JPS5844601Y2 - デュアル型電界効果トランジスタ - Google Patents

デュアル型電界効果トランジスタ

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JPS5844601Y2
JPS5844601Y2 JP10236178U JP10236178U JPS5844601Y2 JP S5844601 Y2 JPS5844601 Y2 JP S5844601Y2 JP 10236178 U JP10236178 U JP 10236178U JP 10236178 U JP10236178 U JP 10236178U JP S5844601 Y2 JPS5844601 Y2 JP S5844601Y2
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fet
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JP10236178U
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JPS5520258U (ja
Inventor
彰康 石谷
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ソニー株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はテ゛ユアル型電界効果トランジスタ(以下テ゛
ユアルFETという)に係わる。
近時、例えばオーテ゛イオ用アンプ等の差動アンプにお
いて、第1図に示すように対のFET1及び2よりなる
テ゛ユアルFETが多く用いられる。
このテ゛ユアルFETにおいて、アンプの高性能化に伴
い、その各FETの特性の均一化いわゆるペア特性の向
上が望まれている。
このようなデュアルFETのペア特性を向上させるため
には、第2図に示すように対のFET1及び2を共通の
半導体基体3上に同時に形成する所謂モノリシックIC
(集積回路)構造を採ることが有利である。
ところが、このようなモノリシックICの構造を採って
もなお、そのペア特性を十分向上させることができない
これは、各FETの高gm化、低雑音化のためにはその
チャンネル幅ができるだけ大きく形成されることが望ま
れ、これがために必然的に各FETI及び2のパターン
の広がり面積(占有面積)が大となり、これに伴って半
導体基体自体に分布する特性のばらつきの両FET1及
び2に与える影響が大となることに因る。
すなわち令弟2図において両FET 1及び2の配列方
向をX方向とし、これと直交する方向をY方向とすると
き半導体基体3に分布するばらつきの成分をXe、分と
Ym分に分解して考えると、Y方向に関するばらつきは
、両FET1及び2の双方が共に受けることになるので
、ペア特性に影響を及ぼすことがないが、X方向に関し
ては、FET1及び2の配置位置が異なるために夫々異
なる影響を受けたことになってペア特性が悪くなる。
これを図式化して説明する。
すなわち、第3図において横軸にX方向の位置をとり、
縦軸に特性のばつきをとるとき、直線aをもってそのば
らつきが分布している状態を考える。
第3図中破線すはばらつきがなく均一性を有するレベル
を示したもである。
今、第1のFET 1がX方向に関してX。
−X1間に分布し、第2のFETがX1〜X2間に分布
しているとすると、第1のFET 1及び2において、
第3図に逆向きの斜め線を付して示した夫々異なるばら
つきの影響を受けることになる。
このような欠点を回避するものとして、各FET 1及
び2を夫々複数の電界効果トランジスタ素子に分割し、
これら分割された電界効果トランジスタ素子をX軸及び
Y軸の双方に対して対称的にすなわち点対称的に配列し
、対のFET1及び2に関する分割されたFET素子の
対応する各電極の相互、即ちソース同志、ドレイン同志
、ゲート同志を相互に電気的に接続して特性の均一化す
なわちペア特性の向上を図るものがある。
ところが、この場合、各FET素子の配置パターンが複
雑となって対応する対のFET1及び2における各FE
T素子相互の接続にあたってその接続のための内部配線
(すなわち半導体基体上に絶縁層を介して被着する導電
層よりなる配線パターン)に電気的に絶縁して交差させ
るクロスオーバ一部が生じてしまう。
このクロスオーバーを行うためには、一方の配線の一部
を半導体基体に選択的に拡散した配線用の領域によって
形威し、この配線用の領域上において絶縁層を介して導
電層よりなる他の配線が横切る(クロスオーバー)よう
にするなどの方法が採られるが、このようにクロスオー
バーのための拡散領域を設けることは、製造工程数が増
加するとか、この拡散領域を設けるためのマスク合せの
裕度を見込んだ面積を必要とするとか、更にこの領域の
存在によって寄生抵抗及び寄生容量が増大し、特性劣化
を来すという欠点がある。
更に、このクロスオーバーを絶縁層を介した2層の金属
配線によって行うことも考えられるが、この場合におい
ても2層の配線を施すための工程数の増化、従ってコス
ト高、更に信頼性の低下などを招来する。
本考案においては、複数の素子間を上述したような接続
配線のクロスオーバーによって連結するなどの必要性が
なく、シかもすぐれたペア特性を有するテ゛ユアルFE
Tを提供するものである。
本考案においては、第4図にその概略的構成を示すよう
に、共通の半導体基体10に一方向例えば第4図に示す
X方向に第1、第2、第3及び゛第4の4つのFET素
子11,12,13.14を順次配列する。
そして一つ置きのFET素子すなわち第1のFET 1
1と第3のFET素子13とを更に第2のFET素子1
2と第4のFET素子14とを対応する電極に関して、
即ち夫々ソース、ドレイン及びゲートに関して共通に接
続し、第1及び第2のFET素子FET1及びFET2
を構成する。
第5図を参照して本考案をNチャンネル型の接合ゲート
型のテ゛ユアルFETに適用する場合について説明する
この場合、例えばN型の半導体サブストレー)10Aを
設け、これの一生面上に下部ゲート領域となる4つのP
型の埋込み領域15を例えば選択的拡散等によって形成
し、これの上にN型の°半導体層10Bをエピタキシャ
ル成長して共通の半導体基体10を構成する。
各埋込み領域即ち下部ゲート領域15の周辺部を囲むよ
うにこれと連結するように半導体層10Bの表面より、
例えば選択的拡散によって下部ゲート領域の電極取出し
領域となり且つアイソレーション領域となる領域15と
同導電型の分離領域16を形成する。
又、半導体層10B上には、表面不活性化となり又選択
的拡散のマスクとなるSiO2の絶縁層17が被着され
る。
そして領域16と埋込み領域15とによって取囲まれる
部分18〜21がX方向に平行配列するようになされる
この場合、夫々部分18〜21がY方向に延長するよう
に設けられる。
各部分18〜21には、夫々P形の上部ゲート領域22
に対応する各領域16と連結するように例えば領域16
の選択的拡散と同時に形成され、これを挾んでその両側
に必要に応じてソース及びドレインの各電極とり出しの
低抵抗のN型の領域23及び24を例えば選択的に形成
する。
そして、各部分18〜21における領域16上にゲート
電極25を、領域23及び24にソース及びドレイン各
電極26及び27をオーミックに被着する。
このようにして各部分18〜21に、FET素子11〜
14を形成する。
そして、1つ置きのFET素子11及び13.12及び
14の各ソース電極同志、ドレイン電極同志、ゲート電
極同志を接続して、端子Sl、S2.DI、D2.G1
゜G2を導出し第4図に説明した2つのFET(FET
1.FET、)を構成する。
尚、第5図においては4つのFET素子11〜14は基
本的構造を示したものであるが、実際上は、チャンネル
幅を大とするために、例えば第6図に示すように、各素
子11〜14の上部ゲート領域22を夫々一方向(Y方
向に)のびる長方形の部分18〜21を横切るように所
要の間隔を保持して格子状に配列し、この領域22間の
1つ置きをソース及びドレイン各領域とし、一方櫛状の
ソース電極及びドレイン電極26及び27を基体10上
の絶縁層17上に跨ぎ、且つその各櫛歯の先端がソース
及びドレイン各領域にオーミックに連結した構造とする
尚、第6図において、第5図と対応する部分には同一符
号を符して重複説明を省略するが、この場合、各素子1
1〜14の1つ置きの1組の素子11と13の夫々の電
極25相互、電極26相互、電極27相互を、素子11
〜14の一側(第6図において上側で)において連結し
、他の素子12と13と同様に各対応する電極相互を他
側(第6図において下側)において、例えば導電層より
成る配線によって絶縁層17上において連結する。
尚第6図の例においては、上部ゲート領域を格子に設け
ることによって各FET素子に関するチャンネン幅を大
としてgmの増大及、及び低雑音化を図ったものである
が、上述したパターンに限らず種々のパターンを採り得
る。
しかしながら何れにおいても各FET素子の各活性領域
のパターンは略々同一パターンとする。
このような本考案構成によれば、各素子11〜14は、
Y方向に延長して設けられるのでY方向に関する特性の
ばらつきに関しては、夫々同一条件下にあるのでこれが
ペア特性に影響を及ぼすことを回避できるものであるこ
とは、第2図に説明したものと同様であるが、更にX方
向に関する分布の特性のばらつきによる影響を第7図を
参照して考察する。
この場合第3図に説明したと同様のX方向に関する特性
のばらつきの分布を有するものとすれば、X方向に領域
11.12.13及び14がX。
からX01の間、X01からXlの間、XlからX12
の間、X12からX2の間に存在するものとすると、各
素子11〜14には、夫々ばらつきA1−A4が存在す
ると考えられる。
ところが本考案によれば素子11と13とが連結され、
素子12と14が連結されることによって特性のばらつ
きが部分A1の一部がA3と相殺されA4の一部がA2
と相殺されることになるので2つのFET (FET1
及び下ET2)に関してそのX方向の特性のばらつきの
影響を激減できることが判る。
上述したように本考案によれば特性のばらつきの影響を
激減できペア特性の向上を図ることができるものである
が、更に第6図で説明したように、一つ置きの素子に関
して、そのソース同志、ドレイン同志及びゲート同志の
接続配線を第6図において上側及び下側の互いに反対側
の側方において行うことができるので、冒頭に述べたク
ロスオーバーの必要を回避しこのクロスオーバーに伴う
諸欠点を全廃できるものである。
尚上述した例においては、本考案を接合ゲート型電界効
果トランジスタに適用した場合であるが絶縁ゲート型電
界効果トランジスタによるテ゛ユアル型電界効果トラン
ジスタに適用して同様の効果を奏せしめること明らかで
゛あろう。
【図面の簡単な説明】
第1図はデュアル型電界効果トランジスタの構成図、第
2図は従来のデュアル型電界効果トランジスタの概略的
構成図、第3図はその特性のばらつきによるペア特性の
説明図、第4図は本考案によるデュアル型電界効果トラ
ンジスタの概略的構成図、第5図は本考案によるテ゛ユ
アル型電界効果トランジスタの一例の断面図、第6図は
本考案のテ゛ユアル型電界効果トランジスタの一例の上
面図、第7図はその特性のばらつきによるペア特性の向
上の説明に供する図である。 10は半導体基体、15は下部ゲート領域、16は分離
及び下部ゲート電極取出し領域、22は上部ゲート領域
、25.26及び27は夫々ゲート、ソース及びドレイ
ンの各電極である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1、第2、第3及び第4の電界効果トランジスタ素子
    が同一の半導体基体上に、一方向に順次配列され、上記
    第1の電界効果トランジスタ素子と第3の電界効果トラ
    ンジスタ素子の各対応電極が相互に電気的に接続されて
    一方の電界効果トランジスタが構成され、上記第2の電
    界効果トランジスタ素子と上記第4の電界効果トランジ
    スタ素子の各対応電極が相互に電気的に接続されて他方
    の電界効果トランジスタが構成されてなるデュアル型電
    界効果トランジスタ。
JP10236178U 1978-07-25 1978-07-25 デュアル型電界効果トランジスタ Expired JPS5844601Y2 (ja)

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JPS5520258U JPS5520258U (ja) 1980-02-08
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