JP2540509Y2 - 化粧品充填皿収納用の簡易容器 - Google Patents
化粧品充填皿収納用の簡易容器Info
- Publication number
- JP2540509Y2 JP2540509Y2 JP3218291U JP3218291U JP2540509Y2 JP 2540509 Y2 JP2540509 Y2 JP 2540509Y2 JP 3218291 U JP3218291 U JP 3218291U JP 3218291 U JP3218291 U JP 3218291U JP 2540509 Y2 JP2540509 Y2 JP 2540509Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- peripheral wall
- handle
- container
- lid
- container body
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、化粧品充填皿収納用の
簡易容器に関する。
簡易容器に関する。
【０００２】
【考案が解決しようとする課題】化粧品充填皿を容器体
の収納凹部に収納嵌合させた化粧用コンパクト容器が使
用されている。これらの容器においては、一般に化粧品
充填皿を取り替え可能に構成し、充填皿内の化粧品が無
くなった場合に収納凹部より化粧品充填皿を外して新た
な充填皿を嵌合させて使用している。従って、新たに補
充する為の化粧品充填皿のみを別途販売することが行わ
れており、この際充填皿を収納する簡易容器が必要とな
る。これらの簡易容器は、充填皿の保管を目的として充
填皿使用時には廃棄してしまう為安価なものが要求さ
れ、従来は、合成樹脂の一体成型により形成したもの
で、容器体後部に蓋体後部を回動可能に固定させ、各前
部相互を係脱可能に構成したものが使用されている。
の収納凹部に収納嵌合させた化粧用コンパクト容器が使
用されている。これらの容器においては、一般に化粧品
充填皿を取り替え可能に構成し、充填皿内の化粧品が無
くなった場合に収納凹部より化粧品充填皿を外して新た
な充填皿を嵌合させて使用している。従って、新たに補
充する為の化粧品充填皿のみを別途販売することが行わ
れており、この際充填皿を収納する簡易容器が必要とな
る。これらの簡易容器は、充填皿の保管を目的として充
填皿使用時には廃棄してしまう為安価なものが要求さ
れ、従来は、合成樹脂の一体成型により形成したもの
で、容器体後部に蓋体後部を回動可能に固定させ、各前
部相互を係脱可能に構成したものが使用されている。
【０００３】従来のこの種の容器では、例えば、蓋体前
端及び容器体前端より互い違いの位置に各々突設した係
合突起を、蝦蟇口の止金状に互いに係止して蓋体の容器
体への係止を行っている。これらは、蓋体を閉じると自
動的に各係合突起が係合して容易に蓋体を係止すること
が出来、しかも合成樹脂の一体成型により構成されたも
のであるため安価に製造できるものである。しかしなが
ら、最近のコンパクト容器内に収納する化粧品は、空気
に接触してもそれ程劣化を生じない固形粉末状のものだ
けではなく、嫌気性のものも収納される様になって来て
おり、従来のこの種簡易容器では、容器の気密性に劣
り、その結果、内容物の劣化を来す虞が生じて来た。本
考案は上記した従来技術の欠点を解消したもので、簡単
な構造で安価に製造でき、しかも容器の気密性にも優れ
た化粧品充填皿収納用の簡易容器を提案するものであ
る。
端及び容器体前端より互い違いの位置に各々突設した係
合突起を、蝦蟇口の止金状に互いに係止して蓋体の容器
体への係止を行っている。これらは、蓋体を閉じると自
動的に各係合突起が係合して容易に蓋体を係止すること
が出来、しかも合成樹脂の一体成型により構成されたも
のであるため安価に製造できるものである。しかしなが
ら、最近のコンパクト容器内に収納する化粧品は、空気
に接触してもそれ程劣化を生じない固形粉末状のものだ
けではなく、嫌気性のものも収納される様になって来て
おり、従来のこの種簡易容器では、容器の気密性に劣
り、その結果、内容物の劣化を来す虞が生じて来た。本
考案は上記した従来技術の欠点を解消したもので、簡単
な構造で安価に製造でき、しかも容器の気密性にも優れ
た化粧品充填皿収納用の簡易容器を提案するものであ
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本考案簡易容器は上記課
題を解決するため、周壁８外周面下部に上向き段部１０
を有するとともに、中央に化粧品充填皿３を収納する収
納凹部９を設けてなる容器体２と、該容器体２の周壁８
外周に着脱可能に嵌合係止させた周壁１１上端縁より上
記収納凹部９上面を閉塞する頂壁１２を延設するととも
に、周壁１１外周下端左右側部より上記段部１０上にハ
ンドル取付け用の鍔部１３を突設してなる蓋体５と、上
記鍔部１３の左右両前端に薄肉ヒンジ部１４を介して両
基端を一体に連結するとともに、各ヒンジ部１４を中心
に蓋体周壁１１前方を揺動可能に装着させた円弧板状の
ハンドル４と、上記容器体周壁１１上面と蓋体頂壁１２
下面間に介在させたパッキン６とからなり、上記ハンド
ル４の両基端下面より垂設した支持突起１５を上記段部
１０とハンドル４間に介在させて、その前部が上方に位
置する如くハンドル４を傾斜させるとともに、押下げ可
能に構成している。
題を解決するため、周壁８外周面下部に上向き段部１０
を有するとともに、中央に化粧品充填皿３を収納する収
納凹部９を設けてなる容器体２と、該容器体２の周壁８
外周に着脱可能に嵌合係止させた周壁１１上端縁より上
記収納凹部９上面を閉塞する頂壁１２を延設するととも
に、周壁１１外周下端左右側部より上記段部１０上にハ
ンドル取付け用の鍔部１３を突設してなる蓋体５と、上
記鍔部１３の左右両前端に薄肉ヒンジ部１４を介して両
基端を一体に連結するとともに、各ヒンジ部１４を中心
に蓋体周壁１１前方を揺動可能に装着させた円弧板状の
ハンドル４と、上記容器体周壁１１上面と蓋体頂壁１２
下面間に介在させたパッキン６とからなり、上記ハンド
ル４の両基端下面より垂設した支持突起１５を上記段部
１０とハンドル４間に介在させて、その前部が上方に位
置する如くハンドル４を傾斜させるとともに、押下げ可
能に構成している。
【０００５】
【作用】図２の状態からハンドル４を押し下げると、各
支持突起１５、１５下面前端部が支点となってハンドル
４前部が下方へ回動する。同時に、各ヒンジ部１４、１
４の上記支点を中心とする回動を、容器体周壁８の案内
によって蓋体５の上昇動に変換させて蓋体５を容器体２
に対して上昇させ、各係合突条１６、１７の係合を解除
し、蓋体５を容器体２から取り除くことが出来る。
支持突起１５、１５下面前端部が支点となってハンドル
４前部が下方へ回動する。同時に、各ヒンジ部１４、１
４の上記支点を中心とする回動を、容器体周壁８の案内
によって蓋体５の上昇動に変換させて蓋体５を容器体２
に対して上昇させ、各係合突条１６、１７の係合を解除
し、蓋体５を容器体２から取り除くことが出来る。
【０００５】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面を参照して説明
する。図１〜図３は本考案の一実施例を示し、図中１は
化粧品充填皿収納用の簡易容器を示す。該容器１は、容
器体２と、化粧品充填皿３と、ハンドル４付き蓋体５
と、パッキン６とから構成している。容器体２は、底壁
７周縁より周壁８を立設した上端面開口の円筒状をな
し、中央に設けた収納凹部９に化粧品充填皿３を収納嵌
合させている。又、周壁７外周下部を上向き段部１０を
介して拡径している。
する。図１〜図３は本考案の一実施例を示し、図中１は
化粧品充填皿収納用の簡易容器を示す。該容器１は、容
器体２と、化粧品充填皿３と、ハンドル４付き蓋体５
と、パッキン６とから構成している。容器体２は、底壁
７周縁より周壁８を立設した上端面開口の円筒状をな
し、中央に設けた収納凹部９に化粧品充填皿３を収納嵌
合させている。又、周壁７外周下部を上向き段部１０を
介して拡径している。
【０００６】蓋体５は、周壁１１上端縁より頂壁１２を
延設してなる下端面開口の円筒状をなし、又周壁１１外
周下端縁より外向きフランジ状に突設するとともに、左
右側方に各々基端部を有する円弧板状をなすハンドル取
付け用の鍔部１３を設けている。更に、ハンドル４の両
基端を蓋体５の上記鍔部１３の両基端に各々薄肉ヒンジ
部１４、１４を介して一体に連結するとともに、各ヒン
ジ部１４、１４を中心として容器体周壁１１前方を揺動
可能に設けている。又、ハンドル４の両基端裏面より支
持突起１５、１５を各々垂設している。
延設してなる下端面開口の円筒状をなし、又周壁１１外
周下端縁より外向きフランジ状に突設するとともに、左
右側方に各々基端部を有する円弧板状をなすハンドル取
付け用の鍔部１３を設けている。更に、ハンドル４の両
基端を蓋体５の上記鍔部１３の両基端に各々薄肉ヒンジ
部１４、１４を介して一体に連結するとともに、各ヒン
ジ部１４、１４を中心として容器体周壁１１前方を揺動
可能に設けている。又、ハンドル４の両基端裏面より支
持突起１５、１５を各々垂設している。
【０００７】この様に構成した蓋体５を、その周壁１１
内周に設けた係合突条１６を、容器体周壁８外周に設け
た係合突条１７に乗り越え係合させるとともに、パッキ
ン６を介して頂壁１２により化粧品充填皿３上面を気密
に閉塞して容器体２に装着している。尚、この際蓋体５
の鍔部１３及びハンドル４の支持突起１５下面は容器体
２の上向き段部１０上面に当接させ、ハンドル４前部が
上方に位置する如くハンドル４を傾斜保持させている。
そして、ハンドル４前部を下方に押し下げることによ
り、容器体２に対して蓋体５が上方に移動して上記各係
合突条１６、１７が外れて蓋体５が取外し可能となる如
く構成している。尚、上記容器体、ハンドル付き蓋体は
合成樹脂にて形成すると良い。
内周に設けた係合突条１６を、容器体周壁８外周に設け
た係合突条１７に乗り越え係合させるとともに、パッキ
ン６を介して頂壁１２により化粧品充填皿３上面を気密
に閉塞して容器体２に装着している。尚、この際蓋体５
の鍔部１３及びハンドル４の支持突起１５下面は容器体
２の上向き段部１０上面に当接させ、ハンドル４前部が
上方に位置する如くハンドル４を傾斜保持させている。
そして、ハンドル４前部を下方に押し下げることによ
り、容器体２に対して蓋体５が上方に移動して上記各係
合突条１６、１７が外れて蓋体５が取外し可能となる如
く構成している。尚、上記容器体、ハンドル付き蓋体は
合成樹脂にて形成すると良い。
【０００８】
【考案の効果】以上説明した如く本考案簡易容器は、既
述構成としたことにより、嫌気性の内容物を充填した化
粧品充填皿であっても良好な保存を行えるものである。
又、開蓋に当たっても、ハンドルを押下げるという簡単
な操作で行うことが出来るため、取扱いもいったて便利
である。更に、構造も簡単で合成樹脂での形成が可能で
あるため、安価に製造出来る点は従来品と変わりない。
述構成としたことにより、嫌気性の内容物を充填した化
粧品充填皿であっても良好な保存を行えるものである。
又、開蓋に当たっても、ハンドルを押下げるという簡単
な操作で行うことが出来るため、取扱いもいったて便利
である。更に、構造も簡単で合成樹脂での形成が可能で
あるため、安価に製造出来る点は従来品と変わりない。
【図１】本考案簡易容器の一実施例を示す平面図であ
る。
る。
【図２】同実施例の縦半断面図である。
【図３】同実施例の縦半断面図である。
２ 容器体 ３ 化粧品充填皿 ４ ハンドル ５ 蓋体 ６ パッキン ９ 収納凹部 １０ 上向き段部 １３ 鍔部 １４ ヒンジ部 １５ 支持突起
Claims (1)
- 【請求項１】周壁８外周面下部に上向き段部１０を有す
るとともに、中央に化粧品充填皿３を収納する収納凹部
９を設けてなる容器体２と、該容器体２の周壁８外周に
着脱可能に嵌合係止させた周壁１１上端縁より上記収納
凹部９上面を閉塞する頂壁１２を延設するとともに、周
壁１１外周下端左右側部より上記段部１０上にハンドル
取付け用の鍔部１３を突設してなる蓋体５と、上記鍔部
１３の左右両前端に薄肉ヒンジ部１４を介して両基端を
一体に連結するとともに、各ヒンジ部１４を中心に蓋体
周壁１１前方を揺動可能に装着させた円弧板状のハンド
ル４と、上記容器体周壁１１上面と蓋体頂壁１２下面間
に介在させたパッキン６とからなり、上記ハンドル４の
両基端下面より垂設した支持突起１５を上記段部１０と
ハンドル４間に介在させて、その前部が上方に位置する
如くハンドル４を傾斜させるとともに、押下げ可能に構
成してなることを特徴とする化粧品充填皿収納用の簡易
容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3218291U JP2540509Y2 (ja) | 1991-04-09 | 1991-04-09 | 化粧品充填皿収納用の簡易容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3218291U JP2540509Y2 (ja) | 1991-04-09 | 1991-04-09 | 化粧品充填皿収納用の簡易容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04135209U JPH04135209U (ja) | 1992-12-16 |
| JP2540509Y2 true JP2540509Y2 (ja) | 1997-07-09 |
Family
ID=31915204
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3218291U Expired - Lifetime JP2540509Y2 (ja) | 1991-04-09 | 1991-04-09 | 化粧品充填皿収納用の簡易容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2540509Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-04-09 JP JP3218291U patent/JP2540509Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04135209U (ja) | 1992-12-16 |
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