JPS6019861A

JPS6019861A - 組立式作業足場

Info

Publication number: JPS6019861A
Application number: JP12923983A
Authority: JP
Inventors: 正小林
Original assignee: TAIHO KENSETSU KK; TAIHOU KENSETSU KK
Current assignee: TAIHO KENSETSU KK; TAIHOU KENSETSU KK
Priority date: 1983-07-14
Filing date: 1983-07-14
Publication date: 1985-02-01
Also published as: JPS644024B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は組立式作業足場に関する。

（従来技術）従来、間知ブロック積重における目地仕上げ用の作業足
場としては、（イ）石積面が傾斜している、（ロ）形状
が種々変化する、（ハ）地盤が悪い等の理由から、足場
用パイプ、ビテイ、脚立等を用いて組立てる足場の使用
が困難である。また、工程上、採算上の面からも上記の
方法による正規の足場の組立は難がしい。しかしながら
、間知ブロック等の石積１用の専用作業足場としての製
品も現時点では市販されておらず、この種の足場として
は現在、第１図の如く、石積ブロック面２１にほぼ等間
隔で配置された水抜パイプ２２内に足場用の鉄パイプ２
３を挿入し、その上に足場板２４を載せるものが一提案
されている。しかし、これによると足場板２４の固定も
不完全であり、手摺もなく、極めて危険であるという欠
点があった。

また、このような簡便な足場のほかに、第２図に示す如
きスライド式足場も提案されている。すなわち、この足
場は、第２図に示１如く足場板２４を足場枠２５ごと主
柱２６に沿ってスライドさせるようにしたもので、同図
中、２７は掛止用金具、２８は筋カイ、２９は掛止用パ
イプ、３０は手摺柱を夫々承り。この方法では、主柱２
６の建込固定が大樹りになり、大規模工事では有効であ
る反面、中小規模の工事では有利な構造とはいえない欠
点を有していた。

（発明の目的）本発明は上記の欠点を解消するべく提案されたもので、
その目的とするところは、石積面等の壁面に確実かつ堅
固に固定されて安全性が高く、宙吊り架設によって傾斜
地、軟弱地、不整地等、地盤の状態を問わず組立可能と
し、しがも組立が容易で取扱いや保管に便利な組立式作
業足場を提供することにある。

（発明の構成）以下、図に沿って本発明を説明する。

先ず、第３図は本発明に使用される足場組立用金具Ａを
示している。同図において、１は角パイプの如き堅材パ
イプであり、その長さ方向のほぼ中央部には接続ビン挿
入用の通孔１ａが設けられている。また、堅材パイプ１
の上端部にはほぼ逆り字形のフック２が固設されている
と共に、１１　’＞’に−する石積面Ｂの水抜孔Ｃ内に
挿入されるほぼ筒状の挿入固定部３の一端が回動自在に
軸支されている。

この挿入固定部３は、水抜孔Ｃにその内面から圧着固定
することにより足場組立用金具Ａの固定に供するもので
、例えば、固定用ボルト３ａの回転による送りネジ作用
を利用して圧着固定具３ｂを挿入固定部３の周囲に拡開
させて突出せしめることにより、水抜孔Ｃに圧着する構
造等を予定している。

また、翌月バイブ１の下端部には揺れ止め金具４が付設
されている。

この揺れ止め金具４の近傍にはターンバックル５の一端
が回動自在に軸支されていると共に、ターンバックル５
の他端には手摺取付用バイブロの一端が回動自在に軸支
されている。なお、この手摺取付用バイブロの他端には
リング状のフック６ａが付設されている。

更に、手摺取付用バイブロのターンバックル５との軸支
部近傍には、はぼＬ字形の足場板受材７が回動自在に軸
支されており、この足場板受材７の先端部には接続ビン
挿入用の通孔７ａが穿設されている。

しかして、目地仕上げを行う石積面Ｂにこの足場組立用
金具Ａを取付けるには、第４図ないし第６図に示すよう
に足場板受材７を手摺取付用バイブロに対して直角に回
動させ、ボルト８に・よって両者を連結、固定する。次
に、足場板受材７の通孔７ａと堅材パイプ１の通孔１ａ
とを合致させ、ここに接続ビン９を挿入して足場板受材
７を固定する。

次いで、石積面Ｂに水抜パイプ等を埋設して形成された
水抜孔Ｃ内に挿入固定部３を挿入し、翌月バイブ１を石
積面Ｂに対し上下方向に沿うように押し付けながら固定
用ボルト３ａを回し、圧着固定具３１１を接開せしめて
水抜孔Ｃの内面に挿入固定部３を圧着し、固定する。

その後、石積面Ｂの勾配に応じてターンバックル５の操
作により足場板受材７が水平になるように調整し、足場
板受材７の上面に足場板１０を載せてバンド１１にて固
定する。更に、手摺１２を手摺取付用バイブロの複数ケ
所に取イ」けたクランプ１３を介して固定すると共に、
手摺開き正月チェーン１４をフック２，６ａに引掛けて
組立を完了する。また、揺れ止め金具４は石積面Ｂに圧
接され、２段の圧着固定具３１１と相まって足場組立用
金具への左右の揺れ止めに寄与するものである。

かがる足場組立用金具Ａは、第７図に示す如く石積面Ｂ
に複数、並設され、これらの相互間に足場板１０を架設
することにより本発明にかかる組立作業足場が構成され
るものであるが、本発明では足場の組立作業と並行して
目地の仕上げ作業を効率よく行うことが可能である。す
なわち、第７図において、先ず図中■の部分は埋戻し面
Ｅがら目地仕上げを行なった後、足場組立用金具Ａ＋。

Ａ２　、Ａ３　、Ａ４を石積面Ｂに取付ける。この際、
端部の足場組立用金具Ａ１は取付用に石積面Ｂに別個増
設した孔Ｃ′に取付ければよい。次に、１段目の足場板
１０を足場組立用金具Ａ＋　、Ａ２　’、Ａ３間に架設
してこれらの足場板１０上で■の部分の目地仕上げを行
う。その後、足場組立用金具Ａ４゜ＡＩ、、Ａｒ、を取
付け、これらの間に２段目の足場板１０を架設してこの
足場板１０上で■の部分の目地仕上げをする。足場の撤
去は上から順に下の足場を利用して行なえばよく、石積
面Ｂの高さによっては、必要に応じて下段から上段へ、
あるいは上段から下段へと順次うって返しの転用が可能
である。

なお、上記の実施例では石積面に限って説明したが何ら
これに限定されるものでなく、例えばコンクリートの直
壁等であっても水抜孔もしくはこれに相当する孔が設【
プられているものであれば同様に適用が可能である。

（発明の効果）以上のように本発明によれば、石積面等の壁面に沿って
上下方向に配設される要材パイプと、この竪月バイブの
上端部に回動自在に軸支され、がつ石積面に設けられた
水抜孔に挿入されて固定可能な挿入固定部と、前記堅材
パイプの下端部に一端部ｌｆ軸支された回動自在なター
ンバックルと、このターンバックルの他端部に下端部が
軸支された回動自在な手摺取付用バイブと、この手１習
取（＝Ｊ用バイブに回動自在に取付けられ、かつ前記要
材パイプとの間に水平に架設される足場板受材とを備え
た足場組立用金具を構成し、この足場組立用金具を壁面
に複数並設置るとＪＪ（に、前記足場板受材の相互間お
よび前記手１習取イ」用パイプの相互間に足場板および
手摺を夫々架設したから、個々の足場組立用金具を壁面
に確実に固定することができ、安全性の高い作業用足場
を提供できる効果がある。また、足場組立用金具は組立
が容易で軽量化が可能であると共に、堅材パイプや手摺
取イマ」用パイプ、足場板受材等によって一体かつ回動
自在に構成されているため、保管や運搬時の取扱いに便
利で占有スペースの減少にも符与でき、更に（Ｖ成部材
の紛失を防げる利点がある。

また、一般に所定の間隔をおいて壁面に設（ノられた水
抜孔を利用する宙吊り足場となるため、傾斜地、軟弱地
、不整地等、地盤の状態に拘わらず常に堅牢な足場を構
築できると共に、石積面等の目地仕上げ作業等にあって
は順次、足場を組上げて効率よく作業を続行゛づること
ができる。加えて、足場全体／％石積の既設部分に納ま
り、上方にパイプ等の突き出しがないから石積の積上作
業に何ら支障がない一方、積上作業に伴なって足場を組
んでい１ノは、万一の転落時の受け台ともなり、安全対
策上／ｊ全である等の効果を有する。

【図面の簡単な説明】第１図は従来例の説明図、第２図は他の従来例を示Ｊも
ので同図（イ）は正面図、同図（ロ）は側面図、第３図
ないし第７図は本発明の一実施例を示すしので、第３図
は本発明に使用される足場組立用金具の側面図、第４図
は同じく使用状態を示す側面図、第５図は第４図の左側
面図、第６図は第４図のＤ−Ｄ断面図、第７図は組立後
の正面図である。１・・・・竪Ｈパイプ、１ａ・・・・通孔、２・・・・
フック、３・・・・挿入固定部、３ａ・・・・固定用ポ
ルｌ−１３ｂ・・・・圧着固定具、４・・・・揺れ止め
金具、５・・・・ターンバックル、６・・・・手摺取付
用バイブ、６ａ・・・・フック、７・・、・・足場板受
材、７ａ・・・・通孔、８・・・・ボルト、９・・・・
接続ビン、１０・・・・足場板、１１・・・・バンド、
１２・・−・・手摺、１３・・・・クランプ、１４・・
・・手摺開き正月チェーン、Ａ、／’ｚ〜Ａ６・・・・
足場組立用金具、Ｂ・・・・石積面、Ｃ・・・・水抜孔
、Ｃ′・・・・孔、Ｅ・・・・埋戻し面第１図第２図第３図第４図第５図　第６図

Claims

【特許請求の範囲】

壁面に沿って上下方向に配設される要材パイプと、この
要材パイプの上端部に回動自在に軸支され、かつ壁面に
設けられた水抜孔に挿入されて固定可能な挿入固定部と
、前記要材パイプの下端部に一端部が軸支された回動自
在なターンバックルと、このターンバックルの他端部に
下端部が軸支された回動自在な手摺取付用パイプと、こ
の手摺取付用パイプに回動自在に取付けられ、かつ前記
要材パイプとの間に水平に架設される足場板受材とを備
えた足場組立用金具を構成し、この足場組立用金具を壁
面に複数並設すると共に、前記足場板受材の相互間およ
び前記手摺取付用パイプの相互間に足場板および手摺を
夫々架設したことを特徴とする組立式作業足場。