JPS5846342A - 凸版印刷用版体の製造に適する多層単位板体の製造方法 - Google Patents

凸版印刷用版体の製造に適する多層単位板体の製造方法

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JPS5846342A
JPS5846342A JP57117048A JP11704882A JPS5846342A JP S5846342 A JPS5846342 A JP S5846342A JP 57117048 A JP57117048 A JP 57117048A JP 11704882 A JP11704882 A JP 11704882A JP S5846342 A JPS5846342 A JP S5846342A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、低分子激高鹸化度のポリビニルアルコール薄
層を凸版印刷版体を形成するべきポリビニルアルコール
単量体層上に施こす方式の凸版印刷、殊に高圧印刷用版
体製造のための、水性現像可能の感光性ポリビニルアル
コール単量体層を有する感光性樹脂多層単位板体の貯蔵
性、殊に製造及び乾燥の改良方法に係る。
凸版印刷用版体の製造に適する多層単位板体であって、
感光性層Rが単量体としてアクリル酸或はメタクリル酸
の2−ヒドロキシアルキルエステルを含有するポリビニ
ルアルコール及び単量体の混合物を含有するものはそれ
自体公知である(例えば西独特願公開1902639号
公報、同1917917号公報、同2114767号公
報、同2402808号公報、同2846647号公報
、英国特許1416440号明細書、米国特許3801
328号明細書参照)。しかしながら、これ等公知技術
の印刷版体は、その貯蔵及び製造に関し未だに多くの不
満足な点が残゛されている。
水性現像可能の多層版体、殊に感光性層にポリビニルア
ルコールと単量体の混合物を含有する印刷版体は、例え
ば公知の態様に於て層構成分の濃水溶液を寸法安定性担
体層T1例えば接着剤を施した金属板の上に施こし、こ
の層を乾燥することに依り製造されろ。その1例は西独
公開2402808( 号公報に記載されている。感光性層Rを先ず合成樹脂の
板或は箔の如き暫定担体上に施こし、この層を例えば乾
燥室中で予備乾燥し、第2段階に於て暫定担体面上の層
Rを最終的担体層T1例えば金属薄板上に重ね合せ、暫
定担体を剥離し、次いで好ましい残余水分となるまで乾
燥することが多くの場合に於て有利である。
しかしながらこの簡単な製造方法にはなお若干の問題点
がある。即ち、暫定的な担体上における半乾燥層Rにつ
き形成された層只が剥離しないように保証し、許容し難
い厚さの変動を生じないように保証するにつき屡々問題
があった。又、水分及び単量体を含有する層の蒸発乾燥
に際し、単量体、殊にヒドロキシアルキルアクリラート
乃至ヒドロキシアルキルメタクリラートの量が多い場合
に、臭気、層Rの厚さの著しい収縮、層組成の変化につ
きどのように対処するかが屡々問題となった。厚さ約5
00μmの層Rを有する印刷版体は辛うじて製造し得る
にしても、それ以上の厚さを有゛する場合には再現可能
の良好な特性をもって製造することは不可能である。公
知の水性現像可能のポリビニルアルコール印刷版体の欠
点は、印刷工場における開放貯蔵の際単量体損耗により
印刷版体の特性が劣化する所にも存する。
本発明は、水性現像可能の凸版印刷用版体を製造するに
適する多層単位板体の製造、乾燥及び貯蔵に際しての上
述の諸欠点を軽減し或は除去することを目的とする。
驚くべきことには、(a)寸法安定性のある担体層Tト
、(bl)アルキル残基に2或は3個の炭素原子を有す
るアクリル酸及び(或は)メタクリル酸の2−ヒドロキ
シアルキルエステル及び場合により更に少くとも1種類
の光重合可能のエチレン系不飽和単量体、(b2)鹸化
度74乃至88モル%、平均重合度(D、P、ン200
乃至2000の少くとも1種類の水溶性或は水分散性ポ
リビニルアルコール、及び(b3)少くとも1種類の光
重合開始剤を含有する(b)水性媒体に可溶性或は分散
可能の混合物から成り、見掛比重100乃至70000
■/−を有する感光性層とを有し、被覆層りを上記層R
上に施して成る凸版用版体の製造に適する多層単位板体
が、被覆層りとして少くとも95モル%の鹸化度、2乃
至8 mPa、s (20℃におけろ4重量%水溶液ト
して)の粘度を有するポリビニルアルコールを約0.1
乃至10μm厚さの層として未乾燥の、半乾燥の或は更
に乾燥した層R上に施すとき、再現可能の良好な特性を
もって製造され、乾燥ぎれ且貯蔵され得ることが見出さ
れた。
ポリビニルアルコール被覆層は、例えば湿潤状態の凸版
層即ち感光性層R(恒久的担体T上の)に公知の方法で
施こ−すことができるが、又予備乾燥した凸版層R上に
施こすこともできる。この被覆処理は、例えばキスコー
ティング、噴霧塗布、沈漬、或はカーテンキャスターに
よる注湯で行うことができる。或は又、ポリビニルアル
コール被覆フィルムを合成樹脂箔乃至帯片の如き暫定担
体上に注湯、キスコーティング、噴射、ロールコーティ
ング、スクリーンロール塗布等で形成し、得られた被覆
フィルムを接触転写式に凸版層R上に施こすことも可能
であり、しかもこれは屡々有利な方法である。又、ポリ
エステル箔のような箔(暫定担体]上に薄いポリビニル
アルコール被覆層を施こし、暫定担体基礎(篭側の面)
上に層R構成分の濃厚溶液を注湯して層Rを形成させる
のが有利であることは既に実証されている。この場合、
箔上に施されたポリビニルアルコール層ヲ、ソノ後の処
理を行う前に、80°C以上の温度において数分間乾燥
することが特に好ましい。ポリビニルアルコール被覆層
と層Rとを施こしたこの箔の層R側の面を場合により前
処理した担体層T(恒久担体としての]上に重ね合せ、
箔を剥離するときは、感光層R上にポリビニルアルコー
ル被覆層が残る。これに続く乾燥処理に際し、ポリビニ
ルアルコール被覆フ♂ルムからの水分の蒸散がもたらさ
れるが、同時に水と共に易揮発性のヒドロキシアルキル
(メタ)アクリラート単量体が層Rから逸出することが
阻止される。このようにして始めて500μmをこえる
層Rの強固な印刷版体が再現可能の良好な特性を保持し
て製造され得ることとなる。薄いポリビニルアルコール
被覆層は、又後になって貯蔵される際に単量体の転移を
阻止し、品質劣化をもたらすことなく版体の開放貯蔵を
可能とする。更に、被覆層は層Rの粘着性を軽減し、層
Rの場合により毒性の、或は皮膚刺戟を誘起する単量体
との好ましからざる皮膚接触を阻止する。
薄いポリビニルアルコール被覆層は、更に凸版用版体の
露光乃至現像前に機械的に剥離せねばならない保護箔の
使用を不必要にする。
本発明によるポリビニルアルコール被覆層は、0.1乃
至10μm1殊に0.5乃至5μmの厚ぎを有する。見
掛は比重は1.0乃至100 q/ ar/?、殊に5
乃至501Ni/dyr?の場合に好ましい結果をもた
らした。ポリビニルアルコールとしては、特に鹸化ポリ
ビニルアセタートのように、比較的狭い分子量分布を有
するもの、即ち高分子部分を持たない鹸化ポリビニルエ
ステルが好ましく、然らざる場合版体の洗除可能性に否
定的影響を及ぼす。鹸化度は少くとも95モル%、好ま
しくは98モル%以上がよい。粘度は2乃至8 mPa
、s (20℃における4重量%水溶液につきンである
。本発明により被覆層りとして使用されるポリビニルア
ルコールは、層Rの単量体に対しブロック効果を示すが
、この単量体は層Rに使用されるポリビニルアルコール
に対して親和性を持つ。高鹸化度、低分子量のポリビニ
ルアルコールは、たとえ高い結晶傾向を示しても本発明
の目的に適合する。ポリビニルアルコール被覆層は、そ
れ自体ガラスのように光線及−び紫外線に対し良好な透
過性及び屈折率を示すが・その光学的及び機械的特性、
例えば対擦傷性乃至粗面性を改変するため、他の物質、
例えば染料乃至顔料、殊に顔料微粉をその製造の際に添
加することが好ましい場合がある。平均粒径1μm以下
の黄色顔料2重量%を添加してその好適性が実証された
。粗面(頂部−谷部深ぎ約1乃至5μm)のポリビニル
アルコール被覆層を形成することにより、ネガタイプ乃
至ポジタイプの画像の転写が改善された。
感光層R1即ち後に凸版を形成するべき層は、一般に1
00乃至70000 mf / tfbr?、殊に50
0乃至50000岬/−(乾燥状態p見掛は比重を有す
る。層の厚さは、一般に10μm乃至7闘、殊に400
μm乃至1闘である。本質的組成分として、この層は当
該技術分野においてそれ自体周知のように、光重合開始
剤を含有する水性溶媒に可溶性の或は分散可能のポリビ
ニルアルコールと単量体との親和性混合物を含有する。
この水に可溶性の或は分散可能のポリビニルアルコール
は74乃至88モル%、殊に80乃至82モル%の鹸化
度、平均200乃至2000、殊に250乃至700、
更に好ましくは300乃至500の平均重合度(D、P
、 )を有す、る。
単量体としては、2−ヒドロキシエチルアクリラート、
2−ヒドロキシプロピルメタクリラート、殊に2−ヒド
ロキシエチルメタクリラートの如き2乃至3個の炭素原
子をアルキル残基中に有するアクリル酸及び(或は)メ
タクリル酸の2−ヒドロキシアルキルエステルの混合物
が挙げられる。
当然のことながら更に他の混合物を使用することも可能
であって、上記のほか更に光重合可能のエチレン系不飽
和化合物単量体を含有して、親和性の乃至は均斉な層R
を形成するが、被覆層りのポリビニルアルコールとは共
存し得ない。単量体のエチレン系不飽和化合物と共用の
場合において、2個以上の二重結合のものが特に好まし
い。例えばエチレングリコールージ(メタノアクリラー
ト、ポリエチレングリコールージ(メタノアクリラート
、ブタンジオール−1,4−ジ(メタ)アクリラー)、
1,1.1− )リメチロールプロパントリ(メタノア
クリラートが挙げられる。一般に単量体(bl)の総量
は、混合物(bl) 十(b2)の量の10乃至70重
量%、殊に25乃至50重量%である。
″光重合開始剤(b3)としては、親和性層Rを構成す
る光重合開始剤の量が混合物(bl) + (b2)の
量に対し0.001乃至10重量%であるのが適当であ
る。その例としては、ベンゾイン、例えばベンゾインメ
チルエーテル、α−メチルベンゾインエチルエーテル、
α−メチロールベンゾインメチルエーテル、ベンゾイン
イソプロピルエーテルの如きベンゾイン化合物、ベンジ
ル、例えばベンジルメチルケタール、ペンシルエチレン
グリコールケクールの如きベンジルケタール、9.10
−アンスラキノンの如き多核キノン等を挙げることがで
きる。
特定の使用目的に応じて層を意図的に調整するために、
慣用の助剤及び添加剤、例えばヒドロキノン、ヒドロキ
ノン誘導体、ニトロフェノール、N−ニトロソシクロヘ
キシル1″ドロキシルアミンの塩、更には可塑剤、着色
剤を層に添加するのが屡々有利である。
゛感光層Rのための寸法安定性担体層T(恒久的担体]
としては、凸版印刷用版体製造のために公知のポリエス
テル箔の如き合成樹脂箔、殊に鉄乃至アルミニウムの如
き金属の箔を使用するのが好ましく、これは凸版を形成
するべき感光層Rとの接着を改善するために、それ自体
公知の方法で、例えば接着剤で処理することができ°る
本発明による多層単位板体の製造及び処理に関しては、
当業者に公知の諸技術、例えば本明細書の冒頭に引用し
た諸文献に記載の諸技術を利用すれば足りる。これは凸
版印刷用版体形成処理についても同様である。
本発明により製造された製品は、従来よりも厚い層Rを
均一な品質で簡単に製造し得る利点と、乾燥性、貯蔵性
及び加工処理性を改善する利点左を併せ有する。西独時
分1572153号公報により、光重合可能の記録層に
、酸基を有する有機重合体結合剤(メチルメタクリラー
トとメタクリル酸の共重合体或はスチロールとイタフン
酸の共重合体)で、ゼラチン、アラビアゴム、ポリビニ
ルピロリドン、エチレンオキシド重合体、メチルビニル
エーテルと毎レイン酸アンヒドリドの共重合体、ポリビ
ニルアルコールの如き親水性重合体から成る薄い保護層
を接着結合することは既に公知である。
コノ場合記録層は結合剤としてポリビニルアルコールを
全く含有せず、極めて薄い記録層は酸素の影響を受は易
いので、オフセット版に酸素阻止層を設けねばならない
点が問題であった。カナダ、特許1082026号明細
書第3頁及び実施例2によれば、ポリビニルアルコール
保護層を有するオフセット印刷用版体が貯蔵(50℃、
2日間4)により硬化し、劣化が軽減され得る旨記載さ
れてい不。2−ヒドロキシアルキル(メタ)アクリラー
トの蒸発を阻害することなくより厚い層の改良された製
造法を、又単量体の転移をもたらすことなく改良された
貯蔵性をもたらすために、ポリビニルアルコール及び単
量体の混合物の基板上に厚い感光性層を設けて成る印刷
版体において、敢て類似する化学構造のポリビニルアル
コール皮膜を用いるということは、種々相違する技術的
課題に鑑みて上記両公知文献技術とは全く相違する所の
ものである。
本発明を説明するための以下の実施例及び対比実験例に
おいて用いられる部及びパーセントは、特に注意書きの
ない限り、すべて重量に関するものである。ポリビニル
アルコールの粘度は20℃における4重量%水溶液につ
きヘラプラー(H6ppler )粘度計で測定された
ものである。
実施例1乃至3及び対比実験例Vl乃至■66部として
のポリエチレンテレフタラート箔に、以下の如きボリピ
′ニルアルコールを注湯乾燥して表1に示される厚さの
層を形成した。
PVA 1 =鹸化度98モル%、粘度4 mPa、s
のポリビニルアルコール PVA 2 =鹸化度98モル%、粘度10mPa、s
のポリビニルアルコール PVA 3−鹸化度99モル%、粘度28 mPa、s
のポリビニルアルフール 基体(後の被覆層D]を設けた箔を約83°Cで3乃至
7分間乾燥する。
幽化度83モル%、DP約450 (Pw )の水溶性
ポリビニルアルコール(鹸化ポリビニルアセター426
0部、2−ヒドロキシエチレンメタクリラ−)32部、
ブタンジオール−1,4Tジメタクリラ−)8部、ベン
ジルジメチルケタール3部、2.6−ジ−3級ブチル−
p−クレゾール0.4部、及びエオシン(]1cosi
n ) (商標) 0.01部をもって約70%の水溶
液を調製し、基体箔上に1.91111厚さに注湯して
成層(R)し乾燥炉中において70℃で乾燥する。乾燥
中、ポリエチレンテレフタラート箔の剥離は生じなかっ
た。厚さの公差は25μm以下である。このように予備
乾燥され、しかもなお僅かに湿潤状態の層Rを、ポリウ
レタン接着剤を塗布した鉄薄板上に重ね合せる。ポリエ
ステル箔(暫定担体)を剥離し、このようにして製造さ
れた印刷版体を室温で15時間乾燥する。この後乾燥及
び11日間の放置により生ずる収縮は、第1表に示され
る通り各実施例、各比較実験例毎に相違する。
調製された多層単位板体は、公知の方法で凸版印刷用版
体に加工される。溶媒としての水により現像を行ったが
、対比実験例v3、v5及びv6の露光版体は明白に洗
除不能であった。これ等版体はネガに粘着せず、現像前
において皮膚に接触しても皮膚刺戟をもたらざなかった
。事前露光した版体は10時間経過するまでは必要な露
光時間の増大を示さなかった。
第1表 上述したように、然しなからポリエステル箔にポリビニ
ルアルコール層をコーティングすることなく試料を調製
した。乾燥室における乾燥処理に際てて、層Rが部分的
にポリエステル箔から剥離し、このため100μm以上
の層厚ざ変化を生じた。
後乾燥処理に際し、印刷版体の厚さは150μmだけ収
縮し、このうち約70μmの収縮は単量体の損耗として
計算される。形成される印刷版体は単量体により強固と
なり、開放貯蔵の際明らかに薄くなる。
実施例4 接着剤を塗布した担体Tとしての鉄薄板上に、市販のポ
リビニルアルコール(鹸化度88モル%、D、P、(I
)W)約530 ) 180部、2−ヒドロキシエチル
メタクリラート110部、1,1..1− )リメチロ
ールプロパントリメタクリラート66部、α−メチロー
ルベンゾインメチルエーテル12.5部、N −二トロ
ッジクロヘキシル−ヒドロキシアミン0.25部、エオ
シン(]!1osin ) (商標) 0.025部及
び2゜6−ジ−3級ブチル−p−クレゾール1部の混合
物の約70%水溶液を注湯して厚さ約211111の層
Rを形成し、これを短時間予備乾燥してなお湿潤状態に
あるところへ、水溶性ポリビニルアルコール(鹸化度9
9モル%、粘度6 mPa、s )の被覆層を3μm厚
さに形成する。この多層単位板体を最終乾燥処理に附す
るときは、単量体の損耗をもたらすことなく良好な再現
可能特性をもつ凸版印刷版体の製造を可能とし、またこ
れは長期間に亘る開放貯蔵性を有する。
特許出願人   パスフ ァクチェンゲゼルシャフト代
理人弁理士   1)  代   盃   治25

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (la)寸法安定性のある担体層Tと、(bl)アルキ
    ル残基に2或は3個の炭素原子を有するアクIJ/l’
    il?及び(或は)メタクリル酸の2−ヒト四キシアル
    キルエステル及び場合に依り更に少くとも1種類の光重
    合可能のエチレン系不飽和単量体、(b2)鹸化度74
    乃至88モル%、平均重合度200乃至2000の少く
    とも1種類の水溶性或は水分散性ポリビニルアルコール
    、及び(b3)少なくとも1種類の光重合開始剤を含有
    する(b)水性媒体に可溶性或は分散可能の混合物から
    成り、見掛比重100乃至70000 !/−を有する
    感光性層Rとを有し、被覆層りを上記層R上に施して成
    る凸版印刷用版体の製造に適する多層単位板体の製造、
    乾燥及び貯蔵性の改良方法に於て、被覆層りとして少く
    とも95モル%の鹸化度、2乃至8 mPa、s (2
    0”Cにおける4重量%水溶液として〕の粘度を有する
    ポリビニルアルコールを約0.1乃至10μm厚ざ(乾
    燥時)の層として施こすことを特徴とする方法。 (2、特許請求の範囲(1)に記載された改良方法に於
    て、感光性層Rのポリビニルアセタールカ平均25゜乃
    至700の重合度(D、P、 )を示すことを特徴とす
    る方法。 (3)特許請求の範囲(1)に記載された改良方法に於
    て、感光性層Rのポリビニルアルコ−シカ80乃至82
    モル%の鹸化度を示すことを特徴とする方法。 (4)特許請求の範囲(1)乃至(3)の何れかに記載
    された改良方法に於て、被覆層りの厚さが0.5乃至5
    μmKなされることを特徴とする方法。 (5)特許請求の範囲(1)乃至(4)の何れかに記載
    された改良方法に於て、ポリビニルアセタールカ鹸化さ
    れたポリビニルアセタートであることを特徴とする方法
    。 (6)特許請求の範囲(1)乃至(5)の何れかに記載
    された改良方法に於て、被覆層りが顔料粉末を含有する
    ことを特徴とする方法。 (7)特許請求の範囲(1)乃至(6)の何れかに記載
    された改良方法に於て、被覆層りが着色顔料粉末を含有
    することを特徴とする方法。 (8)特許請求の範囲(6)或は(7)に記載された改
    良方法に於て、被覆層りが約1乃至5μmの凹凸度即ち
    粗さRTを示す粗面を有することを特徴とする方法。 (9)特許請求の範囲(1)乃至(8)の何れかに記載
    された改良方法に於て、被覆層りが層R上に施され、こ
    れに0.1乃至10μm厚さのポリビニルアルコール層
    から成る箔が設けられ、このポリビニルアルコール層上
    に層Rを形成し或は成層箔を層Rと接触せしめて、ポリ
    ビニルアルコール層を層R上に固着シ、箔がポリビニル
    アルコール層なしに剥離可能に72すれるこ尼を特徴と
    する方法。 (10)特許請求の範囲(1)乃至(9)の何れかに記
    載された改良方法に於て、多層単位板体の製造に際し未
    だ水分を含有している、或は湿潤状態の感光性層R上に
    被覆層りを施し、然る後感光性層Rの°水分を乾燥に依
    り低減ぎせることを特徴トする方法。
JP57117048A 1981-07-22 1982-07-07 凸版印刷用版体の製造に適する多層単位板体の製造方法 Granted JPS5846342A (ja)

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