JPH10508071A - コンクリート構造物の支持アンカー - Google Patents

コンクリート構造物の支持アンカー

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JPH10508071A JP8508340A JP50834095A JPH10508071A JP H10508071 A JPH10508071 A JP H10508071A JP 8508340 A JP8508340 A JP 8508340A JP 50834095 A JP50834095 A JP 50834095A JP H10508071 A JPH10508071 A JP H10508071A
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Abstract

(57)【要約】 コンクリート製の壁、床、或いはスラブに用いる支持体(30)である。この支持体(30)は、鉄筋または鉄筋格子を型枠から離間させるのに用いてもよい。また、この支持体は、端面壁をもつ本体(33)と、その端面壁を通して使用することにより、取付ロッドや取付物を支持体(30)に固定可能とするアンカー(32)とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】発明の名称 コンクリート構造物の支持アンカー発明の属する技術分野 この発明は、支持体に関するもので、特に具体的には、鉄筋及び鉄筋格子のた めの支持体に関する。発明の背景 この発明を、鉄筋及び鉄筋格子のための支持体を例にしながら説明する。なお 、これはあくまで例である。 鉄筋及び鉄筋格子の支持体としては、一般に「バーチェア」と呼ばれるものが 知られている。かかる支持体は形状やサイズが様々である。これらチェアはまた 、鉄筋や鉄筋格子だけでなく間隙形成材を支持したり間隔を設けたりするのに使 われることもある。チェアはコンクリート内に入れて、鉄筋及び鉄筋格子をスラ ブや床の中の好きな位置にしっかりと保持し維持するものである。一般的に床や スラブを打設する際には型枠が用いられるが、バーチェアはその型枠にのせられ る。コンクリートの打ち込み及び養生の後に型枠は取り払われる。 高層や多階数のビルにおける床の構造では、隣接階の間のフロアスラブはビル 内階下の天井であると共に床としての機能を有する。天井の設備や補助天井は通 常スラブから吊り下げられるため、何らかの方法でスラブに固定する必要がある 。型枠が取り除かれると設備品のための取付ロッドがスラブの下側に取り付けら れるが、これらは型枠を取り払わなければスラブに固定することができない。即 ち、型枠を取り払ってからスラブに穴を開け、その穴に、設備品用の取付ロッド を受けるためのアンカーを入れて使用するのが現状である。或いは、エクスプロ ーシブ工具(explosive tools)を用いてファスナをスラブに打ち込むことによっ て、スラブに設備品を固定する方法もある。 これらの方法は共に冗長であり、取付ロッドを定位置に取り付ける前にスラブ へ装着する別の専用部品が必要である。 支持体は、型枠上で鉄筋及び鉄筋格子を支えるために使用され得るものではあ るが、必ずしもこの目的だけに使用する必要はない。その主目的が、コンクリー トスラブや壁への取付ロッド等接続を容易にし、設備や天井をスラブや壁に簡単 に取り付けられるようにすることにあってもよい。 本発明の目的は、鉄筋及び鉄筋格子を支持し、また少なくとも上述した不具合 を最小限に抑える支持体を提供することにある。発明の開示 本発明によれば、本体と、好ましくは少なくとも部分的に除去可能な壁部のあ る端面壁と、この端面壁を通して使用可能となり取付ロッド等を固定可能な前記 本体内のアンカーまたはコネクタと、を備え、前記本体が、埋め込み先のコンク リートからの引抜きに抵抗するようになっている支持体を提供する。 このような支持体の本体は、好ましくはその埋め込み先のコンクリートスラブ の下側からの、或いはコンクリートの床や壁からの引抜きに抵抗する形状とする 。 即ち支持体は、その端部間に肩部や段部を設けてコンクリート内で引っ掛かる ようにし、引き抜けないようにしてもよい。または、一端部を、型枠にのせる他 の端部より大きくするようにしてもよい。より好ましくは、一端部から他の端部 まで延びるテーパ付きの支持体とする。この場合、支持体の2つの側面を互いに 向かい合わせて一端部から他の端部まで延ばしたものとしてよい。支持体が2つ より多い側面を有する場合は、その全側面に同様にしてテーパを付けてもよい。 一具体例として、支持体に連続的な側面壁を持たせてほぼフラストコニカル形 (円錐台形)にし、埋め込み先のコンクリートに固定できるようにしてもよい。 更に好ましくは、支持体に支持用溝または支持用突部を設けて鉄筋または鉄筋 格子を支えるようにするとよい。その溝は、端面からの深さを2種類としておく のが好ましい。一具体例として、溝は、端面壁から離間した端部内に十字形やそ の他の形状で形成される。またこの他にも、端面壁から離間した本体端部に鉄筋 または鉄筋格子をのせるだけでもよい。 部分的な除去可能壁部を設ける場合は、本体底面壁の一部をなすようにしてお くのが好ましい。より好適には、その壁部が底面壁から完全に除去可能にしてあ るのがよい。本体の高さは、支持体を置く型枠の上面から所望の距離のところで 鉄筋または鉄筋格子が確実に支持されるように選んでよい。 本体には、端面壁から離間させて着脱式蓋部材を備えるようにしてもよい。こ の蓋部材は、本体に対して摩擦嵌めまたはスナップ嵌めするものとしておけばよ い。このような蓋部材の外面部に支持部分を提供しておいてもよい。好ましくは 、その支持部分は1以上のリブをもったものとする。 本体内のアンカーまたはコネクタは、取付ロッドを連結可能なアンカー部をも つものとしてよい。一具体例として、このアンカー部は、ねじ付きスタッド(stu d)またはねじ付きアパーチャ(aperture)とすることができる。またはその他にも 、アンカーにアパーチャ部分またはアイレット(eyelet)をもたせて取付ロッドを 固定してもよい。 アンカーは、部分的な除去可能壁部を本体から取り除いたときに使用可能にな るようにしておく。アンカーは、除去可能部分を取り除いた後に単純に本体の外 側から使用できるようにしておいたり、或いは、端面壁の一部分を除去すること によって本体から部分的に突出するように移動する形態にしておくとよい。 アンカーは、端面壁が部分的に除去されたときに本体から突出するように付勢 しておくことができる。そのためにハウジング内に付勢手段を設けるとよい。こ のように本体からアンカーを駆動して使用可能となるようにすれば、水平な床や スラブの場合と同様に鉛直や傾斜した壁であっても対象物品を固定するために支 持体を使用することが可能になる。付勢手段は、アンカーに作用するばねで構成 すればよい。そしてそのばねは、端面壁から離れたハウジング端部とアンカーと の間に位置させるとよい。これにはコイルばねが最適で、本体末端部の形状をほ ぼ円筒形にし、該端部内に通常は収納されている構成としておく。図面の説明 以下の図面を参照しながら本発明の実施形態が説明される。 図1aは、本発明の実施形態に係る鉄筋用支持体の平面図である。 図1bは、図1aの断面線I−Iに沿う支持体の断面図である。 図2は、図1aの断面線II−IIに沿う支持体の断面図である。 図3は、支持体のねじ付きアパーチャの1つをより詳細に示した図1b相当の断 面図である。 図4は、本発明の他の実施形態に係る支持体の分解斜視図である。 図5は、図4に示す支持体の分解側面図である。 図6は、図4及び図5の支持体の組立側面図である。 図7は、設備や補助天井用の取付ロッドを支持可能な状態とした支持体の組立側 面図である。 図8は、第1位置で示した支持体の更なる実施形態の横断面図である。 図9は、第2位置で示した図8の支持体の横断面図である。 図10は、第1位置で示した別の実施形態の支持体の横断面図である。 図11は、第2位置で示した図10の支持体の横断面図である。発明の実施の形態 図1a及び図1bに示した支持体10は、その上端部11に、2組の鉄筋また は鉄筋格子用の溝が十字状に形成されている。一方の十字形溝12は、他方の十 字形溝13よりも深く端部11内に凹設されている。鉄筋または鉄筋格子はこの いずれの溝12,13で受けてもよく、従って鉄筋または鉄筋格子は、支持体の 下端部14から異なった距離で選択的に支持することができる。このために、支 持体の端面14を型枠に当てて回転させ、溝12,13のいずれかを選択して鉄 筋または鉄筋格子を嵌めることができる。 支持体10の側面部15,16,17,18にはテーパが付けられ、上端部1 1の方が下端部14よりも面積が大きくなっている。従って、支持体10の周り に一旦コンクリートを流し込めば、該支持体はコンクリートスラブの下側からの 引抜きに抵抗して耐えられるようにしてある。 支持体10は、中央アパーチャ(穴)19と、このアパーチャ19の周囲に所 定間隔で設けた4つのアパーチャ20,21,22,23と、を備えている。こ れらのアパーチャは盲孔として提供されるので、該支持体周辺に注がれるコンク リートがアパーチャ内へ流れ込むことはない。上端部11から各アパーチャまで はウェブ24で仕切られている。これら各アパーチャには、図3で示すようにね じ切り25が設けられている。 使用にあたっては、コンクリートスラブ形成位置に設置された型枠上の所定ポ ジションに支持体10が置かれる。つまり、例えば配水管、ケーブルトレイ、空 調ダクト等の設備に沿った位置である。鉄筋または鉄筋格子は、型枠上の所定高 さに支持体で支持され延設される。そして鉄筋格子、鉄筋及び支持体の上からコ ンクリートが流し込まれ、コンクリート内に埋設されることになる。 コンクリートの養生後は型枠を取り外せる。すると、支持体の端面14がスラ ブの下面(天井面)に臨んでおり、該支持体中のねじ付きアパーチャを使用する ことができる。即ち、ねじ付き取付ロッドをアパーチャのいずれかへねじ込むこ とで、必要な設備をスラブ下の所望の位置に支持可能となる。スラブの施工者が 、伸張を要する設備に沿って完成スラブ下面に這わせる支持体の配置を承知して いればよい。 図4及び図5に示すのは、蓋部材31と、アンカー32と、本体33と、を備 えた支持体30である。その蓋部材は、適宜どのような方法で本体に固定しても よい。例えば蓋部材31は、本体33と嵌合させるものとできる。この蓋部材3 1にはリブ34,35が十字形に配してあり、これに鉄筋または鉄筋格子をのせ るようにすることが可能である。蓋部材は多様な厚みで作ることができ、それに より鉄筋または鉄筋格子の適当な間隔取りが可能である。 アンカーは主要部36をもち、この主要部分からアイレット37が延びている 。そしてこのアイレットに、アパーチャ38が備えられている。 本体33は、頭部開放形でチャンバー41をもち、該チャンバー内にアンカー を受け入れられるようにしてある。アンカー32は、本体33に蓋部材31が取 り付けられると通常は本体33内に収納された状態となる。この本体33は、底 面壁42の中央部分に、その他の部分よりも薄くし弱くした除去可能な壁部(或 いは薄膜部)43を備えている。この除去可能な壁部43を底面壁42から外せ ば、その結果できる本体33の底面壁42の開口からアイレット37を引き出す ことができる。 本体33は、釘を通して当該支持体を型枠に固定するためのアパーチャ33b をもつ翼部33aを対向させた状態で備えている。また蓋部材31は、アパーチ ャ31bをもつ突出部31aを対向させた状態で備えている。従って、一旦蓋部 材31を本体33へ固定した後に2本の釘を用いて蓋部材と本体をしっかりと固 定するだけでなく、本体と蓋部材を共に型枠へ固定することもできる。 図6は、アンカー32を本体33内に組み入れて蓋部材(カバー)31で密封 した組立状態の支持体30を示している。なお、同図の支持体30は型枠45の 上にのった状態で示してある。従って、除去可能な壁部43はそのままで、アイ レットも本体内に残っている。この状態で鉄筋または鉄筋格子(図示略)を支持 体30の蓋部材31で支持し、該支持体上からコンクリートを注入すればよい。 蓋部材31と除かれていない除去可能な壁部43とにより、支持体30内空間に コンクリートが入り込むことはない。コンクリートが硬化すると型枠45は取り 払われる。 図7は、コンクリートスラブの下面46を示しており、型枠は取り払われてい る。弱い壁部43は全体的に壊されるか除去されるかされ、それにより本体33 の底面壁にできた開口からアンカー32が部分的に引き出されている。この場合 主要部36により、アンカーが本体33から脱落するのが防止されている。図示 の状態となればアパーチャ38が利用可能となるので、取付ロッドまたは他の手 段をアンカー32に固定して補助天井や他のビル設備ををスラブから吊り下げる ようにすることができる。 支持体30は、完成スラブに吊り下げる設備品等の配置に対応させて、型枠上 に慎重に位置決めする。その際、必要に応じて支持体30を釘やステップル等で 型枠に固定し、コンクリート注入中に支持体30がズレないようにしておくこと が可能である。 図8は、鉛直なコンクリート壁51に埋め込んだ状態の支持体50の例を示す 。型枠は既に壁から取り外してあり、物を固定する表面52が露出している。こ の支持体50は、端面壁55に続く隣接の部分54がテーパ状にされた比較的薄 肉構造のハウジングまたは本体53を備える。端面壁55は、型枠を取り外せば 除去可能となる脆弱部57で区画された部分56をもつ。 本体53は、通常は本体内第1位置に位置するコネクタまたはアンカー58を 備えている。このアンカー58は、ねじステム(stem)59とテーパ付リテーナ(r etainer)60とで構成されている。このリテーナのテーパは部分(円錐形部分) 54のテーパに合わせてあり、リテーナが部分54のテーパに当接する位置にな ったときにはコネクタステム59が本体から脱落することのないようにしてある 。端面壁(先端壁)55から離間した本体端部(基端部)にはばね61が設けら れており、コネクタ58を図8の第1位置から図9の第2位置へ付勢している。 型枠により形成した壁空間内に図8の支持体を所定間隔で配置しておいて、コ ンクリートを注入することができる。コンクリートの養生後に型枠を取り外すと 、複数の支持体50の端面壁55が表面52に現れる。これら端面壁の部分56 を除去することでコネクタ58が図9の第2位置へ移動する。そして対象物をス テム59に連結すればよい。 図8及び図9に示した構成にすれば、支持体を用いて物品を鉛直な壁に取り付 けることが可能である。 図10及び図11は、図8及び図9に示したのと同様な支持体を示すが、但し ばねが無い点で相違している。この支持体65は、テーパ部分67をもつ本体6 6を備えている。端面壁68は脆弱部分69を備え、これにより端面壁の一部を 取り去ってコネクタ70を通すことができる。コネクタ70は、ねじステム71 及びリテーナ72を備え、リテーナ72は本体のテーパ部分67のテーパに合う テーパ壁をもっており、該コネクタがハウジングから脱落するのを防ぐ。 図10及び図11の支持体は図8及び図9の支持体と同様の方法で設置される が、水平な床や壁に配設され、端面壁の一部を取り去ると自重でコネクタ70が 第2位置へ移動するようになっている。図10及び図11の支持体を鉛直な壁に 使用することも可能であるが、この場合には端面壁を取り去ってからステムを図 11の位置へ手作業で移動させる必要がある。
【手続補正書】特許法第184条の4第4項 【提出日】1996年1月18日 【補正内容】 請求の範囲 1.本体と、好ましくは少なくとも部分的に除去可能な壁部のある端面壁と、 前記本体内に位置したアンカーまたはコネクタと、を備え、前記端面壁から組付 部分が除かれると、前記アンカーが、全体的に前記本体内にある第1位置から前 記本体から突出した使用可能な第2位置へ移動できて取付ロッド等を固定可能に なり、また本体が、埋め込み先のコンクリート等の物質からの引抜きに抵抗する ようになっている支持体。 2.アンカーは、本体からの脱落を防止する主要部と、取付ロッド等を固定可 能なアパーチャ付きのアイレットと、をもつ請求項1記載の支持体。 3.アンカーは、本体からの脱落を防止する主要部と、該主要部から突設され て取付ロッド等を固定可能なステムと、をもつ請求項1記載の支持体。 4.端面壁から除去可能な壁部が除かれるとアンカーを第2位置へ移動させる 付勢手段を本体内に備えた請求項1記載の支持体。 5.本体は、内部に付勢手段を設置する端部が円筒形とされ、そして端面壁に 続けてフラストコニカル形とされる請求項4記載の支持体。 6.ステムがねじ付きである請求項3記載の支持体。 【手続補正書】 【提出日】1997年2月27日 【補正内容】 請求の範囲 1.本体と、好ましくは少なくとも部分的に除去可能な壁部のある端面壁と、 前記本体内に位置したアンカーまたはコネクタと、を備え、前記除去可能な壁部 が前記端面壁から除かれると、前記アンカーが、全体的に前記本体内にある第1 位置から前記本体から突出した使用可能な第2位置へ移動できて取付ロッド等を 固定可能になり、また本体が、埋め込み先のコンクリート等の物質からの引抜き に抵抗するようになっている支持アンカー。 2.アンカーは、本体からの脱落を防止する主要部と、取付ロッド等を固定可 能なアパーチャ付きのアイレットと、をもつ請求項1記載の支持アンカー。 3.アンカーは、本体からの脱落を防止する主要部と、該主要部から突設され て取付ロッド等を固定可能なステムと、をもつ請求項1記載の支持アンカー。 4.端面壁から除去可能な壁部が除かれるとアンカーを第2位置へ移動させる 付勢手段を本体内に備えた請求項1記載の支持アンカー。 5.本体は、内部に付勢手段を設置する端部が円筒形とされ、そして端面壁に 続けてフラストコニカル形とされる請求項4記載の支持アンカー。 6.ステムがねじ付きである請求項3記載の支持アンカー。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.本体と、好ましくは少なくとも部分的に除去可能な壁部のある端面壁と、 この端面壁を通して使用可能となり取付ロッド等を固定可能な前記本体内のアン カーまたはコネクタと、を備え、前記本体が、埋め込み先のコンクリートからの 引抜きに抵抗するようになっている支持体。 2.アンカーは、端面壁から本体内へ延びる少なくとも1つのねじ付き穴から なる請求項1記載の支持体。 3.端面壁から本体内へ延びる5つのねじ付き穴を備える請求項2記載の支持 体。 4.本体に段状外周部をもつことで埋め込み先のコンクリートからの引抜きに 抵抗する請求項1記載の支持体。 5.本体にテーパが付いてることで埋め込み先のコンクリートからの引抜きに 抵抗する請求項1記載の支持体。 6.本体がフラストコニカルの形状とされることで埋め込み先のコンクリート からの引抜きに抵抗する請求項1記載の支持体。 7.端面壁から離間した上端部に、鉄筋または鉄筋格子を受けるための溝を有 する請求項2記載の支持体。 8.溝が2種類の深さで提供される請求項7記載の支持体。 9.本体は中空で、端面壁から離間した端部に着脱可能な蓋部材をもつ請求項 1記載の支持体。 10.蓋部材は本体にスナップ嵌めまたは摩擦嵌めされる請求項9記載の支持 体。 11.アンカーは本体内に配置され、そして端面壁から除去可能な壁部が除か れたときに、全体的に前記本体内にある第1位置から前記本体より突出して使用 可能な第2位置へ移動できるようにしてある請求項10記載の支持体。 12.アンカーは、本体からの脱落を防止する主要部と、取付ロッド等を固定 可能なアパーチャ付きのアイレットと、をもつ請求項11記載の支持体。 13.アンカーは、本体からの脱落を防止する主要部と、該主要部から突設さ れて取付ロッド等を固定可能なステムと、をもつ請求項11記載の支持体。 14.端面壁から除去可能な壁部が除かれるとアンカーを第2位置へ移動させ る付勢手段を本体内に備えた請求項11記載の支持体。 15.本体は、内部に付勢手段を設置する端部が円筒形とされ、そして端面壁 に続けてフラストコニカル形とされる請求項14記載の支持体。 16.ステムがねじ付きである請求項13記載の支持体。
JP8508340A 1994-08-25 1995-08-17 コンクリート構造物の支持アンカー Pending JPH10508071A (ja)

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