JPS5846760B2 - 歩行者用信号音発生装置 - Google Patents

歩行者用信号音発生装置

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Publication number
JPS5846760B2
JPS5846760B2 JP2655776A JP2655776A JPS5846760B2 JP S5846760 B2 JPS5846760 B2 JP S5846760B2 JP 2655776 A JP2655776 A JP 2655776A JP 2655776 A JP2655776 A JP 2655776A JP S5846760 B2 JPS5846760 B2 JP S5846760B2
Authority
JP
Japan
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noise
signal
signal sound
level
output
Prior art date
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Expired
Application number
JP2655776A
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English (en)
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JPS52109900A (en
Inventor
清章 稲葉
弘一 蓬原
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Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、例えば交通信号における盲人用歩行者信号
音を周囲の騒音に順応して変化させるようにした信号音
発生装置に関するもので、騒音環境に適合したこの種装
置の提供を目的とするものである。
交通信号には歩行者の道路横断信号として歩行者用信号
灯がある。
近時盲人用として歩行者用信号灯の青信号点灯時に交通
信号音を発生し、盲人に信号を知らせる装置が使用され
るようになった。
この信号音は周囲の騒音レベルによってその音量が変る
ようになっているのが通例である。
ところで騒音は瞬時的には極めて大きなレベル変動を起
すことがあり、この瞬時的レベル変化のパターンは多様
であるから騒音に対する一律的なレベル追従の信号音発
生ではその動作遅れのため一時的に大きな騒音の時に最
小騒音レベルに追従した信号音を発生しかねないので、
騒音のために信号音が聴き取れない事態を生じる。
そうかといって、いたずらに信号音のレベルを上げると
信号音自体が騒音化してしまう。
ことに夜間に余り太ぎな音を発生するようでは公害とす
らなる。
従って信号音レベルはその周囲の騒音レベルに追従して
変化させるのは当然でこの場合信号音の音圧レベルは騒
音の音圧レベルに対し聴地点5〜10dB高ければよい
ところで、騒音はレベル変動の激しいものである。
例えば、踏切の鳴動音は極めて高いレベルの音と低いレ
ベルの音が断続する。
また、この鳴動音に周囲の騒音例えばサイレン音等が加
われば更に高い騒音レベルとなる。
こうしたランダムに入ってくる騒音は互いに重畳し合っ
て高いレベルと低いレベルの状態が混在することになる
騒音が高い場合、信号音はそれに見合って高い出力レベ
ルでなければならない。
しかし、自動車の単発的なりラックジョン程度で信号音
が急激に高い出力レベルになったのでは困る。
従って、騒音レベルは一度適当な時定数をもつ積分器で
時間的に平均化する方が適当である。
ここにおいて、積分器の時定数(出力遅れ)があまり太
きいと、騒音が発生し終った頃に信号音の出力レベルが
高くなる恐れがある。
一方、積分器の時定数が小さいと、少しの騒音レベルの
変化で始終信号音の出力レベルが変化して具合が悪いと
いう問題を有する。
上記目的に使用される積分器としては、古くから演算増
幅器とコンデンサを組み合わせたアナログ演算器がある
が、最も簡単な方法としては第3図に例示するように、
抵抗とコンデンサを用いた周知の積分器がある。
この積分器は図示の如く充電抵抗R1とコンデンサCを
直列に接続すると共σξコンデンサCに放電抵抗R2を
並列に接続することOこよって実現される。
しかし、これらいずれの方法による積分器であっても、
コンデンサの静電容量を大きくして時定数を大きくする
(入出力間の遅れを犬)と、コンデンサの内部直列抵抗
や積分器の駆動源抵抗を小さくできないために、充電時
定数をそれ程小さくできない。
即ち、比較的急激な騒音の立上りに追従し、かつ、長時
間の応答遅れをもった積分器はその実現が極めて困難で
ある。
本発明は騒音レベルの長時間に及ぶ変動の平均値を積算
する大きな時定数を有する積分器と短い時間の変動の平
均値を積算する小さな時定数を有する積算器とを用いそ
の何れか出力レベルの大きい方に信号音発生レベルが追
従するようにし、信号音対騒音比(S/N)を極端に大
きくしないことによってさきに述べた騒音のために信号
音が聴き取れぬとか、または逆に信号音が騒音化するよ
うな不都合をなくしたところにその特色を有するもので
ある。
以下本発明の実施例を図1面と共に説明すると、第1図
は本信号音発生装置の構成を示すブロック図で1は歩行
者用青信号灯、2は信号音発生器、3はスピーカ、4は
騒音増巾器、5は信号音発生器2からの信号Sにより騒
音増巾器4の出力の通過を制御するケート、6は数分に
及ぶ長い時定数を有しゲート5の出力の平均値を積算す
る積分器、7は数秒台の短い時定数を有しゲート5の出
力の短時間の平均値を積算する積分器、8はダイオード
DI、D2よりなるオア回路である。
第2図は第1図の各ブロックの動作状態を説明するため
のチャートである。
第2図のチャートによって本装置の動作を説明すると、
チャートaは歩行者用青信号灯1の点灯時間を示すチャ
ートで、信号音発生器2は青信号灯点灯電源により電圧
の供給を受けて青信号点灯暗中チャートbに示す如き信
号音発生の断続電流を発生しスピーカ3を励振して空間
に信号音を送出する。
このチャートbに示す断続信号波は、連続発振波をチャ
ー1−dに示す信号音断続用パルスで変調することによ
り得られる。
スピーカ3は一般に電気振動を音響に変換すると共に音
響を電気振動(こ変換する機能をも有するから受波した
周囲の騒音を電気変換し、スピーカ3から騒音増巾器4
に入力して増巾される電流はチャートcに示すように信
号音発生器2の発生信号に騒音電流が重畳されたものと
なる。
そこでチャートdに示す信号音断続用パルスをゲート信
号Sとして信号発生器2からゲート5?こ加え、ケー1
5を開閉制御してゲート5を通過する騒音増巾器の出力
からチャートbの信号分を除去すると、ゲート5の出力
はチャートeに示す騒音電流のみとなる。
このゲート5の出力を、例えば第3図に例示した回路構
成になる積分器6および7で積算すると、時定数の大き
な積分器6の出力はチャートeで示す騒音波の瞬時的レ
ベル変動にはそれ程追従することがなく、全体としてチ
ャートfに示すように騒音波の平均値的なレベルとなり
、他方、時定数の小さい積分器7の出力はチャートeに
示す騒音波の短時間のレベル変動に追従し、チャートg
に示すように瞬時的なレベルとして取出される。
よって両種分器6,7の出力をオア回路8を介して信号
音発生器2に印1加すれば、両出力の倒れかレベルの大
きい方に信号音発生器2の発生する信号レベルを追従さ
せることができる。
而して信号レベルの大きさは積分器出力レベルから5〜
]OdB高いレベルで信号音を発生させるのである。
なお信号レベルの追従方法は例えば信号音発生器2に所
要の段数のレベル検知器を設け、オア回路8からの入力
レベルを検知して、検知レベルに応じて信号音レベルを
増巾すればよい。
また、上述説明は歩行者青信号点灯時に信号音を発生す
る場合について述べたが、本発明はこれのみに限定され
るものではなく、例えば他に踏切警報器等にも同様に適
用できる。
本発明は以上説明した如き構成、作用になるものである
から、信号音レベルをその周囲の騒音レベルに追従して
最適に調節することができ、信号対騒音上Iil′S/
N)が極端に犬きくなることがなくなり、騒音のために
信号音が聴き取れぬとか、或は逆に信号音が大きくなり
すぎて騒音化するというような不都合をなくし得るとい
う著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明歩行者用信号音発生装置の実施例に関する
もので、第1図は装置の構成を示すブロック図、第2図
は動作説明のチャート、第3図は従来周知の積分器の1
例を示す回路図である。 1:歩行者用青信号灯、2:信号音発生器、3:スピー
カ、4:騒音増巾器、5:ゲート、6,7:積分器、8
:オア回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 歩行者用信号音発生装置において、信号音発生用の
    スピーカを騒音受信用のマイクとして兼用し、該スピー
    カから送られてくる信号音と騒音との混合信号を増幅す
    る騒音増幅器と、該騒音増幅器の出力の中から信号音を
    除去して騒音のみを抽出するゲートと、該ゲートから出
    力される騒音の短時間のレベル変動に対して追従しつる
    時定数の小さな第1の積分器と、前記ゲートから出力さ
    れる騒音の長時間のレベル変動に対して追従する時定数
    の大きな第2の積分器と、該第1及び第2の積分器の出
    力を入力とするOR回路と、該OR回路のOR出力の大
    きさに比例して前記スピーカに送信する信号音のレベル
    を調節する信号音発生器とを備えたことを特徴とする歩
    行者用信号音発生装置。
JP2655776A 1976-03-11 1976-03-11 歩行者用信号音発生装置 Expired JPS5846760B2 (ja)

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JP2655776A JPS5846760B2 (ja) 1976-03-11 1976-03-11 歩行者用信号音発生装置

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JPS52109900A JPS52109900A (en) 1977-09-14
JPS5846760B2 true JPS5846760B2 (ja) 1983-10-18

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0365800A (ja) * 1989-08-02 1991-03-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 歩行者音声サービス装置

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59183750A (ja) * 1983-04-01 1984-10-18 日本電気株式会社 盲人音声案内装置
JP4872099B2 (ja) * 2006-06-02 2012-02-08 国立大学法人徳島大学 音声案内装置と交通信号機及び音量調節方法

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JPS52109900A (en) 1977-09-14

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