JPS5846846B2 - ハンドウタイソウチノセイゾウホウホウ - Google Patents

ハンドウタイソウチノセイゾウホウホウ

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JPS5846846B2
JPS5846846B2 JP8333175A JP8333175A JPS5846846B2 JP S5846846 B2 JPS5846846 B2 JP S5846846B2 JP 8333175 A JP8333175 A JP 8333175A JP 8333175 A JP8333175 A JP 8333175A JP S5846846 B2 JPS5846846 B2 JP S5846846B2
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JP
Japan
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film
polycrystalline silicon
silicon film
electrode
wiring
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JP8333175A
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JPS526467A (en
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正 池田
真 中瀬
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は半導体装置の製造方法に係り、特にリフトオ
フ法による金属膜電極および配線の微細パターニングの
方法に関する。
高周波トランジスタや集積回路等において、A7膜を微
細にパターニングして電極、配線を形成する方法として
、いわゆるリフトオフ法と呼ばれるものが知られている
これは、Al 蒸着前に基板表面の電極部、配線部以外
の個所にレジスト膜を厚くつげ、A7蒸着膜をつげたと
き、それがレジスト膜周辺の段差で断切れをおこすよう
にして、レジスト膜を除去することでA7膜を所望の電
極、配線にパターニングするものである。
この場合、At膜のパターニングを確実にするためには
、レジスト膜にオーババングを形成し、確実にAt膜に
断切れをおこさせることが必要である。
そのため、従来はレジスト膜の下地に化学蒸着法による
CVD酸化膜や多結晶シリコン膜をスペーサとして介在
させる方法が行われている。
第1図a −fはCVD酸化膜をスペーサとした場合の
リフトオフ法によるAA膜パターニングの一例の工程を
示したものである。
aはp型Si基板1上のフィールド酸化膜2を選択エツ
チングして例えば熱拡散によりn層3を形成した状態を
示している。
この後、bに示すように全面にCVD酸化膜4をデポジ
ットし、次いでこのCVD酸化膜40表面に、Cに示す
ように電極形成部以外の個所にレジスト膜5を形成する
そして、レジスト膜5をマスクとして、dに示すように
CVD酸化膜4をエツチングしてn層3表面を露出させ
ると同時にレジスト膜5にオーババングを形成する。
その後、eに示すようにAt膜6を蒸着すると、レジス
ト膜5のオーババング部でAt膜6は不連続となり、こ
れをレジスト除去液に浸すことにより、fに示すように
レジスト膜5と同時に不要なAt膜が除かれ、n層3と
コンタクトする所望の電極パターンが得られることにな
る。
ところが、この方法ではdから明らかなようにCVD酸
化膜4のエツチング時にフィールド酸化膜2もエツチン
グされ易く、n層3に対するコンタクトホールがaの状
態より大きくなり易い。
このことは特に、高周波トランジスタの工□ツタのよう
に拡散層が薄く、従って横方向拡散が小さく、かつ拡散
窓をそのままコンタクトホールとする場合等には、dに
示したようにp型Si基板1まで露出してしまい、これ
にAt蒸着を行うと完全にpn接合が短絡するという不
都合が生じることを意味する。
pn接合が上述し、かつ図に示したように完全に短絡し
ないとしても、耐圧不良が生じて歩留りは低いものとな
る。
CVD酸化膜の代りに多結晶シリコン膜をスペーサとし
て用いれば、酸化膜とシリコン膜のエツチングに対する
特性の違いから、フィールド酸化膜をエツチングするこ
となく、多結晶シリコン膜を除去してコンタクトホール
を形成することができる。
しかし、この場合には第1図dに示すようにn層30表
面を、エツチングすることなく確実に露出させることが
困難で、多結晶シリコン膜を完全にエツチング除去しよ
うとするとn層30表面もわずかにエツチングしなげれ
ばならない。
このため、特にn層3が高周波トランジスタにおけるエ
ミツタ層のように薄い拡散層である場合には、その表面
部の抵抗が高くなって高周波特性に悪影響を与える結果
になる。
この発明は上記した点に鑑みてなされたもので、多結晶
シリコン膜をスペーサとしてレジスト膜にオーババング
を形成し、いわゆるリフトオフ法により電極、配線パタ
ーンを得る方法であって、かつ前述したような素子特性
の劣化をもたらさないようにした半導体装置の製造方法
を提供するものである。
以下実施例を用いてこの発明の詳細な説明する。
第2図a −gはその一実施例の工程図である。
aはp型Si基板11上のフィールド酸化膜12を選択
エツチングして、例えば熱拡散によりn層13を形成し
た状態を示している。
この後、bに示すように、全面に不純物として例えばリ
ンをドープした多結晶シリコン膜14をデポジットする
この時、熱処理を行って多結晶シリコン膜14からリン
を拡散させればn層130周辺にn層13′が形成され
る。
その後、多結晶シリコン膜140表面の電極および配線
形成部以外の個所に、Cに示すようにホトレジスト膜1
5を形成し、このホトレジスト膜15をマスクとしてフ
レオンガス・プラズマにより、dに示すように多結晶シ
リコン膜14をエツチングする。
この場合、図から明らかなように、多結晶シリコン膜1
4は電極および配線の一部として使うため全部エツチン
グせず、最低1000Aは残しておく。
例えば2μ、厚さ1μのAt膜をパターニングするには
、多結晶シリコン膜14のエツチング厚さを最低0.3
〜0.5μ必要とするので、100OA残すためには初
めにデポジットする多結晶シリコン膜14の厚さとして
0.4〜0.6μ必要とすることになる。
このようにして、ホトレジスト膜15にオーババングを
形成した後、eに示すようにAt膜16を全面に蒸着す
ると、図のようにホトレジスト膜15のオーババング部
でAt膜16は不連続になる。
そこで、レジスト除去液に浸してホトレジスト膜15を
溶解すると同時にミ例えば超音波振動を与えると、不要
な部分のA7膜16はリフトオフされ、fに示すように
n層13の取出し電極その他必要な配線となるAt膜パ
ターンが得られる。
最後に、残されたAt膜16をマスクとして、フレオン
ガス・プラズマにより多結晶シリコン膜14をエツチン
グすれば、gに示すようにセルファラインによってAA
At6に下地として多結晶シリコン膜14が設けられた
電極および配線パターンが完成する。
以上のように、この発明においてはレジスト膜にオーバ
バングを形成するためのスペーサとして多結晶シリコン
膜を用いること、そしてその多結晶シリコン膜には不純
物をドープしておき、オーババング形成時にその多結晶
シリコン膜を全部除去せずに残し、電極および配線の一
部として使用するようにしたことが特徴である。
従って、第1図a −fで説明した、CVD酸化膜をス
ペーサとした場合のようにコンタクトホールの広がりお
よびそれに伴5pn接合の短絡事故等が防止される。
例えば、第2図aの段階で、フィールド酸化膜12にあ
げた窓にp型Si基板110表面が露出する状態、即ち
第1図dのような状態にあったとしても、その部分は多
結晶シリコン膜14からのリン拡散によりn型に反転さ
れ、その多結晶シリコン膜をそのままn層13のコンタ
クト電極として用いるので、pn接合の短絡という事態
は確実に防止される。
なお、第2図aではn層13を熱拡散により形成したが
、この熱拡散の工程を省略し、第2図すの状態での多結
晶シリコン膜14がらの不純物拡散だけを利用しても勿
論よい。
また、従来の不純物を含まない多結晶シリコン膜をスペ
ーサとして用いる方法でも、CVD酸化膜の場合と同様
、その多結晶シリコン膜を全部除去しなげればならない
ため、コンタクト部の露出部までエツチングが進行し、
抵抗値が増大するという問題があったが、この発明では
この問題も解決される。
そして、不純物をドープした多結晶シリコン膜を電極の
一部あるいは拡散源として用いる従来技術のメリットは
そのまま生かされ、工程的にも従来のリフトオフ法に比
べて何ら複雑になることなく、高周波トランジスタや集
積回路等の微細な電極および配線パターンを信頼性よく
作ることができる。
なお、不純物をドープした多結晶シリコン膜とCVD酸
化膜の2層構造を利用し、上部のCVD酸化膜上のレジ
スト膜にCVD酸化膜のみをエツチングすることでオー
バハングを形成し、多結晶シリコン膜を残すようにして
もよい。
これは例工ばバイポーラトランジスタのエミッタ、ベー
スのように互いに逆導電型の層が表面に共存し、それぞ
れコンタクト電極取出しをしなげればならない場合等に
有効である。
即ち、フィールド酸化膜におけるコンタクトホールの広
がりが問題となるエミッタ部については、上記2層構造
によるリフトオフを行い、ベース部はCVD酸化膜のみ
の従来の構造でリフトオフを行うようにする。
その一例の工程を第3図a −gを用いて説明する。
aはコレクタ領域となるn型Si基板21にp型のベー
ス領域22、n型のエミッタ領域23を設け、表面のフ
ィールド酸化膜24にエミッタ電極部のコンタクトホー
ルをあげた後、全面に例えばリンをドープした多結晶シ
リコン膜25をデポジットした状態である。
26はコレクタ電極取出しのためのn十型層である。
この状態で必要ならば熱処理を行い、多結晶シリコン膜
25のリンを拡散した後、bに示すように多結晶シリコ
ン膜25を工□ツタ電極部を残してエツチング除去する
そして、Cに示すようにフィールド酸化膜24に、ベー
スおよびコレクタ電極取出し用のコンタクトホールを設
げた後、dに示すように全面にCVD酸化膜27を被覆
する。
その後、eに示すように、電極形成部以外の個所にホト
レジスト膜28をつげ、これをマスクとしてCVD酸化
膜27をエツチングして、ホトレジスト膜28にオーバ
ハングを形成する。
この時、ベース、コレクタのコンタクトホールがCの状
態より若干広がっても、エミッタの場合に比べてフィー
ルド酸化膜の重なりを大きくしておくことができるため
問題ない。
また、エミッタ部は電極の下地となる多結晶シリコン膜
25が残されており、先の実施例と同様、エミッタ接合
の短絡事故をおこすおそれはない。
そして、この後、fに示すように全面にAt膜29を蒸
着すると、ホトレジスト膜28のオーバハング部で不連
続となり、これをレジスト除去液に浸すことになり、不
要なA7膜を除去して、gに示すようなAl膜電極パタ
ーンが形成されることになる。
この発明は上記実施例に限られるものではなく、その趣
旨を逸脱しない範囲で種々変形実施し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図a −fは従来のリフトオフ法によるAl膜、
oターニングの一例の工程を説明するための図、第2図
a −gはこの発明の一実施例のAt膜パターニングの
工程を説明するための図、第3図a〜gはこの発明の変
形例のA7膜パターニングの工程を説明するための図で
ある。 11・・・p型Si基板、12・・・フィールド酸化膜
、13.13’・・・n層、14・・・リンドープ多結
晶シリコン膜、15・・・ホトレジスト膜、16・・・
Al膜。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 半導体基板上のフィールド酸化膜を選択エツチング
    して所定領域の半導体表面を露出させる工程と、この工
    程後金面に不純物をドープした多結晶シリコン膜を形成
    する工程と、前記多結晶シリコン膜の電極および配線と
    なる部分以外の表面にレジスト膜を被覆し、このレジス
    ト膜をマスクとしてプラズマにより前記多結晶シリコン
    膜を所定厚残してエツチングする工程と、この工程後金
    面に金属膜を被着形成し、前記レジスト膜を除去するこ
    とにより金属膜の電極および配線を形成する工程と、前
    記電極および配線をマスクとして前記多結晶シリコン膜
    をエツチング除去する工程とを備えたことを特徴とする
    半導体装置の製造方法。
JP8333175A 1975-07-07 1975-07-07 ハンドウタイソウチノセイゾウホウホウ Expired JPS5846846B2 (ja)

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JPS526467A JPS526467A (en) 1977-01-18
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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