JPS5845369Y2 - 天井用インサ−ト - Google Patents

天井用インサ−ト

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Publication number
JPS5845369Y2
JPS5845369Y2 JP3007980U JP3007980U JPS5845369Y2 JP S5845369 Y2 JPS5845369 Y2 JP S5845369Y2 JP 3007980 U JP3007980 U JP 3007980U JP 3007980 U JP3007980 U JP 3007980U JP S5845369 Y2 JPS5845369 Y2 JP S5845369Y2
Authority
JP
Japan
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core
support
metal
fixing
synthetic resin
Prior art date
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Expired
Application number
JP3007980U
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English (en)
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JPS56130509U (ja
Inventor
信司 乾
Original Assignee
乾産業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 乾産業株式会社 filed Critical 乾産業株式会社
Priority to JP3007980U priority Critical patent/JPS5845369Y2/ja
Publication of JPS56130509U publication Critical patent/JPS56130509U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は天井用インサートに関し、詳しくは金属製芯金
と、この芯金を嵌入支持させる合成樹脂製支持体と該支
持体を型枠に打ち付は固定する固定釘とからなる天井用
インサートの改良に関するものである。
一般にこの種のインサートは合成樹脂製の筒体内に金属
製芯金を被嵌した支持体を型枠面に固設して使用される
ものであるが、施工時にこの型枠面上を作業者が多数往
来し、このため固設されたインサートにつまづいて金属
製芯金が支持体から抜は出て紛失するという不都合があ
り、又、前記支持体が合成樹脂製材料から成形されてい
るために火災発生時にこの合成樹脂からなる支持体が燃
焼すると金属製芯金とこれを包囲するコンクリートとの
間にがたつきが生じ、吊下した吊下物が落下するなどの
危惧があった。
本考案はこのような欠点や不都合を解消するためになさ
れたものであり、以下、本考案の一実施例を図面に基づ
いて詳述する。
第1図は本考案に係る天井用インサートの使用状態を天
井用インサートの正面から見た部分断面正面図、第2図
は天井用インサートの側面図であって、図中1は金属製
芯金、2はこの芯金1を嵌入支持させる合成樹脂製支持
体、3は該支持体2を型枠4に打ち付は固定する固定釘
である。
前記芯金1は第3図乃至第4図に示す如く円柱状の芯金
本体5の上端に円板状フランジ部6を一体形成すると共
に、該芯金本体5の下端からその軸線に沿ってネジ孔7
を螺設したものである。
一方、前記合成樹脂製支持体2は前記芯金1の本体5部
分を嵌入させる筒状嵌入孔8を中心部に穿設してなる支
持筒9の下部に略十文字形状の固定座10を一体形成す
ると共に、該支持筒9の外周側対向位置2ケ所には固定
釘抱持用の柱状支持部11.11を一体形成し、これら
の各支持部11.11に前記固定釘3を挿入するための
貫通孔12をそれぞれ穿設している。
また前記支持筒9の上筒には前記金属製芯金1のフラン
ジ部6下面に若干のギャップG(第2図参照)を存して
近接する門形の抜は止め用ガイド片13.13を一体形
成している。
前記固定釘3は第4図からも明らかな如く鉄釘3の中間
よりやや上部にフランジ状の膨出部14を有する特殊な
もので、この膨出部14が前記柱状支持部11の上面に
当接した時、該膨出部14によって前記金属製芯金1の
フランジ部6下面と合成樹脂製支持体2の支持筒9上面
との間にコンクリートが介在するように所定間隙L(第
4図参照)を形威すべく構成している。
換言すれば、前記固定釘3のフランジ状の膨出部14上
面から釘上端までの長さlは、インサート施工完了時に
前記フランジ部6下面と支持筒9上面との間にコンクリ
ートが介在し、且つ釘3上端とフランジ部6下面が当接
して所定の間隙りが形成される長さに設定したものであ
る。
このように構成した天井用インサートを使用するに当っ
ては、第1図に示す如く予め合成樹脂製支持体2の柱状
支持部11.11に固定釘3,3を挿入して支持させる
と共に、前記支持筒9の嵌入孔8に金属製芯金1の本体
5部分を嵌入させ、これを前記型枠4上に打叩くことに
より型枠4に固定する。
このとき第4図に示す如くコンクリートが介在する所定
間隙りが形成される。
しかる後にコンクリートCを打設し養生するものである
さらに型枠4を解体した後支持筒9の孔8を通して芯金
1のネジ孔7に吊ポルl−Bを螺合し、これによって天
井あるいは配管等の吊下物を吊架するものである。
このように本考案は、金属製芯金1と、この芯金1を嵌
入支持させる合成樹脂製支持体2と、該支持体2を型枠
4に打ち付は固定する固定釘3とからなる天井用インサ
ートにおいて、前記金属製芯金1は円柱状の芯金本体5
の上端にフランジ部6を一体形成すると共に、該芯金本
体5の下端からその軸線に沿ってネジ孔7を螺設してな
り、また前記合成樹脂製支持体2は前記芯金1の本体5
部分を嵌入させる嵌入孔8を中心部に穿設した支持筒9
の下部に固定座10を一体形成すると共に、支持筒9の
外周側複数個所に固定釘3抱持用の柱状支持部11を形
威し、この柱状支持部11に前記固定釘3を挿入するた
めの貫通孔12を穿設する一方、前記支持筒9には前記
金属製芯金1のフランジ部6下面に近接する抜は止め用
ガイド片13を一体形成してなり、さらに前記固定釘3
は鉄釘3の中間よりやや上部に膨出部14を有し、この
膨出部14が柱状支持部11上面に当接した時、該膨出
部14によって金属製芯金1のフランジ部6下面と合成
樹脂製支持体2の支持筒9上面との間に所定間隙りを形
成すべく構成したものであるから、インサート施工時に
型枠4上を歩く作業者がこのインサートにつまづいたり
或いは不注意にインサートをけり上げたとしても金属製
芯金1が支持体2から抜は出るのをガイド片13によっ
て防止することができると共に、インサート施工完了後
における火災発生時に、合成樹脂製の支持体2がコンク
リートC内で燃焼してもコンクリートが間隙りから流入
し、凝固したコンクリートCにより金属製芯金1は完全
に包囲されているため、該芯金1のか゛たつきを防止す
ることか′でき、吊下物が落下するのを防止できる効果
がある。
又、前記支持筒9の外側には複数の柱状支持部11を形
威し、この柱状支持部11に前記固定釘3を挿入するた
めの貫通孔12を穿設しているので、固定釘3の挿入が
極めて簡単である。
なお、上記実施例においては固定釘3を2本用いる構造
について示したが、鉄釘3は複数本たとえば3本あるい
は4本用いる構造にしてもよく、又、固定座10の形状
も任意に決定すればよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る天井用インサートの一実施例の使
用状態を天井用インサートの正面から見た部分断面正面
図、第2図は同天井用インサートの側面図、第3図は第
2図のA−A線矢視断面図、第4図は第3図のB−B線
矢視断面図である。 1は金属製芯金、2は合成樹脂製支持体、3は固定釘、
4は型枠、5は芯金本体、6はフランジ部、7はネジ孔
、8は嵌入孔、9は支持筒、10は固定座、11は柱状
支持部、12は貫通孔、13は抜は止め用ガイド片、1
4は膨出部、Lは間隙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属製芯金1と、この芯金1を嵌入支持させる合成樹脂
    製支持体2と、該支持体2を型枠4に打ち付は固定する
    固定釘3とからなる天井用インサートにおいて、前記金
    属製芯金1は円柱状の芯金本体5の上端にフランジ部6
    を一体形成すると共に、該芯金本体5の下端からその軸
    線に沿ってネジ孔7を螺設してなり、又、前記合成樹脂
    製支持体2は前記芯金1の本体5部分を嵌入させる嵌入
    孔8を中心部に穿設した支持筒9の下部に固定座10を
    一体形成すると共に、支持筒9の外周側複数個所に固定
    釘3抱持用の柱状支持部11を形威し、この柱状支持部
    11に前記固定釘3を挿入するための貫通孔12を穿設
    する一方、前記支持筒9には前記金属製芯金1のフラン
    ジ部6千面に近接する抜は止め用ガイド片13を一体形
    成してなり、更に前記固定釘3は鉄釘3の中間よりやや
    上部に膨出部14を有し、この膨出部14が柱状支持部
    11上面に当接した時、該膨出部14によって金属製芯
    金1のフランジ部6下面と合成樹脂製支持体2の支持筒
    9上面との間に所定間隙りを形成すべく構成したことを
    特徴とする天井用インサート。
JP3007980U 1980-03-07 1980-03-07 天井用インサ−ト Expired JPS5845369Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3007980U JPS5845369Y2 (ja) 1980-03-07 1980-03-07 天井用インサ−ト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3007980U JPS5845369Y2 (ja) 1980-03-07 1980-03-07 天井用インサ−ト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56130509U JPS56130509U (ja) 1981-10-03
JPS5845369Y2 true JPS5845369Y2 (ja) 1983-10-15

Family

ID=29625976

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3007980U Expired JPS5845369Y2 (ja) 1980-03-07 1980-03-07 天井用インサ−ト

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JPS56130509U (ja) 1981-10-03

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