JPS5846322A - 液晶表示素子の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、液晶表示素子の製造方法に関するもので、特
に、液晶注入工程における液晶注入作業を容易にし、生
産性の向上を計ると共に、液晶の無駄を無くさんとする
ものである。

一般に、液晶表示素子は、ある種の液晶に電圧を印加し
た場合、その部分の光学的透過率が変化する現象を利用
した表示素子であり、その一般的な構成は、第１図、第
２図に示１−ように、２枚のガラス基板（１）、（２）
がある種のスペーサを含んだ接着剤（３）によって、隙
間（４）（数μ〜数１０μ）を有して貼り合わされてい
る。

そして、ガラス基板ｔ１）、＋２＞間の周囲にある接着
剤（３）は、カラス基板（１１、（２）の一端面で開放
されており、隙間（４）に液晶を注入するための注入口
（５）を形成しである。

また、ガラス基板ｆｌｌ、（２１には、それぞれ表示パ
ターンに応じて電極膜（６）が形成されており、この電
極膜（６）に挾れた部分の液晶が電圧の印加によって、
光学的透過率が変化し、所望の表示パターンを表わすよ
うになり、このようにし【液晶表示素子（８）が構成さ
れ【いる。

そして、上述のような構成を有する液晶表示素子（８）
の液晶注入方法は、一般的には、液晶表示素子（８）内
部を真空状態にし、液晶を注入する方法が応用されてい
る。

第３図は、真空を利用した液晶注入装置の一例を示し、
液晶表示素子（８）が複数個収納することができる真空
槽（万円に、複数個の液晶表示素子（８）がある種の止
め具（９）によって、注入口（５）を下に向けて支柱（
１０１に吊されており、液晶表示素子（８）の下方には
、液晶が溜っている受皿αＤが置かれている。

真空槽（７）は、槽内を真空状態にするため、真空ポン
プ（図示せず）等に接続される真空口Ｃｌ２）および真
空状態にされた槽（７）内をタト気圧に戻丁ための吸気
口μ３を宿しており、間口は、それぞれ開閉を行なうこ
とができるように成っている。

まｊ：、液晶表示素子（８）が吊り下げられている支柱
（１１は、カム９１等を用いた方法により、槽（７）の
タト部からの操作でよ・下動させることができ、それに
伴って、吊り下げられた液晶表示素子（８）の注入口（
５）は、受皿負υ内の液晶と接する。

第４図は従来における液晶表示素子（８）と受皿αυの
拡大斜視図、＄５図はその要部断面図を示し、従来にお
いては、受ｊＩｎＱυは、アルミ等の金属からできてお
り、その上面には、複数の液晶表示素子（８）に対応し
た長溝０暖が切り込まれ、液晶側が受皿αυの上面まで
満され【いる。

そして、従来における液晶α６）の注入方法は、先づ、
ｗ、３図におい文、真空口（１２１より真空槽（万円を
真空状態にした後、液晶表示素子（８）を下降（第４図
矢印方向）させ、注入口（５）を受ｍ（ｌυの長溝０９
内の液晶叫に接する。次に、真空口（１２を閉じ、吸気
口ｔ１３）を開いて真空槽（万円を外気圧に戻丁。する
と、真空状態にある液晶表示素子（８）内部とタト気圧
との差圧により、液晶圓を液晶表示素子（８）内に注入
するように成っている。

また、液晶表示素子（８）内に液晶０ｅが注入されると
、受皿αＤの長溝ｕ９内の液晶（ＩＧ）が減少１−るの
で、次に、゛、７　六真空槽（７）のタトか ら液晶ａｅを受ｍｕｇ：補充する。

そして、上述の工程を繰返１−ことによって、液晶（１
６１を液晶表示素子（８）内に注入するものである。

しかしながら、上記従来の方法によれば、−回の注入工
程が終了するたびに、真空槽（７）外から液晶αｅを受
皿Ｑｌｌに補充せねばならず、その作業が面倒で、生産
性が悪く、また、その作業時、液晶ＱｆＥｌが受ｘＱυ
からこぼれ、液晶ａＱの無駄があり、更に、液晶Ｑｆ９
は受皿αυの上面まで満され、この状態で真空にされる
ため、液晶（１６）中に存在する空気が排出するが、こ
の排出に伴なって、液晶叫は長溝ａ９より流れ落ち、液
晶叫に無駄を星じて、経済性が悲いという欠点があった
、 本発明は上記従来の欠点を解消せんと１ろものであつ【
、以下、本発明を第６図、第７図におり）【説明する。

そして、本発明においては、液晶叫が十分な量、入れる
ことのできる液晶権復りを、真空槽（７）内に設置し、
この液晶槽Ｕηの中には、上部に細長の凹部鰻を備えｊ
；容器いがあり、容器Ｑ腸の両端には支え部四が設けら
れχいて、この支え部四は、カム等の機構（図示せず）
により上下動する構造と一７ケつ文いて、容器−を、液
晶槽（１７）内の液晶（１６）に浸したり、出したりす
る。

また、液晶槽Ｕ″０内の液晶（Ｌｅは、容器（ＩＩの凹
部賭が下降時において、常に液晶面下になるように満さ
れている・と共に、容器α９は液晶槽ａ力上において上
・下動し得、容器（１９が液面から出た際は、凹部（１
８１内に液晶（１６）を溜めた状態で、上方に位置した
液晶表示素子（８）の注入口（５）に対向するように成
って−ムる。

そして、本発明における液晶σｅの注入方法は、第３図
に示すような真空槽（７）を用−）て、液晶表示素子（
８）内部を真空状既にした後、液晶槽（Ｌ７）内の液晶
（１６）に浸しである凹部（Ｌ８１を令する容器（ＩＩ
を上ｐｒ＜第６図矢印方向）させ、凸部θ＆を注入口（
５）にあてる。凹部Ｑ８には、容器−の上昇によって、
液晶叫が一回の注入に必要な量、１゛（〜）上げられた
状態となっている。

次に、真空槽（万円を外気圧に戻丁と、液晶［３１がタ
ト気圧によって液晶表示素子（８）内部へ挿入される。

−回の注入が終了した後、再び、容器Ｈを下降し、２回
目以降も同様の工程で注入を行なうものである。

即ち、本発明によれば、上部に凹部Ｑ＆を有する容器ａ
！Ｊを、液晶槽Ｑ７）内の液晶１１６）中に浸したり、
出したりするものであるから、液晶（１６）が注入のた
びに丁くい上げられ、従って、従来のような、注入のｔ
：びに真空槽（７）タトがら受ｍ（ｌυに液晶ａＱを補
充するという作業がなくなり、生産性の向上が大きく計
れ、また、真空状態において、液晶ｕｅを容器Ｑうによ
って丁くい上げるものであるため、凹部賭内の液晶（Ｉ
Ｑは、既に液晶（ＩＱ中の空気が排出した状態となって
いて、凹部ａ＆がらの液晶Ｑｌ１９の流出による無駄も
解消でき、更に、容器α９は液晶槽Ｑη上において上・
下動し得るものであるため、容器（へ）を持ち上げる途
上において、振動等によって凹部Ｕ＆がら液晶９句がわ
ずかこぼれても、これを液晶槽αηで受けることができ
、一層、液晶Ｕ（へ）の無駄がなく、経済的にすること
ができるものである。

なお、第８図は本発明の容器Ｑｌの他の実施例を示し、
比較的薄い板状体に、プレス加工等によｈ細長の凹部α
ゆを形成して容器Ｑｌを構成したものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は液晶表示素子の正面図、第２図はその要部断面
図、第３図は真空を利用した注入装置の説明図、第４図
は従来における液晶表示素子と受皿の拡大斜視図、第５
図は第４１Ａの要部断面図、第６図は本発明における製
造方法を説明するだめの製造装置の要部斜視図、第７図
は第６図の要部断面図、第８図は容器の他の実施例を示
す斜視図である。 （８）液晶表示素子　　Ｑ（ｉ）　　液晶ση　液晶槽
　　　　　（１＆　　凹部α］　容器　　　　　　（至
）支え部 （７）　　真空槽 特許出願人　　アルプス電気株式会社 第１図 第３図 Ｏ ＩＩ　　　　　　　、） 第２図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）真空槽内に、液晶を収容した液晶槽を設置し、液
   晶槽上において上・下動し、且つ、液晶をすくい上げる
   ことができる凹部を有する容器を備え、真空状態におい
   て、容器を液晶槽内の液晶中がら山して、凹部内に丁く
   い上げられた液晶を液晶表示素子内部に注入することを
   特徴とする液晶表示素子の製造方法。
2. （２）比較的薄い板状体に、プレス加工等によって凹部
   を形成して容器を構成したことを特徴とする特許請求の
   範囲（１）記載の液晶表示素子の製造方法。