JPS5845700B2 - 剥離現像装置 - Google Patents

剥離現像装置

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JPS5845700B2
JPS5845700B2 JP15163976A JP15163976A JPS5845700B2 JP S5845700 B2 JPS5845700 B2 JP S5845700B2 JP 15163976 A JP15163976 A JP 15163976A JP 15163976 A JP15163976 A JP 15163976A JP S5845700 B2 JPS5845700 B2 JP S5845700B2
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roller
peeling
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nip
skewer
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JP15163976A
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JPS5376029A (en
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悦雄 塩沢
伸雄 松本
幸夫 神谷
修身 辻
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Priority to GB4798877A priority patent/GB1595436A/en
Priority to DE19772751862 priority patent/DE2751862A1/de
Priority to US05/853,956 priority patent/US4165251A/en
Publication of JPS5376029A publication Critical patent/JPS5376029A/ja
Publication of JPS5845700B2 publication Critical patent/JPS5845700B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は感光層を介してカバーベースを支持体にラミネ
ートした感光材料のカバーベースを剥離することによっ
て現像される感光材料を現像する装置に関するものであ
る。
例えば、アルミニウムプレート等の支持体と光硬化性物
質を含有する感光層およびポリエチレンテレフタレート
フィルム等の光透過性を有するカバーベースからなり、
感光層の露光された部分が硬化して支持体に固着し、露
光されない部分がカバーベースに粘着する性質を持った
感光材料は、カバーベースを剥離することによって支持
体上にレジスト像として現像される。
従来、このような感光材料のための剥離現像装置として
は、カバーベースの表面に粘着テープを貼付けながら粘
着テープとともにカバーベースを巻取ることにより剥離
させて現像するものがあるが、粘着テープという余分の
材料を必要とすることに加え、粘着テープ供給機構を必
要とし、装置そのもの\コストおよびランニングコスト
が嵩み、しかも粘着テープとカバーベースとの間の粘着
力が不十分な場合のトラブルも懸念されるものであった
また、別の従来装置としては吸引孔を周面に施したロー
ラにカバーベースを吸着させ剥離して現像するものがあ
るが、強力な真空ポンプおよび空気制御機構が必要とな
り装置が大型化し、矢張りコストが嵩むものであった。
これらの従来装置の欠点を除去し、粘着テープ等余分な
材料を要することなく、簡単な機構でカバーベースを確
実に剥離し得る現像装置として、カバーベース剥離用ブ
ラシローラとカバーベース引離し用ローラとを串状にな
し、この串状になしたローラを感光材料の進行方向と逆
に回転させて感光材料の先端部にブラシを接触しカバー
ベースを剥離し、この剥離したカバーベースをニップロ
ーラにて引離し用ローラとの間に挾んで引出すようにな
した「剥離現像装置」を本発明の特許出願人は昭和51
年11月22田こ特許出願した。
先に特許出願したこの「剥離現像装置」は、第1図に示
すように、引離し用ローラ1と剥離用ブラシローラ2と
を串状に組合せ串状剥離ローラとなし、剥離用ブラシロ
ーラ2の径は引離し用ローラ1の径よりも大きくなしで
ある。
引離し用ローラ1はカバーベースとの間でスリップを起
こさない程度の摩擦係数を有するものを使用でき、ゴム
や軟質プラスチック等弾力性のある材料あるいは弾力性
がなくとも表面を粗面化した材料など、カバーベース面
とに高い摩擦係数を有するものを用いるのがより好まし
い。
剥離用ブラシローラ2は比較的剛性をもってカバーベー
スに接することが必要で、剛弾性の毛材は長くてもよい
が軟弾性の毛材は短くするとよい。
また、カバーベースを剥離させるという目的から、毛材
の先端を曲げたものを用いることがより良い結果をもた
らす。
毛材は天然材、人工材の別は関係なく、例えば、金属や
プラスチックの線材を束ねたものや、ブラシ状に成型し
たものをも用いることができる。
ニップローラ3は単独のローラを複数個それぞれ独立さ
せて設け、それぞれ対向する引離し用ローラ1に押圧接
触するようになしたものでもよい。
また、図示していないが、段付きの串状ローラとなして
それぞれの凸部が対向する引離し用ローラ1に抑圧接触
するようになしてもよい。
ニップローラ3の材質は金属、プラスチック、ゴム等ど
のようなものでも使うことができる。
以上が先に出願した「剥離現像装置」の要部の構成であ
るが、剥離用ブラシローラ2の回転によって感光材料の
先端部から剥離したカバーベースを、剥離用ブラシロー
ラ2と同方向に回転する引離し用ローラ1との間にニッ
プローラ3にて挾んで引出すには、ニップローラ3と引
離し用ローラ1との圧接点は剥離用ブラシローラ2がカ
バーベースを剥離させる位置に近い程よい。
そのためには、ニップローラ3の径を小さくすることを
要し、小径のニップローラ3に均一に十分なニップ圧を
持たせるためには、バックアップローラを必要とするこ
とが、その後の実験でわかった。
ニップローラ3に接して回転するバックアップローラと
なると、どうしてもカバーベースを引出す方向と異なる
方向へ回転せざるを得ないという機械的な関係にあるた
め、剥離したカバーベースをニップローラ3に巻付けて
しまうという問題が生じた。
例えば、発明者らの実験に供した剥離現像装置は、第2
図にその要部の側面を示すようである。
すなわち、引離し用ローラ1と該ローラよりも大径の剥
離用ブラシローラ2.を串状に設けて、この串状ローラ
を、矢印A方向に搬送される感光材料の進行方向と逆方
向に回転させるようになし、ニップローラ3はバックア
ップローラ4と引離し用ローラ1との間に載置し、プレ
スローラ9にてニップ圧が与えられるようになされてい
る。
そして、矢印A方向に搬送される感光材料は、剥離用ブ
ラシローラ2によって先端からカバーベースを剥離され
、剥離されたカバーベースは引離し用ローラ1とこれに
圧接するニップローラ3との接点が傾いている(このた
め剥離されたカバーベースBは図の右下方向に送り出さ
れる)ことと剥離用ブラシローラの径が引離し用ローラ
1の径よりも大きいために、引出されるカバーベースの
挙動は右方を向き・ニップローラ3の周囲に巻付くこと
も起こる。
しかし、通常は矢印Bのように引出される。
ガイドバー7はカバーベースが剥離用ブラシローラ2に
巻付くのを防ぐためのものであり、ガイドバー8はカバ
ーベースがニップローラ3に巻付くのを防ぐためのもの
である。
カバーベースに比較的的げに対する剛性のない可撓性材
であるが、ミクロ的にはニップローラ3の径が小さいた
めに通常の状態では巻込まれることなく矢印B方向に進
み、ときとして前述したごとくカバーベースがガイドバ
ー8との間を通ってニップローラ3に巻込まれるという
問題があった。
本発明の目的は、本発明の特許出願人が先に出願した「
剥離現像装置」における前述した問題を解決し、カバー
ベースを確実に引出し得るように改良した新規な剥離現
像装置を提供するにある。
本発明は前記目的を達成するためになされたもので、感
光層を介してカバーベースを支持体にラミネートした感
光材料のカバーベースを剥離することによって現像する
ための、カバーベース剥離用ブラシローラとカバーベー
ス引離し用ローラとを串状になし、この串状のローラを
感光材料の進行方向と逆に回転するように設けるととも
に、前記剥離用ブラシローラにて剥離したカバーベース
を前記引離し用ローラとの間に挾持するニツプロ−ラを
設けた剥離現像装置において、前記ニップローラに接し
て回転するバックアップローラと前記剥離用ブラシロー
ラに対向してカバーベース引出し方向へ回転するガイド
ローラとを串状になして設け、前記串状になしたバック
アップローラとガイドローラとは互いに独立して回転し
得るようになしたことを特徴とした剥離現像装置である
本発明にかかわる前記剥離現像装置の構成において、バ
ックアップローラとガイドローラとを串状になして設け
、バックアップローラとガイドローラとが互いに独立し
て回転し得るようになすにあたっては、次の三通りのや
り方のいずれを用いてもよい。
一つは、軸に対してバックアップローラを固定し、ガイ
ドローラを回転自在にさせておく。
他の一つは、軸に対してガイドローラを固定し、バック
アップローラを回転自在にさせておく。
別の他の一つは、軸に対してバックアップローラもガイ
ドローラも双方とも回転自在にさせておく。
これらのうち、ガイドローラを軸)こ固定させたものは
、カバーシートを引出す方向へガイドローラを積極的に
回転させるのに軸を回転させれば良いことになる。
その他の、ガイドローラを軸に対して回転自在にさせる
ものでは、ガイドローラの径をバックアップローラの径
よりも大きくなしておき、かつガイドローラにのみ接す
る駆動ローラを設ける等すれば、ガイドローラを積極的
に回転させることができる。
ガイドローラは必ずしも積極的に回転させる必要はなく
、引離し用ローラとニップローラとによって引出されて
くるカバーベースに接することによって回転するだけで
も目的達成され、この場合はガイドローラは極めて軽く
回転し得るようにボールベアリング等を介して軸支され
ていることが好ましい。
また、ガイドローラを剥離用ブラシローラに接するよう
にしておいて、剥離用ブラシローラの回転によってガイ
ドローラを回転させるようにしてもよい。
この場合も本質的には前者と同様カバーベースに接して
回転することになる。
感光材料の全面についてカバーベースが均一に引離し得
るということに関しては、軸に対してバックアップロー
ラを固定し、ガイドローラのそれぞれは独立して回転自
在になるようにして、それらガイドローラが剥離用ブラ
シローラに接するように構成させるのが好ましい。
以下、実施例にて本発明を更に詳述する。
第3図は本発明の実施態様の一例の要部を示す側面図で
あり、第4図は一部を切欠いて示す同要部の平面図であ
る。
第3図、第4図において、引離し用ローラ1と該ローラ
よりも大径の剥離用ブラシローラ2とを串状に設けて、
この串状ローラを、矢印A方向に搬送される感光材料の
進行方向とは逆方向に回転させ、カバーベースを感光材
料の先端から順に剥離用ブラシローラ2にて剥離する。
この剥離したカバーベースは、引離し用ローラ1とこれ
に圧接するニップローラ3とによって下方へ引出される
しかし、引離し用ローラ1よりも剥離用ブラシローラの
径の方が大きいために、引出されるカバーベースの挙動
は右方を向き、ニップローラ3の周囲に巻付くことも起
こり得る。
ここまでは、第2図にて説明した先願にかかわる剥離現
像装置と同様である。
しかし、ニップローラ3に接して回転するバックアップ
ローラ4をそれぞれ軸6に固定し、一方このバックアッ
プローラ4と串状に位置するガイドローラ5は軸6にボ
ールベアリングを介して回転自在に軸支されている。
したがって、バックアップローラ4は全て等速にニップ
ローラ3によって回転せられ、ガイドローラ5のそれぞ
れは剥離用ブラシローラ2に接してバックアップローラ
4とは異なる方向、すなわちカバーベースを引出す方向
に回転する。
このために、カバーベースはニップローラ3に巻付くこ
となく、剥離用ブラシローラ2およびガイドローラ5と
によって矢印Cの方向へ引出される。
その他の構成は第2図に示したものと略同様である。
すなわち、ガイドバー7はカバーベースが剥離用ブラシ
ローラ2に巻付くのを防ぐためのものであり、ガイドバ
ー8はカバーベースがガイドローラ5に巻付くのを防ぐ
ためのものであり、それぞれ櫛状の構造になしである。
ニップローラ3は引離し用ローラ1とバックアップロー
ラ4との間に載置、させてあり、搬送されて来る感光材
料を介して押圧するプレスローラ9、にてニップ圧が与
えられるようになしである。
また、剥離用ブラシローラ2が感光材料に回転接触する
とき、感光材料が逃げないようにするためバックアップ
プレート10を設けてあり、バックアッププレート10
は剥離用ブラシローラ2によるカバーベース先端部の剥
離が完了した後は、上方に退去するようになしである。
また、現像された感光材料は矢印A方向に搬送されるが
、現像された版面が剥離用ブラシローラ2に強く接する
のを防いで版面を保護するために、図示してないが感光
材料を幾分上方へ案内する機構を設けである。
第1図に示したニップローラの各構成要素であるローラ
3は、七〇位置を感光材料通過位置に設けると剥離され
たカバーベースの側端部を捕捉することかできるのでカ
バーベースの処理が一層スムーズに行なわれる。
本発明は前述したごときものであるから、従来の装置の
如く接着テープ等余分な材料を要することなく、強力な
吸引装置を要することもなく簡単な機構でカバーベース
を確実に剥離することを可能とした前記先願にかかわる
「剥離現像装置」の機能をより確実に発揮するための、
バックアップローラの取付における問題点であったカバ
ーベースの巻付きを防ぐことを可能とし、その実用的効
果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は先に出願した剥離現像装置のローラ構成を示す
平面図、第2図は同装置の要部を示す側面図、第3図は
本発明にかかわる剥離現像装置の要部を示す側面図、第
4図は同平面図である。 1・・・・・・引離し用ローラ、2・・・・・・剥離用
ブラシローラ、3・・・・・・ニップローラ、4・・・
・・・バックアップローラ、5・・・・・・ガイドロー
ラ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 感光層を介してカバーベースを支持体にラミネート
    した感光材料のカバーベースを剥離することによって現
    像するためのカバーベース剥離用ブラシローラとカバー
    ベース引離し用ローラとを串状になし、この串状のロー
    ラを感光材料の進行方向と逆に回転するように設けると
    ともに、前記剥離用ブラシローラにて剥離したカバーベ
    ースを前記引離し用ローラとの間に挾持するニップロー
    ラを設けた剥離現像装置において、前記ニップローラに
    接して回転するバックアップローラと前記剥離用ブラシ
    ローラに対向してカバーベース引出し方向へ回転するが
    イドローラとを串状になして設け、前記串状になしたバ
    ックアップローラとガイドローラとは互いに独立して回
    転し得るようになしたことを特徴とする剥離現像装置。
JP15163976A 1976-11-22 1976-12-17 剥離現像装置 Expired JPS5845700B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15163976A JPS5845700B2 (ja) 1976-12-17 1976-12-17 剥離現像装置
GB4798877A GB1595436A (en) 1976-11-22 1977-11-17 Process of stripping developing a photosensitive material and apparatus therefor
DE19772751862 DE2751862A1 (de) 1976-11-22 1977-11-21 Verfahren und vorrichtung zum abstreifen und entwickeln eines lichtempfindlichen materials
US05/853,956 US4165251A (en) 1976-11-22 1977-11-22 Stripping and developing device

Applications Claiming Priority (1)

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JP15163976A JPS5845700B2 (ja) 1976-12-17 1976-12-17 剥離現像装置

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JPS5376029A JPS5376029A (en) 1978-07-06
JPS5845700B2 true JPS5845700B2 (ja) 1983-10-12

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JP15163976A Expired JPS5845700B2 (ja) 1976-11-22 1976-12-17 剥離現像装置

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JPS56117240A (en) * 1980-02-21 1981-09-14 Toshiba Corp "mylar (r)" stripping device for photosensitive dry film

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JPS5376029A (en) 1978-07-06

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