JPS5844573Y2 - 静電現像用マグネツトロ−ル - Google Patents

静電現像用マグネツトロ−ル

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Publication number
JPS5844573Y2
JPS5844573Y2 JP1979099164U JP9916479U JPS5844573Y2 JP S5844573 Y2 JPS5844573 Y2 JP S5844573Y2 JP 1979099164 U JP1979099164 U JP 1979099164U JP 9916479 U JP9916479 U JP 9916479U JP S5844573 Y2 JPS5844573 Y2 JP S5844573Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
magnet roll
magnet
magnetic yoke
electrostatic development
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979099164U
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English (en)
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JPS5616905U (ja
Inventor
邦彦 古屋
博大 林
Original Assignee
住友特殊金属株式会社
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Publication date
Application filed by 住友特殊金属株式会社 filed Critical 住友特殊金属株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、光電効果と静電現像を応用した静電式複写
機の静電現像用マグネットロールに関する。
従来、静電現像用マグネットロールは、第1図に示すよ
うに、非磁性シャフト2に挿入した非磁性支持体7の外
周面の軸線方向に設けられた溝部に、数個の永久磁石8
を適当な角度・位置に、各々異極となるように配設し、
非磁性スリーブ1内に同心して設けてなる。
しかし、該永久磁石8は、その製造コストが比較的高く
つくため、永久磁石8の数を有効に減らして製造コスト
の低減を図った第2図に示すようなマグネットロールが
考えられた。
このマグネットロールは、前記非磁性支持体7(第1図
)を磁性体10となし、磁性体10の外周面軸線方向に
突条部9を形成したことを特徴とするもので、突条部9
に永久磁石8□のS極側磁力線が流入し非磁性スリーブ
1に近接する側の端部にS極が誘起される。
従って突条部9、すなわち極誘起部材は磁石と全く同じ
機能を果す。
このマグネットロールによれば、上記のように、機能を
低下することなく製造コストの低減を図れるが、まだ、
非磁性シャフト2と磁性体10とのはめあい及び位置決
め、また磁性体10と突起部9が一体の場合は研削量が
過大になり材料費の無駄が大きく、更に別個に構成した
突条部9を磁性体10に密着する場合でも切削・研磨等
の複雑な加工を要するなど種々の難点があった。
この考案は、上記欠点を除くことを目的としたもので、
先に本考案と同一出願人が出願した静電現像用マグネッ
トロール(実願昭53−123862)(実公昭56−
11089号)の改良考案である。
すなわち実願昭53−123862においては、裏面の
長手方向に両端より各々1ないし数対の把持用爪と位置
止め用突起を突出させた任意の形状を有するプレス成形
された磁性ヨークの該位置止め用突起に非磁性シャフト
に形成した溝部を合致させるように該非磁性シャフトを
把持用爪に押圧、嵌合する構造にて磁性ヨークと非磁性
シャフトとを固着するものであるが、非磁性シャフトの
位置精度は、互いの形状精度に依存することとなり、磁
性ヨークのプレス成形特、及び非磁性シャフトの押圧時
に必然的に決定され必ずしも高精度とは言えない 又、固着の強度においても非磁性シャフトを把持用爪に
押圧、嵌合するだけでは低く、その強度も一定になりに
くく接着剤を用いたとしても作業性が悪く、価格を高騰
させることとなる。
本考案はこれらの欠点を改善し、前記の目的の他、非磁
性シャフトの位置精度、固着強度が高く、かつ安価な静
電現像用マグネットロールを得るべく、磁性ヨークのプ
レス打抜き加工時に、その両端部分に複数個の突起を突
出させ、該突起部に非磁性シャフトをプロジェクション
溶接したことを特徴とする静電現像用マグネットロール
を提案するものである。
すなわち、本考案の磁石構成体を形成する上で、プロジ
ェクション溶接はその作業性、固着強度等の点で最も適
した溶接方法であり、特にプロジェクション溶接上不可
欠の突起部を磁性ヨークのプレス打抜き加工時に突出さ
せるため、プレス打抜き加工の長所と、プロジェクショ
ン溶接の長所とを有効に利用することができる。
次に、この考案の一実施例を第3図、第4図に基づいて
説明する。
両側縁辺を互いに逆向きに屈曲せしめてなる磁性ヨーク
4の裏面の長手方向中央の両端部に該磁性ヨーク4のプ
レス打抜き加工時に、表面側より押圧して複数個の突起
3を形成し、左右両端それぞれの突起3に非磁性シャフ
ト2,2を軸線を揃えて当接し、プロジェクション溶接
により両者を堅固に固着し磁石構成体とし、第4図に示
すように磁性ヨーク4の中央部と屈曲縁辺には異方性矩
形一体磁石6□、62がそれぞれ長手方向に設けられ、
一方の側端部5にはS極が誘起するように構成される。
したがって、第2図に示した従来のマグネットロールと
同様の機能を果すことができる。
なお、磁性ヨーク4の突起3に非磁性シャフト2.2を
溶接する際は、回転中心が正確に一致するごとく位置決
めするため、治工具等に磁性ヨークと非磁性シャフトを
装置してプロジェクション溶接するが磁性ヨーク、非磁
性シャフトとも形状が簡単な為、該治工具の形状も簡単
なものでよく、正確に溶接固着でき、作業性も良い。
又、固着強度においても溶接時の加圧・電流を一定にす
ることで極めて容易に、均一にかつ高い強度を得ること
ができる。
この考案は、上記のごとく、磁性ヨークは鋼板をプレス
加工により一体化して形成できるため、材料の無駄がな
く、かつ切削・研磨等の複雑な加工も必要ないため、製
造コストは著しく低下するとともに非磁性シャフトの位
置精度、固着強度が高い静電現像用マグネットロールを
得ることが可能となるものである。
なお、磁性ヨークは錆等で腐食しないようにメッキ等の
処理を施したり、あるいは、メッキ鋼板等の防錆処理施
工した鋼板を使用しているものとする。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の静電現像用マグネットロールの縦断面図
、第2図は従来の改善された静電現像用マグネットロー
ルの縦断面図、第3図aはこの考案による磁性ヨークと
非磁性シャフトの構成体の斜視図、第3図すは同構成体
の端部を裏面より見た斜視図、第4図はこの考案による
マグネットロールの縦断面図である。 図中、1・・・・・・非磁性スリーブ、2・・・・・・
非磁性シャフト、3・・・・・・突起、4・・・・・・
磁性ヨーク、5・・・・・・側端部、6□。 6□・・・・・・異方性矩形一体磁石。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円筒非磁性スリーブと磁石構成体の相体的回転自在なる
    静電複写機用マグネットロールの磁石構成体部に鋼板を
    プレス打抜き加工した磁性ヨークを設けたものにおいて
    、該磁性ヨークの両端部分にプレス打抜き加工時に突出
    させた複数個の突起部に非磁性シャフトをプロジェクシ
    ョン溶接したことを特徴とする静電現像用マグネットロ
    ール。
JP1979099164U 1979-07-18 1979-07-18 静電現像用マグネツトロ−ル Expired JPS5844573Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979099164U JPS5844573Y2 (ja) 1979-07-18 1979-07-18 静電現像用マグネツトロ−ル

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JP1979099164U JPS5844573Y2 (ja) 1979-07-18 1979-07-18 静電現像用マグネツトロ−ル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5616905U JPS5616905U (ja) 1981-02-14
JPS5844573Y2 true JPS5844573Y2 (ja) 1983-10-08

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ID=29331915

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JP1979099164U Expired JPS5844573Y2 (ja) 1979-07-18 1979-07-18 静電現像用マグネツトロ−ル

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JP (1) JPS5844573Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5611089U (ja) * 1979-07-03 1981-01-30

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5611089U (ja) * 1979-07-03 1981-01-30

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Publication number Publication date
JPS5616905U (ja) 1981-02-14

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