JPS5846085A - ピリドピリミジンカルボン酸及びその製法 - Google Patents

ピリドピリミジンカルボン酸及びその製法

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JPS5846085A
JPS5846085A JP56144010A JP14401081A JPS5846085A JP S5846085 A JPS5846085 A JP S5846085A JP 56144010 A JP56144010 A JP 56144010A JP 14401081 A JP14401081 A JP 14401081A JP S5846085 A JPS5846085 A JP S5846085A
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JP
Japan
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acid
group
lower alkyl
ethyl
represent
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Pending
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JP56144010A
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English (en)
Inventor
Tatsukazu Ishida
石田 達麗
Noriaki Kihara
木原 則昭
Shigeru Takahashi
滋 高橋
Shigeru Isayama
諌山 滋
Hikari Yamagata
光 山形
Teijiro Morimoto
森本 悌次郎
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Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Original Assignee
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、医薬品の中間体として有用なピリドピリミジ
ンカルボン酸及びその製法に関する〇 一般式 〔式中、R6は低級アルキル基を示す。〕で表わされる
ピリドピリミジン誘導体が医薬品として有用であること
は既に知られている。
本発明者らは、鋭意検討の結果、容易に式〔工〕で表わ
される化合物に変換し得る新規な中間体を見出すに至っ
た。すなわち、本発明によれば、一般式 〔式中、R,、R2は、同一もしくは異なって水素原子
または低級アルキル基を示すか、または互いに連結され
て炭素数5または4のアルキレン基を示す。Rは、低級
アルキル基を示す。Xは1シアノ基、低級アルコキシカ
ルボニル基またはカルボキシル基を示す。〕で表わされ
るピリドピリミジンカルボン酸が提供される。
前記一般式において、R1、R2が低級アルキル基を表
わす場合、炭素数1ないし6のアルキル基を示す。R3
としては、特に、エチル基のものが好適である。Xが低
級アルコキシカルボニル基を表わす場合、炭素数1ない
し6のアルコキシカルボニル基、好ましくはエトキシカ
ルボニル基、メトキシカルボニル基を示す0 次に、上式で示されるピリドピリミジンカルボン酸の具
体例を示す。
2−(4−β−エトキシカルボニルエチル−1−ピペラ
ジニル)−5−オキソ−8−エチル−5,8−ジヒドロ
ピリド(2,3−a)ピリミジン−6−カルボン酸、2
−(4−ρ−メトキシカルボニルエチルー1−ピペラジ
ニル)−5−オキソ−8−エチル−5+ 8− ジヒド
ロピリド(2,3−cl)ピリミジン−6−カルボン酸
、2−〔4−(a−メチル−β−メトキシカルボニルエ
チル)−1−ピペラジニルゴー5−オキソ−8−エチル
−5,8−ジヒドロピリド(2,3−4)ピリミジン−
6−カルボン酸、2−(4−β−メトキシカルボニルプ
ロピル−1=ピペラジニル)−5−オキソ−8−エチル
−5,8−ジヒドロピリド(2,3−tl)ピリミジン
−6−カルボン酸、2−(4−β−カルボキシエチル−
1−ピペラジニル)−5−オキソ−8−エチル−5,8
−ジヒドロピリド〔2゜3−d〕ピリミジン−6−カル
ボン酸、2−(4−β−メトキシカルボニルシクロへキ
シル−1−ピペラジニル)−5−オキソ−8−エチル−
5,8−ジヒドロピリド(2,5−4)ピリミジン−6
−カルボン−酸、2−(4−(a−メチル−β−カルボ
キシエチル)−1−ピペラジニル〕−5−オキソー8−
エチル−5,8−ジヒドロピリド(2,3−d)ピリミ
ジン−6−カルボン酸、2−(4−β−カルボキシプロ
ピル−1−ピペラジニル)−5−オキソ−8−エチル−
5,8−ジヒドロピリドC2,5−d)ピリミジン−6
−カルボン酸、、2−(4−β−カルボキシシクロへキ
シル−1−ピペラジニル)−5−オキソ−8−エチ/I
/−5,8−ジヒドロピリド(2,3−4)ピリミジン
−6−カルボン酸、2−(4−β−シアノエチル−1−
ピペラジニル)−5−オキソ−8−エチル−5,8−ジ
ヒドロピリド(2,5−a)ピリミジン−6−カルボン
酸。
このようなピリドピリミジンカルボン酸は、加熱または
酸で処理することにより容易に、一般式(1)で表わさ
れるピリドピリミジン誘導体に変換させることができる
。この方法の詳細については、本出願と同日付の出願に
おいて明らかにしている。
一般式(1)で表わされるピリドピリミジンカルボン酸
は、例えば、一般式 R4R5 で表わされるピリミジノアミノメチレンマロン酸環状エ
ステルを、ポリリン酸の存在下で反応させることにより
容易に得ることができる〇一般弐〇〕で表わされるピリ
ミジノアミノメチレンマロン酸環状エステル中、R4、
R2ハ、同一モしくは興なって水素原子または低級アル
キル基を示すか、または互いに連結されて炭素数3また
は4のアルキレン基を示す。R1、R2が低級アルキル
基を表わす場合、炭素数1ないし6のアルキル基を示す
。R3は、炭素数1ないし6の低級アルキル基、特に好
ましくはエチル基である。Ra 、R5は同一もしくは
異なって炭素数1ないし6のアルキル基・好ましくはメ
チル基である。X′は・低級アルコキシカルボニル基ま
たはシアノ基を示すO上記、低級アルコキシカルボニル
基とは1炭素数1ないし6のアルコキシカルボニル基、
好ましくはエトキシカルボニル基、メトキシカルボニル
基であるO反応に用いるポリリン酸としては、例えば、
ビルリン酸1三リン酸、四リン酸、五リン酸、六すン酸
亀これらの混合物などでありオルシリン酸を一部含んで
いてもよい。本反応は、上記ポリリン酸の存在下で行う
こと′により一十分目的が達成されるがポリリン酸に五
酸化リンおよび/またはオキシ塩化リンの共存下で行う
ことにより更に一般式(1)で表わされる化合物の収率
が向上する。ポリリン酸と五酸化リンを混合使用する場
合、その使用割合を、五酸化リン1重量部に対いポリリ
、ン酸1ないし20重量部1とくに3ないし10重量部
とするのが好ましい。ポリリン酸とオキシ塩化リンを混
合使用する場合、その使用割合は、オキシ塩化リン1重
量部に対し1ポリリン酸0.5ないし20重量部、とく
に1ないし10重量部とするのが好ましい。ポリリン酸
とともに、五酸化リンおよびオキシ塩化リンの両者を混
合使用する場合には、その使用割合は、五酸化リン1重
量部に対し、オキシ塩化リン0.1ないし10重量部程
度、ポリリン酸0.5ないし20重量部とするのが好ま
しい。
反応に際し1トルエン、キシレンなどの炭化水素、クロ
ロホルム、ジクロロエタンなどのハロゲン化炭化水素、
ジオキサン、ジメトキシエタンなどのエーテル等、ポリ
リン酸、五酸化リン、オキシ塩化リンと反応しない溶媒
を共存させて反応を行ってもよい。反応温度は20ない
し250℃1とくに50ないし200℃の範囲が適当で
ある。
反応後、目的螢を単離するには、水またはアルカリ水溶
液を反応混合物と混ぜたのち中和し1抽出、再結晶、ク
ロマトグラフィーなどの通常、の分離手段を適宜採用す
ることによって行うことができる。
前記一般式(1)で示されるピリドピリミジンカルボン
酸を製造するにはまた、一般式 で示されるピペラジン誘導体と為一般式3 (Yはハロゲン)で示されるピリドピリミジンカルボン
酸を反応させることによっても得ることができる。上記
反応は1例えばジメチルスルホキシドのような溶媒中、
塩基の存在下、10口ないし150℃の温度で行うこと
ができる。次に実施例を示す。
実施例1 2−(4−β−ヱトキシ力ルポエルエチルー1−ピペラ
ジニル)−5−オキソ−8−エチル−5,8−ジヒドロ
ピリド−(2t s −” )ピリミジン−6−カルボ
ン酸200 ml三つロフラスコにポリリン酸34.7
 gと五酸化リン4.3gを入れ170℃で1時間攪拌
したのち100℃に下げ、その中にN−エチル−N−(
2−(4−β−エトキシカルボニルエチル−1−ピペラ
シェル)−4−ピリミジニルコアミノメチレンマロン酸
イソプロピリデン4.5gを加え、1時間反応させた。
冷却後、水100mIlを加え、炭酸ナトリウムを用い
てJIH6,0にし、次いでクロロホルムで前出した。
抽出液を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、り四ロホルムを
留去し、2.5gの抽出物を得た。その抽出物をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶にメタノール−
ジクロロメタン(3:97 ))で精製することにより
、目的物を0..61 g得た。
融点 166〜168℃(エタノールから再結晶)機器
分析 元素分析;C19H25N、50.に対する計算値05
6.56 E H6,25; N、17.36実測、4
s 056.28 g H6,23g N17.34質量ス
ペクトル 403(分子イオンピーク)、359.31
6.260〜247.205赤外スペクトル(xnr錠
剤法E Om−’ )1755.1720.1630.
1605紫外スペクトル (クロロホルム溶液;nm)
281(C5,8X10’)、327(C8,6X10
’)m磁気共鳴スペクトル(重クロロホルム; ppm
 )(t)3 2.4〜3.0(8H,m)(c)  
!i、6〜4.5(8H,m)(6)  8.60 (
IH,a) (e)、9.20 (IH,5) (f)  14.6 (IH,broad s。
実施例2 2−(4−β−カルボキシルエチル−1−ピペラジニル
)−5−オキソ−8−エチル−5,8−ジヒドロピリド
14.+−a)ピリミジン−6−カルボン酸14三つロ
フラスコにポリリン酸54.7 gと五酸化リン4.3
gを入れ、170℃で1時間攪拌したのち、100°C
に下げ、その中にN−エチル−N−(2−(4−β−シ
アノエチル−1−ピペラジニル)−4−ピリミジニルコ
アミノメチレンマロン酸インプロピリデン16.6gを
加え、1時間反応させた。冷却後、水500 m/を加
え、炭酸ナトリウムを用いてpH,6,0にし、次いで
クロロホルムで抽出した。抽出液を無水硫酸ナトリウム
で乾燥後、クロロホルムを留去し、9.2gの抽出物を
得た。その抽出物を酢酸エチルに懸濁し、不溶物をP取
し5.2gの粉末を得た。その粉末をジメチルホルムア
ミドかう再結晶することにより、目的物を2.43g得
た。
融点 2b7=2bq℃ (ジメチルホルムアミドから
再結晶) 機′器分析 元素分析” 17H21”5o5に対する計算筒054
.59 ;H5,64i N 18.66実測値 054.26 i H5,62; N18.65質量ス
ペクトル 575(分子イオンビーク)、551%24
7.203 赤外スペクトル(KBr錠剤法;am−’)1735.
1640,1615.16o5紫外スペクトル(クロロ
ホルムPg 液; um)280(C5,4刈04)、
527(C9,6X105)核磁気共鳴スペクトル(重
ジメチルスルホキシド;、ppm) (a)  IJ8 (3H,t、、r=7Hz)色)2
.1〜2.7(6Hstll) ((!3 5.94(4H,broada4(a3 4
.40(2H,q、J=7Hz)(e)  8.96 
(IH,5) (f)  9.20 (IH,s) 出願人  三井石油化学工業株式会社 代理人  山  口     和

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)  一般式 〔式中、R4、R2は同一もしくは異なって水素原子ま
    たは低級アルキル基を示すか、または互いに連結されて
    炭素数3または4のアルキレン基を示す。R3は、低級
    アルキル基を示す。 Xは、シアノ基、低級アルコキシカルボニル基またはカ
    ルボキシル基を示す。〕で表わされるピリドピリミジン
    カルボン酸。 (2)鎖式において、R3がエチル基である特許請求範
    囲(1ン記載のピリドピリミジンカルボン酸。 (5)一般式 〔式中、R1、R2は同一もしくは異なって水素原子ま
    たは低級アルキル基を示すが、または互いに連結されて
    炭素数3または4のアルキレン基を示す。R3は低級ア
    ルキル基を示す。 R4、R5は、同一もしくは異なって低級アルキル基を
    示す。X′は、低級アルコキシカルボニル基、またはシ
    アノ基を示す。〕で表わされるピリミジノアミノメチレ
    ンマロン酸環状エステルをポリリン酸の存在下で反応さ
    せることを特徴とする一般式 〔式中、R4、R2、R3は前記と同じである。又は、
    低級アルコキシカルボニル基、またGまカルボキシル基
    を示す。〕で表わされるピリドピリミジンカルボン酸の
    製法。
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