JPS5844868Y2 - 果実加工食品 - Google Patents

果実加工食品

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JPS5844868Y2
JPS5844868Y2 JP1980008001U JP800180U JPS5844868Y2 JP S5844868 Y2 JPS5844868 Y2 JP S5844868Y2 JP 1980008001 U JP1980008001 U JP 1980008001U JP 800180 U JP800180 U JP 800180U JP S5844868 Y2 JPS5844868 Y2 JP S5844868Y2
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JP
Japan
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dried
fruit
outer skin
processed
powder
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JP1980008001U
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English (en)
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JPS56111691U (ja
Inventor
佐吉 早田
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  • Preparation Of Fruits And Vegetables (AREA)
  • Confectionery (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は乾燥又は蜜漬乾燥された果実や果肉を主原料
とした果実加工食品に関するものである。
乾燥果実や蜜漬乾燥果実としては、例えば干柿、蜜漬干
りんご、干桃、干否子、干ぶどう、干プラム、干いちじ
く等がよく知られている。
しかし、これ等は古くから主に保存性に重点がおかれて
生産されていたもので、そのま・食されることが多く、
干ぶどうを除けばそれほど加工程度の進んだ食品として
知られていない。
干ぶどうの場合でも、パンやビスケット内にそのま・混
入されているのが普通であり、原形が認められる程度の
加工である。
つまり、従来は乾燥果実や蜜漬乾燥果実はそれ以上の加
工が殆どなされず、味や外観が必ずしも現代人の嗜好や
感覚に合わないものであった。
この考案は加工形状や調味の自由度が高く、現代人の嗜
好や感覚に合うように加工でき、しかも本来の保存性の
良い点も生かし得る果実加工食品を提供しようとするも
のである。
この考案による果実加工食品は、基本的には第1図に示
すように、内部域1とその内部域を包囲した別の外皮部
2とからなり、上記内部域1と外皮部2との双方が共に
乾燥過程を経て得られた乾燥果実を水を加えないですり
潰したものによって形成されていることを特徴とするも
のである。
この構成の果実加工食品は、全体が本来保存性の良い乾
燥果実を水分を加えないでそのまますり潰したものを主
体とするもので、必要に応じて寒梅粉、コーン粉末、グ
ルテン粉末などが混入されることもあるか゛、いずれも
日もちの良い点を変えることのないものであり、従って
食品保存料などを添加しないでも保存性はきわめてよい
ものである。
また、全体がすり潰したものであって適度の可塑性を有
するものであるから、任意の大きさ及び形状に加工でき
、さらに内部域1と外皮部2とで構成されているから、
異種の果実を組合わせて独特な風味とすることができる
と共に外皮部2に、所望の色の材料を用い、あるいは着
色し易いうすい色のもの、例えば干桃や蜜潰干りんごを
すり潰したものを所望の色に着色して用いれば、乾燥果
実そのままの場合に較べて現代人の嗜好や感覚によりよ
く合った外観とすることができる。
そして、内部域1も外皮部2も乾燥果実をすり潰したも
のであるから、味付は及び香り付けも可能であり、そう
することによってよりいっそう現代人の嗜好や感覚に合
うものとすることができる。
以下この考案を実施例によってより詳細に説明する。
実施例1 第2図は青梅形状の外形に作ったものである。
内部法1は梅干からとった梅肉に、粉末グルテン、もち
米を蒸して餅をせんべい状に作りこれを焼いて粉末にし
たもの(寒梅粉)及び砂糖を適量混入してすり潰したも
のを用いである。
外皮部2は蜜漬干りんごに寒梅粉、青色着色剤を混入し
てすり潰したものを用いである。
成形は、大福もちを作る際に用いられる包あん機により
丸いもち状にした後に、型押し又は手作業により一部に
凹所3を形成して、別に外皮部1と同じ材料で茶色に着
色された小塊を凹所3内に着け、図示していないが表面
に馬鈴薯の澱粉ととうもろこしの澱粉を混合したもの又
はもち米から餅をつくりそれを粉にしたもの(味甚粉)
をまぷ゛して完成する。
実施例2 実施例1の外皮部2に用いた蜜潰干りんごの代りに干桃
を用いたものである。
実施例3 第3図は柿の形状に作ったものである。
内部法1は干柿をすり潰しただけのもので、何も混入し
ていない。
外皮部2は実施例1における外皮部1と着色が異るだけ
で、すなわち補色に着色されているだけで、同様にして
作られる。
成形も包あん機により丸形に形成した後に、別に形成し
たへた5を付け、前記味甚粉をまぶして完成する。
実施例4 図示していないが、実施例3と同じ材料で、外皮部の着
色と外形とを変えて、干柿形状にしたものである。
成形も同じ手順である。以上の実施例はいずれも乾燥果
実を水を混入しないですり潰したものが用いられており
、その他の材料も保存性のよいものであるから、非常に
日もちがよい。
実施例1,2,3.4のものは6月前に加工したものが
現在に至っても変質していないことが確認された。
また、寒梅粉の混入はすり潰した乾燥果実の硬さを調節
したもので、一般的には内部法及び外皮部に硬さや粘り
を与えて成形を容易にするために上記寒梅粉の他にコー
ン粉末、グルテン粉末などを適宜混入するとよく、これ
によって日もちか変ることはない。
またこの加工食品中の乾燥果実はすり潰した状態で存在
するから、その製造過程における調味が非常に容易であ
る。
特に、蜜潰干りんご及び干桃をすり潰したものは薄い色
であって非常に着色し易く、また味や香りも強くないの
で、所望の味や香りを付けることもきわめて容易である
従って、外形ばかりでなく、色及び味や香りにおいても
加工の自由度が非常に高く、現代人の嗜好や感覚に合っ
たものとすることができる。
またこの加工食品は、突き出しや茶うけに好適であり、
ケーキのデコレーションに使用することもできる。
特にその風味は、原料に果実を使用しであるので、従来
の砂糖とゼラチンで作られたゼリーとは全く異ったもの
であり、歯ざわりも異っている。
上記実施例において、実施例のいくつかは、加工の最終
工程で味甚粉を使用したが、これは加工食品の美感を増
すためと、完成品が互いに粘着しないようにするためで
あり、場合によってはけしの実、脱脂粉乳、きな粉、あ
おのりの粉末、各種の澱粉質の粉末などを使用して略々
同様な効果が得られる。
以上のように、この考案によれば、乾燥果実のすり潰し
たものを使用して、現代人の嗜好や感覚にあった形状や
味や香りに、また日もちをよく作ることが可能な果実加
工食品を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による果実加工食品の基本的な構造を
示す断面図、第2図は実施例1の中央縦断面図、第3図
は実施例3の中央縦断面図である。 1・・・・・・内部法、2・・・・・・外皮部。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)内部域とその内部域を包囲した別の外皮部とから
    なり、上記内部域と外皮部との双方が共に乾燥過程を経
    て得られた乾燥果実を水を加えないですり潰したものに
    よって形成されていることを特徴とする果実加工食品。
  2. (2)実用新案登録請求の範囲(1)に記載の果実加工
    食品の外皮部が蜜漬干りんご、干桃、干プラム及び干ぶ
    どうのいずれかをすり潰したものからなることを特徴と
    する果実加工食品。
JP1980008001U 1980-01-25 1980-01-25 果実加工食品 Expired JPS5844868Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980008001U JPS5844868Y2 (ja) 1980-01-25 1980-01-25 果実加工食品

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980008001U JPS5844868Y2 (ja) 1980-01-25 1980-01-25 果実加工食品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56111691U JPS56111691U (ja) 1981-08-28
JPS5844868Y2 true JPS5844868Y2 (ja) 1983-10-12

Family

ID=29604686

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JP1980008001U Expired JPS5844868Y2 (ja) 1980-01-25 1980-01-25 果実加工食品

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JPS56111691U (ja) 1981-08-28

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