JPH082128Y2 - 振出し容器 - Google Patents
振出し容器Info
- Publication number
- JPH082128Y2 JPH082128Y2 JP12895589U JP12895589U JPH082128Y2 JP H082128 Y2 JPH082128 Y2 JP H082128Y2 JP 12895589 U JP12895589 U JP 12895589U JP 12895589 U JP12895589 U JP 12895589U JP H082128 Y2 JPH082128 Y2 JP H082128Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outlet
- cap
- container
- support rod
- container body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は振出し容器に関する。
「従来の技術及び考案が解決しようとする課題」 振出し容器として、口頸部を起立した容器体と、後容
器体口頸部上端外周に嵌合した周壁上端縁より振出し孔
を穿設した頂壁を延設してなる振出し孔部材と、容器体
口頸部外周に、上記振出し孔部材を被覆して着脱自在に
嵌合するキャップとからなるものが知られている。
器体口頸部上端外周に嵌合した周壁上端縁より振出し孔
を穿設した頂壁を延設してなる振出し孔部材と、容器体
口頸部外周に、上記振出し孔部材を被覆して着脱自在に
嵌合するキャップとからなるものが知られている。
しかしながら、従来のこの種容器では、キャップを外
した後容器体を傾倒して振出し孔より内容物を振出し使
用した後、再びキャップを嵌めて保存するという具合に
使用方法が面倒であった。
した後容器体を傾倒して振出し孔より内容物を振出し使
用した後、再びキャップを嵌めて保存するという具合に
使用方法が面倒であった。
本考案は、上記従来技術の欠点を解消した振出し容器
を提供することを目的とする。
を提供することを目的とする。
「課題を解決するための手段」 口頸部６を起立した容器体２と、上記口頸部６外周に
周壁７を嵌合して容器体２に装着するとともに、周壁７
上端縁より延設した頂壁８に振出し口９を穿設した振出
し口部材３と、上記振出し口９下方の振出し口部材３内
部に下端を弾性復帰可能に支持するとともに、振出し口
９中央より上端を揺動自在に突出させた支持棒11と、該
支持棒11先端に上記振出し口９を開閉可能に被覆して嵌
合装着したキャップ４とからなることを特徴とする振出
し容器。
周壁７を嵌合して容器体２に装着するとともに、周壁７
上端縁より延設した頂壁８に振出し口９を穿設した振出
し口部材３と、上記振出し口９下方の振出し口部材３内
部に下端を弾性復帰可能に支持するとともに、振出し口
９中央より上端を揺動自在に突出させた支持棒11と、該
支持棒11先端に上記振出し口９を開閉可能に被覆して嵌
合装着したキャップ４とからなることを特徴とする振出
し容器。
「作用」 第１図示の状態より、キャップ４を任意の横方向に押
すと、支持棒11が傾倒してキャップ４が振出し口９上面
からズレて、振出し口９の一部が露出し、次いで容器を
傾ければ第４図示の如く、内容物を振出すことが出来
る。次いで容器を正立してキャップ４の押圧を解除すれ
ばキャップ４は支持棒11の弾性復元力で元の位置に戻り
閉塞する。
すと、支持棒11が傾倒してキャップ４が振出し口９上面
からズレて、振出し口９の一部が露出し、次いで容器を
傾ければ第４図示の如く、内容物を振出すことが出来
る。次いで容器を正立してキャップ４の押圧を解除すれ
ばキャップ４は支持棒11の弾性復元力で元の位置に戻り
閉塞する。
「実施例」 以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。
第１図において、１は本考案振出し容器の一実施例を
示し、該容器１は、容器体２と、振出し口部材３と、キ
ャップ４とから構成している。
示し、該容器１は、容器体２と、振出し口部材３と、キ
ャップ４とから構成している。
容器体２は、円筒状の胴部５より縮径した口頸部６を
起立して構成している。
起立して構成している。
又、振出し口部材３は、容器体口頸部６外周に周壁７
内周下端を嵌合して容器体２に装着しており、周壁７上
端縁より延設した頂壁８中央に振出し口９を穿設してい
る。又、該振出し口９の周縁の頂壁８裏面より、三本の
弾性支持腕10を周方向等間隔に垂設しており、各腕10の
下端を各々中心に向って腕曲させ、その先端に支持棒11
の下端側面を連結して、支持棒11が傾倒した際に元の位
置に弾性復帰可能に構成している。又、支持棒11の上端
は、上記振出し口９中央より揺動自在に突出させてい
る。
内周下端を嵌合して容器体２に装着しており、周壁７上
端縁より延設した頂壁８中央に振出し口９を穿設してい
る。又、該振出し口９の周縁の頂壁８裏面より、三本の
弾性支持腕10を周方向等間隔に垂設しており、各腕10の
下端を各々中心に向って腕曲させ、その先端に支持棒11
の下端側面を連結して、支持棒11が傾倒した際に元の位
置に弾性復帰可能に構成している。又、支持棒11の上端
は、上記振出し口９中央より揺動自在に突出させてい
る。
キャップ４は、円板状基部12の中央を円筒状に隆起し
た形状をなし、隆起部13内周を上記支持棒11先端に嵌合
して振出し口部材３に装着している。又、その基部12に
より上記振出し口９上面を被覆している。
た形状をなし、隆起部13内周を上記支持棒11先端に嵌合
して振出し口部材３に装着している。又、その基部12に
より上記振出し口９上面を被覆している。
キャップ４の隆起部13を任意の横方向に押すと、支持
棒11が傾倒してキャップ４の基部12が振出し口９上面か
らズレて、振出し口９の一部が露出し、そこから内容物
を振り出す様構成している。
棒11が傾倒してキャップ４の基部12が振出し口９上面か
らズレて、振出し口９の一部が露出し、そこから内容物
を振り出す様構成している。
尚、支持腕10の支持棒11への取付構造は、上記した第
１図〜第３図示のものに限らず、例えば第５図示の如
く、各支持腕の下端を渦巻き状に構成したものであって
も良い。
１図〜第３図示のものに限らず、例えば第５図示の如
く、各支持腕の下端を渦巻き状に構成したものであって
も良い。
又、上記本考案容器は、その全ての部材を合成樹脂に
し形成することが好ましい。
し形成することが好ましい。
「考案の効果」 以上説明した如く、本考案によれば、キャップを任意
の横方向にズラすだけで振出しが可能となり、又、手を
はなせば自然とキャップが移動して閉蓋し、使勝手が極
めて良い。又、容器体、振出し口部材、キャップという
三点の部品で構成できるため製造上の容易さもある。
の横方向にズラすだけで振出しが可能となり、又、手を
はなせば自然とキャップが移動して閉蓋し、使勝手が極
めて良い。又、容器体、振出し口部材、キャップという
三点の部品で構成できるため製造上の容易さもある。
更に、キャップは任意の横方向にズラすことが出来る
ため、振出し時に容器の上下位置を確認したりする必要
もなく、その点からも使勝手が良い。
ため、振出し時に容器の上下位置を確認したりする必要
もなく、その点からも使勝手が良い。
第１図〜第４図は本考案の一実施例を示し、第１図は要
部縦断面図、第２図は振出し口部材及びキャップを示す
一部切欠き斜視図、第３図は支持棒取付部分の要部平面
図、第４図は斜視図、第５図は他の実施例における支持
棒取付部分の要部平面図である。 ２…容器体,3…振出し口部材,4…キャップ,11…支持
棒，
部縦断面図、第２図は振出し口部材及びキャップを示す
一部切欠き斜視図、第３図は支持棒取付部分の要部平面
図、第４図は斜視図、第５図は他の実施例における支持
棒取付部分の要部平面図である。 ２…容器体,3…振出し口部材,4…キャップ,11…支持
棒，
Claims (1)
- 【請求項１】口頸部６を起立した容器体２と、上記口頸
部６外周に周壁７を嵌合して容器体２に装着するととも
に、周壁７上端縁より延設した頂壁８に振出し口９を穿
設した振出し口部材３と、上記振出し口９下方の振出し
口部材３内部に下端を弾性復帰可能に支持するととも
に、振出し口９中央より上端を揺動自在に突出させた支
持棒11と、該支持棒11先端に上記振出し口９を開閉可能
に被覆して嵌合装着したキャップ４とからなることを特
徴とする振出し容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12895589U JPH082128Y2 (ja) | 1989-11-02 | 1989-11-02 | 振出し容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12895589U JPH082128Y2 (ja) | 1989-11-02 | 1989-11-02 | 振出し容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0366860U JPH0366860U (ja) | 1991-06-28 |
| JPH082128Y2 true JPH082128Y2 (ja) | 1996-01-24 |
Family
ID=31676625
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12895589U Expired - Fee Related JPH082128Y2 (ja) | 1989-11-02 | 1989-11-02 | 振出し容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH082128Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002364030A (ja) * | 2001-06-13 | 2002-12-18 | Bridgestone Corp | 水槽内部連通弁 |
-
1989
- 1989-11-02 JP JP12895589U patent/JPH082128Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0366860U (ja) | 1991-06-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |