JPS5846412Y2 - 原稿圧着装置 - Google Patents

原稿圧着装置

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JPS5846412Y2
JPS5846412Y2 JP5574979U JP5574979U JPS5846412Y2 JP S5846412 Y2 JPS5846412 Y2 JP S5846412Y2 JP 5574979 U JP5574979 U JP 5574979U JP 5574979 U JP5574979 U JP 5574979U JP S5846412 Y2 JPS5846412 Y2 JP S5846412Y2
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JP
Japan
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pressure bonding
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plate
friction
bonding plate
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Application number
JP5574979U
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JPS55155251U (ja
Inventor
可弘 花田
Original Assignee
ミノルタ株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、複写機等における原稿圧着装置に関する。
一般に、非可撓性部材からなる原稿圧着装置においては
、その操作性向上のため開放状態で保持可能なものが多
数提案されている。
しかし、開角が90度を越えて自立させるものにおいて
は、原稿圧着板0操作性が悪り、筐た、スプリングの力
等をf1用して、90度より小さい開角でもって原稿圧
着板を静止することが可能な原稿圧着装置は、静止可能
な開角の範囲が狭かった。
上記問題を解決するため、特開昭52−89929号公
報では、固定のヒンジ軸と、これに嵌合する原稿圧着板
のヒンジとの間に摩擦抵抗を与えて、原稿圧着板を任意
の開角でもって静止可能な原稿圧着装置が提案されてい
る。
しかし、この装置においては原稿圧着板の開閉がヒンジ
とヒンジ軸の摩擦摺動であったため、その操作、特に開
放操作には非常に大きな力を必要とするものであった。
本考案は、上記欠点に鑑みてなされたもので、原稿圧着
板は極めて小さな力でもって開放され。
しかも任意の位置で静止可能である操作性の優れた原稿
圧着装置を提供することを目的とする。
以下、図面を用いて本考案実施例を説明する。
第1図は、本考案を適用した複写機の斜視図で、複写機
本体1の原稿載置面である上面2には、本考案の原稿圧
着装置3が設けられ九この原稿圧着装置3は原稿圧着板
4.相手5及び圧着板4を本体1の上面2に回動可能に
支持するため0一対の回動支持部6とから構成される。
この回動支持部6は左右対称の形状であるから以下、一
方(ハ)みについて説明する。
第2図及び第3図は、回転支持部6の分解組立図及び断
面図であり、原稿圧着板4の一側部には、軸7を貫通さ
せる軸穴8を有する円筒状の支持部材9が一体的に設け
られる。
この軸7は一対の回動支持部6を貫通する長さを有し、
ネジ9aにより支持部材9と一体的に結合される。
一方、本体1力上面2には、円筒状の取付部材10がそ
の脚部11により固設され、円筒内部の両端部に固定ブ
ロック12.13が夫々ネジ14゜15で取付部材10
に止着される。
このブロック12.13間には、ブロック12側から順
に圧縮ブロック16、摩擦板17、一方向回転クラッチ
18、ブレーキ板19、摩擦板20が設けられ。
ブロック12.13と共に軸70貫通用の軸穴が夫々設
けられる。
圧縮ブロック16は、ネジ21゜22により固定ブロッ
ク12と一体的に結合されるとともに固定ブロック12
と反対側の端面23を摩擦の大きな面即ち摩擦面に形成
し、更にこの端面23に、ブレーキ板19の小径部24
(ハ)外径より大きい内径の軸穴25が設けられる。
この軸穴25には一方向回転クラッチ18とこのクラッ
チ18の外周部に嵌着されたブレーキ板19の小径部2
4とがクラリーノ(商標)等のA工皮革などからなる摩
擦板1γを介して挿入される。
この摩擦板1Tはその両端面が摩擦面に形成されるとと
もに、この摩擦板1γと接するブレーキ板19の両端面
も摩擦面に形成される。
摩擦板20は摩擦板1Tと同様の材料からなりその両端
面力律擦面に形成されるとともに、摩擦面26を有する
固定ブロック13とブレーキ板19との間に設けられる
また軸7ば、取付部材10を貫通するとき、方向回転ク
ラッチ18の内周部と嵌着され、第2図にかいて時計方
向即ち原稿圧着板4の開く方向にはスムーズに回転し、
同図反時計方向即ち原稿圧着板4の閉じる方向には、一
方向回転クラッチ18の作用によりブレーキ板19と一
体的に回転するように設けられる。
更に、固定ブロック12.13は、圧縮ブロック16と
摩擦板17、摩擦板17とブレーキ板19、ブレーキ板
19と摩擦板20、摩擦板20と固定ブロック13との
夫々において、適度の摩擦力を有するように取付部材1
0に固設される。
次に上記構成の原稿圧着装置3の作動を説明する。
原稿圧着板4が第1図の如く、上面2にある位置から原
稿を挿入するために開く場合、取手5をつかみ上方に引
き上げると支持部材9と軸T及び一方向回転クラッチ1
8の内周部が軸Tを中心に一体的に回動する。
このとき一方向回転クラッチ18が軸7の回動の支障と
ならないので、軸7は摩擦板等の影響を受けることなく
、従って原稿圧着板4は極めて小さな力でもって開かれ
る。
この原稿圧着板4を所望の角度まで開いたときに取手5
をはなすと、原稿圧着板4はその自重により閉じる方向
に移動しようとする。
このとき一方向回転クラッチ18は軸Tの回転方向に対
し、クラッチ外周部及びブレーキ板19を追従回転させ
るように作用する。
しかしブレーキ板19は傘擦板17,20を介し、取付
部材10に固着された圧縮ブロック16及び固定ブロッ
ク13に摩擦係合しているので、軸1及び原稿圧着板4
の閉じようとする回動を阻止する。
これにより原稿圧着板4は所望の角度で静止する。
原稿圧着板4を静止させる所望の角度は、第4図に示す
如く、原稿圧着板4の開く角度θのコサインにより減少
する原稿圧着板4の閉じようとする力F工が摩擦板等に
よる最大摩擦力F2より小さくなった範囲、例えば25
度以上において自由に設定できる。
この静止状態の原稿圧着板4を閉じる場合、最大摩擦力
F2 と力F□との差より大きい力で取手5を手により
上から押すと、原稿圧着板4は上面2方向に回動して閉
じられる。
このとき最大摩擦力F2より力F1 が大きくなった範
囲で原稿圧着板4ばその自重により閉じられる。
次に、本考案の他の実施例を説明する。
第5図は、分解組立図で、第2図の実施例と同様の構成
で、原稿圧着板104、軸107.増付部材110、脚
部111、固定ブロック112、ネジ114.115、
圧縮ブロック116、摩擦板117、一方向回転クラッ
チ118、ブレーキ板119、摩擦板120などが設け
られる。
第2図の実施例と異なる点は、固定ブロック113が支
持部材109端部に固定されるブロック134に対して
バネ136を介して接続される点にあ為詳しくは、固定
ブロック113の端面130には第6図に示す如く前記
バネ136の一端を係止するためのミゾ132及び後述
するピン135が嵌入される同心円状の溝133が形成
される一方、ブロック134には、バネ136の他端を
係止するため0係止部131及び前述した同心円状の溝
133に嵌合されるピン135が形成され、上記固定ブ
ロック113及びブロック134は、バネ136をそれ
ぞれ溝132及び係止部137に係止すると共に同心円
状の溝133にピン135を嵌合して接続される。
このバネ136は第7図のF3で示す如く原稿圧着板1
04な開く方向に付勢力を作用し、原稿圧着板104が
垂直になったとき付勢力がゼロになるように設けられて
いる。
普た、溝133は、ピン135が形成されたブロック1
34の回動範囲を規制するもので、0〜90度と設定す
ることができる。
次に、この原稿圧着板104を開く場合について説明す
るに、前述の実施例と同様に取手を持ち上げると、一方
向クラッチ118が軸107の回転を防げないので、原
稿圧着板104は軸107を中心に回動する。
このときバネ136は原稿圧着板104を開く方向に作
用するので、原稿圧着板104を開くための力は、原稿
圧着板104を閉じようとする力F1からバネ136に
より原稿圧着板104を開こうとする力F3を引いた値
(第7図の破線)になる。
したがって原稿圧着板104は小さい力で開くことがで
きる。
この原稿圧着板104を所望の開角で止め、手を離すと
、原稿圧着板104は前述の実施例と同様にブレーキ板
119や摩擦板117,120等の摩擦によりその開角
で静止される。
なお、上記摩擦により原稿圧着板104が閉じようとす
るのを阻止する最大摩擦力F2は、Fl−F3より犬き
くされることにより、開角にかかわりなく原稿圧着板1
04を静止できる。
この原稿圧着板104を閉じる場合、原稿圧着板114
にF2−F3の力を加えることにより原稿圧着板104
は閉じられる。
なおバネ136の力F3、摩擦による力F2を変えるこ
とにより、原稿圧着板104を静止するための開角や原
稿圧着板104の開閉するための力を自由に変えること
ができる。
筐た、バネ136を用いる場合は、バネ136を用いな
い場合に比べ摩擦による力F2を小さくできるので、圧
縮ブロック、摩擦板、ブレーキ板等の摩擦力を小さくで
き、耐久性を向上でき九上述の如く本考案は、原稿載置
面上の原稿をその上から圧着するための原稿圧着装置に
おいて、支点軸を有する原稿圧着板と、該支点軸を回動
可能に支持する耶付部材と、該支点軸に設けられ原稿圧
着板の開放方向に回動可能な一方向回転クラッチと、該
一方向回転クラッチと前記取付部材とを摩擦結合する摩
擦部材とから構成さへ前記原稿圧着板は、その開放操作
にpいて前記一方向回転クラッチにより回動規制を受け
ることなく回動されると共に任意の回動位置で静止可能
であり、オた圧着動作時においては前記摩擦部材の摩擦
力に抗して回動されることを特徴とするものであるから
、原稿圧着板は極めて小さな力でもって開放され、しか
も任意の位置で静止されるものであるから、原和裁置時
にかける原稿圧着板開閉の操作性が著しく向上する効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案を適用した複写機の斜視図、第2図及
び第3図は本考案実施例の分解組立図及び断面図、第4
図は第2図の実施例(ハ)開角と力の大きさを示す図、
第5図及び第6図は本考案の他の実施例斜視図、第7図
は第5図の実施例の開角と力の大きさを示す図である。 2・・・・・・上面、3・・・・・・原稿圧着装置、4
,104・・・・・・原稿圧着板、6・・・・・・回転
支持部、7.107・・・・・・軸、9,109・・・
・・・支持部材、10,110・・・・・・取付部材、
11,111・・−・・脚部、17,20゜117.1
20・・・・・・摩擦板、18,118・・・・・・一
方向回転クラッチ、19,119・・・・・・ブレーキ
板、136・・・・・・バネ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 原稿載置面上の原稿を圧着するための原稿圧着装置にお
    いて、支点軸を有する原稿圧着板と、該支点軸を回転可
    能に支持する取付部材と、該支点軸に設けられ原稿圧着
    板の開放方向に回動可能な一方向回転クラッチと、該一
    方向回転クラッチと前記取付部材とを摩擦結合する摩擦
    部材とから構成され、前記原稿圧着板は、その開放動作
    において前記一方向回転クラッチにより回動規制を受け
    ることなく回動されると共に任意の回動位置で静止可能
    であり、また圧着動作時においては前記摩擦部材の摩擦
    力に抗して回動されることを特徴とする原稿圧着装置。
JP5574979U 1979-04-24 1979-04-24 原稿圧着装置 Expired JPS5846412Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5574979U JPS5846412Y2 (ja) 1979-04-24 1979-04-24 原稿圧着装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP5574979U JPS5846412Y2 (ja) 1979-04-24 1979-04-24 原稿圧着装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55155251U JPS55155251U (ja) 1980-11-08
JPS5846412Y2 true JPS5846412Y2 (ja) 1983-10-22

Family

ID=29289924

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JP5574979U Expired JPS5846412Y2 (ja) 1979-04-24 1979-04-24 原稿圧着装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6599094B2 (ja) * 2014-11-13 2019-10-30 株式会社ミツトヨ 光学装置

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JPS55155251U (ja) 1980-11-08

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