価カルホ゛ン酸(特公昭48−38617号)、酸無
水物(特公昭48−38617鳩)、多価フェノール(
特開昭47−399号)、多価アミン(・特開昭47−
399号)等がある。
一トタン、電気冷蔵庫、亀気洗陥機等の魚種工業製品な
らひに家肛電気製品に粉体松科を塗装する際に発生する
未塗本塗料で水により捕集されたものであって、熱硬化
性アクリル樹脂、顔料、水等・を主成分とするものであ
る。例えば、自動車重体を例として説肋すると、被塗物
である車体は電着塗装により下塗り塗装され、さらにス
プレー堅装により中塗り塗装され、耐チツピング性塗装
や各種シーリングを施したのち、トップコート用の静電
塗装法により粉体塗料が塗装され60この結末・通常、
仕様色が数多いため、−例−え−ば自・赤、黄・青等の
混色状態で回収され乙。また、この自動車車体トップコ
ート用に供給され6熱硬化性アクリル粉体塗料は、グリ
シジル基を有するアクリ/し樹脂を多価カルボン酸で硬
化させる開環反応方式により架橋される。
帯電バインダーとして使用される水溶性ポリブタジェン
は、ポリブタジェン中の二重結合にエン付加反応を利用
して無水マレイン酸を付加して変性し、このようにして
変性された樹脂をアルコ−h、水等で開環し、ついでア
ンモニア、アミン等の塩基性物質で中和することにより
水浴性にしたものである。また、変性前のポリブタジェ
ンは、つぎの一般式を有するものか市販されていて利用
司能である。
R+  CH2+CH2CH= CH−CH2量CH2
−CHすR2CH 1 また、水溶化に使用されるアミンとして、例えばメチル
アミン、ジメチルアミン、トリメチルアミン、エチルア
ミン、シュチルアミン、トリエチルアミン、インプロピ
ルアミン、ジイソプロヒルアミン、ブチルアミン、ジメ
チルアミン、エタ/−ルアミン、ジェタノールアミン、
トリエタノールアミン、イソプロパツールアミン、ジイ
ソンロパノールアミン、エチレンジアミン、ジエチレン
トリアミン、トリメチレンジアミン、ビリジシ等がある
帯電バインダーとして使用される水溶性アクリル樹脂と
はζアクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、無水マレ
イン酸等の不飽和際と、アクリル醗エステル、メタクリ
ル酸エステル、スザレン等のごとき他の共重合性単量体
、必要により使用され62−ヒドロキシエチルメタクリ
レート、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒド
ロキシプロピルメタクリレート等のヒドロキシル基含有
不飽和単量体とを共重合して得られるアクリル樹脂を、
アンモニア、アミン等の塩基性物質で中和することによ
り水溶性にしたものである。不飽和酌の量としては、得
られる共重合樹脂を水溶化するのに充分な量が必要であ
り、一般には樹脂酸価が約40〜100になる量が使用
され乙。ヒドロキシル基含有単量体は樹脂の水溶化を助
ける効果があるので、通常約5〜25本量−%使用され
る。
なお、水溶化に使用されるアミンは、マレイン化ポリ−
ブタジェンの水溶化に使用されるアミンと同様である。
また、この他にアークリルアミドを共重合させてメチロ
ール化するが、メナロールアクリルアミドを共重合させ
乙が、あるいは低級アルコールでエーテル化して水溶化
する方法等がある。
これらの帯電バインダーは、粉体塗料/帯電バインダー
の重量比3/1〜4/1の範囲で使用することが好まし
い。すなわち、…I記重に比が3/ ゛1未満では塗膜
抵抗は大きいかんい塗膜厚しが得られず、一方、前記車
鼠比が4/1を越え乙と厚い塗Fa厚は得られるが塗膜
抵抗が低くなるからである。
本発明方法において使用される水性塗料は、通常、マレ
イン化ポリブタジェンまたはアクリル樹脂、地基性物質
および水を混合して指押することにより水溶性アニオン
樹脂水浴液とし、この水溶液に粉体塗料(例えば含水率
約30%)および顔料を加え、ボールミル、サンドグラ
ンドミル、ディシルバー付混合侑等に供給して光分混合
撹拌することにより粉体塗料粒子の表面に前記アニオン
性@電バインダーを被糠するとともに水浴液中に該粒子
、顔料等を均一に分散させる。ついで、必要により涙過
し、ざらに所定の固形分細度になるまで希釈ず乙ことに
より水性塗料か得られ乙。そしてこの場合、前記粉体は
、その粒径の粒度分布か30μm以下でかつ50体〜%
平均粒径を15μm以下に微粉砕調整することが所定の
性能を?1乙ために重要となる。
このようにして得られる水性塗料は、つぎのように常法
によりアニオン粉体電着塗装に供される。
すなわち、この水性塗料中に、リン醸亜鉛、リン酸鉄、
リン酸カルシウム等の化成処理液中で化成処理シ、つい
で水洗、乾燥等を行なった設塗物を陽極として浸漬し、
一方、ステンレス板等を陰沖として浸漬し、両t!iL
間に山流電流を通電すbことにより電着塗装が行なわれ
る。ついで被塗物を電着槽から取出し、水洗後エアブロ
ー乾燥し、100〜180C,好ましくは120〜17
0Cの温度で20〜50分間、好ましくは30〜40分
間焼付硬化を行なうことにより膜厚15μm以上の塗膜
か得られる。
以上述べたように、本発明によるアニオン型粉体亀看塗
装方法は、熱硬化性アクリル粉体塗料に水溶性ポリブタ
ジェンおよび水溶性アクリル樹脂よりなる群から遠ばれ
た少なくともl釉の帯電バ1ンダーを配合し、かつ水性
塗料中の前記粉体塗料の粒径を粒度分布において30μ
m以下に、かつ50体積%平均粒径を15μm以F I
fC倣粉砕調整して得られる水性塗料中に、被塗物を賜
拮(として浸漬し、対極との間に通電することにより行
なわれるものであるから、従来、アニオン型粉体電尾塗
装法によっては充分な効果が?4zられていなかったつ
き廻り性およびクーロン効率を上昇させることができ乙
ので、比較的按雑な形状の物品、例えば/J41ラック
のシャシ−フレーム、バシジョー等の内面、封栓から離
れた部分、対極に水平な部分等に設定膜厚にほぼ近い値
に塗装することかできるという効果が得られる。また、
本発明で使用される水性塗料は、該塗料中の粉体塗料の
y、度分布を30μm以下に、かつ50体払%平均粒径
を15μm以1’に微粉砕調整しているため、水性塗料
洛中に分散している粉体塗料の安定性が著しく改善され
るという効果も得られ乙。
さらに、粉体塗料として2色以上の熱硯化性アクリル粉
体塗料粕を使用すれは、従来廃棄物としてしか処理され
ていなかった粉体塗料粕の有効利用となる。
つぎに、実施例および比較例を挙げて本発明をさらに詳
細に説明する。
実施例 1 マレイン化ポリブタジェン樹脂(平均分子h2000 
%酸価80■KOH/ r 、商品名LPB −M2O
0O−80、日本石油化学株式会社1lI) 30 m
mThに、トリエチルアミン6*量部および水135重
量部からなる混合液を混入したのち、攪拌機で約20分
間攪拌して均一・な水溶性アニJン樹脂液とし、この水
溶液に、平均粒径50μmの熱硬化性白色粉体緒料(商
品名パウダックス、日本ペイント株式会社製)100に
縦部および消泡剤(商品名AddHoIXW393、ヘ
キスト・ジャパン社製)1重量部を加え、さらに攪拌機
で10分間攪拌し、粉体塗料/帯電バインダー重量比1
00/ 30 = 3.3 / 1のアニオン型粉体電
看塗料の予備混合品を得た。
ついで、この予備混合品をボールミルにて30時間混合
分赦させ、その後完成塗料の固形分が15重に%になる
まで純水にて希釈し、アニオン型白色粉体電着塗料とし
た(pH7〜9)。
このとき、粒度分布測定器(商品名コールタ−・カウン
ターTAIII、米国コールタ−エレクトロニクス社製
)にて前記塗料中の粉体塗料の粒径を測定したところ、
粒度分布において0〜30であり、また50体積弊平均
粒径は11〜13μmであった。
つぎに、この塗料について、2011mのM厚を得るだ
めの電着条件である150V、30秒にて塗料温度25
Cでフォード・パイプ法によるつき廻り性試験を行なっ
たところ、つき耐り値にして20α、つき廻り比にして
20/25 =o、goのつき姑り性を得た。また、ク
ーロン効率は2368〜/Cであった。
なお、フォード・バイア法によるつき劃り性試験とは、
塗料中に所定の大きさを持つKk片を25m埋没させ、
その周りに所定の大きさを持つ導電性の円筒形の管で遮
蔽させて電電塗装を行なうものであり、25crnのつ
き廻り値を得るときか、つき廻り比にして25/25 
= 1.0となり、彪高のつき廻りを有する塗料という
ことになる。
実施例 2 実施例1と同様の方法において、ボールミルにて36時
間混合分散させたところ、粉体の粒度分布において0〜
25μmであり、また50体積%平均粒径は9〜11μ
mであった。一方、つき鯉り性試験については、つき廻
り値にして22m1つき廻り比にして22/25=0.
88であった。また、クーロン効率は24.9■/Cで
あった。
比較例 1 実施例1と同様の方法にわいて、ボールミルにて12時
間混合分散させたところ、粉体の粒度分布において0〜
50μmであり、また50体bI%乎均粒径は24〜3
0μmであった。一方、つき廼り性試験については、つ
き廻り値にして10Crn1つき廻り比にして10/2
5、、−0.40であった。また、クーロン効率は12
.0〜/Cであった。
比較例 2 実施例1と同様の方法において、ボールミルにて18時
間混合分赦させたところ、粉体の粒度分布において0〜
50μmであり、また50体tjllI%平均粒径は1
6〜20μmであった。一方、つき廻り性試験について
は、つき廼り値にして12Crn1つき廻り比にして1
2/25 = 0.48であった。また、クーロン効率
は14.3■/Cであった。
比較例 3 実施例1と同様の方法において、ボールミルにて24時
間混合分散させたところ、粉体の粒度分布において0〜
42μmであり、また50体檜%平均粒径は14〜16
μmであった。一方、っき鋺り性試験については、つき
廻り値にして14cm、つき廻り比にして14/25 
= 0.56であった。また、クーロン効率は17.5
■/Cであった。
実施例 3 水溶性アクリル樹脂(三井東圧化学株式会社製、K 品
名アルマテックスXV−IA’X−13) 30重社部
に、トリエチルアミン6重に部および水135重餘部か
らなる混合液を混入したのち、攪拌機で約20分間攪拌
して均一な水溶性アニオン樹脂液とし、この水溶液に平
均粒径50μmのlP1硬化性アクリル系赤色粉体塗料
(商品名パウダックス、日本ペイント株式会社製)10
0重量部および消泡剤(商品名Add i 1 o、l
 XW 393、ヘキスト・ジャパン社製)1本量部を
加え、さらに攪拌機でlO分曲混合し、粉体塗料/帯電
バインダー重量比100/30=3.3/1のアニオン
性粉体電看塗料の予備混合品を得た。つぎに、この予備
混合品をペイントシェーカーにて4時間混合分散させ、
その後完成塗料の固形分が15重量%にな乙まで純水に
て希釈してアニオン型赤色粉体電着塗料とした。このと
き、実施例1と同様の方法で試験して、つぎの各値を得
た。すなわち、粉体の粒度分布において0〜30μmで
あり、また50体積%平均粒径は1;3〜15μmであ
った。一方、つき廼り性試験については、つき廻り値に
して20cm1つき廻り比にし−て20/25 = o
、goであった。また、クーロン効率は24.1〜/C
であった。
実施例 4 実施例3と同様の方法において、ペイントシェーカーに
て8時間混合分散させたところ、粉体の粒度分布におい
て0〜268mであり、50体積%平均粒径は′11〜
13μmであった。一方、つき廻り性試験については、
つき廻り値にし石21crn、つき廻り比にして21 
/ 25 = 0.84であった。また、クーロン効率
は24.9〜/Cであった。
比較例 4 実施例3と同様な方法において、ペイントシェーカーに
て1重時間混合分散ぎせたところ、粉体の粒度分布町お
いて0〜45μmであり、また50体積%平均粒径は1
8〜22μmであった。一方、つき廼りに、1!7Aに
ついては、つき廻り値にして12m1つき触り比にして
12/25 = 0.48であった0また、クーロン効
率は15.1 my/ Cてあった。
比較例 5 実施例3と同様な方法において、ぺ・fントシエーカー
にて2時間混合分散Aセたところ、粉体の粒度分布にお
いて0〜36μmであり、また50体橡%平均粒径は1
6〜20μmであった。一方、つき廻り試験については
、つき廻り値にして15重wr、つき廻り比にして12
/ 25 =’ 0.60であった。また1、−クーロ
ン効率は18.0#v/Cであった。
実施例 5 マレイン化ポリブタジェン樹脂30重量部に、トリーチ
ルアニン6重旭部および水135重量部からなる混合液
を攪拌機で約20分間攪拌して均一な水浴性アニオン樹
脂液とし、この水溶液に、小型トラックの車体トップコ
ート用粉体塗装ブースから湿式回収された平均粒径50
μmの白、赤、。
黄色で混色状の熱硬化性アクリル樹脂を主成分とする粉
体塗料粕100重社部(固型分換算)を加えて粉体塗料
/帯電バインダー重量比100/30= 3.3 / 
1とし、サンドグライドミルへ入れて6同循環させた。
このとき、粒径測定およびつき廻り性試験用のサンプル
として、・上記塗料を抜き採り、純水にて希釈し、固形
分15重量%の水性塗料を調製した。その結果、粉体の
粒径は粒度分布において0〜30μm150体私%平均
粒径13〜15μmであった。一方、つき廻り性試験は
、実施例1と同じ電着塗装条件で試験し、た結果、っき
廼り値にして20cm、つき廻り比にしてl 9/25
 = 0.76であった。また、クーロン効率は19.
8〜/Cであった。
さらに、2回循環後の上記塗料にカーボンブラック(商
品名MA−100、三憂化成工業株式会社製)10重量
部を加えて1同循環させ、塗料槽へ出し、上水にて希釈
し、固形分15重N%のアニオン型黒色粉体電着、塗料
rした。
実施例 6 実施例5と同様な方法において、サンドグライントミル
で8回循環させたのちにサンプルを抜き採った以外は同
様にして、塗料の調整を行なった〇このときのサンプル
中の粉体の粒径は、粒度分布においては0〜26μm1
50体私%平均粒径は11〜13μmであった。一方、
つき廻り性試験は、つき廼り値にして21cTn、つき
馴り比にして21/25 = 0.84であった。また
、クーロン効率は21.3my/Cであった。
比較例 6 実施例5と同様な方法において、サンドグラインドミル
で2回循環させたのちにサンフルを抜き採った以外は同
様にして、塗料の調整を行なった。
このときのサンプル中の粉体の粒径は、粒度分布におい
てはθ〜50μm150体相%平均粒径は26〜32μ
mであった。一方、つき錘り性試飄は、つき廻り値にし
て9crr1、つき廻り比にして9/25= 0.36
であった。また、クーロン効率は9.8■/Cであった
比較例 7 実施例5と同様な方法において、サンドグラ、インドミ
ルで4回循環させたのちにサンフルを抜き採った以外は
同様にして塗料の調整を行なった。
このときのサンフール中の粉体の粒径(,6、粒度分布
においてはθ〜50μm150体柘%平均粒径は16〜
20μmであった。一方、つき廻り性試験は、つき廼り
値にして]6crn1つき廼り比にして16/25 =
 0.64であった。また、クーロン効率は16.9y
tv/Cであった。
実施例 7 実施例5の方法において、マレイン化ポリブタジェン樹
脂の代りに水溶性アクリル樹脂を用い、かつサンドグラ
インドミルで8 ml循環させたのちにサンプルを扱き
採った以外は同様にして、塗料の調整を行なった。この
ときのサンプル中の粉体の粒径は、粒度分布においては
0〜30μm150体指%平均粒径は12〜14μmで
あった。一方、つき触り性試験は、つき廻り値にして2
0crn、つき廻り比にして20/25 = 0.80
であった。また、クーロン効率は19.3〜/Cであっ
た。
比較例 8 実施例7の方法において、サンドグラインドミルで2粒
径は、粒度分布においてはθ〜50μm150体槓%平
均粒径は積弊〜28μmであった。一方、つき廼り性試
駅については、つき勉り値にして8crn1つき廼り比
にして8/ 25 = 0.32であつfoまた、クー
ロン効率は8,9〜/Cであった。
比較例 9 実施例7の方法において、サンドグラインドミルで4回
循環させたのちにサンプルを抜き採った以外は同様にし
て、塗料の調整を行なった。このときのサンプル中の粉
体の粒径は、粒度分布においてはO〜50μm150体
1+*%平均粒径は18〜20μmであった。一方、つ
き廼り性試験につI/ζては、つき廻り蝕にして14c
rn、つき廻り比にして14/25 = 0.56であ
った。また、クーロン効率は13.0■/Cであった。
比較例 lO 実施例7の方法において、サンドグラインドミルで6回
循環させたのちに勺ンプルを抜き採った以外は同様にし
て、塗料の調整を行なった。このときのサンフル中の粉
体の粒径は、粒度分布においては0〜35μm150体
釉%平均粒径は13〜15μmであった。一方、つき廼
り性試験については、つき廼り値にしてIgcrn、つ
き廻り比にして18/25 = 0.72であった。ま
た、クーロン効率。
は17.2■/Cであった。
なお、実施例1〜7お”よひ比較例1〜10の試験結果
を、第1表に示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、熱硬化性アクリル粉体塗料に水溶性ポリブタジンお
    よび水溶性アクリル樹脂よりなる群から選ばれた少なく
    とも1釉の帯電バインダーを配合し、かつ水性塗料中の
    前記粉体塗料の粒径を粒度分布において30μm以下に
    、かつ50体積%平均粒径を15μm以下に微粉砕調整
    して得られる水性塗料中に、被塗物を陽極として浸漬し
    、対極との間に通電して塗装を行なうことを特徴とする
    アニオン型粉体電着塗装方法。 2、水性塗料中の粉体塗料/帯電バインターの重量比が
    3/1〜4/1の範囲内である特許請求の範囲第1項に
    記載のアニオン型粉体電着塗装方法。 3、水性塗料中の粉体塗料が2色以上の熱硬化性アクリ
    ル粉体塗料軸である特許請求の範囲第1項または第2項
    に記載のアニオン型粉体電着塗装方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0259181A2 (en) * 1986-09-04 1988-03-09 Nippon Paint Co., Ltd. Electrodeposition coating composition
CN102604462A (zh) * 2012-01-11 2012-07-25 张黎明 一种竹炭、托玛琳腻子膏及其制备方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0259181A2 (en) * 1986-09-04 1988-03-09 Nippon Paint Co., Ltd. Electrodeposition coating composition
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