JPS5845530B2 - 杭支持装置 - Google Patents
杭支持装置Info
- Publication number
- JPS5845530B2 JPS5845530B2 JP9903379A JP9903379A JPS5845530B2 JP S5845530 B2 JPS5845530 B2 JP S5845530B2 JP 9903379 A JP9903379 A JP 9903379A JP 9903379 A JP9903379 A JP 9903379A JP S5845530 B2 JPS5845530 B2 JP S5845530B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pile
- support
- hanging hook
- support frame
- scaffolding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は杭孔へ杭を吊込み、中途で接続する際に下積
を一定の高さに吊り、下積の上端と上杭の下端とを当接
溶接する場合におげろ下積の吊り下げ用杭支持装置に関
するものである。
を一定の高さに吊り、下積の上端と上杭の下端とを当接
溶接する場合におげろ下積の吊り下げ用杭支持装置に関
するものである。
近来騒音防止、その他の理由により打込杭の代りに、予
め掘った杭孔へ既製杭を吊り込んだ後、これを保定する
工法が採用されているが、杭孔が既製杭の長さより深い
場合には既製杭を中途で接続しなげればならない。
め掘った杭孔へ既製杭を吊り込んだ後、これを保定する
工法が採用されているが、杭孔が既製杭の長さより深い
場合には既製杭を中途で接続しなげればならない。
このような場合に現在バックホウの爪に舌付ワイヤーを
掛けて下積を支持しているが、バックホウの利用は、同
機の本来の用途でないので、不安定で危険を生じるおそ
れがあるのみならず、杭の重量に耐えられない場合があ
り、かつ一側方からの支持の為に下積が傾斜するなどの
問題点があったが未だそれに代るべき支持装置は提案さ
れていない。
掛けて下積を支持しているが、バックホウの利用は、同
機の本来の用途でないので、不安定で危険を生じるおそ
れがあるのみならず、杭の重量に耐えられない場合があ
り、かつ一側方からの支持の為に下積が傾斜するなどの
問題点があったが未だそれに代るべき支持装置は提案さ
れていない。
また前記工法によれば、杭孔の堀さくおよび泥状物の排
出又は埋戻しなどを行う為に現場には泥状物が氾濫し、
作業性を著しく低下させる問題点があった。
出又は埋戻しなどを行う為に現場には泥状物が氾濫し、
作業性を著しく低下させる問題点があった。
然るにこの発明においては、内側に杭吊り込み用の間隙
をもった支枠の一部に杭支持用ワイヤーを吊下する吊鉤
な対向設置し、支枠上は足場としたので、下積を安定し
て吊り下げることができると共に、溶接その他の杭接続
作業を足場上で実施できることになり、前記従来の問題
点を悉く解決したのである。
をもった支枠の一部に杭支持用ワイヤーを吊下する吊鉤
な対向設置し、支枠上は足場としたので、下積を安定し
て吊り下げることができると共に、溶接その他の杭接続
作業を足場上で実施できることになり、前記従来の問題
点を悉く解決したのである。
即ちこの発明を実施例について説明すれば、長い鋼管１
，１ａの一端を短い鋼管２０両端に当接固着してコ状に
形成し、該コ状枠ａの二個を所定間隔で上下に配列する
と共に、上下コ状枠にチャンネル３と内張板４を連結し
て支枠Ａを構成し、コ状の支枠Ａの開口部に設けた溝５
，５ａへ堰板６を昇降可能に挿入し、前記支枠Ａの上部
のコ状枠ａの上面に足場板７．７ａ、７ｂを溶接固着す
る。
，１ａの一端を短い鋼管２０両端に当接固着してコ状に
形成し、該コ状枠ａの二個を所定間隔で上下に配列する
と共に、上下コ状枠にチャンネル３と内張板４を連結し
て支枠Ａを構成し、コ状の支枠Ａの開口部に設けた溝５
，５ａへ堰板６を昇降可能に挿入し、前記支枠Ａの上部
のコ状枠ａの上面に足場板７．７ａ、７ｂを溶接固着す
る。
前記上部コ状枠ａのはｇ中央部へ支脚８，８ａを植設し
、支脚８，８ａの先端へ吊鉤９，９ａをピン１０．１０
ａにより回転可能に取付けると共に、前記吊鉤９，９ａ
の上端突部１１，１１ａと嵌合掛止する掛止鉤１２，１
２ａの下部をピン１３．１３ａによって回転可能に取付
けたもので、図中１４，１４ａは前記掛止鉤に突設した
ノ・ンドル杆である。
、支脚８，８ａの先端へ吊鉤９，９ａをピン１０．１０
ａにより回転可能に取付けると共に、前記吊鉤９，９ａ
の上端突部１１，１１ａと嵌合掛止する掛止鉤１２，１
２ａの下部をピン１３．１３ａによって回転可能に取付
けたもので、図中１４，１４ａは前記掛止鉤に突設した
ノ・ンドル杆である。
この発明の装置を使用するには、支枠Ａの中央部へ杭孔
が臨むように設置し、通常の要領によって杭１５を吊り
込む、下積１５が所定の位置まで吊り込まれたならば、
杭の上端部に合併ワイヤ１６゜１６ａを装着し、その端
部を前記吊鉤９，９ａに掛ける。
が臨むように設置し、通常の要領によって杭１５を吊り
込む、下積１５が所定の位置まで吊り込まれたならば、
杭の上端部に合併ワイヤ１６゜１６ａを装着し、その端
部を前記吊鉤９，９ａに掛ける。
この場合に吊鉤９，９ａは掛止鉤１２゜１２ａによって
第３図々示のように斜位置に支持されているので、前記
合併ワイヤを確実に支持することができる。
第３図々示のように斜位置に支持されているので、前記
合併ワイヤを確実に支持することができる。
この状態で下積を第３図中矢示１７の方向へ吊り込むと
、前記合併ワイヤは自動的に緊締される。
、前記合併ワイヤは自動的に緊締される。
そこで下積が下降しなくなったならば、下積のチャック
を放し、上杭１８を吊り下げて、その下端を下積の上端
に当接し、両端板を溶接固着する。
を放し、上杭１８を吊り下げて、その下端を下積の上端
に当接し、両端板を溶接固着する。
このようにして溶接固着されたならば、上杭を若干持ち
上げる（当然下積も上昇する）と、合併ワイヤが弛むの
で、掛止鉤１２゜１２ａのバンドル杆１４，１４ａへパ
イプ１９゜１９ａの下部を嵌装し、これを第３図中矢示
２０゜２１０方向へ回転すれば、掛止鉤が同方向へ回転
する。
上げる（当然下積も上昇する）と、合併ワイヤが弛むの
で、掛止鉤１２゜１２ａのバンドル杆１４，１４ａへパ
イプ１９゜１９ａの下部を嵌装し、これを第３図中矢示
２０゜２１０方向へ回転すれば、掛止鉤が同方向へ回転
する。
そこで吊鉤も矢示２２，２３の方向へ回転して（第４図
）吊鉤の掛止がとげるので、合併ワイヤを容易に外し、
下積から取外すことができる。
）吊鉤の掛止がとげるので、合併ワイヤを容易に外し、
下積から取外すことができる。
前記実施例における支枠は立上り壁を有する矩形槽を形
成する故、この中へ泥状物を溜め、又は堰を外して泥状
物を開口部より外へ流出させることができる。
成する故、この中へ泥状物を溜め、又は堰を外して泥状
物を開口部より外へ流出させることができる。
また上杭と下積の連結部の溶接は１作業員が足場板上へ
乗って安定した姿勢で作業することができる。
乗って安定した姿勢で作業することができる。
前記実施例によれば、合併ワイヤを二本向き合って使用
することにより杭を垂直に吊下し得ると共に、杭の重着
を利弔してワイヤが締るので、作業中の滑落を防止する
ことができる。
することにより杭を垂直に吊下し得ると共に、杭の重着
を利弔してワイヤが締るので、作業中の滑落を防止する
ことができる。
また足場板があるので、作業が安全かつ能率的に行われ
、支枠は泥状物の貯溜又は流出方向に指向性を付与し得
るなどの諸効果がある。
、支枠は泥状物の貯溜又は流出方向に指向性を付与し得
るなどの諸効果がある。
また鋼管を使用し、相当の接地面積をとることができる
ので杭を吊下しても支枠が土中にもぐり込むおそれはな
ち）。
ので杭を吊下しても支枠が土中にもぐり込むおそれはな
ち）。
前記実施例においては、コ状枠としたが、これに限定さ
れることなく、例えば平面円形、楕円形又は吊鐘形も考
えられる。
れることなく、例えば平面円形、楕円形又は吊鐘形も考
えられる。
第１図はこの発明の実施例の平面図、第２図は同じ〈側
面図、第３図は同じく使用状態の断面図、第４図は同じ
〈吊鉤と掛止鉤との掛止を解除した状態の一部正面図で
ある。 １．１ａ・・・長い鋼管、２・・・短い鋼管、３・・・
チャンネル、４・・・内張板、５，５ａ・・・溝、６・
・・堰板、７・・・足場板、８，８ａ・・・支脚、９，
９ａ・・・吊鉤、１２．１２ａ・・・掛止鉤、１６、１
６ａ・・・合併ワイヤ、１５・・・下積、１８・・・上
杭。
面図、第３図は同じく使用状態の断面図、第４図は同じ
〈吊鉤と掛止鉤との掛止を解除した状態の一部正面図で
ある。 １．１ａ・・・長い鋼管、２・・・短い鋼管、３・・・
チャンネル、４・・・内張板、５，５ａ・・・溝、６・
・・堰板、７・・・足場板、８，８ａ・・・支脚、９，
９ａ・・・吊鉤、１２．１２ａ・・・掛止鉤、１６、１
６ａ・・・合併ワイヤ、１５・・・下積、１８・・・上
杭。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 内側に杭を吊り込むことができる間隙をもった支枠
の一部に、支持脚が対向植設され、この支持脚へ杭支持
用ワイヤーを吊下する吊鉤と、との吊鉤を一定角度に掛
止鉤が回転可能に取付けられ、前記支枠上は足場が設け
られていることを特徴とした杭支持装置。 ２ 支枠は上下−組のコ状鋼管を内張板とチャンネルよ
りなる立上り壁で連結し、前記］状鋼管の開口部側に堰
板を開閉自在に設けた特許請求の範囲第１項記載の杭支
持装置。 ３ 足場は鋼管上へ、上面に凹凸を設けた足場板を固着
して形成した特許請求の範囲第１項記載の杭支持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9903379A JPS5845530B2 (ja) | 1979-08-02 | 1979-08-02 | 杭支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9903379A JPS5845530B2 (ja) | 1979-08-02 | 1979-08-02 | 杭支持装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5622819A JPS5622819A (en) | 1981-03-04 |
| JPS5845530B2 true JPS5845530B2 (ja) | 1983-10-11 |
Family
ID=14236054
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9903379A Expired JPS5845530B2 (ja) | 1979-08-02 | 1979-08-02 | 杭支持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5845530B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013019131A (ja) * | 2011-07-08 | 2013-01-31 | Japan Pile Corp | 杭保持装置 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009097203A (ja) * | 2007-10-16 | 2009-05-07 | Japan Pile Corp | 杭受け台 |
| JP6474314B2 (ja) * | 2015-05-21 | 2019-02-27 | 鹿島建設株式会社 | 継杭の建込方法及び建込装置 |
-
1979
- 1979-08-02 JP JP9903379A patent/JPS5845530B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013019131A (ja) * | 2011-07-08 | 2013-01-31 | Japan Pile Corp | 杭保持装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5622819A (en) | 1981-03-04 |
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