JPS5845637Y2 - 急須型魔法瓶 - Google Patents
急須型魔法瓶Info
- Publication number
- JPS5845637Y2 JPS5845637Y2 JP674880U JP674880U JPS5845637Y2 JP S5845637 Y2 JPS5845637 Y2 JP S5845637Y2 JP 674880 U JP674880 U JP 674880U JP 674880 U JP674880 U JP 674880U JP S5845637 Y2 JPS5845637 Y2 JP S5845637Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thermos
- teapot
- handle
- bottle
- flask
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Table Devices Or Equipment (AREA)
- Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
- Cookers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は内部に胴太形の真空二重瓶を収容した急須型の
魔法瓶に関するものであり、さらに詳しくはそのような
魔法瓶における把手の取付構造に関するものである。
魔法瓶に関するものであり、さらに詳しくはそのような
魔法瓶における把手の取付構造に関するものである。
この種の急須型魔法瓶としては既に第1図に示すような
ものが知られているが、この従来例においては把手前端
部8aが本体1の注液喉部5の上部に枢着され、又把手
後端部8bが本体1の外装体背面(反注口側)であって
前記把手前端部8aの枢着部より低位置において枢着さ
れているため、把手80両端枢着部を結ぶ軸線X−Xが
魔法瓶の縦中心線P−Qに対して後方側に下降傾斜する
ようになっている。
ものが知られているが、この従来例においては把手前端
部8aが本体1の注液喉部5の上部に枢着され、又把手
後端部8bが本体1の外装体背面(反注口側)であって
前記把手前端部8aの枢着部より低位置において枢着さ
れているため、把手80両端枢着部を結ぶ軸線X−Xが
魔法瓶の縦中心線P−Qに対して後方側に下降傾斜する
ようになっている。
これは把手8の中央部8Cを握って持ち上げた際に第2
図に示すように魔法瓶が前傾して注液し易くなるように
したものである。
図に示すように魔法瓶が前傾して注液し易くなるように
したものである。
なお把手両端枢着部を結ぶ軸線X−Xは把手8を本体1
に対して左右方向に起伏させるに際しての軸線となる。
に対して左右方向に起伏させるに際しての軸線となる。
しかしながらこの従来の急須型魔法瓶では、軸線X−X
が後方側に下降傾斜しているために該軸線X−Xから魔
法瓶の重心Gまでの垂直距離りが短かくなり、注液時に
把手8を持ち上げた場合、本体1を下向きに安定させる
ためのモーメントが小さくなって本体1が左右方向にグ
ラつき易くなるという問題があった。
が後方側に下降傾斜しているために該軸線X−Xから魔
法瓶の重心Gまでの垂直距離りが短かくなり、注液時に
把手8を持ち上げた場合、本体1を下向きに安定させる
ためのモーメントが小さくなって本体1が左右方向にグ
ラつき易くなるという問題があった。
本考案は上記の如き従来の急須型魔法瓶における問題点
に鑑みてなされたものであって、把手を持ち上げた際に
魔法瓶が前傾して注液し易くなるような利点は維持しな
がらそれに加えて安定性をも向上させることができるよ
うにした急須型の魔法瓶を提供することを目的とするも
のである。
に鑑みてなされたものであって、把手を持ち上げた際に
魔法瓶が前傾して注液し易くなるような利点は維持しな
がらそれに加えて安定性をも向上させることができるよ
うにした急須型の魔法瓶を提供することを目的とするも
のである。
以下、図示の実施例に基づいて本考案の急須型魔法瓶を
説明すると、第3図に示す実施例では、急須型の魔法瓶
本体1の上部に^形状の把手8を前後方向に向けて枢着
して構成されている。
説明すると、第3図に示す実施例では、急須型の魔法瓶
本体1の上部に^形状の把手8を前後方向に向けて枢着
して構成されている。
魔法瓶本体1は、背の低いほぼ球形の外装体2の内部に
膨大形状の真空二重瓶からなる中瓶3を収容し、さらに
該中瓶3の上部中央に形成された栓差込穴6に栓体4を
螺合して構成されている。
膨大形状の真空二重瓶からなる中瓶3を収容し、さらに
該中瓶3の上部中央に形成された栓差込穴6に栓体4を
螺合して構成されている。
外装体2の前側上部には瓶内液体注出用の注液喉部5が
栓差込穴6に連続して形成されている。
栓差込穴6に連続して形成されている。
把手8はその前端部8aを注液喉部5の上面に設けた取
付部13にピン14aによって取付けられ、後端部8b
を魔法瓶本体1の後側に設けた基台部12にピン14b
によって取付けられている。
付部13にピン14aによって取付けられ、後端部8b
を魔法瓶本体1の後側に設けた基台部12にピン14b
によって取付けられている。
基台部12は上下方向に細長く形成され、その基部12
bは把手前端部取付部13より下方位置において外装体
2の後面中段部に固着されている。
bは把手前端部取付部13より下方位置において外装体
2の後面中段部に固着されている。
又基台部12の上端12 aは把手前端部数付部13と
ほぼ同一高さとされ、それによって把手8を枢着してい
る2つのピン14 a 、14 bがほぼ水平な軸線Y
−Y上に配置されるようにしている。
ほぼ同一高さとされ、それによって把手8を枢着してい
る2つのピン14 a 、14 bがほぼ水平な軸線Y
−Y上に配置されるようにしている。
把手8を持ち上げた場合におけるこの急須型魔法瓶本体
1に対する支点は注液喉部5上の取付部13と、それよ
り低位置にある基台部基部12 bであってその両支点
を結ぶ軸線X−Xは第1図、第2図の従来例の場合と同
様に縦中心線P−Qに対して後方下降傾斜しているから
、把手8を持って注液しようとするときは、魔法瓶本体
1が前傾し易くなって注液を容易にする作用が得られる
。
1に対する支点は注液喉部5上の取付部13と、それよ
り低位置にある基台部基部12 bであってその両支点
を結ぶ軸線X−Xは第1図、第2図の従来例の場合と同
様に縦中心線P−Qに対して後方下降傾斜しているから
、把手8を持って注液しようとするときは、魔法瓶本体
1が前傾し易くなって注液を容易にする作用が得られる
。
これに対して、注液時に魔法瓶本体1が揺動しようとす
るときは、その揺動の中心は軸線X−Xより上方の軸線
Y−Yであるから、魔法瓶本体1を下向に安定させるた
めのモーメントは第1図、第2図に示す従来例の場合よ
りも大きく、それだけ魔法瓶本体1のグラつきに対する
抵抗が大きくなる。
るときは、その揺動の中心は軸線X−Xより上方の軸線
Y−Yであるから、魔法瓶本体1を下向に安定させるた
めのモーメントは第1図、第2図に示す従来例の場合よ
りも大きく、それだけ魔法瓶本体1のグラつきに対する
抵抗が大きくなる。
又、注液時に魔法瓶本体1が揺動するとき、従来例の場
合は第2図に示すように水平に近づいた軸線X−Xの周
りで揺動しようとするため、その揺れも大きくなるが、
本考案の場合は、静置時はほぼ水平であるが注液時には
傾斜状態となる軸線YY(第4図)の周りでの揺動とな
るため、魔法瓶本体1の揺動又はグラつきに対する抵抗
は大きくなる。
合は第2図に示すように水平に近づいた軸線X−Xの周
りで揺動しようとするため、その揺れも大きくなるが、
本考案の場合は、静置時はほぼ水平であるが注液時には
傾斜状態となる軸線YY(第4図)の周りでの揺動とな
るため、魔法瓶本体1の揺動又はグラつきに対する抵抗
は大きくなる。
尚、図示の実施例では把手8の中央部(握り部となる)
8Cは重心線P−Qより後方に偏倚している。
8Cは重心線P−Qより後方に偏倚している。
本考案の急須型魔法瓶は図示実施例からも明らかなよう
に、注液時は前傾し易く、シたがって注液が容易である
とともに、従来より魔法瓶本体のグラつきに対する抵抗
が大きく、安定的に注液することができるという利点が
ある。
に、注液時は前傾し易く、シたがって注液が容易である
とともに、従来より魔法瓶本体のグラつきに対する抵抗
が大きく、安定的に注液することができるという利点が
ある。
又、本考案の急須型魔法瓶は、把手8の後端部8bと基
台部12の枢着部(ピン14b)の上下部分を同時に握
って持ち上げることもでき、その場合(特に残液量の少
ないとき)には注液時に魔法瓶本体グラつくことはほと
んどない。
台部12の枢着部(ピン14b)の上下部分を同時に握
って持ち上げることもでき、その場合(特に残液量の少
ないとき)には注液時に魔法瓶本体グラつくことはほと
んどない。
第1図は従来の急須型魔法瓶の正面図、第2図は第1図
の急須型魔法瓶を持ち上げたときの作用説明図、第3図
は本考案の実施例にかかる急須型魔法瓶の一部断面正面
図、第4図は第3図の急須型魔法瓶の作用説明図である
。 1・・・・・・魔法瓶本体、2・・・・・・外装体、3
・・・・・・真空二重瓶、4・・・・・・栓体、5・・
・・・・注液喉部、6・・・・・・栓差込穴、8・・・
・・・把手、8a・・・・・・把手前端部、8b・・・
・・・把手後端部、12・・・・・・基台部、12 a
・・・・・・基台部上端部、12b・・・・・・基台部
基部、13・・・・・・取付部。
の急須型魔法瓶を持ち上げたときの作用説明図、第3図
は本考案の実施例にかかる急須型魔法瓶の一部断面正面
図、第4図は第3図の急須型魔法瓶の作用説明図である
。 1・・・・・・魔法瓶本体、2・・・・・・外装体、3
・・・・・・真空二重瓶、4・・・・・・栓体、5・・
・・・・注液喉部、6・・・・・・栓差込穴、8・・・
・・・把手、8a・・・・・・把手前端部、8b・・・
・・・把手後端部、12・・・・・・基台部、12 a
・・・・・・基台部上端部、12b・・・・・・基台部
基部、13・・・・・・取付部。
Claims (1)
- 外装体2の内部に胴太真空二重瓶からなる中瓶3を収容
する一方、該中瓶3の瓶口上部に栓差込穴6を形成しさ
らに該栓差込穴6の前方に注液喉部5を連続形成して急
須型魔法瓶本体1を構成するとともに、該魔法瓶本体1
の上部で且つ前後方向にまたがって装着される小形の把
手8は、その前端部8aを前記注液喉部5の上部に形成
した取付部13において、又その後端部8bを前記外装
体2の後側で前記把手前端部取付部13より低位置に基
部12bを有する基台部12においてしかも前記前端部
取付部13とほぼ同じ高さにおいて、それぞれ枢着した
ことを特徴とする急須型魔法瓶。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP674880U JPS5845637Y2 (ja) | 1980-01-22 | 1980-01-22 | 急須型魔法瓶 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP674880U JPS5845637Y2 (ja) | 1980-01-22 | 1980-01-22 | 急須型魔法瓶 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56108838U JPS56108838U (ja) | 1981-08-24 |
JPS5845637Y2 true JPS5845637Y2 (ja) | 1983-10-17 |
Family
ID=29603415
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP674880U Expired JPS5845637Y2 (ja) | 1980-01-22 | 1980-01-22 | 急須型魔法瓶 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5845637Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0433090Y2 (ja) * | 1986-05-17 | 1992-08-07 |
-
1980
- 1980-01-22 JP JP674880U patent/JPS5845637Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56108838U (ja) | 1981-08-24 |
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