JPS5846086B2 - 電子回路 - Google Patents

電子回路

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JPS5846086B2
JPS5846086B2 JP53058512A JP5851278A JPS5846086B2 JP S5846086 B2 JPS5846086 B2 JP S5846086B2 JP 53058512 A JP53058512 A JP 53058512A JP 5851278 A JP5851278 A JP 5851278A JP S5846086 B2 JPS5846086 B2 JP S5846086B2
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JP
Japan
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node
resistor
terminal
level
signal
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JP53058512A
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JPS53144236A (en
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謙二郎 遠藤
英司 吉良
元一 大川
弘 渡辺
和雄 北川
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
  • Reduction Or Emphasis Of Bandwidth Of Signals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は録音時に信号ダイナミックレンジを圧縮し再生
時に前記圧縮分を伸張することにより信号伝送媒体にお
いて発生する雑音を低減するノイズリダクションシステ
ムに適用して効果を発揮する電子回路に関する。
高級音質を扱う信号伝送系(記録再生系を含む)に上記
のようなノイズリダクションシステムを適用する場合、
そのシステムのS/N改善度がさほど良くない状態では
雑音レベルの変調はほとんど問題にならない。
しかしS/N改善度が高度になされたノイズリダクショ
ンシステムにおいては雑音レベルの変調が大きく問題と
なり特にS/Hの悪い信号伝送系に適用した場合特に激
しく音源によっては実用上支障をきたす場合がある。
上記の現象について第1図及び第2図を参照して説明す
る。
第1図に示すシステムは、テープレコーダ等の録音媒体
または伝送媒体10入力側にアナログ情報信号のダイナ
ミックレンジを圧縮する手段として録音時に用いるエン
コーダ2を配置し、かつ出刃側に圧縮された信号を元の
ダイナミック・レンジに伸張する手段として再生時に用
いるデコーダ3を配置し、雑音を低減するシステムであ
る。
エンコーダ2の電圧制御増幅器(以下VCAという)2
1とデコーダ3のVCA31は一種の乗算器として機能
し、入力信号eiに対し直流レベルEを与えると出力信
号e。
はeo−E Xei ・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・ (1)となる。
ここでEの指数はエンコード時に負号となり、デコード
時に正号となる。
マタ、エンコーダ2のレベルセンサ22とデコーダ3の
レベルセンサ32は信号レベルを検出スるもので、入力
信号eのレベルに相当する直流レベルEを送出するもの
である。
従ってエンコーダ2に対し信号eiを与えると、その出
力信号(録音媒体1への入力信号) eolはeol
=Eo11×eil ・・・・・・・・・・・・・・
・・・・ (2)となる。
この(2)式で示される信号をレベルについてみると、 Eo1=Eo丁1x Ejl・・・・・・・・・・・・
・・・・・・ (3)となるので Eo1=Ei11′2・・・・・・・・・・・(4)と
なり、エンコード時には信号のレベル変化はログスケー
ルでし′2に圧縮される。
これに対し、録音媒体1の出力信号ei2をデコーダ3
に与えると、その出力信号e。
2はe(,2= Ei2 X ei2 ””””””
””” (5)となる。
この(5)式で示される信号をレベルについてみると、 Eo2−E12×Ei2・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・ (6)となるので Eo2−Ei22・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・ (7)となり、デコード時には
信号のレベル変化がログスケールで2倍に伸張される。
第2図は、上記ノイズ・リダクション・システムの動作
特性図である。
録音時に作動するエンコーダ2の圧縮動作は直線Aに従
う。
従って、例えば+20dBの入力信号は+10dBに押
えられて録音されるのでピークマージンが向上する。
また例えば−60dBの入力信号は一30dBとなるの
で、全体として入力信号のダイナミックレンジは半分に
圧縮されて録音される。
再生時に作動するデコーダ3の伸張動作は直線Bに従う
従って録音媒体1に+10 dBで記録されていた信号
は+20dBに復元される。
また30dBで記録されていた信号は再び一60dBに
下げられるが、同時に雑音も30dB低下することにな
るので、エンコーダ2へ入力した一60dBの信号に関
してはエンコーダの出力時にS/Nが30dB改善され
ていることになる。
従って、このノイズ・リダクション・システムのS/N
改善度は、一般に 1/2 x (入力信号レベル(dB))と表わすこと
ができる。
しかしながら、このシステムでは例えば−100dBの
入力信号の場合には50dBものS/N改善度が得られ
雑音が殆んど聞こえないのに対し、OdBの入力信号で
はS/N改善度がOdBであるという様に、音量の音量
レベルの変化に応じて雑音が変調されることになる。
多くの音源では大音量のとき雑音はマスキング効果で聞
こえなくなるので、上述した雑音の変調は実用上問題と
ならないが、ピアノソロなどの調波構造の比較的簡単な
音源の場合には雑音がマスクされずに聞こえてしまう。
しかも、この場合には音源のリズムに伴ない雑音のレベ
ルが変化して聞こえるので、その変化の度合が大きい場
合には、同程度のレベルの雑音が一定して常時聞こえて
いる場合より、聴覚の意識レベルを刺激する程度が大き
いという欠点として現われる。
この欠点を目立たなくするための一方法として、第3図
の構成が知られている。
これは、第4図すの特性を持つディエンファシス回路3
3により録音媒体1の高域雑音が多く含まれる帯域の利
得を下げ、雑音そのものを聞こえにくくするものである
このディエンファシス回路の挿入により楽音の高域も減
衰してしまうので、エンコードの際、これと逆関数の関
係にある第4図aに示す特性のプリエンファシス回路2
3を挿入する必要がある。
こうしてエンコードの際、高域を上昇させると、録音媒
体の飽和レベルに対するピークマージンが小さくなり、
高域が歪む可能性が大きくなるので、レベルセンサの感
度を高域で高くしてより大きく圧縮する第4図CK、示
す特性のウェイティング回路24.34が用いられる。
しかし、このように施策しても、小形セカットテープレ
コーダのように録音レベルが高く、飽和レベルが低く、
帯域のせまい録音媒体に用いた場合、スペクトラム構造
が単純な音源の場合は雑音の変調が目立つばかりでなく
、スペクトラムが全帯域にわたる音源でレベルが高い場
合は高域の飽和により高域が再生されず、歯切れの悪い
、広がりの少ない再生音しか得られない。
第5図に、一般のカセットテープレコーダの録音再生周
波数特性の一例を示す。
これより高レベルになるほど、高域の特性が悪化するこ
とがわかる。
すなわち、エンコードしない楽音であっても大レベルで
録音される場合は高域が再生されないため音質の劣化を
きたすが、高域をエンファシスしたエンコード信号を録
音する場合、この劣化がさらに著しい。
雑音レベルの変調を聞えなくするため、エンファシス量
を太き(とると高域の飽和が問題になる。
しかし、雑音レベルの変調は比較的信号レベルが小さい
時に問題になり、高域飽和は、大信号時に問題になるの
で、エンファシス量を小レベル時に大きくとり大レベル
時に小さくするように可変エンファシスにすればこの欠
点を補う事ができる。
第6図はこの特性を実現したエンコーダの回路である。
この図中65は演算増幅器である。64は抵抗R1を通
して流れこむ電流のAe倍の電流が出力へ流れ込むよう
な電圧制御電流増幅器である。
第7図はこの電圧制御電流増幅器64の一回路側を示す
もので演算増幅器71と4個のトランジスタQ1〜Q4
を図のように接続してなる。
この回路の入出力電流の関係は で表わされる。
さて第6図の伝達関数は図中の各定数を用いて下の式で
表わされる。
そして上式の右辺の左側のカッコの中の −A8=G とお(と、とのコツコの中の部分のi の特性は第8図に示すようにGをパラメタにして表わさ
れる。
右辺の右側の式は静的な高域プリエンファシスになる。
この電圧制御電流増幅器64の増幅率Aeを、信号レベ
ルが小さい時に大きくし信号レベルが大きい時に小さく
するように制御すれば所望の特性が得られる。
また第9図は同じくデコーダの回路図例を示すもので、
図中91はこれに入力される電流のAd倍の電流が出力
に流れこむような電圧制御電流増幅器で、92は演算増
幅器である。
この回路の伝達関数の逆関数は、第6図の場合にならっ
てで表わされるので一−一二 を満たせば第6図
R1RfAd のエンコーダの伝達関数と全く逆のものが得られる。
また□二Gとおけば、上式の右辺の左側 fAd のカッコの中の特性はGをパラメタにして、第10図の
ように表わせる。
さて本発明になる電子回路は、第6図のエンコーダと、
第9図のデコーダの回路を切換えるようにしたもので、
その実施例を第12図に示す。
すなわちこれは第1のノードn1と第20ノードn2と
の間に接続された第1の抵抗器R1と、前記第2のノー
ドn1と第3のノードn3との間に接続された第2の抵
抗器R2と、前記第3のノードn3と第4のノードn4
との間に接続され第3のノードn3から流れ込む電流値
に制御電圧V。
により制御された電流増幅度を乗じた電流値が第4のノ
ードn4から流れ込むようにする電流増幅器113と、
前記第40ノードn4に反転入力端が接続され第5のノ
ードn5に出力端が接続された演算増幅器114と、前
記第5のノードn5と第6のノードn6との間に接続さ
れた第3の抵抗器R3と、前記第60ノードn6と第4
のノードn4との間に接続された第4の抵抗器R4と、
前記第10ノードn1と第40ノードn4との間に接続
される抵抗器R5、抵抗器R6、コンデンサC1の第1
の直列回路と、前記第30ノードn3と第5のノードn
5との間に接続され抵抗R7、抵抗R8、コンデンサC
2の第2の直列回路と、前記第2の直列回路の抵抗器R
7及び抵抗器R8の接続部n8即ち第2の直列回路の抵
抗の2分点に第1の端子aが接続され第2の端子すが前
記第■の直列回路の抵抗器R5及び抵抗器R6の接続部
n7即ち第1の直列回路の抵抗の2分点に接続され共通
端子がアース電位点GNDに接続された第1のスイッチ
装置122と、前記第6のノードn6に第1の端子aが
接続され第2の端子すが前記第2のノードn2に接続さ
れ共通端子がコンデンサC3、抵抗器R9の直列回路を
介してアース電位点に接続される第2のスイッチ装置1
21と、前記第1のノードn1に接続される入力端子I
Nと、前記第50ノードn5に接続される出力端子OU
Tとから戒り、前記制御信号V。
により利得及び周波数特性とを同時に制御しかつ前記第
1のスイッチ装置122及び第2のスイッチ装置121
の共通端子を第1の端子a側及び第2の端子す側への切
換えと前記制御信号VCの極性及びバイアス値の切換え
とを同時に行なうことにより互に逆関数の2つの信号伝
達特性が得られる電子回路である。
前記第1のスイッチ装置122及び第2のスイッチ装置
121の共通端子をそれぞれ第1の端子aに導通状態と
した時がエンコーダであって、この時、R1+R2=R
1、R5+R6=RrtCICr+ C3=CetR9
=Ret R3=R4=−を満たせば第6図と全く等価
となる。
また第1のスイッチ装置122,121を第2の端子す
に導通状態としてC3=Ce+R9=Re+Rx=Rz
= +C2=CrlR7+R8=RrlR3+R4=
R5を満たせば全く第9図と等価になる。
以上記述したとおり本発明による電子回路を用いればS
/N改善度の高いノイズリダクションシステムのエンコ
ーダとデコーダを簡単な回路で切換えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、ノイズリダクションシステムの基本的な構成
を示す図、第2図は、同システムの入出力レベル特性の
図、第3図は、従来の改良されたノイズリダクションシ
ステムの構成を示す図、第4図は、第3図の各部の周波
数レスポンス特性を示す図、第5図は、一般のカセット
テープレコーダの録音再生周波数特性の一例を示す図、
第6図は、改良されたノイズリダクションシステムのエ
ンコーダの主要部の回路図、第7図は、ノイズリダクシ
ョンシステムに用いられる電圧制御電流増幅器の回路図
例、第8図は、第6図の回路で、抵抗R8を無限大にし
た時の特性図、第9図は、改良されたノイズリダクショ
ンシステムのデコーダの主要部の回路図、第10図は、
第9図の回路で抵抗Reを無限大にした時の特性図、第
11図は、本発明に係る電子回路の一実施例を示す回路
図である。 121.122・・・・・・スイッチ装置、n1〜n8
・・・・・・ノード、n1〜n9・・・・・・抵抗器、
C]〜C3・・・・・・コンデンサ、113・・・・・
・電流増幅器、114・・・・・・演算増幅器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 第10ノード及び第2のノードの間に接続される第
    1の抵抗器と、前記第2のノード及び第3のノードの間
    に接続される第2の抵抗器と、前記第3のノード及び第
    4のノードの間に接続され前記第3のノードから流れこ
    む電流値に制御電圧により制御された電流増幅度を乗じ
    た電流値が前記第4のノードから流れこむようにする電
    流増幅器と、前記第4のノードに入力端が接続され第5
    のノードに出力端が接続される演算増幅器と、前記第5
    のノード及び第6のノードの間に接続される第3の抵抗
    器と、前記第6のノード及び第4のノードの間に接続さ
    れる第4の抵抗器と、前記第10ノード及び第4のノー
    ドの間に接続され抵抗器及びコンデンサの第1の直列回
    路と、前記第3のノード及び第50ノードの間に接続さ
    れ抵抗器及びコンデンサの第2の直列回路と、この第2
    の直列回路の抵抗2分岐部に第1の端子が接続され第2
    の端子が前記第■の直列回路の抵抗2分岐部に接続され
    た共通端子がアース電位点に接続される第1のスイッチ
    装置と、前記第60ノードに第1の端子が接続され第2
    の端子が前記第2のノードに接続され共通端子がコンデ
    ンサ及び抵抗器の直列回路を介してアース電位点に接続
    される第2のスイッチ装置と、前記第10ノードに接続
    される入力端子と、前記第5のノードに接続される出力
    端子とを具備したことを特徴とする電子回路。
JP53058512A 1978-05-17 1978-05-17 電子回路 Expired JPS5846086B2 (ja)

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JPS53144236A JPS53144236A (en) 1978-12-15
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