JPS5845469B2 - ミズフヨウセイモノアゾセンリヨウノセイホウ - Google Patents

ミズフヨウセイモノアゾセンリヨウノセイホウ

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JPS5845469B2
JPS5845469B2 JP50085061A JP8506175A JPS5845469B2 JP S5845469 B2 JPS5845469 B2 JP S5845469B2 JP 50085061 A JP50085061 A JP 50085061A JP 8506175 A JP8506175 A JP 8506175A JP S5845469 B2 JPS5845469 B2 JP S5845469B2
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JP
Japan
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group
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coupling
water
cyanoethyl
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JP50085061A
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JPS529027A (en
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清保 橋本
勝宣 佐藤
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一般式CIJ (式中、X、Yは水素原子、塩素原子、臭素原子、シア
ン基またはニトロ基を、Aは水素原子、低級アルコキシ
基、低級アルコキシアルコキシ基またはフェノキシ基を
、Bは水素原子、塩素原子、臭素原子、低級アルキル基
、低級アルコキシ基、またはアシルアミノ基を、C,D
は水素原子、低級アルキル基、シアンエチル基、ヒドロ
キシエチル基、低級アルコキシアルキル基、低級アルコ
キシエトキシエチル基、アラルキル基、フェノキシアル
キル基 アシルオキシエチル基 低級アルコキシカルボ
ニルオキシエチル基、β−ヒドロキシγ−アルコキシプ
ロピル基またはβ代ドロキシγ−フェノキシプロピル基
を表わす。
)で示されるモノアゾ染料を製造する際に、少量の水を
含んでいてもよい非水系有機溶剤中でジアゾ成分液とカ
ップリング成分液とを混合し、カップリングすることを
特徴とする水不溶性モノアゾ染料の製造法に関するもの
である。
従来、一般式CI)で表わされる化合物は、塩酸、硫酸
等の鉱酸中でジアゾ化し、少量の鉱酸またはアルコール
等の有機溶媒を加えた水系でカップリングを行なって得
られている。
しかしながら、この方法では大量の廃水はでることとな
り、環境保護上これら廃水はすべて無害化処理を施さね
ばならない。
しかしこの廃水処理は工業上技術的、経済的に大きな負
担となっている。
本発明者らは、このような問題を解決するため、カップ
リング反応について鋭意検討を行なった結果、驚くべき
ことには少量の水を含んでいても良い非水系有機溶剤中
でもカップリング反応が容易に進行して一般式〔■〕で
示される化合物を高収率で得ることができることを見い
出した。
本発明方法によれば、従来の水系でのカップリング反応
に比して約10分の1程度に廃水を減少させることがで
きるので、廃水対策が著しく緩和され、工業上極めて有
利となるものである。
本発明に使用されるジアゾ成分としては、例えば次のも
のがあげられる。
2−リ0ルー4−ニトロアニリン、2−−jロム4−ニ
トロアニリン、2−シアノ−4−ニトロアニリン、2,
4−ジニトロアニリン、2,6−ジクロル−4−ニトロ
アニリン、2−−10ム−4y6−ジニトロアニリン、
2−シアノ−4−ニトロ−6プロムアニリン、2−6−
ジシアノ−4−ニトロアニリン、2.6−シjロム−4
−ニトロアニリン。
2−クロル−4−ニトロ−6−シアノアニリン。
2−クロル−4,6−ジニトロアニリン、2−シアノ−
4,6−ジニトロアニリン、2−ブロム−4−ニトロ−
6−クロルアニリン 本発明に使用されるカップリング成分としては、例えば
次のものがあげられる。
N、N−ジエチルアニリン、N−(β−シアノエチル)
−N−(β−ヒドロキシエチル1ニリン。
N−エチル−N−(β−シアンエチルyニリン。
N、N−ジ(β−メトキシエチル)−アニリン、N−(
β−シアノエチル)N−(β−メトキシエチル)−m−
)ルイジン、N、N−ジ(β−(β′−メトキシ)エト
キシエチル)−m−クロルアニリン、N、N−ジエチル
−m−アセチルアミノアニリン、 N、Nジー(β−メ
トキシエチル)−m−アセチルアミノアニリン、N−(
β−シアノエチル) −N−エチル−m−プロピオニル
アミノアニリン、N、N−ジ(β−メトキシエチル)−
2−メトキシ−5アセチルアミノアニリン、N、N−ジ
エチル−2−(β−メトキシエトキシ)−5−プロピル
アミノアニリン、 N、N−ジエチル−2−フェノキシ
−5アセチルアミノアニリン、N−(β−ヒドロキシ−
γ−ブトキシプロピル)−2−メトキシ−5−アセチル
アミノアニリン、N−(β−ヒドロキシγ−フェノキシ
プロピル)−2−エトキシ−5ベンゾイルアミノアニリ
ン、N−エチル−N−(β−フェネチル)−m−メトキ
シアニリン、N−(β−メトキシエチル)−N−(β−
フェノキシエチル)−m−7’ロモアニリン、N−(β
−シアノエチル)−N−(β−アセトキシエチル)−ア
ニリン、N−(β−シアノエチル)−N−(β−ベンゾ
イルオキシエチル)−アニリン、 N、N−ジ(β−メ
トキシカルボニルオキシエチル)−2−メトキシ−5−
アセチルアミノアニリン 本発明に使用する非水系有機溶剤としては、例えば ニ
トロベンゼン、モノクロルベンゼン、ジクロルベンゼン
、ベンゼン、トルエン、キシレン。
ニトロトルエン等の芳香族系溶剤、パークロルエチレン
、トリクロルエチレン、メチルイソブチルケトン等の脂
肪族系溶剤などをあげることができる。
これら溶剤は、単独でも、あるいは二種類以上の溶剤を
混合してもよい。
ジアゾ化は、通常の硫酸、塩酸あるいはリン酸等の鉱酸
中、あるいはこれら鉱酸に非水系有機溶剤を加えた系で
おこなわれる。
亜硝酸源としては、亜硝酸エステル等の有機酸でも可能
であるが、好ましくは、亜硝酸ナトリウムや亜硝酸カリ
ウム等の無機物が使用される。
カップリング反応の温度は、−10℃〜30’Cで行な
われるが、なかでも−5℃〜lO℃が特に好ましい温度
範囲である。
カップリング反応の時間は、使用するジアゾ成分および
カップリング成分により異なるが、通常は、5分〜24
時間で反応は完結する。
使用する非水系溶剤の量は、アミン1モルに対し、0.
5〜10Kyであるが、好ましくは、1〜5に2であり
、カップリング反応系内には、非水系有機溶媒に対して
20重量係以下の水を含んでいてもよい。
生成した染料の取り出しは、カップリング反応終了後、
析出した結晶を1別することにより可能であるが、結晶
が析出しない場合はアルカリで中和し、水蒸気蒸留で非
水系有機溶媒を除いたり、あるいはカップリング反応液
を直接水で薄めるか又は水中にチャージすることにより
染料の結晶を析出させてr別し洗浄することにより容易
に行なわれる。
次に実施例をあげて、本発明をさらに詳細に説明するが
、本発明は、これらに限定されるものではない。
実施例中、部とあるのは、重量部を意味する。
実施例 1 2.6−ジクロル−4−ニトロアニリン10.35部を
濃硫酸35部、亜硝酸3.5部よりなる二)。
シル硫酸中で55℃、2時間かきまぜてジアゾ化する。
別にN−(β−シアノエチル) −N−(β−オキシエ
チル)アニリン9.5部をモノクロルベン*ゼン100
部に溶解し、これに10℃以下で前述のジアゾ液を30
分かけで滴下し、次いで4時間同温度で攪拌してカップ
リング反応を終了させる。
次いで50係苛性液56部で中和後、分液して水層を除
去し、モノクロベンゼン層を水蒸気蒸留にてモノクロベ
ンゼンを留出させ、黄褐色の化合物20.2部を得た。
この化合物は、通常の水系カップリングで得られた下記
式(1) と薄層クロマト及び赤外線吸収スペクトルが一致した。
実施例 2 2.4−ジニトロ−6−プロムアニリン131部を、濃
硫酸35部、亜硝酸3.5部よりなるニトロシル硫酸中
で、50℃、2時間かきまぜてジアゾ化する。
別にN、N−ジエチル−2−メトキシ−5アセチルアミ
ノアニリン11.8部をモノクロルベ来辛ンゼン75部
に溶解し、これに上記のジアゾ液を10℃以下で30分
かげて滴下し、後4時間同温度で攪拌してカップリング
反応を終了させる。
次いで1過してモノクロルベンゼンを回収し、更にメツ
チェ上のケーキを水洗して、無機分を除いて、青褐色の
結晶24.2部を得た。
このものは、通常の水系カップリングで得られた下記式
(2) と、薄層クロマト及び赤外線吸収スペクトルが一致した
実施例 3 2−シアノ−4−ニトロアニリン8,15部を、濃硫酸
35部、酢酸5部、亜硝酸3.5部よりなるニトロシル
硫酸中で5℃、1時間かきまぜてジアゾ化する。
別に、N−(β−シアノエチル)−N−エチルアニリン
8.7部をパークロルエチレン100部にげん濁させ、
これに上記のジアゾ液を10℃以下で30分かけて滴下
する。
後、4時間同温度で攪拌し、カップリング反応を終了さ
せ、この反応液を、氷水100部内へ攪拌下にテイスチ
ャージする。
分液により、パークロルエチレンを回収した後、析出し
た結晶を1別し、水洗して赤褐色の結晶16.5部を得
た。
このものは、通常の水系カップリングで得られた下記式
(3) と薄層クロマト及び赤外線吸収スペクトルが一致した。
実施例 4 2−クロル−4−ニトロアニリン8.63部をニトロベ
ンゼン60部に加え、50〜60℃に加温し溶解させた
後、35係塩酸15.6部を加え、5℃以下に冷却する
次いで亜硝酸すl−IJウム3.5部を水6部に溶解さ
せた亜硝液を徐々に加え、5°C以下で、3時間攪拌し
てジアゾ化を終了させる。
別IこN−(β−シアノエチル)−N−(β−オ。
キシエチル)アニリン9.5 部をニトロベンゼン40
部に溶解させ、これに5℃以下で前記ジアゾ液を、30
分わけて滴下し、次いで同温度で4時間攪拌してカップ
リング反応を終了させる。
これを50%苛性液11部で中和した後分液して水層を
除去し、油層を水蒸気蒸留して、ニトロベンゼンを回収
して赤色の結晶17,7部を得た。
このものは、通常の水系カップリングで得られた下記式
(4) と薄層クロマト及び赤外線吸収スペクトルが一致した。
実施例 5 2.4−ジニトロ−6−プロムアニリン13.1部を、
濃硫酸35部、亜硝酸3.5部よりなるニトロシル硫酸
中で50℃、2時間かきまぜて、ジアゾ化する。
別に、N、N−ジ(β−メトキシエチル)−2−メトキ
シ−5−アセチルアミノアニリン14.8部や′をモノ
クロベンゼン75部に溶解し、これに上記のジアゾ液を
10℃以下で30分かけて滴下し、後同温度で4時間攪
拌してカップリング反応を終了させる。
次いで1過してモノクロルベンゼンを回収し、更にメツ
チェ上のケーキを水洗して無機分を除いて、青褐色の結
晶27.0部を得た。
このものは通常の水系カップリングで得られた下記式(
5) と薄層クロマト及び赤外線吸収スペクトルが一致した。
実施例 6 2−シアノ−4−ニトロアニリン8.15部を、実施例
3と同様にジアゾ化する。
一方別にN、 N −ジ(β−メトキシエチル)−m−
アセチルアミノアニリン13.5部をパークロルエチ、
レン100部に懸濁させ、これに上記のジアゾ液を10
℃以下で30分かげて滴下し、後4時間同温度で攪拌し
てカップリング反応を終了させた。
この反応液を氷水100部内へ攪拌下ディスチャージし
、分液により、パークロルエチレンを回収した後、結晶
をP別、水洗して赤褐色の結晶21.0部を得た。
このものは通常の水系カップリングで得られた下記式(
6) と薄層クロマト及び赤外線吸収スペクトルが一致した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 (式中、X、Yは水素原子、塩素原子、臭素原子、シア
    ン基またはニトロ基を、Aは、水素原子、低級アルコキ
    シ基、低級アルコキシアルコキシ基またはフェノキシ基
    を、Bは、水素原子、塩素原子、臭素原子、低級アルキ
    ル基、低級アルコキシ基またはアシルアミノ基を、C2
    Dは、水素原子、低級アルキル基、シアノエチル基、ヒ
    ドロキシエチル基、低級アルコキシアルキル基、低級ア
    ルコキシエトキシエチル基、アラルキル基、フェノキシ
    アルキル基、アシルオキシエチル基、低級アルコキシカ
    ルボニルオキシエチル基、β−ヒドロキシ−γ−アルコ
    キシプロピル基またはβ−ヒドロキシ−γ−フェノキシ
    プロピル基を表わす。 )で示されるモノアゾ染料を製造する際に、少量の水を
    含んでいてもよい非水系有機溶剤中でジアゾ成分液とカ
    ップリング成分液とを混合し、カップリングすることを
    特徴とする水不溶性モノアゾ染料の製法。
JP50085061A 1975-07-10 1975-07-10 ミズフヨウセイモノアゾセンリヨウノセイホウ Expired JPS5845469B2 (ja)

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JPS529027A JPS529027A (en) 1977-01-24
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JPS58122966A (ja) * 1982-01-14 1983-07-21 Sumitomo Chem Co Ltd 水不溶性モノアゾ化合物及び疎水性繊維の染色方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49120923A (ja) * 1973-03-26 1974-11-19

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS49120923A (ja) * 1973-03-26 1974-11-19

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