JPS5845368Y2 - 天井用インサ−ト - Google Patents
天井用インサ−トInfo
- Publication number
- JPS5845368Y2 JPS5845368Y2 JP3007880U JP3007880U JPS5845368Y2 JP S5845368 Y2 JPS5845368 Y2 JP S5845368Y2 JP 3007880 U JP3007880 U JP 3007880U JP 3007880 U JP3007880 U JP 3007880U JP S5845368 Y2 JPS5845368 Y2 JP S5845368Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- support
- metal
- synthetic resin
- fixing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は天井用インサートに関し、詳しくは金属製芯金
と、この芯金を嵌入支持させる合成樹脂製支持体と、該
支持体を型枠に打ち付は固定する固定釘とからなる天井
用インサートの改良に関するものである。
と、この芯金を嵌入支持させる合成樹脂製支持体と、該
支持体を型枠に打ち付は固定する固定釘とからなる天井
用インサートの改良に関するものである。
一般にこの種のインサートは合成樹脂製の筒体内に金属
製芯金を被嵌した支持体を型枠面に固設して使用される
ものであるが、前記支持体が合成樹脂製材料から成形さ
れているため火災発生時にこの合成樹脂からなる支持体
が燃焼するために金属製芯金とこれを包囲するコンクリ
ートとの間にがたつきが生じ、又吊下した吊下物が落下
するなどの危惧があった。
製芯金を被嵌した支持体を型枠面に固設して使用される
ものであるが、前記支持体が合成樹脂製材料から成形さ
れているため火災発生時にこの合成樹脂からなる支持体
が燃焼するために金属製芯金とこれを包囲するコンクリ
ートとの間にがたつきが生じ、又吊下した吊下物が落下
するなどの危惧があった。
本考案はこのような欠点を解消するためになされたもの
であり、以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳述
する。
であり、以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳述
する。
第１図は本考案に係る天井用インサートの使用状態を天
井用インサートの正面から見た部分断面正面図、第２図
は天井用インサートの背面図であって、図中１は金属製
芯金、２はこの芯金１を嵌入支持させる合成樹脂製支持
体、３は該支持体２を型枠４に打ち付は固定する固定釘
である。
井用インサートの正面から見た部分断面正面図、第２図
は天井用インサートの背面図であって、図中１は金属製
芯金、２はこの芯金１を嵌入支持させる合成樹脂製支持
体、３は該支持体２を型枠４に打ち付は固定する固定釘
である。
前記芯金１は第３図乃至第４図にも示す如く円柱状の芯
金本体５の上端に円板状フランジ部６を一体形成すると
共に、該芯金本体５の下端がらその軸線に沿ってネジ孔
７を螺設したものである。
金本体５の上端に円板状フランジ部６を一体形成すると
共に、該芯金本体５の下端がらその軸線に沿ってネジ孔
７を螺設したものである。
一方、前記合成樹脂製支持体２は前記芯金１の本体５部
分を嵌入させる筒状嵌入孔８を中心部に穿設してなる支
持筒９の下部に不等辺六角形状の固定座１０を一体形成
すると共に、該支持筒９の外周側に１２０°の間隔を隔
てて３つの固定釘抱持用の柱状支持部１１・・・・・・
を一体形威し、これらの各支持部１１・・・・・・に前
記固定釘３を挿入するための貫通（Ｌ１２・・・・・・
をそれぞれ穿設したものである。
分を嵌入させる筒状嵌入孔８を中心部に穿設してなる支
持筒９の下部に不等辺六角形状の固定座１０を一体形成
すると共に、該支持筒９の外周側に１２０°の間隔を隔
てて３つの固定釘抱持用の柱状支持部１１・・・・・・
を一体形威し、これらの各支持部１１・・・・・・に前
記固定釘３を挿入するための貫通（Ｌ１２・・・・・・
をそれぞれ穿設したものである。
なお、この実施例においては前記の各柱状支持部１１・
・・・・・の上端は前記支持筒９の上端に対して距離ｌ
（第４図参照）だけ低い位置に設定しているが、前記各
柱状支持部１１・・・・・・の上端を前記支持筒９の上
端と面一に形成してもよい。
・・・・・の上端は前記支持筒９の上端に対して距離ｌ
（第４図参照）だけ低い位置に設定しているが、前記各
柱状支持部１１・・・・・・の上端を前記支持筒９の上
端と面一に形成してもよい。
又、先に述べた固定釘３は該釘３の中間よりやや上部に
フランジ状の膨出部１３を有する特殊なもので、この膨
出部１３が前記柱状支持部１１の上面に当接した時、該
膨出部１３によって前記金属製芯金１のフランジ部６下
面と合成樹脂製支持体２の支持筒９上面との間に所定間
隙Ｌ（第２図参照）を形成すべく構成している。
フランジ状の膨出部１３を有する特殊なもので、この膨
出部１３が前記柱状支持部１１の上面に当接した時、該
膨出部１３によって前記金属製芯金１のフランジ部６下
面と合成樹脂製支持体２の支持筒９上面との間に所定間
隙Ｌ（第２図参照）を形成すべく構成している。
換言すれば、前記固定釘３のフランジ状の膨出部１３上
面から釘上端までの長さαは、インサート施工完了時に
前記フランジ部６の下面と支持筒９上面との間にコンク
リートを充分に介在させると共にフランジ部６下面に当
接した釘３がフランジ部６頭部を打叩くことにより釘３
に直接打叩力が伝達して釘３を打ち込むことができる所
定の間隙りが形威される長さに設定している。
面から釘上端までの長さαは、インサート施工完了時に
前記フランジ部６の下面と支持筒９上面との間にコンク
リートを充分に介在させると共にフランジ部６下面に当
接した釘３がフランジ部６頭部を打叩くことにより釘３
に直接打叩力が伝達して釘３を打ち込むことができる所
定の間隙りが形威される長さに設定している。
このように構成した天井用インサートを使用するに当っ
ては、第１図に示す如く予め合成樹脂製支持体２の柱状
支持部１１．１１．１１に固定釘３，３．３を挿入して
支持させると共に、前記支持筒９の嵌入孔８に金属製芯
金１の本体５部分を嵌入させ、これを前記型枠４上に打
叩くことにより型枠４に固定する。
ては、第１図に示す如く予め合成樹脂製支持体２の柱状
支持部１１．１１．１１に固定釘３，３．３を挿入して
支持させると共に、前記支持筒９の嵌入孔８に金属製芯
金１の本体５部分を嵌入させ、これを前記型枠４上に打
叩くことにより型枠４に固定する。
このとき第２図に示す如く所定の間隙りが形成される。
しかる後にコンクリートＣを打設し養生するものである
。
。
さらに型枠４を解体した後、支持筒９の孔８を通して芯
金１のネジ孔７に吊ポルｌ−Ｂを螺合し、これによって
天井あるいは配管等の吊下物を吊架するものである。
金１のネジ孔７に吊ポルｌ−Ｂを螺合し、これによって
天井あるいは配管等の吊下物を吊架するものである。
このように本考案は金属製芯金１と、この芯金１を嵌入
支持させる合成樹脂製支持体２と、該支持体２を型枠４
に打ち付は固定する固定釘３とからなる天井用インサー
トにおいて、前記金属製芯金１は円柱状の芯金本体５の
上端にフランジ部６を一体形成すると共に、該芯金本体
５の下端からその軸線に沿ってネジ孔７を螺設してなり
、又前記合成樹脂製支持体２は前記芯金１の本体５部分
を嵌入させる嵌入孔８を中心部に穿設した支持筒９の下
部に固定座１０を一体形成すると共に、支持筒９の外側
複数個所に固定釘３抱持用の柱状支持部１１を形成し、
この柱状支持部１１に前記固定釘３を挿入するための貫
通孔１２を穿設してなり、さらに前記固定釘３は試打３
の中間よりやや上部に膨出部１３を有し、この膨出部１
３が柱状支持部１１上面に当接した時、該膨出部１３に
よって金属製芯金１のフランジ部６下面と合成樹脂製支
持体２の支持筒９上面との間に所定間隙りを形威すべく
構成したものであるから、インサート施工完了後におけ
る火災発生時に合成樹脂製の支持体２がコンクリ−）ｃ
内で燃焼しても前記間隙りから流入し、凝固したコンク
リ−１−ｃにより金属製芯金１は完全に包囲されてがた
つきを防止すると共に、吊下物が落下するのを防ぐこと
ができる効果を有するものである。
支持させる合成樹脂製支持体２と、該支持体２を型枠４
に打ち付は固定する固定釘３とからなる天井用インサー
トにおいて、前記金属製芯金１は円柱状の芯金本体５の
上端にフランジ部６を一体形成すると共に、該芯金本体
５の下端からその軸線に沿ってネジ孔７を螺設してなり
、又前記合成樹脂製支持体２は前記芯金１の本体５部分
を嵌入させる嵌入孔８を中心部に穿設した支持筒９の下
部に固定座１０を一体形成すると共に、支持筒９の外側
複数個所に固定釘３抱持用の柱状支持部１１を形成し、
この柱状支持部１１に前記固定釘３を挿入するための貫
通孔１２を穿設してなり、さらに前記固定釘３は試打３
の中間よりやや上部に膨出部１３を有し、この膨出部１
３が柱状支持部１１上面に当接した時、該膨出部１３に
よって金属製芯金１のフランジ部６下面と合成樹脂製支
持体２の支持筒９上面との間に所定間隙りを形威すべく
構成したものであるから、インサート施工完了後におけ
る火災発生時に合成樹脂製の支持体２がコンクリ−）ｃ
内で燃焼しても前記間隙りから流入し、凝固したコンク
リ−１−ｃにより金属製芯金１は完全に包囲されてがた
つきを防止すると共に、吊下物が落下するのを防ぐこと
ができる効果を有するものである。
また前記支持筒９の外側には複数の柱状支持部１１を形
威し、この柱状支持部１１に前記固定釘３を挿入するた
めの貫通孔１２を穿設しているので固定釘３の挿入操作
が極めて簡単である。
威し、この柱状支持部１１に前記固定釘３を挿入するた
めの貫通孔１２を穿設しているので固定釘３の挿入操作
が極めて簡単である。
なお、上記実施例においては固定釘３を３本用いる構造
について示したが、試打３は２本あるいは４本等複数本
用いる構造にしてもよく、又、固定座１０の形状も任意
に決定すればよい。
について示したが、試打３は２本あるいは４本等複数本
用いる構造にしてもよく、又、固定座１０の形状も任意
に決定すればよい。
第１図は本考案に係る天井用インサートの一実施例の使
用状態を天井用インサートの正面から見た部分断面正面
図、第２図は同天井用インサートの背面図、第３図は第
２図のＡ−Ａ線矢視断面図、第４図は第３図のＢ−Ｂ線
矢視断面図。 １は金属製芯金、２は合成樹脂製支持体、３は固定釘、
４は型枠、５は芯金本体、６はフランジ部、７はネジ孔
、８は嵌入孔、９は支持筒、１０は固定座、１１は柱状
支持部、１２は貫通孔、１３は膨出部、Ｌは間隙。
用状態を天井用インサートの正面から見た部分断面正面
図、第２図は同天井用インサートの背面図、第３図は第
２図のＡ−Ａ線矢視断面図、第４図は第３図のＢ−Ｂ線
矢視断面図。 １は金属製芯金、２は合成樹脂製支持体、３は固定釘、
４は型枠、５は芯金本体、６はフランジ部、７はネジ孔
、８は嵌入孔、９は支持筒、１０は固定座、１１は柱状
支持部、１２は貫通孔、１３は膨出部、Ｌは間隙。
Claims (1)
- 金属製芯金１と：この芯金１を嵌入支持させる合成樹脂
製支持体２と、該支持体２を型枠４に打ち付は固定する
固定釘３とからなる天井用インサートにおいて、前記金
属製芯金１は円柱状の芯金本体５の上端にフランジ部６
を一体形成すると共に、該芯金本体５の下端がらその軸
線に沿ってネジ孔７を螺設してなり、又、前記合成樹脂
製支持体２は前記芯金１の本体５部分を嵌入させる嵌入
孔８を中心部に穿設した支持筒９の下部に固定座１０を
一体形成すると共に、支持筒９の外周複数置所に固定釘
３抱持用の柱状支持部１１を形成し、この柱状支持部１
１に前記固定釘３を挿入するための貫通孔１２を穿設し
てなり、さらに前記固定釘３は該釘３の中間よりやや上
部に膨出部１３を有し、この膨出部１３が柱状支持部１
１上面に当接した時、該膨出部１３によって金属製芯金
１のフランジ部６下面と合成樹脂製支持体２の支持筒９
上面との間に所定間隙りを形成すべく構成したことを特
徴とする天井用インサート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3007880U JPS5845368Y2 (ja) | 1980-03-07 | 1980-03-07 | 天井用インサ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3007880U JPS5845368Y2 (ja) | 1980-03-07 | 1980-03-07 | 天井用インサ−ト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56130508U JPS56130508U (ja) | 1981-10-03 |
| JPS5845368Y2 true JPS5845368Y2 (ja) | 1983-10-15 |
Family
ID=29625975
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3007880U Expired JPS5845368Y2 (ja) | 1980-03-07 | 1980-03-07 | 天井用インサ−ト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5845368Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-03-07 JP JP3007880U patent/JPS5845368Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56130508U (ja) | 1981-10-03 |
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