JPS5846080A - 1,2,4−ジチアゾリジン−3,5−ジオン類、その製造法およびそれを有効成分とする殺菌剤 - Google Patents

1,2,4−ジチアゾリジン−3,5−ジオン類、その製造法およびそれを有効成分とする殺菌剤

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JPS5846080A
JPS5846080A JP56143561A JP14356181A JPS5846080A JP S5846080 A JPS5846080 A JP S5846080A JP 56143561 A JP56143561 A JP 56143561A JP 14356181 A JP14356181 A JP 14356181A JP S5846080 A JPS5846080 A JP S5846080A
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JP
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dithiazolidine
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Takayuki Okabe
岡部 孝幸
Yoshio Hisada
久田 芳夫
Shunji Aono
青野 俊二
Katsuji Nodera
野寺 勝二
Kunio Mukai
向井 邦男
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はl、コ、ダージチアゾリジンーJ。
!−ジオン類、その製造法およびそれ管有効成分とする
殺菌剤に関するものである。
さらに詳しくは、本発明(1)は下記一般式〔!〕〇 〔式中、Rは水素原子または低級アルキル基を表わし、
!はシアノ基、ニトロ基、低級1ルキル基、トリフルオ
ロメチル基、アル1キシル基、フェノキシ基もしくはベ
ンジルオキシ基で置換されたフェニル基、3.ダーメチ
レンジオキシフェニル基、ピリジニル基またはナフチル
基を表わす。〕 で示される/、J、lI−ジチアシリジン−J。
j−ジオン類である。
ところで/、コ、41−ジチアシリジン−3゜j−ジオ
ン類については、特公昭ダ参−ムダ19号分報で/、J
、ダージチアゾ%#ジンー3.!−ジオン類の製造法が
公知であるが、本発明の一般式(1)で示される/、コ
、ダージチアゾリジンーJ、J−ジオン類の記載例扛な
く、tた該公報に記載の化合物は殺虫作用七本すもので
あるO 本発明新規化合物である一般弐cK〕で示される/、J
、亭−ジチアゾリジン−3,J−ジオン類としては、た
とえば下表に記載のものをあげゐことができる。
n      ′ 本JI II (4は、一般式c厘〕 厘 〔式中、Rおよびxt4前述のとおりであり、R1は低
級アルキル基を表わす。〕 で示されるチオカーバメート類とクロロカルボニルスル
フェニルクロライN (c)!!807)とを反応させ
為ことを特徴とする一般式〔夏〕で示される/、J、*
−ジチアシリジン−J、j−ジオン類の調造法である。
本発明化合物の原料であるチオカーバメート類〔璽〕は
全知の方法で製造される。すなわち、相姦するインチオ
シアネート類とアルコール類との反応によゐ方法、ある
いは。−アルキルS−カルボキシメチルジチオカーボネ
ートと相姦すiyl:/11との反応による方法(G、
 Barany*tal、、J、org、oh@m+、
 jす、コtyo(iytG〕などが製オ九、一方の出
発原料であるクロロカルボニルスルフェニルクロライド
は公知の化合物であp%たとえば特公昭ダダーJj41
49号公報に記載され良方法によって製造できる。
本発明化合物を製造するにあたっては前記特企昭41ダ
ーJtダ4デ号公報に記載された方法に準拠して製造で
きる。すなわち、前記一般式(1)で示されゐチオカー
バメート類とクロロカルボニルスルフェニルクロライド
とをほぼ当モル量で、反応の進行を阻害しない溶媒、た
とえばn−ヘキサン、ベンゼン、トルエルの様な炭化水
素類、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキ
ャンの様゛なエーテル類あるいはクロロホルム、塩化メ
チレンなどの溶媒中、脱塩酸剤として、たとえばトリエ
チルアミンの様な有機塩基あるいは無水炭酸カリウムの
様な無機塩基の存在下、O−ダC付近の反応温度でJO
分から数時間攪拌するととによって満足すべき結果を得
ることができる。ただし、この反応において脱塩酸剤の
存在は必ずしも必要ではない。
本発明(J)は一般式(1)で示されるl、コ、ダージ
チアゾリジンーJ、j−ジオン類を有効成分として含有
する殺11i11である。
本発明者らは、広範な化合物について、その殺菌活性管
調べ九結果、一般式(”13で示される本発明新規化合
物が農園苺作物に病原性を示す種々の糸状菌に対して強
い抗菌活性管有し、これらの病原菌によって惹き起され
る病害、たとえば稲いもち病、ごま葉枯病、薩菜類の炭
そ病、灰色かび病、ベト病、果樹類の炭そ病、黒1病、
灰色かび病、黒斑病、灰1病、黒点病、腐爛病および落
花生やてんさいの褐斑病などの肪陰に卓効を示し、また
2種以上の病害を同時に防除することも可能であり、植
物病害防除剤としてきわめて優れていること、人畜に病
原性を示す真菌群に対しても強い抗真菌活性を示し、医
療用抗真菌剤として有用な化合物であること、さらKf
l農作物に対して薬害がなく、人畜、魚類および環境小
動物に対する毒性がきわめて低く、安全性が^込ことを
見出し、本発明を完成するに至った。
以下に実施例および製剤側管あげ、本発明をさらに具体
的に説明するが、発明の要旨をこえない限り本発明はこ
れらの例に限定されるものではない・ 実施例1(化合物番号(1)の例) /、、?/ g (o、otモル)のクロルカルボニル
スルフェニルクロライドのジオキサン(30d)溶液K
J4ICで八りぶg(o、o1モル)のp−(エトキシ
チオカルボ竺ルア諷ツメチル)ピリジンt一度に加えた
。この時反応温度はJOC壕で上昇した。
黄色反応液を室温下、1時間攪拌後、反応液tトルエン
(Joo d )に注入し水洗した。
無水硫酸ナトリウムで乾燥したトルエン層tを 減圧下濃縮して褐色固体へ3jγ褥た0このものtエー
テルから再結晶させ、淡褐色粒状結晶、融点1411C
のダー(3,j−ジオキソ−/、J、ダージチアゾリジ
ンー亭−イルメチル)ピリジンo、I g t−得た。
元素分析値 O(至)  H(19M(11) 計算値 匂謙I J、jj /コ、Jり(a・九y、o
2s、として) 命析値 4Iコ、おコ、4/ /J、JりMMR(00
0j3)  δ :  1.5O(ta  J)、?、
/j(m  コ)、a、to(a  J)以下同様な方
法で/、J、卒−ジチアゾリジン−J、J−ジオン類を
製造した〇 実施例コ 植物病原糸状菌に対する抗菌試験ポテト・シ
璽糖・寒天培地に最終濃度10pマ識となるように各供
試化合物の水懸濁液を混合し、径デーのシャーレに流し
込み平板とした。その後各種糸状菌會との平板上に接種
し、JjCで培養した後、菌の生育の程度を調査した。
結果を以下に示す。なお、表中の菌糸伸長阻害指数Q〜
Jは以下の基準のとおりである。
J:菌の生育を完全に阻止 J=菌生育抑制率がso慢以上 l:菌生育抑制率がj(>−以下 0 : 1opp*濃度では−の生育全阻害しない実施
例J キエウリ炭そ病防除効果試験、径J、S−のプラ
スチックカップで栽培した播種、後約IO日目のキエウ
リ(品種:相撲半白)に供試化合物の水溶液を茎葉散布
した。
1日後にキ1ウリ炭そ病菌(0011・totrioh
ulllag@!l&riu1ml )の分生胞子けん
濁液(10胞子/−濃度)を葉表面に噴霧接種し、Jj
C多湿に1日置い九。その後温室内で栽培し、7日後に
下記の調査方法にしたがりて罹病状態を調査した。すな
わち、罹病度は調査票の罹病面積歩合を求めてそのsf
K広じて’ e / e−9・・・0・、tの指数に分
類し、各罹病指数に対応する葉数fio、 fil、 
n2@@@@@11 、 n、、¥を調査し、次式によ
り算出した。
罹病指数0:無発病 l :病斑面積率596未満 1;   #  5〜JO%未満 参:  l  JO〜!fOLIb未満1:   a 
  so−以上 結果は下表に示す。
実施例亭 ■ 白癖薗7riahophyton rubrumに
対する抗菌性に関する試験 水/Jあ几りポリペプトン10g、ブドウ糖II□g、
寒天lJ&を含む培地を加熱溶解し、これに乳剤形態の
供試化合物の水希釈tを所定量添加した。つづいて培地
を固化させ、斜面培地とし、滅菌生理食塩水中に7ツク
フ7ランド&l濃度となるようTrichophyto
n ruburuxm f懸濁し、これt白金耳につけ
て接種した。培養温度は3OCとし、7日間培養した後
、Triohophyton ruburumの生育の
有無t−調べて最低菌生育阻止濃度(MIO)會決定し
た。その結果次表に示されるように本発明化合物は白癖
薗Triohophytonruburumに高い抗菌
性を示した。
@)  0anlida albicans  に対す
る抗菌性に関する試験 水/Jあたりポリペプトンiog、ブドウ糖qog、寒
天/sgt−含む培地を加熱溶解し、これに乳剤形態の
供試化合物の水希釈液を所定量添加した。つづいて培地
を固化させ斜面培地とし、滅菌生理食塩水中にマツク7
マランI’m/I)ffiとなるようCandida 
albioana 1?懸濁し、これを白金耳につけて
接種した。培養温度は30Cとし3日間培養した後、0
and1da albloanaの生育の有無音調べて
最低一生育阻止濃度(MIO)を決定した。その結果、
次表に示されるように本発明化合物は0龜n+11d亀
歇1bioan虐に高い抗菌性を示した。
秦 公知化合物(特公昭q4A−Jtytt号公報記載
化合物)実施例5 (製剤例(農園芸用殺菌剤)l(1
)  水和剤 化合物(jjO部、珪藻±aS部および湿展剤(アルキ
ルスルホン酸塩基)5部をよく粉砕混合すれば主剤含有
量janの水利剤を得る。
し)乳剤 化合物(j)10部、ジメチルスルホキシドgosおよ
び乳化剤(ポリオキシエチレンフェニルフェノールエー
テル系)1ON6を混和すれば主剤含有量10−の乳剤
1得る0第1頁の続き 0発 明 者 久田芳夫 川西市犬和西3丁目26番1号 0発 明 者 青野俊二 豊中市南桜塚3丁目15番33−30 3号 0発 明 者 野寺勝二 芦屋市楠町15番10−404号 0発 明 者 向井邦男 宝塚市逆瀬台1丁目5番2−30 2号 612−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)  一般式 〔式中、Rは水素原子または低級フルキル基を表わし、
    Xl’lシアノ基、ニトロ基、低級アルキル基、トリフ
    ルオロメチル基、アルコキシル基、フェノキシ基もしく
    はベンジルオキシ基で置換されたフェニル基、3゜ダー
    メチレンジオキシフェニル基、ピリジニル基またはナフ
    チル基【表わす。〕 で示される/、J、l−ジチアシリジン−3゜j−ジす
    ン類 ) 一般式 %式% 【式中、Rfl水素原子または低級アルキル基會表わし
    、Xはシアノ基、ニトロ基、低級フルキル基、トリフル
    オロメチル基、アルコキシル基、フェノキシ基もしくは
    ベンジルオキシ基で置換されたフs:Lル基、3゜亭−
    メチレンジオキシフ、ニル基、ピリジニル基tたはナフ
    チル基を表わし、R1は低級1ルキル基を表わす。〕 て示さ・れるチオカーバメート類とクロルカルボニルス
    ルフ纂ニルクロライドとを反応させることt特徴とする
    一般式 〔式中、Rおよび!は前述のとおpである。〕で示され
    る/、J、亭−ジチアゾリジン−3゜5−ジオン類の製
    造法 (3)一般式 〔式中、Rは水素原子を九は低級フルキル基を表わし、
    !はシアノ基、ニトロ基、低級アルキル基、トリフルオ
    ロメチル基、アルコキシル基、フェノキシ基もしくにベ
    ンジルオキシ基で置換されたフェニル基、3゜ダーメチ
    レンジオキシフェニル基、ピリジニル基またはナフチル
    基を表わす。〕 で示される/、J、41−ジチアン・リジン−3゜5−
    ジオン@を有効成分として含有することを特徴とする殺
    菌剤
JP56143561A 1981-09-10 1981-09-10 1,2,4−ジチアゾリジン−3,5−ジオン類、その製造法およびそれを有効成分とする殺菌剤 Granted JPS5846080A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009085503A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Toshiba Corp 冷蔵庫

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