JP2002364030A - 水槽内部連通弁 - Google Patents

水槽内部連通弁

Info

Publication number
JP2002364030A
JP2002364030A JP2001178317A JP2001178317A JP2002364030A JP 2002364030 A JP2002364030 A JP 2002364030A JP 2001178317 A JP2001178317 A JP 2001178317A JP 2001178317 A JP2001178317 A JP 2001178317A JP 2002364030 A JP2002364030 A JP 2002364030A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water tank
valve
partition wall
wall
operating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001178317A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Ichikawa
秀明 市川
Masaru Sato
勝 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HASHIMOTO SANGYO KK
Bridgestone Corp
Original Assignee
HASHIMOTO SANGYO KK
Bridgestone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by HASHIMOTO SANGYO KK, Bridgestone Corp filed Critical HASHIMOTO SANGYO KK
Priority to JP2001178317A priority Critical patent/JP2002364030A/ja
Publication of JP2002364030A publication Critical patent/JP2002364030A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、組立式水槽にあって、内部に仕切り
壁を設けた構造においての連通弁にかかるものである。 【解決手段】水槽の内部を仕切り壁にて複数の水槽に区
切り、区切られた水槽間を連結するための連通弁であっ
て、仕切り壁に開閉弁本体部が固定され、開閉弁を操作
する操作部が水槽を形成する壁の外側に固定され、開閉
弁と水槽外の操作部を繋ぐ操作杆が絶縁された嵌合機構
或いは関節機構をなし、壁の外側より操作部を操作する
ことによって操作杆が嵌合されて開閉弁を操作すること
を特徴とする水槽内部連通弁。1A、1B‥水槽、11
‥水槽側壁、12‥水槽底壁、13‥仕切り壁、21‥
弁本体、22‥操作部、23‥操作杆、23a‥弁本体
側の操作杆、23b‥操作部側の操作杆、30‥嵌合機
構。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、組立式水槽にあっ
て、内部に仕切り壁を設けた構造においての連通弁にか
かるものである。
【0002】
【従来の技術】近年、特に高層ビルにおいて飲料水の確
保や非常用水の確保のために組立式水槽が広く用いられ
ている。しかるに、通常は水槽内部の清掃やメンテナン
ス時に断水してはならないため、内部に仕切り壁を形成
して内部を複数に分割することが行われ、例えば一つの
区切り毎の水槽につき清掃を行い、その際、他の水槽内
の水を使用することによって断水するのを防ぐ構造とし
ている。しかるに、区切られた各水槽を連絡する必要が
あることから、通常では水槽の外側で仕切り壁をまたぐ
ようにU字管を接続し、これに開閉弁を備えることが行
われていた。しかしながら、水槽は比較的狭い場所に備
えられることから、U字管を水槽外に備えることができ
ない場合があった。
【0003】この解決法として図1に示すように水槽1
内部の仕切り壁2に弁本体3を固定し、これを水槽1外
からハンドル等の開閉操作部4によって開閉操作をする
方法が考えられている。図中、1a、1bは水槽を構成
するパネル体であって、周囲に備えたフランジ1cを利
用し、図示しないボルト及びナットにて連結して水槽1
の側壁5或いは底壁6を構成したものであり、1dは水
槽1の内部に立設した同様の構造を持つパネルであっ
て、このパネル1dによって仕切り壁2が形成される。
7a、7bは弁本体3及び操作部4を固定するためのフ
ランジであり、これも図示しないボルト及びナットにて
仕切り壁2及び側壁5に強固に固定されている。
【0004】しかるに、かかる構造によっても解決しな
くてはならない問題があり、その欠点は弁本体3と開閉
操作部4とが通常は直角にリジッドに配置されているこ
とから来るものであり、弁本体3を仕切り壁2に確実に
固定すると共に、開閉操作部4を水槽1の側壁(或いは
底壁)5に直角を維持しつつ固定する必要がある。しか
しながら、仕切り壁2にて区切られた水槽1A、1Bに
あって、例えば水槽1A側を空とし、水槽1B側に水を
蓄えた場合には、FRP等にて構成される仕切り壁2が
空の側(1A側)に湾曲してしまう。弁本体3はこの湾
曲した仕切り壁2に固定されているために、弁本体3と
直角を維持しつつ側壁5に固定された開閉操作部4に仕
切り壁2が湾曲した分だけ歪みがかかってしまう。この
ため、弁本体3と開閉操作部4の固定が緩んだり固定し
てある仕切り壁2や側壁5に亀裂が入ったりしてしま
い、止水機能をもたらさなくなるおそれがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の従来の
技術を解決するためになされたものであり、仕切り壁に
て仕切られた一方側の水槽が空になったとしても仕切り
壁や側壁に全く悪影響を及ぼさない水槽内部連通弁を提
供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1は、水槽の
内部を仕切り壁にて複数の水槽に区切り、区切られた水
槽間を連結するための連通弁であって、仕切り壁に開閉
弁本体部が固定され、開閉弁を操作する操作部が水槽を
形成する壁の外側に固定され、開閉弁と水槽外の操作部
を繋ぐ操作杆が絶縁された嵌合機構をなし、壁の外側よ
り操作部を操作することによって操作杆が嵌合されて開
閉弁を操作することを特徴とする。
【0007】本発明の第2は、水槽の内部を仕切り壁に
て複数の水槽に区切り、区切られた水槽間を連結するた
めの連通弁であって、仕切り壁に開閉弁本体部が固定さ
れ、開閉弁を操作する操作部が水槽を形成する壁の外側
に固定され、開閉弁と水槽外の操作部を繋ぐ操作杆が関
節機構をなし、壁の外側より操作部を操作することによ
って操作杆の関節が嵌合されて開閉弁を操作することを
特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の水槽内部連通弁は、弁本
体と操作部とを連結する操作杆がリジッドに連結されて
おらず、操作部を操作することによって初めて操作杆が
リジッドな関係を維持することとなる。従って、弁本体
と操作部が仕切り壁と水槽を構成する側壁、底壁、天井
壁等に強固に固定されたとしても、通常は両者間の操作
杆がリジッドな関係となっていないため、仕切り壁が湾
曲しようとも水槽内部連通弁全体としてはその影響はな
く、直接仕切り壁の変位・荷重を弁本体或いは操作部に
伝えることはなく、従って、これらの固定部位の水密性
は十分に維持できることとなったものである。
【0009】本発明で言う嵌合機構或いは関節機構は特
に限定されることはなく、通常は操作杆がマイルド連結
され或いは離れて存在し、壁の外側より操作部を操作す
ることによって両者の操作杆がリジッドに接合するもの
であれば特に限定はない。尚、本発明では操作杆は必ず
しも両方から伸びるものでなくともよく、一方側からの
みのものも含む。
【0010】
【実施例】以下、実施例をもって更に詳細に説明する。
図2は第1発明の水槽内部連通弁を示す平面概念図であ
る。図中、11は側壁、12は底壁、13は仕切り壁を
示し、いずれも図1と同様のパネル体にて構成されたも
のである。この仕切り壁13には弁本体21が固定さ
れ、一方、側壁11には操作部22が固定される。尚、
弁本体21は仕切り壁13に固定される短管21aと弁
21bとよりなっており、この弁21bに対してこれの
開閉操作を行う操作杆23が備えられたものである。
【0011】しかるに、この操作杆23は一直線状の棒
体ではなく、その途中が絶縁され操作部22を回すこと
によって初めて一体となる嵌合機構30が採用されてい
る。従って、一方の水槽1A又は1Bを空にした場合に
仕切り壁13に変位が生じてもこの嵌合機構30によっ
てこれが吸収され、弁本体21或いは操作部22の取り
付け部には影響はなく、パネルに亀裂等が入ったり、止
水機能を低下させることはなくなったものである。
【0012】尚、操作杆23にて採用される嵌合機構3
0は特に限定されるものではなく、弁本体21側の操作
杆23aと操作部22側の操作杆23bとが通常は両者
は絶縁しているが、操作部22を操作することによって
嵌合する機構であればよく、図3はこの嵌合機構30の
一例を示したものである。図3(a)は操作杆23aの
先端に一文字状の溝23cを形成し、一方の操作杆23
bの先端にはこの溝23c内に嵌る一文字状の突条23
dを形成した例である。図3(b)は操作杆23aを穴
23e付きフランジ23fとし、操作杆23bの先端を
穴23eに嵌り合う突起23gを有するフランジ23h
とした例である。これらの操作杆23a、23bの構造
は逆に形成されてもよいことは勿論である。更に言え
ば、図示はしないが、例えば十文字状の突条と溝を夫々
に形成したものでもよい。
【0013】このように、第1発明は弁本体21と操作
部22を結ぶ操作杆23に仕切り壁13の変形に基づく
変位を吸収する機能を付与するものであって、この機構
の好ましい例が嵌合機構30である。
【0014】図4は第2発明の水槽内部連通弁を示す平
面概念図である。即ち、操作杆23は常時は連結されて
はいるが、リジッドな連結ではなく、操作杆23aと2
3bは関節機構40をなし、仕切り壁13の変形に基づ
く変位を吸収する機能をこの関節機構40によって行う
ものである。
【0015】関節機構40は特に限定されるものではな
いが、図5はここに好んで用いられる関節機構の例を示
したものである。図5(a)は操作杆23aの先端近傍
にピン穴23iを形成し、操作杆23b側をピン穴23
jを有する有底部となして、操作杆23aの先端をこれ
に挿入し、ピン穴23i、23jにピン23kを通す構
造の関節機構40を示す。図5(b)は図5(a)の関
節機構の変形例であり、いわゆるピン継手型の関節機構
40、図5(c)はフック式継手を利用した関節機構4
0の例である。いずれも仕切り壁13の変位をこの関節
機構40によって吸収するものである。これらの例は少
なくとも一方側にヨークを形成し、ピン止めして関節機
構を形成した例を示したものである。
【0016】
【発明の効果】本発明の水槽内部連通弁によれば、仕切
り壁の変位・荷重とは完全に無縁なものとなり、水槽内
部連通弁或いはこれが取り付けられる仕切り壁や側壁の
補強が不要となったもので、止水性にも優れた水槽用弁
が提供できたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は従来の水槽内部連通弁の一例を示す斜視
図である。
【図2】図2は第1発明の水槽内部連通弁の平面概念図
である。
【図3】図3は第1発明の水槽内部連通弁の具体例を示
す図である。
【図4】図4は第2発明の水槽内部連通弁の平面概念図
である。
【図5】図5は第2発明の水槽内部連通弁の具体例を示
す図である。
【符号の説明】
1A、1B‥水槽、 11‥水槽側壁、 12‥水槽底壁、 13‥仕切り壁、 21‥弁本体、 22‥操作部、 23‥操作杆、 23a‥弁本体側の操作杆、 23b‥操作部側の操作杆、 30‥嵌合機構、 40‥関節機構。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水槽の内部を仕切り壁にて複数の水槽に
    区切り、区切られた水槽間を連結するための連通弁であ
    って、仕切り壁に開閉弁本体部が固定され、開閉弁を操
    作する操作部が水槽を形成する壁の外側に固定され、開
    閉弁と水槽外の操作部を繋ぐ操作杆が絶縁された嵌合機
    構をなし、壁の外側より操作部を操作することによって
    操作杆が嵌合されて開閉弁を操作することを特徴とする
    水槽内部連通弁。
  2. 【請求項2】 水槽の内部を仕切り壁にて複数の水槽に
    区切り、区切られた水槽間を連結するための連通弁であ
    って、仕切り壁に開閉弁本体部が固定され、開閉弁を操
    作する操作部が水槽を形成する壁の外側に固定され、開
    閉弁と水槽外の操作部を繋ぐ操作杆が関節機構をなし、
    壁の外側より操作部を操作することによって操作杆の関
    節が嵌合されて開閉弁を操作することを特徴とする水槽
    内部連通弁。
  3. 【請求項3】 操作部が水槽を形成する側壁に固定され
    た請求項1又は2記載の水槽内部連通弁。
  4. 【請求項4】 操作部が水槽を形成する底壁に固定され
    た請求項1又は2記載の水槽内部連通弁。
  5. 【請求項5】 一方側の操作杆に一文字条又は十文字条
    の突条を形成し、他方側の操作杆に一文字条又は十文字
    条の溝を形成した請求項1に記載の水槽内部連通弁。
  6. 【請求項6】 少なくとも一方側の操作杆にヨークを形
    成し、他方側の操作杆をピンにて連結した請求項2に記
    載の水槽内部連通弁。
JP2001178317A 2001-06-13 2001-06-13 水槽内部連通弁 Pending JP2002364030A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001178317A JP2002364030A (ja) 2001-06-13 2001-06-13 水槽内部連通弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001178317A JP2002364030A (ja) 2001-06-13 2001-06-13 水槽内部連通弁

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002364030A true JP2002364030A (ja) 2002-12-18

Family

ID=19019036

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001178317A Pending JP2002364030A (ja) 2001-06-13 2001-06-13 水槽内部連通弁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002364030A (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6367286A (ja) * 1986-09-08 1988-03-26 株式会社ブリヂストン 槽外操作ホイ−ルを備えた貯槽用仕切壁の構造
JPH0366860U (ja) * 1989-11-02 1991-06-28
JPH0421496U (ja) * 1990-06-15 1992-02-24
JPH051082U (ja) * 1991-06-21 1993-01-08 昭和飛行機工業株式会社 タンクローリにおける底弁の閉鎖状態確認装置
JPH07301360A (ja) * 1994-04-28 1995-11-14 Tomoe Gijutsu Kenkyusho:Kk 回転弁の開閉装置
JPH1019158A (ja) * 1996-07-01 1998-01-23 Seiwa Kikai:Kk 弁自動開閉機
JP2002275955A (ja) * 2001-03-16 2002-09-25 Daishin:Kk 貯水槽の連通弁装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6367286A (ja) * 1986-09-08 1988-03-26 株式会社ブリヂストン 槽外操作ホイ−ルを備えた貯槽用仕切壁の構造
JPH0366860U (ja) * 1989-11-02 1991-06-28
JPH0421496U (ja) * 1990-06-15 1992-02-24
JPH051082U (ja) * 1991-06-21 1993-01-08 昭和飛行機工業株式会社 タンクローリにおける底弁の閉鎖状態確認装置
JPH07301360A (ja) * 1994-04-28 1995-11-14 Tomoe Gijutsu Kenkyusho:Kk 回転弁の開閉装置
JPH1019158A (ja) * 1996-07-01 1998-01-23 Seiwa Kikai:Kk 弁自動開閉機
JP2002275955A (ja) * 2001-03-16 2002-09-25 Daishin:Kk 貯水槽の連通弁装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002364030A (ja) 水槽内部連通弁
JP5671497B2 (ja) 水栓器具の取付構造、水栓器具、及び水栓器具の取付方法
JP2002302977A (ja) サイホン型排水システム
JP4907221B2 (ja) 洗浄ハンドル装置
CN104847957B (zh) 双控双用防拆球阀
JP2003064745A (ja) 排水用通気装置
CN205341140U (zh) 一种恒温淋浴水龙头
JP2005213906A (ja) 便器用洗浄水タンク
JP2003095379A (ja) 補強機能を備えた内部連通管
JP2009299732A (ja) 弁装置およびその操作方法
US6019131A (en) Tapered adjustable tailpiece
CN109854820A (zh) 一种扁圆螺旋风管水密连接结构
JPH09133252A (ja) 大型蒸気加減弁
JP2005273335A (ja) 軒樋接続用継手
KR200423368Y1 (ko) 주방 및 화장실 배기용 건식 에어덕트 조립체
JPH0776032B2 (ja) 槽外操作ホイ−ルを備えた貯槽用仕切壁の構造
JP2002089769A (ja) 給水ヘッダー
JP2970649B2 (ja) 排水管継手
JPH10147964A (ja) 洗面台における遠隔操作式排水装置
KR200240441Y1 (ko) 수로관
JP2003156186A (ja) 圧力管路
KR200302644Y1 (ko) 급수펌프가 내장된 물탱크
KR20110008209U (ko) 밸브 일체형 엘보
JP2002349726A (ja) 制御弁内蔵形遮断弁
JPH0868100A (ja) 排水桝

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080602

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20080602

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080611

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100629

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20101026